2015年12月

大晦日に大物の夢を見た。

2015年12月31日(木曜日)

今朝、かってない大物の夢をみた。
しかもほんの少し一緒に歌を歌ったのだ。
夢は深層心理が現れるので書き明かすのに躊躇する。
だがもうおじいさんなので気にせず書こう。

さて博物館のような建物を歩いて行くと奥に広い階段があり大きな扉があった。
楽しい気分がして階段を上り扉を開けた。
すると広い部屋の中に真っ白なバスが止まっていた。

キラキラした沢山の美しいグラスがテーブルに並んでいるのが窓から見える。
誰かが出てくる予感とともに、ボンネットを回って来た人こそエルヴィス・プレスリーだった。

咄嗟に何か歌わねばと思い♪Wise men say only fools rush in♪と出だしを歌った。
すると彼は隣に座り笑顔で続きを歌い始めた。

私は何故か鏡を見なければと思い途中で席を立った。
鏡にはすっかり白髪に変わった自分が映っていた。
何故だろうと、髪に手を当てながら戻るとエルヴィスが消えていた。

彼は私の娘のように色白だった。
そういえば今年は娘に会っていなかった。
大晦日にプレスリーになって現れたのか、小柄だが大物の娘らしい。

幸福な感じがして目が覚めた。

 

ところで私は特別エルヴィスのファンではないが、自分の世代では絶大な人物だ。
数日前、川船でメンフィスにあるエルヴィスの記念館を訪ねるツアーの番組を見ていた。
どんな夢判断をされても構わないが、歴史上の人物と夢の中で一緒に歌うなどめったにない事だろう。

夕刻、ある超高齢の二人暮らしのお宅から電話があった。
昼に数回嘔吐して微熱もあるという。
伺うと症状は治まっていて笑顔さえ見えた。
休暇の始まりにこのような事が時にある。
「海外旅行かもしれない、と思っていました」と仰った。

いえ、残念ながら私は開業して40年一度も海外へは行ったことがないのです。
行って見たい所は沢山ありますが、もうチャンスはないだろう、と思っています。
負け惜しみですが、今朝は大いなる人の夢を見ることが出来ました。
夕刻は不安にさいなまれていたおばあさんの所へも行かれたのです。

穏やかな一日だった。

2015年12月30日(水曜日)

今日から診療も冬休み、1月は5日まで休ませて貰うことにした。
文字通りの休みとは思われないが、出来ればという感じだ。
本日三人の方から電話の相談があった。

今のところ上越市にインフルエンザは見られず、
休みのの安穏を祈るばかりだ。

さて空の方は予報よりも良く、雪も降らず穏やかで、夕方には眩しい陽が射した。
たびたび掲載していたクリスマスローズの袋を本日外した。

 

029ありがとう、と言っているように見える。

 

023上越市東北の守り、米山。
山頂を夕陽が照らしていた。

一日でも多く穏やかな日であったほしい。

12年目に気がついた愛車の車速感知式間欠ワイパー機能。

2015年12月29日(火曜日)

私の愛車プログレは2003年12月2日に購入したので12年間乗ったことになる。
遠出もしない生活になり走行距離はまだ13万キロ台だ。
4駆の3ナンバーだが小型のため重宝している。

ところで過日の雨の日、ワイパーのちょっとした機能に初めて気がついた。
走行中に普通に動いていたワイパーが、
信号などで停車すると自動的に間歇式に変わったのだ。
走ると再び一定のスピードで動き出す。
調べてみると車速感知式間歇ワイパーと呼ぶらしい。

だが今までなぜ気がつかなかったのだろう、ぼんやりしていただけなのか。
あるいはもともと機能があったのに使わず、
最近たまたまどこかにあったスイッチに触ったために動き出したものなのか。
いずれにしても突然のプレゼントのような出来事だった。

さて本日が今年の御用納め。
スタッフはじめ色々な方に1年間とてもお世話になった。
果たして今冬の雪はどんなだろう、仕事をして40年経ったが毎年同じ心配をする。

 

014

 

雪中のプログレ2012年2月のブログに掲載した往診時の愛車。
プログレは2007年に廃版になってしまい、今やすっかり未亡人という趣。
それでも故障もせず、酷使に耐えている。
先日すれ違った同車種のドライバーが手を振ってくれた。

身長、万事塞翁が馬。

2015年12月28日(月曜日)

80代半ばのある女性がある事で通ってこられる。
パッとドアを開けサッサと入られ、跨ぐように椅子に座られる。
年令の割にとても動きがいい。

「身軽でいいですね」
「小柄だからでしょうか」
「そうかも知れませんね、親に感謝ですか」
「いえいえ親を恨みましたよ、こんなチビに生んでくれて。学校ではいつも一番びりか二番目でしたもん」
「でも今こんなに元気だから良かったじゃないですか」
「ずっとチビチビって言われ、上から見下ろされてイヤだったですよ。嫁は大きな人を選ばせました」
「そうですか、でもやはり親に感謝でしょう」
「うーん、まあねえ」
なんとかにっこりされスッと立たれた。

