2011年3月13日

ハートのシーグラス 復旧に向かう車輌群 教授 原発

2011年3月13日(日曜日)

 今日は温かくよく晴れた。新潟市の個展会場へ出向く日。海へ寄るとハート型をしたシーグラスに出会った。

 

ハートのシーグラス 

 途中のサービスエリアには自衛隊の災害派遣車両群と、おびただしい一般の重機・工事用車輌が途中補給していた。これまでとは次元の異る復旧活動になるのだろう。いよいよ始まろうとしている、心を強くしてもらった。

 

救援車両 新潟県・高田駐屯地の災害派遣車輌 

  新潟市の会場で今年をもって退官される新潟大学の相澤教授が待っていて下さり、大変恐縮した。3年前まで新潟県医師会の理事会で毎月お会いしていた。学問と愛情の先生は以前とお変わりなくお元気で、とても嬉しかった。

  

 このノートを書いている途中、甥から電話が入った。志津川小学校の生徒達は無事、という情報があるという。そうあってほしいと心から願った。ある記者さんの言葉のように静かに待ってみよう。

 

 それにしても復興は、新しい国を一つ作るくらいの仕事になるのでは。

州が意識されるかもしれない。

 

 足をひっぱているのが東京電力原子力発電所。急峻な私たちの国がなぜ水力発電に特化しないのだろう。原子力発電所は一帯に人を拒絶するうえ、広範囲に渡って農水産業や観光などの地場力を低下させる。水力発電所ならいくら作っても日本の風景に馴染むにちがいない。
 被爆リスクに晒され続ける作業現場も余りに可哀想だ。もう身の丈を考えてみる機会なのではないだろうか。

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