2008年5月

糸魚川うるわし

2008年5月30日(金曜日)

 さる5月25日(日)、隣接の糸魚川市でお茶会がありました。知人の奥様の初お手前です。実は私たち夫婦には合わせると要介護度が8になる三人の親がいます(4人で16!もの知人がいます)が、糸魚川への50キロはokでしょう。で、初お手前の応援団で駆けつけました。まず訪れた会場は雨上がりの翡翠(ひすい)園。多くの名石があしらわれた壮大なお庭付きの茶室でした。「葉々起清風」のお軸に、黒船の花器で笹百合とヤマボウシに迎えられました。さわやかな長久窯、和やかな席主様、初のお手前は息整え真心込められて満点。美味しいお茶とお菓子に大安楽でした。
次いで近くの玉翠(ぎょくすい)園へ移って立礼(りゅうれい)席に座りました。こちらは同業の大先輩ご夫妻のお席でした。風炉(ふろ)の灰景色がまた素晴らしく、二碗をはじめ諸器まことに麗しかったです。お二人から家族のようにしていただいて幸せでした。
その後、隣接の谷村美術館へ。久しぶりにお会いした曼珠沙華、天彦、聖観音、、、。仰ぎ見る仏は、年とともに有り難みが増して名残は尽きませんでした。帰宅しますと親も無事。これまた大安楽でしょう。

 

翡翠園の門

 

翡翠園内

 

谷村美術館の回廊

 

谷村美術館

茶も石もみどり麗し糸魚川 仏もおわして名残尽きなし

受賞しました

2008年5月26日(月曜日)

 既に報道されましたように、今年4月24日、関東甲信越建築士会ブロック会において樹下美術館が平成19年度新潟県の優良建築物として選定されました。
 今回は加盟11都県から5件が選ばれ、当館は新潟県における三年ぶりの対象となったようでした。このたび5月24日、受賞された上越市の一級建築士・大橋秀三氏(大潟区出身)が表彰状を携えて来館されました。氏は計図面・スケッチ図を23メートルにおよぶ巻物にされ大変驚かされました。
 「童謡のごとく」と大橋氏が述べられましたが、樹下美術館はふるさとの野辺にふさわしい穏やかさをもって周囲と調和をしていると思います。筆者は施工中の建物に「あたかも動物が和んで横たわっているような」印象を受けていました。また内部は平屋の小館でありながら方向、形状、高低、空間分量に楽しい変化の工夫がなされています。このため来館者様には作品鑑賞とあいまって密かな興奮をもたらしていることが実感されます。皆様のこのような心地良い高まりは、こんどは自然の外気に直面するようなカフェや外のベンチでゆっくりクーリングダウンされる印象があります。
 完成までの作業を通して、建築が五感と目的機能を計る高尚できわめて総合的、ある意味大変な芸術であることがよくわかりました。これまでいくつも受賞されている大橋氏は、空間への直感や絵画センスに優れ、今後のさらなる活躍が期待されます。
 大橋秀三さんおめでとうございました。とても気に入っています、有り難うございました。

 

受賞記事080425

 

設計図面の巻物

 

表彰状

春の田

2008年5月12日(月曜日)

 樹下美術館の南側で春の農作業が進んでいます。
植え終えた田は瑞々しい生気があふれ、しろ掻き中の田には、虫を求めて様々な鳥たちが飛来しています。
初めて分かったのですが、ツバメは一定の風向きがある場所では、おもに風上に向かう時に多く捕食していることが観察されました。
つまり風上へはホバリングなど様々な変化をつけて捕食しながら飛び、田の端で反転するとあまり捕食動作をせず一気に風下に向かうことを繰り返していました。
とても賢そうに見えました。

 

風上へ向かうツバメ

 

風上へ向かうツバメ

 

風下へ向かうツバメ

 

一年前のこの時期、樹下美術館はまだ一部工事中でした

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