2012年2月7日

可愛いごみ箱  燃やす?燃す?

2012年2月7日(火曜日)

まる三日降雪を免れた。今日はよく雨が降り外気温も7℃前後まで上がった。雪は相当に(2,3割?)減っのではないだろうか、良いタイミングだった。週末には寒波が来るが、期間がさほど長くはなさそうだ。 

 

 さて午後から保育園で入園予定児の健診をした。置かれていたゴミ箱のかわいらしいこと。

 

ゴミばご大変可愛いゴミ箱

 

保育園も小さな社会だ。子どもたちの出すゴミもきっと可愛いにちがいない。

 

さて箱の表示「もやせるごみ」はちょっとしたクイズだ。「燃やす」「燃す」、どちらが正しいか?ひらがなだったので余計気になった。私には幾分似たことで「消す」「消やす」があった。

 

小生は上越市大潟で「燃やす」と言って育った。東京へ出て「燃す」と言い始るとすぐに「燃やす」が言いにくくなった。もしかしたら「燃やす」は方言かなと思ったが両方共通語ということだった(このたびネットによる)。

 

但し「ファイトを燃やす」と言うが「ファイトを燃す」とは言わない。ファイトを燃すではファイトが尽きる懸念が生まれ、反対になる。

発生の「燃ゆ」からすれば「燃やす」が順で「燃す」は派生的、あるいは口語の一般化ともとれる。
また語感の「燃やす」には動作も含まれるようだが、「燃す」は無に帰する結果が強調されているようにもとれるが、どうだろう。ゴミに関して言うと関西、東海などでは「燃やせる」、関東では「燃せる」らしい(ネットによると)。

 

もう一つ私に「消やす」と「消す」がある。東京へ出て「消す」を言い慣れるとそれまでの「消やす」がやはりおかしく感じた。しかし今では当地大潟で「消やす」はお年寄りだけの言葉だろう。「消やす」はやはり関西、北陸系統の言葉らしい(ネット引き)。

 

上越市髙田出身の妻は“燃やすと言わず燃すと言ったような気がする、また消やすとは言わなかった”と述べた。

 

「燃やして消やす」、「燃して消す」。火に関係した言葉は変化もワンセットと考えられる。後者には江戸ならではのニュアンスがあるのでは。

 

「もやす」も「もす」も検索すると「燃」が出る。しかし「けやす」では「消」が出てこなかった。言葉には飛び地もあるので少々複雑だ。

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