2010年5月1日

母と美術館へ、そして95年の人生は長いか短いか。

2010年5月1日(土曜日)

 

 

館内で 

かって家にあった物を不思議そうに見る母。

  

 予報が当たり朝からサツキ晴れとなった。仕事の後、今年初めてのと美術館へ。展示を見終わってカフェに座ると、これが最後かねとつぶやいた。幸せを感じている言葉だから、「また来よう」で十分なのだろう。

 

紅茶

 

 それから「95まで生きるとは思わなかった」と続く。「95年は長かった?短かった?」と尋ねてみる。いつものように「短かった」が答だ。多くのお年寄り(多分私も、、、)は同じように答えるだろう。しかし「長ーかったです」という言葉も聞いたことがある。沢山ご苦労をされた方の言葉だったように思う。

 

庭 

 お茶の後、外へ出て盛りのヤマザクラを見る。10本ほどの桜は以前雑木林だった敷地に自生していた。その後、庭の花にやる肥やしが桜にも効いて前よりも元気になった。ヤマザクラの花色は多様で味わい深い。野に里に馴染むのでソメイヨシノよりもずっと和める。

 

 随分ご機嫌斜めだった春が、一気に新緑へと急ぎはじめた。

 

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