2016年12月

静かな大晦日。

2016年12月31日(土曜日)

今夜から明日午前中は雨降り模様の2016年の大晦日。
今年は手書きの書類やパソコンの文書などに2016年の
文字を沢山書いたような気がして、思えば懐かしい。

高田の割烹「京」さんが作ったおせちはすべて手作りで、
摘まんでみると後を引いた。
徹底して素材に忠実、野菜が多く、胃に優しく素晴らしい
お料理を正月の間楽しみたい。

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どれほど手を掛けているのだろう。

 

 


サイモンとガーファンクルの「サウンドオブサイレンス」。
1960年代後半頃、毎日どこかから聞えてきた。
すべてを吸い込む「真理としての沈黙」と「黙っているだ
けの沈黙」のどちらを歌っているのか分からなかったが、
「地下鉄の壁には予言が書いてある」の一節が印象的
だった。

今夜は静かなのでこの歌と雨の音で今年の拙ブログを
終わりたい。
「ご覧いただいた皆様本当に有り難うございました、どう
か良いお年を」

10大出来事。

2016年12月30日(金曜日)

あと二日で2017年の新年、この際敢えて子どもに
帰って、
“あと二日であさってになる”、と言ってみた
い。

樹下美術館が無事に10年目を過ぎたことが第一で
すが、
今年の10大ニュースを急いで振り返ってみま
した。

1.糸魚川市の大火災:一番最近、かつ隣市の災害。
親戚があり
尋ねた人が、むごたらしく言葉も無かった
と仰った。

2.新知事誕生:いつまでも安心な県でありますように。

3.当地の鳥インフルエンザ:無事収まったようで良か
った。

4.熊本地震:先輩も被災し無残な熊本城の姿がシン
ボリックだった。

5.トランプ氏登場:明暗不明だが、明ならば根っから
の商人魂によって
生産性の乏しい戦争や、不経済な
同盟関係を緩和させ、内需を
起こし、政治色を薄め世
界を相手に商売に熱を入れるのか。
新たな
カオスの始まり?分からないが第二次世界大
戦後の最終レジームが始まるのか。

6.気象の異常:庭の草花、野菜、果樹などおしなべて
低調で、小鳥
の数まで減ってしまったように感じた。
台風の発生地が極端に北上し、幾つかは奇妙な進路
を取った。

7.新生ミャンマー:不屈の人アウンサン・スーチーさん
がついに首相に、今後どのような国になるか興味深い。

8.日本女子ゴルフオープン選手権:高校3年生のアマ
チュア畑岡選手がプロを破って
優勝。
すぐプロに転向したがゴルフ界のためにそれで良かった。

9.ノーベル賞受賞:毎年日本人がノーベル賞を授賞出
来ますように。
翌日追加です:ボブディランの授賞も大きなインパクト
がありました。

10.オバマ大統領のキューバ訪問:今後トランプ氏がど
のように対応
するのだろう、差し迫った試金石に見える。

おまけ.英国のEU離脱:世界では何が起きるか分から
ない。

決めたが困っているように見える、どのように着陸するの
だろう。

※5番のことはたわ言ですのでお聞き流しを。

昨日洋梨、本日は熊本の柑橘。

2016年12月29日(木曜日)

今年4月、思ってもみなかった熊本地震に驚かされ
た。
たまたま学生時代の部活の先輩が市内で被災され、
わずかながらお見舞いをした。

最初の一段落のあと、スイカが送られてきて南国産
の美味しさに目を見張った。
そしてこの度みかんなど10種もの柑橘類が届いた。
こんなにして頂いて恐縮だが、当時こちらからお届け
した米や日本酒が美味しく、勇気づけられたと仰る。

 

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沢山頂いたオレンジ類の一部を皿に盛ってみた。
南国の香り一杯のみかんのほかネーブル、ハッサク、
マンダリンなど10種類近くが詰められていた。

風が渡る広大な水田の風景も良いが、当地に少ない
果樹園は一種あこがれがある。
昨日の洋梨、本日の柑橘、いずれも皮をむきながら一
息つける優しい食べ物で有り難い。

今なお復旧に忙しい熊本市内、病院の外壁のヒビ割れ
などは、手つかずのままだという。

冬の空、洋梨。

2016年12月28日(水曜日)

