使用感

2009年4月3日(金曜日)

 4月1日から陶芸ホールは齋藤三郎の食器を展示しています。18のケースに130点ほどの器でかなり賑やかになりました。ケースによっては茶碗屋さんの雰囲気です。

 

 昨日お会いしたお客様が、ジョッキが良かったと仰いました。ジョッキのどこが良かったのでしょう、とお尋ねしますと「使用感が」というお答。

 

 なるほど、展示作品はきれいばかりが良いのではないのですね。特に食器では使用された事が見どころの一つ、と改めて知らされました。ちゃんと生きたことの勲章?でしょうか。

 

 展示のうちほかに使用感が多く見られるのは、急須と湯飲みです。家では欠けた陶齋の器をよくセメダインで接着して使いました。見えるかどうか、欠けやヒビ、茶渋で感じが出ているものを並べて撮ってみました。
来年は開館満三年となります。記念行事として、カフェでコーヒーなどの後に、宜しければ陶齋の湯飲みでお番茶をお出ししてみたいと考えています(こちらはなるべくきれいなもので)。

 

 人間も長い間、自らを使ったり使われたりして傷つき汚れもします。年を経てそれらが魅力や味になるならばいいですね。 


鉄絵の陶器ジョッキ(マグカップ)、名脇役でした。 


湯飲み:痛々しいほど使い込まれたものもあります。 


パーツが面倒な急須。磁器も陶器も陶齋は飽かず作り、そして使われました。

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