人魚伝説公園 鵜の浜から雁子浜へ竹藪の道。

2014年2月2日(日曜日)

まるで春、虫が顔を出しそうな日だった。夕刻に鵜の浜から雁子浜まで行き帰り写真を撮りながら1時間少々散歩した。

鵜の浜の人魚像は季節風を避けているのだろう、囲われていた。
そこから砂浜を数百メートル歩くとこじんまりした「人魚伝説公園」に出る。
ここに言い伝えにちなんだ常夜灯が置かれている。

伝説では佐渡から夜な夜な雁子浜の常夜灯を目指して女(人魚)が現れた、とされる。
以前拙生が書いて公演した「人魚塚」でも常夜灯は大切。道具担当の大工さんが上手に作ってくださった。

1温まっているような人魚像。

 

2人魚伝説公園の碑と常夜灯。
ここから東へ竹藪の中に小道が通っている。
過日土底浜の草道同様、埋設されているガスパイプライン保守用の道のようだ。
歩いてみることにした。

3下りと上り。5Y字路を左へ進む。7雁子浜のゲートボールコートが現れる。9帰路に細い草道を下りる。11春を迎える細い月が寝ている。 4なんとY字路。6道が開け。左に海。8小さな野球場が隣り合う。10右にあるテトラの海に沿って歩く。12鵜の浜温泉に日が暮れる。

おなみと磯吉芝居「人魚塚」のおなみと磯吉。常夜灯で出会う場面。
大道具は大工さん達が作り、背景は何日かかけて小生が描きました。
(幅10メートル近い背景画。大量のカラースプレーで部屋中が黄色になりました)

 

 

おみよおなみと共に嵐の海へ出奔した磯吉。
母が縫った嫁入り衣装を着て、灯を目指して帰れと叫ぶ、許嫁のおみよ。

昔のイベントを思い出しながら1時間少々歩いた。竹やぶなどの小道はひなびて静か。昔ながらの寒村の趣を今に、短い旅をした気分だった。

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