“良いお年を”、患者さん達と交わす時、これまでよ
り重みを感じるようになった。

日本海の積雲
↑本日午後日本海の大きな積雲は餅のようだ。

161228米山の降水雲
在宅回りの帰路の米山は降水雲にけぶっている。
局地的にみぞれか雪が降っているのだろうか。
日中4,5℃の気温はいつ雪になってもよい寒さ、しかし
降らないまま冬の一ヶ月が過ぎようとしている。

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↑上越市大潟区はナショナルカントリーのルレクチェ(左)。
右、山形県産ラフランス。お相撲さんのようだが、この先暖
まった部屋で食べる洋梨など果物は冬の楽しみの一つ。

樹下美術館の2016年度が終了した。

2016年12月25日(日曜日)

本日は今年度の最終日、名残を惜しまれるよう
に一人また一人、あるいは冬休みの宿題をなさ
る親子さんなどにも来て頂き、樹下美術館が終
了した。
今年は昨年よりわずか余計に来て頂いと聞いた。
ご来館の方々にはただただ感謝するばかり、本
当にお世話になりました。
特別な事は無いはずだったが、終わって家で近
しい人たちと、弟が育てた豚の煮込みなどで食
事をした。

○写真家であり独自の養豚を行っている弟、杉
田徹の最近の仕事が富士ゼロックス社のグラフィ
ケーション電子版に「フィレンツェ 凝視とその微
笑み」として掲載されています。

 

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↑20年も前、長男が中国からヨーロッパまで
バックパッカーになって旅した折、土産として持
ち帰ったショットグラスで英国のシングルモルト
を皆さんはちゃんと、私は少しだけ頂いた。

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↑最後にいつの間に用意されていたケーキを
食べ、誰言うともなくクリスマスの歌を歌った。

次年度は2017年3月15日(水曜日)から始ま
る。
それまでの冬休みは、きっとあっという間に過ぎ
るにちがいない。


1972年、ギルバート・オサリバンの「Alone Again」。
私たちの悲しみや孤独に代わって貴公子のよう
な英国の青年が現れ、この歌を歌って世界で愛
された。
(メロディは穏やかだが、歌詞は痛ましい)

 

クリスマスイブの夕 ジャボニズムの器。

2016年12月24日(土曜日)

時折のみぞれをまじえて雨が止まなかった本
日はクリスマスイブの日だった。

子供時代や若き日はともかく、今それは特別な
日ではなくなった。
年を取ると何故か特別ということが面倒に感じ
られ、同じであることが有り難くなる。
それどころか変えない事を維持することには、
努力も価値も存在し、成長さえ期待出来ると思
うようになった。

今夜は聖夜、多くの人が祈っているに違いない、
夜には風雨が収まりとても静かになった。

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↑今夕刻のカフェの絵「午睡」(篠崎正喜氏作)。
女性が居眠りし、外で男性が飛行機のおもちゃ
を持ちガラスの毬をついて待っている。
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↑食後に食べたケーキ(お世話になっている
キャラメルさんの品)。

 

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↑使った器は1880年頃の英国はアダレイ社の
もの。
壊れそうなほど軟らかで、時代の跡も見られる。

この器の年代は先日観たゴッホやゴーギャンが
が懸命に制作した時代であり、ヨーロッパは浮世
絵などのジャポニズム文化がブームだった。

上記のカップ&ソーサーとケーキ皿のセットにも
梅の枝や巻物のようなものが描かれていて、日本
趣味が窺われる。

 

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↑「ゴッホとゴーギャン展」で購入したゴッホの
「グラスに生けた花咲くアーモンドの木枝」の絵
はがき。
1888年3月、アルルに移って間もなくの作品。
アルルを「ここはまるで日本のようだ」と喜び、
自然の隅々に眼をやる日本人の生活と精神に
思いを馳せ、感嘆している。
当作品は大好きな日本を想いながら描いたも
のと考えられ、春の陽光と花に幸福感が漂う。

いよいよ今年の樹下美術館も明日一日を残す
だけになりました。

手帳の偶然。

2016年12月23日(金曜日)

