ハーモニー 多様性の悲願。

2014年2月10日(月曜日)

当地の寒波は未だ去り難い面持ちでもじもじしている。

賑やかな報道の割にオリンピックはいまいち。一方新潟県に直結する原発課題が矮小された都知事選は、容認的候補が当選した。

原発に反対していくことは根気と勇気がいる。
地震多発国に立地した多くの原発の不安と将来の禍根の上に乗って暮らすか。
方向を転換し、新たな産業を育てて安心な基盤を切り拓くか。

一丸となれば日本なら後者が達成できると希望を持ちたい。

以下、冬季オリンピックへ出場の歴史を持たない南国キューバ人たちの音楽をYou Tubeからお借りしました。

 


年をとっても味わいのハーモニー。Buena Vista Social Clubの大御所たち。
粗末なスタジオに若者のピアノと魂の歌声。曲は「キサス、キサス、キサス」


長く子どもを故国に残した父。子はピアニストになっていて再会した父とデュオを演奏する。
アフロキューバンジャズの名ピアニスト亡きベボ・ヴァルディスとその子チューチョ・ヴァルディス。
曲は「Tres palabras」(三つの言葉)

 


その息子さんとドミニカ共和国出身の異才、ミッシェル・カミーロとの即興超絶デュオ。
曲は「ピーナッツ・ベンダー」

さてハーモニーやデュオからは豊かさ、多様性、強さなどが生まれる。
二進(二分)法で次第に純化が進行しそうなこの国。
純化は退行を招き、結果として個が脆弱化する生物学的リスクが心配される。

多様性とハーモニーこそ命を背負った者の価値と悲願ではないでしょうか。

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