大潟水と森公園はアール・ヌーボー公園か。

2012年8月3日(金曜日)

夕刻にカメラを持って近くへ出ることが日課のようになっている。認知症のお年寄りで、夕方になると落ち着かなくなり、家に帰る、と言ったり、徘徊してしまう方は珍しくない。夕暮れ症候群のことだ。

 

私にもそのような気配が現れているのだろうか。

 

さて本日は昨日に続いて鵜の池だった。水と森公園公演のメイン駐車場から入った。トンボを探していたら、白鳥が一羽現れて東の入り江の方へ消えた。

 

今年の冬、群と離れて佇む二羽の白鳥を見たが、その入り江へ行ってみるとやってきた。

 

白鳥IMG_1279
18:50 夏に白鳥?嘴の様子からオオハクチョウやコハクチョウと違う。
      コブハクチョウのようだが、そのコブは目立たない。

 

一羽だけの水鳥を見ていたら西行の歌を思い出した。

「つがはねどうつればかげを友として

       鴛鴦(おし)住みけりな山川の水」     暑さ忘るる一首だ。

 

昨日の夕焼けトンボ、本日は葦と蓮の葉に囲まれた入り江の白鳥。いずれもアールヌーボー調だ。ここのことは“アール・ヌーボー公園”と呼んでいいかもしれない。どことなく自然に詩情がある。

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