北方文化博物館の三楽山茶会 スタッフ・裏方さんの働き

2012年5月20日(日曜日)

知人との縁があって北方文化博物館の由緒ある茶会に初めて行ってきた。重文や名物道具が用いられる第23回越後三楽山茶会だった。

 

このたびは、京都から「北村美術館」の貴重な出品とスタッフの参加があった。床(とこ)の掛け物と花に人と自然が息づき、惚れ惚れするお点前と美味しいお茶。そして眼と手で触れるお道具は個性と美しいさびを伝えていた。

 

緑に包まれた広大な庭を、飛び石を楽しみながら三つの茶室を巡る。茶屋のくずきりは爽やかに甘く、点心には尽きぬお心が込められていた。

 

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席では写真を撮らないので、席待ちと食事時に裏方さんやお給仕の皆さんを撮らせてもらった。気働きの良いもてなし、無駄のない動き、充実した縁の下の力持ちを垣間見せてもらった。心底さすがだと思った。

 

茶会とは別に、この日北方文化博物館の驚くべき賑わいに眼を見張らされた。歴史と文化の施設がこんなに人を集めるとは、小館ながら樹下美術館の希望にしたいと思った。

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