学校保健委員会 メディアを取り巻く環境、そして健康

2011年2月10日(木曜日)

 いっとき粉雪がちらつく寒い一日、小学校で学校保健委員会があった。テーマはメディアを取り巻く環境、そして健康だった。長年かつ最大級の問題だ。

 

集中 
集中する5年生 

 集まった5年生に語られた上越教育大学教授・石野正彦先生のお話「テレビ・ゲームとのつきあい方を考えよう」は非常に有益だった。

 

 子どもたちと応答しながら進める石野先生のお話は道しるべとして明快。本当の問題は何か、努力の向こうにどんなすばらしいことがあるのか、具体的に触れられた。

 

 自らの改善は心に滲ませて初めて道がひらける。タバコも肥満も過剰なアルコールもみな同じだろう。本人が論理、感覚とも納得できる助言しか効果がない。

 

 先生の話に生徒達は集中を維持した。自分たちも何とかしたいと思っていることが伝わる。私は親御さん達に対して助言を求められた。豊かに人生を楽しむこと、テレビもゲームもない家で読書とラジオで育っている姪たちの話を少しさせてもらった。

 

 一昔前なら信じられないような今日のタバコの状況。いつの時代でも問題の背景は強力だ。何かと飼い慣らされていないだろうか?減りつつある喫煙は長い努力が無駄でなかったモデルの一つだと思いたい。 

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