10年以上前、恥ずかしながら当地の医師会長職を
汚していた当時、用事で多忙を極め、手帳を手放す
ことが出来なかった。

職務が終わり、持ち物を簡単にするためずっと手帳
を止めていた。
それが過日書店に寄ったところ、ふと黄色の手帳が
目に留まって購入した。
来年は10周年行事のほか2,3大切な予定があり使
ってみることにした。

そんな折の数日前のこと、妻と来年のことを話した時
に、お互いが全く同じ手帳を取り出したのでびっくりし
た。

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ごく普通の2017年の手帳、カラシ色が気に入って
購入。

妻は私が手帳を買ったことなど知らず、店も違ってい
るようだった。
偶々同じになったが、来る年に少しでも良いことが記
入出来ますよう願っているところです。

さらに高温で強風の日 糸魚川市の大火。

2016年12月22日(木曜日)

暖かかった昨日、それよりも本日は気温が上昇
し高田で21℃、午後外出の車が示した車外温
度も21℃だった。
これでも冬だろうか、と考えてしまうほど一種異
様な暖かさだった。

連日の高温のせいで庭のクリスマスローズの
蕾が膨らみ一部が咲き始めた。

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↑可愛い赤い蕾、このまま冬を越して欲しい所だが、、、。

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↑間もなく閉館の庭で咲いているニゲル。
昨冬雪中で一株のクリスマスローズが咲き、傷
まないかと気をもみながら見守った。
今年はこの株が咲きはじめている。
花の名からして、今頃に開花するのは、本来変
わったことではないが、当庭の多くのクリスマス
ローズは毎年ほぼ2月から咲き始める。

加えて本日暖かかった上、非常に強い南寄りの
風が吹いた。

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強風の空。

さて夕刻の美術館で庭に出ると、田んぼの向こう
に見える高速道路をサイレンを鳴らした消防車が
盛んに走って行く。

家に帰って点けたテレビで糸魚川の大火災を知
って驚いた。

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↑本日の西頸城地方の山々。
この時間、峰の向こうで惨事が起きていたこと
になる。
同市は最大24,2メートル、一種台風並みに吹
き、高温とともに災いとなった。

本当にお気の毒であり、復興が早からんことを心
からお祈りしたい。

暖かな日。

2016年12月21日(水曜日)

12月にこんな暖かい日があろうとは、上越市高田で
16℃だったという。
3ヶ月予報ではおよそ例年並みで、特別大雪とは大
書されていないので、出来れば小雪をと祈っている。

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↑本日近くの農道から北の空、白い雲が清潔。

ところでその昔夜間の急病往診が多かった時代、冬
の深夜にしばしばスリップをして恐い思いをした。
池の土手道で数十メートル滑ったり、スリップしたま
ま赤信号に突入、特に二月は怖かった。

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↑本日訪ねたお宅の玄関で見た愛らしいクリスマスの飾り。
小学校低学年の姉弟の仕度はとても楽しい。

明日も本日同等の暖かさらしいが、風雨がある模様、
その後は寒波が来るらしい。
数日で変わるお天気は、秋のあるいは春先の気象の
ようだ。

「ゴッホとゴーギャン展」から。

2016年12月20日(火曜日)

今年の閉館まであと5日、ゴッホとゴーギャン展を
観てから5日が経った。

去る18日に終了した同展の東京都美術館へ、15
日午後急いで行ってきた。
偉大な芸術家について書くのは、気が引けるがなに
がしかは書かなければならない。

 

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↑展覧会カタログ表紙はゴッホの「ゴーギャンの椅子」。
去って行ったゴーギャンが残した椅子を敬意と
愛おしみを込めて描いている。

強い個性の二人は1880年代に南仏アルルで共
同生活を送っている。
冒険的な試みは、3ヶ月経ずして終わるが、議論
を重ねた日々は1世紀も過ごしたように感じるとゴ
ッホが述べている。

