2013年10月3日

秋の花 女性が作った新米 シャリマールのカレー。 

2013年10月3日(木曜日)

何とか降らずに済んだ一日、さすが10月、肌寒さを感じた。館内の花もすっかり秋のものに変わった。

ばら庭で淋しげだった秋ばらが白磁壺で
華やいでいた。枝は柏葉アジサイです。
秋草三種のホトトギスと水引き草と紺菊、
ススキと共に手桶の器でお出迎えです。

本日は、かって当館がお世話になった旧上越市の女性から20キロもの新米を頂いた。魅力的な女性が携わる農業!ずしりと重いお米を抱くとひとしお豊かな秋が感じられました。

新米とても楽しみです。台風は大変でしたね、収穫まで本当にご苦労さまでした。

カレー夕食のチキンカレー。

三日後に迫った〝陶齋の器で食事会〟の最後の支度で遅くまで掛かった。寄りつき、食事処、茶席で使う三部屋の片付けとしつらえは、時間と共にしっくりし始め次第に楽しさがつのった。

夕食は樹下美術館の近くのカレー屋さん「シャリマール」で。春から4,5回は来ている。スパイスが効いているのにまろやか、お米が美味しいのも嬉しい。

※ブログが空くと書いた筆先も乾かぬうちに、気がつけば一日2記事も書いていました。

ブログが空く訳 図録と絵画

2013年10月3日(木曜日)

このところ、ノート(ブログ)の更新がしばしば2日~3日空くようになりました。まだ完成を見ない樹下美術館の図録原稿に今また取り付いていることがあります。これまで何度も構成や編集を直し、9割がた終了するとそこで止まってしまうのです。

なぜ?答えの一つとして「図録が出来れば死んでもいい」と、思っている事があげられます。もう少々生きたいという気持ちが、密かなブレーキとなっている気がしないでもないのです。
もう一つ、「こんなんでいいわけがない」といつも最後になると感じるのです。不思議なことに、構成や文章、資料の添削と見直しをすると良くなったりするのです。一生懸命な作業を行っていないのでしょうか。

最後は何より年のせいに違いありません。

色々訳があってもオオカミ老人も限界、笑う鬼も居なくなれば淋しい、と9月を期して毎日取り組んでいる次第です。

ところで図録とは別に、来年5月に遊心堂さんで個展をすることになっています。展示のみの作品を40~50点、売る絵も少なくとも20点は用意しなければなりません。展示だけのはおよそ揃っていますが、売る絵はまだ予定の四分の一ほど、これからです。

ところで私は物心ついた時から絵を描きはじめると、あるいは描こうを思っただけで、自然に口笛が出ます。さほど時間に余裕が無く、絵も決して上手くはありませんが、描くことが心から楽しいのです(しかしいざ描いて、どうしても上手く行かない時は、癇癪を起こして破ってしまうこともありますが、、、、)。

 

つばきの絵昨日再び手を付けた西王母椿の絵。
花の絵は一枚描くのにキスのはらわたほどの絵の具があれば足ります。

さて昨夜、2011年に新潟市は知足美術館の個展に向けて描いたうち、途中で止めていた絵を出して続きを描きました。この完成作品は元々手許にありました。が、10年近く前のこと、上越地域医療センター病院への医師派遣の相談で、医学界の権威を訪ねた折りに持参献上しました。たいした品物ではありませんが、私が最も気に入っていたものでした。

その後、絵画が何かの役に立ったかどうかなど、大きな世界の話になりますのでわかりません。しかし輪郭線トレーシングペーパーが残り、絵はスキャナーに取ってありましたので、復元に挑戦している次第です。

先日大島画廊で見つけた極めて小さな立体キャンバスに、昨夜椿の下絵を描きました。終わってみると有り難いことに、いつもの頭痛が取れて頭がすっきりしているのは嬉しいことでした。

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