私も160センチあるかないかの身長、仰ることは分からなくもない。
幾つになっても親は親、子は子のようだ。
万事塞翁が馬、、、年末が近づくと何かとそんなことを思う。

 1昨日午後の大潟区渋柿浜の専念寺に掛かった冬陽。
あるかなしかの陽はおぼろ月のようだった。

ちらつく雪、クリスマスローズに袋。

2015年12月27日(日曜日)

雪がちらつき2~3℃まで下がったが積もるほどではなかった日曜日。
何度か掲載している一株のクリスマスローズが寒空の下、閉館の庭で満開になっている。

 

004春ならどんなにいいことだろう、しかしこれから雪が舞う庭では辛い。
花は雪や寒風にとても弱い。
いつどかっと降り出すかもしれぬ昨今、本日袋を被せた。

005ヤマブキの枝を支柱にして。

 

008ビニール袋を被せた。

さて終わって見ればいかにも奇妙な感じがする。
また余計なことをしないでほしい、と花が言っているようでもある。

一応本日はこうして、明日たいして降らなければ袋を外そう。
袋は雪が積もり出してからでも良いかもしれない。

様子を見ればいいのか手を加えるべきか、日常でしばしば出会う問題だ。
人にも花にもそれぞれ都合や訳があり、悩ましい。
ただ痛ましさはだけは何とか回避しなければならない。

楽しめたサブリーユの「土曜ジャズ」、素晴らしかった南雲さん。

2015年12月26日(土曜日)

昨日に続いて寒波の土曜日、スタッフは館内の片付けに忙しかった。
午後私は、遅ればせながら車庫の整理と掃除をした。
スタッフの皆さん一年間本当にお疲れ様でした、深く感謝しています。

終えて妻と大潟区上小船津浜は野菜フレンチのビストロ サブリーユで食事をした。
毎月一回行われる「土曜ジャズ」の日で満席だった。

一年半前に聴いた 伊佐治さん、渡邊さん、坂井さんのトリオに
柏崎の南雲麻美さんがゲストで加わられた。
その昔親しんだジャズ、だが女性演奏者のライブは1970年前後、
「ロング イヤロー ロード」で凱旋された秋吉敏子さん以来初めてだった。
アルトサックスを途中クラリネットに持ち替えられた南雲さんが
あまりに上手いのでびっくりした。

天性と思われるスイング感、ハイトーンもロートーンもそしてアップテン
ポもバラードもみな歌う。
全てが聴かせ所という圧倒的な演奏だった。

どんなにジャズがお好きでどれだけ練習し、いかに聴かせる努力を
されたことだろう。
トリオの皆さんもお仕事お持ちの中、一年半前より力強く楽しくかつ新鮮だった。

 

004
ジャズならではの楽しさとスリル。

 

009
メインの鴨肉と野菜。

 

016
素晴らしかった南雲さん。

 

028
美味しいデザートは冬の装い。

以下は今夜の曲目です。
・It Could Happen to You(訂正しました)
・黒いオルフェのテーマ
・Tenderly
・Softly as in a Morning Sunrise
・My One and Only Love
(休憩)
・Memories of You(南雲さんクラリネット)
・鈴懸けの径(南雲さんクラリネット)
・Wendy
・One Note Samba
・All the Things You are

スタンダード曲をメインに麗しい選曲でした。
出ずっぱりでフィーチュアリングされソロを聴かせるのは本当にタフなこと。
南雲さん、そして皆さんお疲れ様でした。
良い年末を有り難うございました。

今年のご来館有り難うございました ルーベン・ゴンザレス キューバの原発。

2015年12月25日(金曜日)

曇り時々雨の本日12月25日、樹下美術館は2015年の営業を終了しました。
振り返りますと、昨年より20パーセントほど来館者様に恵まれましたこと心から感謝いたします。
増加に新幹線の恩恵は見当たらず、もっぱら皆様の口コミと一部サイトの寄与ではと思っています。

これまで年間お一人も見えない日が数日はありましたが、この二年間一日もありませんでした。
当館はもともと賑わう場所ではありませんが、
猛烈な雨嵐の日でもどなたかにお出で頂いたこと一種奇跡のように感謝しています。

本日の最終日は9名様のご来館でした。
ここ三日続けて名残のお茶のみに寄られた方がいらっしゃてとても感謝しています。

中高年の方々、お若いカップル、お一人様、幼いお子様連れ、車椅子の方々、、。、
読書、美術鑑賞、息抜き、癒やし、庭の見物、お仲間のおしゃべり、書類書き、観光の寄り道、、、、。
小さな樹下美術館を思い思いに使って頂きましたことを有り難く思っています。