展覧会では、決定的な別れをする二人の互いへ
の敬意が作品をもって示されていて、お土産のポ
ストカードなども買って、ほっとため息をついて美
術館を後にした。

資金難に苦しみながら描き続けてた二人の絵画
は、しかし素晴らしい魅力を放つ。
暗い館内で観た南仏のまばゆさ、迫り来る人物画、
可憐なアーモンドの花の一挿し、それらに見られた
ゴッホの心の波と情熱は忘れ難い。
ゴーギャンはゴッホより詩的であり、力強い平面と
赤が心地良く脳裏に残った。

二人は逃れがたいキャンバスの二次元の上に如
何に三次元の世界を、あるいは異次元の物語を載
せるかで悩む。
しかし自然の外気とジャポニズムあるいは同時代
の人々の手法を手がかりに苦闘しついに成功した
のではないだろうか。
わけても浮世絵版画の潔い二次元性は、平面表
現として少なからぬヒントになっていたと思われる。

特筆すべきは二人の異国への強いあこがれであり、
ゴッホの日本に対するリスペクトは尋常でなく、同
一化を願うほどであり、ゴーギャンのそれは南国の
原始性なかんずくタヒチだった。
芸術家の探求にとって新鮮さと刺激、そして憧れは
どんなに貴重だったか、ことごとく知らされる一方、
何処へでも行けて何でも触れ得る現代の画家たち
は何に動機づけられ、熱中するのだろう、と考えさ
せられた。

 

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↑二人の絵はがき。
上はゴッホ「泥炭船と二人の人物」で暗いがと
ても安定感があり、下のゴーギャン「ブドウの
収穫、人間の悲惨」は不思議でかつ魅力的な
作品。
(恥ずかしながら私の唯一の海外旅行は40年
前、ゴーギャンへの憧れによって、タヒチでした)

ゴッホと言えば「わだばゴッホになる」と述べた
とされる棟方志功が浮かぶ。
時代は異なるが、棟方はゴッホが憧れて止ま
なかった日本人のしかも版画家であり、運命的
な関係を感じる。
ゴッホは心を、棟方は眼を病んでいるが、時間
の位相は異なれ、ともに芸術家として成功して
いる。

二人に共通していることの一つに手紙がある。
ゴッホは、弟テオやゴーギャン、そして周囲に常
に詳細な手紙を書いている。
それは芸術や医学においても貴重な資料であ
ろう。
棟方も熱心に手紙を書き、上京後の赤貧生活に
於いても切手とハガキだけは必ず手許にあった、
という。

手紙、日記、研究、心の平衡、書くことには何らか
意義があり、次元は低いが拙ブログもなるべく続け
たいと願っている。

展覧会を熱心に勧めて下さった方に感謝していま
す。

冬の新潟県立大潟水と森公園

2016年12月18日(日曜日)

あと1週間で終わる今年の樹下美術館、日曜日
の本日は暖かく晴れ間が覗いた。
※12月25日(日曜日)が最終日です。

午後やや遅く新潟県立大潟水と森公園を歩い
た。
一昨日に降った雪は消えかかり、夕暮れ間近の
公園は静かだった。

 

トップ
大潟水と森公園公演、西口駐車場への入り口。
ほかに北口(メイン口)と東口がある。

 

2
犬を連れた人ともよく出会う。

 

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枯れた雑木林と芦原はこの公園らしい冬の風情。

 

ハンノキの実
ハンノキの実が愛らしい。

 

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愛らしいお子さん連れの方。

 

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大きなカメラで鳥を狙う人。

 

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30年前、この辺りで子供たちと釣りをした(良く釣れました)。

 

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お手洗い入り口のリース。

湖沼、雑木林、遊歩道、芦原、鳥の声、、、。
広大な公園は常にほど良く手入れがされていて、
毎日訪れる人も少なくない。

「自然は人を慰める」、先日訪ねた展覧会でファン・
ゴッホも明言していた。
本当にそうだと思う、自然は私たちを育て癒やし、
計り知れない価値を有している。
数ある公共施設の中で、自然公園の意義はまこ
とに大きい。

春の公園  夏の公園  ●冬の公園

冬の水田から見た降水雲。

2016年12月16日(金曜日)

仕事場エリアの上越市大潟区で初雪となっている。
例年よりも遅めであろう。

午後在宅巡回の頃、車の車外温度はずっと1℃を
示していたが、雪にはならなかった。

 

