2010年12月21日

上越市大潟区の名菓 マルト歌代(うたしろ)商店のいちじく菓子

2010年12月21日(火曜日)

 上越市に美味しい物は沢山あるが、大潟区潟町のいちじくの御菓子は秀逸だと思う。今年は気候の影響で缶詰などは品薄となり私たちはキャンセル待ちだった。 

缶詰とバヴァリアのカップ 
  絶品のいちじく缶詰にドイツバヴァリアのカップで紅茶を飲んでみた

 

 拙診療所のすぐ前、歌代商店にはいちじくのジャム、缶詰、ようかん、最中、それにどらやきなどがあり、遠く高田・直江津にまで固定ファンがいらっしゃる。夕刻お店に寄ったら埼玉県から注文の電話が入っていた。

 

ラベル表 
 1907年創業と書かれているいちじくの缶詰ラベルはどこかアールデコ調

ラベル裏 
缶詰ラベル裏の品名に 「いちじくシラップづけ」とあり、 今どきでも新しい。

 

 歌代商店のいちじく製品の開発には親戚すじの故・歌代万吉氏の尽力が欠かせない。山林王とも言われた氏は現金収入に乏しい当地の振興にと各地を回って見聞を深めた。その折り、横浜と聞いたがいちじくが商品化されていることを知ったという。

 

 以後、現大潟区一帯においていちじく栽培を広め、且つマルト商店で商品化に向けた研究が続けられた。缶詰やようかん、最中などが作られるようになり、集落からいちじくの集荷も実現した。たしかその昔、どの家にも一本はいちじくの木があり、我が家にも古木があった。

 

 最後に、万吉氏は当館展示陶芸家・齋藤三郎氏をも支援している。かって三郎氏が窯を作るに当たって生命線とも言える薪が不足した。歌代氏は自らの松林から遠く高田まで薪の供給を続け、窯の火が保たれることになったという。振興について、地域を俯瞰するようなスケールには感嘆を禁じ得ない。

 

 マルト歌代商店:上越市大潟区潟町159番地  電話025(534)2155

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