今年は懸案の収蔵図録編集で、作家さんの大切な事実が幾つか分かりました。
また時代の盲点として残っていた作品も新たに加わりました。
長くご心配をお掛けしてますが、今ようやく迷うわずに最後の編集を行っています。

樹下美術館の過ぎた9年はあっという間でした。
10年目となる16年度の開館3月15日もあっという間にちがいありません。
今年のご来館まことに有り難うございました、来る年もどうか宜しくお願い申し上げます。

 


亡きキューバの名宝ルーベン・ゴンザレスのピアノで「Como siento yo」。
今ある物を大切にしてきたキューバ、ピアノも古そうですね。

緒に就いたキューバとアメリカの国交回復は、来年あたり是非大きく前進してほしい。
その節には原発の輸出入など絶対にせず、良きキューバの文化が継承されますように。
(ソ連の主導で開始された原発建設はカストロ首相の英断で中断されています)

SPで聴いたヴァイオリンの巨匠たち 今夜の月は今年の見納めか。

2015年12月24日(木曜日)

日中は10℃前後で推移し曇りがちの木曜日。
今年の樹下美術館も明日までとなり、お世話になった音楽好きの方たちが集まり蓄音機でSPレコードを聴いた。

エルマン、ジンバリスト、クライスラー、ハイフェッツ、、、。
バッハからイングランド民謡まで、20世紀の巨匠たちの名演が次々によみがえった。
最後は良い声のエディー・フィッシャーで「ジングル・ベルス」が掛かった。

006最後に掛かったジングルベルス。

お客様も次々にやって来られ聴いたりおしゃべりしたり、賑やかなひと時だった。
何人かの方が来年5月8日(土曜日夕刻)のSPコンサートは是非来たいと申し出られた。

 

029夕刻の一時、見え隠れした満月に近い月。

明日は満月だが寒波が待っているらしい。
その後年内は好天が望めそうも無く、これが今年最後の月になるかもしれない。

月を惜しんで映画ピクニックのテーマから「ムーン・グロウ (Moonglow)」

懐かしいフランク・チャックスフィールドの演奏です。

 

クリスマスシーズンのクリスマスローズ。

2015年12月23日(水曜日)

暮迫る樹下美術館にぽつんぽつんと今年最後と仰るお客様が見える。
本日午後のカフェは賑やかなご家族が寄って行かれた。
一緒におしゃべりをしているとこれが本当の忘年会かな、と心温まる。

窓外の庭に先日来お書きしていた一株の白いクリスマスローズが満開に向かって咲いている。
どうしたわけか5,60株のうちたった一株。

花の名の通りクリスマスシーズンに咲いた花は、遠目にも目立ち大変貴重だ。
もう区別が付かなくなってしまったが、昨年買った株かもしれない。
どこか暖かな土地で育ち、暖冬の雪国で故郷を思い出して咲き始めたのか。

人に旅路があるように旅する花もあるのだろう。

 010本日のクリスマスローズ。
もうひと月近く頑張っている。

クリスマスローズ去る11月30日の同じクリスマスローズ。

明後日辺りから寒波に見舞われるらしい。
降り始めたらビニール袋などを掛けて保護してみよう。

長く意味が分からなかったクリスマスソング Deck The Halls。

2015年12月22日(火曜日)

私の中学校時代にアメリカから女性の英語教師が来た。
判然としないが、数ヶ月あるいは半年くらいの在任だったのだろうか。
身長が高くやや背を丸くして歩く先生はどこかエリザベス女王を思わせる威厳のある風貌だった。
(笑顔は優しかったが)

生まれて初めて間近に見る欧米人は随分大人に見えたがお若かったのだと思う。
ミス・ヘイゼル・チルグレンがその人だった。

日本語を全く使わず授業はちんぶんかんぶんでほとんど内容を覚えていない。
思い出せる場面は以下の二つだけだ。
一つは彼女が何かを握っていてそれを私たちが英語で当てるゲーム。
答の一つはボタンだったが中々当たらなかった。

あとは英語の歌を習った。
黒板に歌詞が書かれていたが、まったく意味が分からない。
“ディック ザ シーズン トゥ ビ ジャーリ ファララララーラ、ラララ
ダーウィ ナーワ ゲーアペーロ ファララ、ラララ、ラララ
フロー ディ エンシェン ユータイ キャーロ ファララララーラ、ラララ”

脳裏にある文句は以上で、まず言葉になっていない。
後年クリスマスになるとラジオから聞こえたものの内容はさっぱりだった。

この度クリスマスが近づき、ついにインターネットで検索してみた。
検索の凄い所だろう、なにがしかの単語が合っていれば一定の精度でサイトが並ぶ。

 


Deck The Hall

 

 
Deck The Halls

歌はウェールズに発した「Deck The Halls」という聖歌あるいは讃美歌だった。
“聖なるヒイラギで玄関を飾ろう”というような内容で始まるクリスマスソング。
クリスチャンの方ならだれもがご存知の歌にちがいなかった。

一番は以下のようであり、三番まであった。
【Deck the Halls】
Deck the halls with boughs of holly,
Fa la la la la, la la la la.
Tis the season to be jolly,
Fa la la la la, la la la la.