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北の方角に黒い「降水雲」が西から東へ移動している。
局所で雨、あられ、雪のどれかが激しく降っていると思
われる。
黒い雲状の部分は周囲よりも気温が下がっているため、
水滴や氷滴を降らしているようだ。

昨日は寝不足のまま上京したため本日はゆっくり午睡
した。

午後の半日をゴッホとゴーギャン展の上野へ。

2016年12月15日(木曜日)

午後休診の木曜日、過日の上京で時間が足りず
見逃した「ゴッホとゴーギャン展」を見るため東京
都美術館へ行った。

本日遅くなったので行き帰りに撮った写真だけ揚
げさせて頂きました。
(カメラはキャノンパワーショットSX710HSでした)

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↑長野駅にあった金沢医科大学の大きな紹介看板。
長野県には信州大学医学部があるが、他県の医大
の紹介に寛容なのは学問の県、長野だけの事があ
る。
より金沢に近い上越妙高駅にもあってしかるべきも
のだと思うが、宛にされていないのか残念。

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↑昭和33年の上野駅開設75周年記念に設置さ
れた構内の彫刻「三相 智情意」像。
彫刻家、朝倉文夫の作品で氏の生誕が同じだった
ことなどから置かれたという。
数え切れないくらいこの像の脇を通ったはずだが、
本日初めてまじまじと観た。
強く大らかでバランスが良く、自由と希望の昭和の
気風を静かに放っていた。
先回、加齢のぼやきを書いたばかりだが、この像に
眼が行ったのは年を重ねた賜物かもしれない。

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不忍口(しのばずぐち)の光景。

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公園内の雀は落ち葉に溶け込んでよく見ないと分か
らない。

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美術館の大看板。

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展覧会を見終わって歩いたお花見で賑わう通りのイ
ルミネーションがきれいだった。

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アメ横の賑わい。アジア系の旅行者が半分はいるの
ではないだろうか、すっかり外国のようだ。それがまた
いい雰囲気になっていた。

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足を止めて眺めた上野のヨドバシカメラ。

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東京駅八重洲口の100メートルはあろうかと
いう巨大なスクリーンに投影されているおとぎ
話のような映像の一部。

今月18日に終わる都美術館の展覧会は賑わ
っていて20分ほどの行列に並んだ。
ゴッホとゴーギャンは印象派→後期印象派の
大うずの時代にあって、劇的なまで命を削って
自己の絵を追求している。

特にゴッホにこそ憧れて止まなかった当時の
日本に来てもらいたかった。
そうすれば耳も切らず、ピストル自殺もせず、
どんなに幸せだったかと、無理を承知で空想
した。

後日展覧会のことを少し書いてみるつもりです。

もうすぐ初雪 上越市牧区の干し大根

2016年12月14日(水曜日)

最高気温が5℃前後に下がり、冷たい風がほのかに
雪の匂いを含んでる。

例年だと今頃までに初雪が見られるが、今年はまだ。
昨冬がまれに見る小雪だったので、多くの方が大雪
ではと、恐れをまじえて仰るが、この所のお天気は
予報よりやや緩めに推移している。

六方焼きと抹茶
↑昼休みのカフェで雪囲いされた庭を見ながら織
部の茶碗で熱い抹茶を飲み、六方焼きを食べた。
銘々皿は二代陶齋尚明氏の白磁、六方焼きは上
越市に昔からある素朴で風味ある可愛いお菓子。

干し大根
この日上越市牧区の縁者から届いた冬の便り、干し
大根。
大きさと言い干し加減言といいい絶妙で、今冬も美味
しいハリハリ漬けを沢山食べられる、本当に有り難う
ございました。

年末年始はどこかに隠れたい カンムリカイツブリ。

2016年12月13日(火曜日)

「いやですね、年は人が取るものだと思っていた
のに」
昨年の今頃であろう、患者さんから聞いたぼやき
だった。
「年は取るのでなく、たまには人にくれて減らした
い」。
こんな言葉も聞いた。
いずれも率直で、言い回しも上手く感心した。

