給餌を断ったシジュウカラのヒナ ヒナにも好き嫌いがある?。

2015年7月24日(金曜日)

せっかく美術館長のブログといいながら、このところ鳥や雲、および庭そして惑星のことなどが続いている。
庭は花、雲は風、星は月になぞらえれば、何とか花鳥風月に触れている、という苦しい言い訳をお許し頂きたい。

さて過日、子育て中のシジュウカラの巣箱にスズメが餌を運んでいたことを書かせて頂いた。
変わった行動は興味深かった。
同じ形の巣箱は診療所の桜にも掛かっている。
コムクドリを期待して掛けたがこちらもシジュウカラが営巣していて、昨日意外な場面を見た。

そもそも巣立ちの近いヒナは絶えず鳴き、大口を開けて餌をねだることが仕事。
だが、昨日のヒナはせっかく親が運んだ餌に見向きもせず、固く口を結んでそれを拒んだ。

 

2巣箱から身を乗り出して、虫らしき餌を受け取るヒナ。

4ところがこの餌に全く反応しない。餌はクモのようだ。

6無視するヒナの脇をすり抜けて中に入る親鳥。

7中に居る他のヒナに給餌したのだろう、親鳥が出て飛び去った。

空腹が専門のヒナの中に、運ばれる餌に好き嫌いを示すものがいたとは。
写真のヒナはクモを嫌ったようだ。
一瞥もくれずあまつさえ親に甘えるそぶりもないとは何と無頼なことだろう。

一方親鳥も特別気にする様子もなければ、叱る?そ振りも無く淡々としていた。

シジュウカラは多産な鳥で、多ければ10ヶも産卵するらしい。
休むヒマなく全員を巣立たせたい親鳥にしてみれば、好き嫌いを示すヒナを特別構いしていられないのだろう。

間もなくこのヒナも巣立ちを迎える。
厳しい外界へ出ればいずれクモを食べるにちがいない。

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