Don we now our gay apparel,
Fa la la, la la la, la la la.
Troll the ancient Yule tide carol,
Fa la la la la, la la la la.

一見簡単なようだが、deck:飾る、bough:枝、Tis:it is、jolly:楽しい、don:着るかぶる、gay apparel:きれいな服、troll:陽気に歌う、yoletide carol::クリスマスの聖歌、etc.。
古い英語も混じっているようであり、当時も今も自分には無理な歌詞だった。
それを飛ばしながら都合良く覚えたようで、体裁も脈絡もない。

子どもが歌を覚えるなら、こんなことを繰り返して成長すればいいのかもしれない。
だが60年前、たった一、二回外国人教師から教わったものは、摩訶不思議な呪文に変わり長年頭の隅にこびりついるだけだった。

当時クラスでどれだけの人が意味を理解出来ただろう。
ミス、ヘイゼル・チルグレンはどこまで期待して歌を教えたのだろう。
今日、ようやく動画などから、クリスマスを迎える楽しい歌だと分かった。

そもそもさっぱり分からなかったのは私だけだった?

楽しかった新垣隆さんと礒絵里子さん、中郷のコンサート。

2015年12月20日(日曜日)

午後2時から上越市中郷区のはーとぴあ中郷で「新垣隆&礒絵里子 おしゃべりコンサート」を聴いた。
音楽会は「ゴーストの新垣です」という如何にも恥ずかしそうな一言から始まった。

実は今年の春、新垣さんが著した「音楽の真実」を読み、
夏に発売されたCD「ロンド」を買っていた。
著書では少年時代から譜面を見るのが大好きだったこと、
学生時代のジャズのバイトなど興味深く読んだ。

CDは昼休みの美術館のカフェでよく聴いた。

 

018

 

旧知のお二人はピタリと息を合わせ長時間こまやかに演奏された。
おしゃべりコンサートと銘打っただけあり、交わされる話は絶妙だった。

後半のプログラムでC.サンサーンス「白鳥」およびHヴィラ=ロボス作曲「黒鳥」があった。
次が新垣氏作曲「哀しい鳥」だ。
「新垣さんは白鳥と黒鳥にインスパイアーされて作られたそうですね」
「はいそうですが決して盗作ではありません、影響を受けたということです」
私だけだろうか、曲調にメシアンの魂が受け継がれているように感じた。

後半の一張羅というタキシードにうす紅模様の蝶ネクタイが似合っていた。
あくまでお風呂上がりの少年という趣。
一連のゴシップは辛かったはずだが、みな越えて独特のユーモアに変っている。
本当に希有な人だと思った。

 


CDのタイトルになった新垣氏作曲「ロンド」。
ロンドは主なメロディに異なるメロディが次々と入る輪舞曲形式の音楽。
「いつの間にかどこかへ行ってしまい、また戻ってくるどこかの誰かさんみたい」と、
絵里子さんに紹介され満席の会場は笑いに包まれた。

カフェで聞き慣れた氏の曲は、本日クラシック音楽の如く自然に耳に入った。
20世紀初頭~アールデコ~ミッドセンチュリーの諸家のテイストに東洋的な響きが溶ける。
そして何曲かには「サンタが町にやって来る」、「エリーゼのために」、「トルコ行進曲」などが即興的に入っていた。

フリージャズプレーヤーと演奏するなど自在な新垣氏。
幅広い「現代音楽家」として長い活躍を願わずにはいられなかった。
お忙しいお二人のコンサートは明後日、新潟市りゅーとぴあホールで開催される。

  021ノールウエーの作曲家グリークの音楽を思わせる、と新垣氏を感動させた妙高山
(帰路新井P・Aから)。

 アンコールの「エストレリータ(小さな星)」は懐かしく、ヴァイオリンが鳴ると目頭が熱くなった。

いつしか年の瀬らしくなって。

2015年12月19日(土曜日)

不思議なもので年が暮れてくると忙しさの中、名実ともに特別な雰囲気が漂ってきます。
夕刻の明かり、近づくクリスマス、年賀状作り、仕事納めの仕度、、、。
いつしか少なくなった今年を名残惜しみながら過ごせればいと思っています。