年を取るがイヤなのは死が怖いからではない。
例え体に気を付けて元気な人でも、いつしか膝、
腰、尻、あるいは手首や指などまで、次第に痛く
なり、なぜか物事が億劫になるのが実感される
のでイヤなのである。
それはまた、かって自分があなどっていた人の
ようになって行くからでもあろう。

本日、まもなく70才になる女性がこう仰った。
「また年を取るなんてイヤだわ、どこかに隠れて
いようかしら」
なるほどであり、出来れば私も隠れてみたい。

 

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昨日近隣の池で見たカンムリカイツブリ。
夏には黒っぽい部分などが赤茶色になるらしい。

鳥インフルエンザ以来、どこか可哀想な水鳥たち。
騒動が健全に収束し、鳥たちがちゃんと復権しま
すように。

冬の空の色、服の色。

2016年12月11日(日曜日)

本日二度外出したが車の車外気温表示が5℃あるいは
6℃を示していた。
古い車だが、この温度表示は案外当たっていて信用し
ている。

本日ずっと風雨に見舞われ、三日前の好天は嘘のよう
で、空は何層もの重い雲に覆われていた。

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↑午後3時半ころの米山と尾神岳上空の雲。
山は全く見えなくなったり現れたりとても忙しいようだ。

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↑午後4時近い海の西方角、こんな空も悪くはない。

灰色の空と海、まさに冬の日本海のイメージカラ
ーだ。
不思議なもので私は服装で、灰色(グレー)はそん
なに嫌いではなく、明るいグレーや暗いグレーを喜
んで着ている。
原色的な色はセーターなどでも気後れするという
か、もっと着れば良いのにどうも馴染めない。

ところで予報によれば明日は高気圧が日本を覆い、
寒いが好天に変わるらしい(但し一日だけ?)。
19,20日は最高気温が16~17℃の予報で驚いた
が,、果たしてどうなるだろう。

クリスマス菓子シュトーレン。

2016年12月9日(金曜日)

午後4時近くに北の空に見えた積乱雲は高く大
きく、夕陽を受けて赤味を帯び迫力があった。
この雲のせいかその後風雨強まり、例によって
雷も盛大に鳴った。

いつ雪がふってもおかしくない時期だが、週間
予報では16度という暖かな日も予想されている。

本日妻の友人から頂いたクリスマスのお菓子、
シュトーレンをお相伴した。

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↑保存しながらスライスして少しずつ食べる。
11月末、甥からも頂戴したが既に食べ終わっ
てしまった。

本日のものは「HRENOHI(ハレノヒ」を営む甥
が修行した「ブルックリン」のもだった。

とにかく甘く作ってあり、甘党の自分に打って付
けだが、体のことを考えて、加減しながら頂戴す
ることにした。

さて当院でもインフルエンザが出ている。
何かと忙しい上、集まりや移動機会も多い年末、
年始、そして受験と期末のシーズンへ。
インフルエンザおよびウイルス性胃腸炎など冬
期の感染症は手強い。
うがい手洗い、歯磨きをしっかり行い、疲労と過
剰な飲食に気をつけけたい。

まもなく今年の閉館 暖かめな師走。

2016年12月8日(木曜日)

先日と本日の早朝ドカーンと大音響が轟きカミナリが
鳴った。
今頃のカミナリは雪下ろしのカミナリで、初雪など多く
は雪を降らす。
しかし雷は轟いたもののまだ当地の平野部に雪は無い。

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本日昼の眺め、一度白くなった尾神岳の雪が消えている。

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↑あるご夫婦が外のデッキで食事をされた。
風もなく暖かでおよそ一時間も楽しまれたとお聞きした。
オールドノリタケとミッドウインターのザンベジのカップを
お選び頂いていた。

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↑知人がお持ち下さったクリスマスのアレンジメント。
とても心温まります、有り難うございました。

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↑午後お休みの木曜日、ついつい柿崎海岸を歩くことになる。
しばしばこの場所で千鳥と出会う。
日本画のような千鳥、10羽ほど小走りに動いては止まる。
これまで何度も書かせていただいたが、千鳥は母と重なる
この中の一羽が母の化身かもしれないと考えたら楽しくなった。