011クリスマスが近づいたせいでしょうか、館内にあるラファエロの聖母子像(大公の聖母)の表紙が浮き出して見えました。

 

016夕刻の樹下美術館。

 

036本日東京から届いたシュトーレン。

器は1900年前期アールデコ調のシノワズリ(中国趣味)のトリオでした。
鬼に笑われますが来年の開館の節は、この器もカフェで使ってみたいと思っています。

寒波が来て麓まで降った ドイツのシュトーレン。

2015年12月18日(金曜日)

昨日上越市一帯は寒さに見舞われ沿岸ではみぞれが、三方の山々は麓まで雪に包まれた。
ただ妙高山系のスキー場の積雪は開場には一歩足りない模様で中々うまく行かない。

 

038水平の雲間から少しだけ山頂を覗かせた妙高山。

015妙高山よりも西方面に権現岳、烏帽子岳、阿弥陀岳など険しい西頸城の山塊。

019妙高山より南、板倉区方面の関田山や信越県境の山々。

 

075スタッフが持参したドイツ製のクリスマス菓子シュトーレン
(リンク先の甥夫婦は大潟区でベーカリー「HARENOHI」を営んでいます)

器は15年ほど前に求めた1800年代後半のイギリスのトリオ(カップ&ソーサーと菓子皿)です。
日本趣味(ジャポニズム)漂う器で来年度のカフェにお出しする予定です。
詳しくは後日再度掲載させてください。

初めてのスマホ、高齢者(初心者)に優しくまずほっとした。

2015年12月17日(木曜日)

日ごと予報が当たり本日は風強く、午後遅く気温が2~3度に下がりみぞれが降った。

そんな日の午後スマホを買った。
ガラケーでも良かったが2年前に買った妻の真似をして最も簡単なドコモのスマホにした。

これまでのケータイは主に診療所と美術館と妻の三つのワンタッチダイヤルを使うだけだった。
このたびのは大きな時計と日付、万歩計が最初の画面に出ている。
私にはなんとも優しく嬉しくなる表示だ。
これから必要最小なことになると思うが機能を覚えて使ってみたい。

三つの携帯「らくらくスマートフォン3F-06F」とこれまでの二つのケータイ。
かって一度もメールを使ったことがなく、まさに豚に真珠だった。

それにしましてもこのたびのスマホの待ち受け画面は本当に気に入りました。
三つの要素は単純ながら生きている喜びを黙って教えてくれ、よく研究されていると思いました。
ケータイのワンタッチダイアルは三つでしたが、今度は9つ。
30年間?同じ会社だったらしく、よく分からない割引がありました。

さて荒天の中、今年最後の訪問ですと仰ったお客様、そしてお年寄りのご両親をお連れされた方ほか皆様本当に有り難うございました。
今年度の樹下美術館は25日(金曜日)までで、あと8日となりました。
来年2016年度は3月15日(火曜日)から開館です。

悪天候の雲 昨日のバラは、、、。

2015年12月16日(水曜日)

本日日中は降ることも無かったが風が吹き、夕刻から一段と荒れ、強い風雨に見舞われた。

 

016夕刻16:03頃、在宅回りの帰路で見た雲。
濃い陰影があり立ち上がっているように見える。
間もなく日が暮れたがより強く吹き雨が始まった。

2012年10月30日16:062012年10月30日の同じような時刻に現れた立ち上がるような雲。
数分後、一帯は激しい雨風に襲われた。
本日の雲を見て思い出した。

明日以後さらに冬型が強まり気温もぐっと下がるらしい。

さて昨日哀れみをもって見たバラは本日昼すでに見えなかった。
強風によっていっそう哀れな姿になり見かねた妻が切った、という。
出来れば私が切りたかったが、植えたのは妻だから仕方がない。

冬バラが散っていた 花の別れ。

2015年12月15日(火曜日)

風もなく暖かな火曜日、上越市高田の最高気温が17度とは。
そんな日の庭で、

昨日見たバラの下に花びらがぱらぱらと散っていた
風も無いのに思わぬ暖かさのせいで散ったのだろう
花は突然の別れに呆然としていた
花びらは花よ、花は花びらよ、と呼び合うようだった

風よ吹くな
雨よ降るな
雪よ積もるな
別れても懐かしめ

 

009一枚も重なり合わず花の下に散った花びら。

 

010 - コピー名残惜しそうな花。

 

夕刻から雨が降り出した。
午後のひととき残りの芝に土と肥料を撒いて全て済んだ。
撒いたものを雨が押したり流したり馴染ませてくれていると思う。

昨日はお友達、今日はご主人 冬の庭に二つのローズ。

2015年12月14日(月曜日)

時折薄日が射した曇りがちの一日はそう寒くは無かった。
昼食後、庭に居ると次のように仰ったご夫婦と出会った。

〝昨日友達に初めて連れてきてもらい、良かったので今日主人を連れてきました〟
樹下美術館はこのようなお客様が時々いらっしゃいます。

一方でお一人の方は一人ゆえお似合いになる冬の樹下美術館。
以下は現在12月の空の下で咲いているわずかの花です。

 

006数ヶ月早く一株だけ開花しているクリスマスローズの花がさらに大きくなりつつあります。

 

013庭の入り口で静かにおじぎをしているバラ。

花ではありませんが以下のヤブコウジの実がいっそう赤くなりました。

011あまり構わないのに随分増えました。

芝生や水田の蜘蛛の糸 12月の庭 忘年会。

2015年12月12日(土曜日)

本日快晴の気温は高田で14度近くに上った土曜日。
樹下美術館は好天だからといってお客様に恵まれるわけではなく、閑散な一日だった。

お陰様で芝に肥料を混ぜた土を撒くことが出来た。
芝生はぐるりと美術館を取り巻いているのでまだ残っているが、作業は楽しい。
その芝に蜘蛛の糸と思われる細い繊維が見られた。
今頃の晴れた日の田んぼで何度か見ている蜘蛛の糸と同じに思われた。

晴れた晩秋の頃から水田に見られる蜘蛛の糸の過去記事
2014年11月20日
2014年11月21日
2015年11月30日

  3本日の芝生で見られた蜘蛛の糸ですが、見えますでしょうか、とても細いのです。

 

1こちらは一株だけ開花しているクリスマスローズ。

 

2雪づりされたハクモクレン。

 

4さて午後の水田で見られた一面の蜘蛛の糸。
どの田にも見られる訳ではなく、現象はまだ謎のままです。

 

5ゲームの最中。
今夕、近くの野菜フレンチ「ビストロ サブリーユ」さんで診療所と合同の忘年会でした。
お店の健康的なお料理はいつも貴重です。

9年が過ぎようとしている樹下美術館、ひたすら皆さんに支えられたお陰と感謝しています。
会はいつも盛り上げるスタッフがリードして賑やかでした。

 

来週の半ばから寒波がくるのか、予報に雪のマークが現れています。

暖かな12月のベンチで食事 今年も残りわずかとなった。

2015年12月10日(木曜日)

朝方に霜が降りたという人が多く、午後は予報通りに気温が上がった。
外出時の車の車外気温(ほぼ正常に近い)が15~16度を指したほどだった。

そんな午後、樹下美術館のベンチでくつろぐお客様が見えた。
風もなく15度もあれば初冬のベンチも楽しい。

1昼食を持参され珈琲とお抹茶を飲まれたそうです。
目にした私が心なごませて頂きました。
ささやかな樹下美術館ですが,、お好みの過ごし方でお楽しみ頂ければ有り難いのです。

 

2買ってきた干し大根を切って妻が正月料理の仕度をした。

午後休診の夕刻、芝生に土と肥料を撒いたが、もう少し残っている。
昨年の今頃すでに雪が降ってしまい、最後の庭の手入れが出来なかった。
一方雪囲いは男性スタッフのお陰ですっかり終了した。

今年の樹下美術館も残り2週間ほどになった(12月25日金曜日まで開館営業しています)。

閉じられた一つの器の中で めまぐるしい荒天と好天。

2015年12月9日(水曜日)

二日続いて晴れた今日の最高気温は13度だった。
明日も午前中が晴れて最高気温が16度と予報されている。
秋から続く高温と日照のため野菜が大きくなりすぎ、しかも採れすぎているという。
畑をしている方が、大根がふと過ぎて美味しいたくあんが作れないと仰った。

南米沖の広範な海水温の上昇が日本のたくあんに影響をおよぼしているとは。
それにしても映像で見る中国の大気汚染やMP2,5濃度も異常で、気象と健康への影響も気になる。

地球が泣いているイラストを見るが本当に困っているのではないだろうか。

 

061去る12月5日土曜日午後、三日続きの荒天の大潟漁港。
恐ろしいほどの大波の後、しぶきがレースのようになる。

021昨日好天の大潟区渋柿浜の雲遊ぶ雑木林。
荒天と好天、同じ読みで意味が正反対、それでもあまり不平は聞かれない。

025本日好天の午後4時すぎ、在宅帰りの大潟区岩野の雑木林で。
日が極端に短くなり間もなく冬至。

明日の最高気温16度の予報はとても信じられない。
しかしいずれ寒波が来て突然どか雪ということもあるのだろう。

信州のお土産 陶齋の変わった署名。

2015年12月7日(月曜日)

信州の実家を訪ねられた方から上田市のお土産を頂きました。
以前掲載しました飯島商店の「みすずあめに二種のジャム」と、うさぎ屋の「くるみそば」でした。
普段から皆様に頂戴してばかりでとても恐縮しています。

このたび貴重なお土産の中で「くるみそば」を初めて見ました。
ほどよい甘さの餡がクルミ入りのソバ粉に包まれたくるみそば。
歯ごたえと香りが楽しめる山国信州ならではのお菓子でした。

頂戴ものは昨日記しました上越市牧区の笹餅と同じように風土の母から生まれた親しみにあふれていました。
それにしましても以前記載しました信州と越後の交流は多様でしたが、人の行き交いも「善光寺参り(越後→信州)」や「海湯治(信州→越後)」などで賑やかだったようですね。

 

025陶齋の湯呑で頂いたくるみそば。

ところで上掲の齋藤三郎(陶齋)の湯呑の底にある署名は以下のようなものでした。

 齋の崩し?「六」に見えますが「齋」を崩していると思われます。

一般に見られる署名は以下のように「齋」が基本でした。

齋の署名「齋」の署名(鉄釉蝋抜きの大きな鉢から)。

ですが湯呑や盃、ほかに徳利や抹茶茶碗などには以下の様な変わった署名が見られるのです。

三本線三郎を表す「三」の署名(抹茶茶碗から)。

点が三つ同じく「三」を表していると思われる「三つの点」(盃から)。

点が四つこれは点が四つ、何を表しているのでしょうか(盃から)。

「候 (そうろう)」を「、」のように記号化したり、漢字を点で表すことはかって一般に見られていました。
良寛の書はよく知られていますし、陶齋にも点を三つ記して「下」と読ませるなどの手紙があります。

昔の人の字に対するおしゃれやこだわりは私にとって一種あこがれの世界です。
それにしましても最後の四つの点はどう読めば良いのでしょうか、もう一度調べてみなければなりません。

力の源としての風土、笹餅、ゴーギャン、作之助も倉石隆も陶齋も。

2015年12月6日(日曜日)

数日続いた風がようやく止んだ本日日曜日、さしたる雨も降らず今時としては穏やかな日曜日だった。

何人かのお客様と話をさせて頂いたが昨年の12月5日には雪が降り、所によって根雪になったらしい。
明日の予報は晴れ、その後も晴れ間を交えてまあまあのお天気が知らされている。
まずは3ヶ月予報通りの暖冬で冬が始まっている。

本日上越市牧区の方から笹餅を頂いた。
笹とヨモギが香ってとても美味しかった。

ところで土地の香りは風土として多大な力を有していて、人々の足下からあるいは背後から衝動や影響を与える。
食産物や観光はもちろん美術、音楽、文学、映画など地域、個人を問わず文化生成に力を及ぼす。

樹下美術館常設の作家、倉石隆、齋藤三郎ともに生まれ育った越後の風土を濃く作品に残している。
倉石隆の人物に現れる静寂や重めの情感、齋藤三郎の冬を起点に春を待ち秋を惜しむ絵付け。
さらに清々しい小山作之助の「夏は来ぬ」は、閉ざされた雪国の冬と表裏をなしているのではないだろうか。
いずれも風土として染みこんだ雪国の生活が芸術の背景となり表出されたにちがいない。

創造、創出、創生、私たちは現況の打開を迫られている。
今あらためて自分たちの風土を振り返り、敏感にその力や貴重さに触れることは意義深い。

流行り物や思いつきで忙しい昨今、頂いた笹ダンゴ、そして本日テレビで見たブルターニュのゴーギャンにも強い風土性を実感させられた。
時代を越えるものには魔力のように土地の力が潜んでいる。

 

013風土の力、笹餅。

贈り物のような虹。

2015年12月5日(土曜日)

よく陽が射し幾分気温は上がったもののやはり風が強かった一日。
樹下美術館はやや不便な所ですが、本日も皆様にくつろいでいただき感謝しています。

午後3時過ぎに虹を見ました。
虹は時雨れることの多い今時によく見られますが、本日のようにきれいなのは何か贈り物のように感じられました。

 

127午後3時過ぎ、上越市大潟区蜘蛛が池近辺からみて米山方面に美しい虹がかかっていました。

129全部を写しますと画面的に低く小さくなり難しいところです。

 

 


Over the Rainbow/Simple Gifts (Piano/Cello Cover) – ThePianoGuys

以前もここで使わせて頂いた動画です。
Over The Rainbowがミックスされた楽しい演奏は22、858、000回も再生されていました。

それにしましても虹を見るのはほとんど午後、それも夕刻に近い時間です
太陽が下方にあるほど高く掛かる虹。
朝方にもかかるはずですが、私は朝寝坊なので見た事がないのかもしれません。

二日続きの荒天のお客様。

2015年12月4日(金曜日)

二日続きの荒天は本日さらに悪化して強風と雷雨に見舞われました。
上越市高田の観測所データで気圧は2001hPaで新潟市では990台という低さ。
時折あられも混り、冬の台風といった感じでした。

そんな日にもかかわらず13人のお客様がお見えなったということ、深く感謝しています。
午前に見えたという齋藤三郎氏のコレクターさんには是非ともお話をお聴ききしてみたいと思いました。
また親御さんと来られた二人の小学生さんには快く名刺を受け取って頂きました。

皆様有り難うございました。

151204荒天の車内美術館が近い雑木林の道で止まり激しく吹き付ける車窓を撮りました。

お天気は夜遅くなっても収まらず、風は空を鳴らし雨が窓を叩いています。
明日には是非収まって欲しいと願っています。

初冬の午後のSPレコード。

2015年12月3日(木曜日)

昨日と打って変わって強い風雨に見舞われた一日。
この日午後、カフェに音楽好きのお客様が見えて皆さんでSPレコードを聴きました。
カフェの蓄音機の持ち主Sさんが貴重なレコードを何枚も持参されました。

初冬の窓外は荒れ模様。
そんな午後でも室内は暖かく静か、古き良きレコードにぴったりでした。

 

009窓ガラスに貼り付いていたモミジの葉。
季節から届いた冬の挨拶の切手のようでした。

 

012歴史的な音楽家の魂が心に沁みたSPレコード。

イグナツィ・パデレフスキのピアノで「メヌエット」ほか、 モード・パウエルのヴァイオリンでブルックナーの「思い出」ほか、パブロ・カザルスのチェロで「鳥の歌」ほか豊かな個性を聴き、後段はシャルル・トレネとイヴェット・ジローのシャンソンで暖まりました。
ほかにお客様の無かった荒れ模様の午後を古き良きレコードで過ごしました。

蓄音機でSPレコードを聞く会を来年5月第2土曜日夕刻に、参加費500円で当館で予定しています。
どうか楽しみにご期待ください。

 

020帰路に走った夕刻の道。
雪国の荒れた日ならではの静謐さが漂っていました。

白鳥の群は道路に近づいていた。

2015年12月2日(水曜日)

予報通り日中は暖かく晴れた。
午前にお会いした方は、久し振りに晴れたので何から始めたらよいか分からない、と仰った。
畑の大根獲り、銀行、庭掃除、見舞い、雪囲い、大掃除、、、。
お歳暮や年賀状も始まるし12月は特別に忙しい。

そんな日の午後福祉施設の回診の後、昨日の白鳥の場所へ寄った。
同じ場所に昨日と同じくらいの群がいたが、全体に道路の近くに移動している。
道路は広く舗装され、車が次々に通るが、群は悠々としていた。

いくら眺めても飽きないが、いつまでも居るわけにはいかない。

 

2水を張ったしずかな田んぼでくつろいだ様子。
写真では見えないが、左の乾いた田で多くの白鳥が餌を食べている。
食べ終わると水のある方へ来るようだ。

3手前に居たこの二羽はずっと一緒だった。

5歩いているのではなく、片足立ちをして休んでいる。
時々交互に足を上げて温めたり休めたりするらしい。

4水しぶきを上げて着水してきた白鳥。
コハクチョウといえどもとても大きく感じられる。

明日はもう冬型に戻り悪天候に見舞われるらしい。

白鳥の神聖なインパクト 一生懸命と歳月。 

2015年12月1日(火曜日)

10℃へ届いたかという気温だったが、自分は少々暖かく感じた12月1日。
昼、雨模様の水田へ昨日の蜘蛛の糸を見に行ったがみな消失していた。
まことにふわふわ、弱々しい糸なので雨に負けるのだろう。

その田んぼで白鳥の群を見た。
これまで見たのは小さな群だったが、本日6,70羽はいた。


頸城のコハクチョウ
白いというだけで神聖さが感じられる白鳥。
大きくて数が多いと余計にインパクトがある。
(これは群の一部ですが、写真を大きくして見ますと主にコハクチョウのようでした)

いよいよ12月に入り、時間のスピードが上がっている。
ところで今夕、ローカルニュースは全国のお米コンテストで金賞を取った魚沼地方の人の話題を報じていた。
「春に田植えをしたのは昨日の事のようだ」という言葉を述べたのは受賞した30才の農業家だった。
スノーボーダーから実家の農業に転じたイケメン青年だった。

若くとも感じる早い時間実感にやや驚いた。
一生懸命生きれば歳月は早く過ぎてもいいんだ、、、どこかほっとさせられる一言だった。

「明日は気持ち良く晴れるでしょう」
ニュースの後半で若い女性アナウンサーがニコニコしながら言い切った。

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