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↑波間に飛び立った千鳥、どれが母だろう。

 

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間もなく今年の展示も終わる。
いつもと反対に奥から入り口方向を写しました。

一年間同じ展示で頑張りましたが、大勢の方にご覧頂き
まことに有り難うございました。
常設の作家をどのように展示するか、毎年多少悩みます
が、齋藤三郎、倉石隆両氏を少しでも知り、かつ親しんで
頂くために工夫することは張り合いでもあります。

今年の開館は12月25日(日曜日)まで、残り少なくなりま
した。
お忙しい時候ですが、ふとしたお暇にどうぞお寄り下さい。

鳥インフルエンザの感染経路。

2016年12月6日(火曜日)

この度の新潟県における鳥インフルエンザで上
越市と関川村で合計54万羽の鶏が処分された。
具体的な方法は分からないが、炭酸ガスを用
いて死亡させるようだ。
不慣れであっただろう処分に当たった職員は“申
しわけ無いが収束のため涙を飲んで行った”と述
べている。
濃厚なウイルス環境下の不眠不休の作業は、恐
れと疲労の極みだったにちがいない。

ところで一旦始まると直ちに何十何百羽と死亡す
る鳥インフルエンザだが、ウイルスがどのように鶏
舎に侵入したのか不思議である。

ウイルスを保有しながら発症せずに飛来する水
鳥は稀ではないと考えられるが、それらが直接
鶏舎に接触するとは考えにくく、何らかの動物が
媒介している可能性を否定出来ない。

小鳥、カラス、猫、ネズミ、タヌキやイノシシ、昆虫、
人etc。
ところで本日のニュースはいずれの鶏小屋にもス
ズメなどが出入り出来る網のほつれや隙間があっ
たと報じていた。
外部からの小動物は案外容易に鶏舎に出入りで
きたらしい。
それを聞いて今年の4月末に見た、近郷のある鴨
小屋の光景が蘇った。

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↑16年4月29日、網の隙間から鴨小屋に出入り
する雀。

何十羽のスズメが鴨小屋の網にある隙間から
出入りしていた。
中の餌を求めての事だと思われるが、スズメは
こんな所でも餌をあさっていたのか、と感心して
見た。

そしてこの度の当地養鶏場における鳥インフルエ
ンザ発症。
スズメが?まさかとは思うが、2004年国内で多
発した鳥インフルエンザの際、研究のため多くの
鳥を用いてウイルスを実験的に感染させ、感受性
をみている。
さまざまな鳥のなかでスズメは多く死亡し、鳥イ
ンフルエンザウイルスへの感受性が高い鳥類と
推測されていた。

150233雀の群
2016年2月24日の水溜まりに集まったスズメ。

たまたま今年2月、上掲のように道路の水
溜まりに群がるスズメを見た。
厳しい冬を越せず多くの仲間が亡くなって
いる時期に、この群は強い、あるいは幸運な
個体の集まりだと思い、寒中の水浴びや吸
水に見とれた。

ところで水1000リットルに濃厚感染してい
る鴨類の糞を溶かすと、1ミリリットル中に数
百個のウイルス濃度になるという。
上記の写真の水溜まりにそのような糞があ
れば雀たちに感染が成立する可能性が出て
くる。

ところで感染に弱いスズメのこと、果たしてこ
のたびの出来事で、例年以上に多くの死亡
が確認され、しかもウイルスが分離されてい
るのだろうか、是非知りたいところだ。
一方、以前の鳥インフルエンザの大発生で
ウイルスが分離されたハシブトカラスが多数
死亡していたという知見もある。
カラスもまた養鶏場によく集まることで知られ
ている。

スズメやカラスのほかにもウイルスの媒介
が可能な動物は多く存在しそうである。
私の拙い知識ではもうこの先へ進めない。
冬は留鳥以外に沢山の小鳥が訪れる。
スズメの写真を掲げたが考え方の一例とし
て挙げさせていただいた。
私の大好きな雀に言われ無きことがらが課
せられないことを祈っている。

このたび鶏舎への鳥類や動物の侵入が可能
なことが分かったが、おそらく以前から指摘さ
れていたことだろう。
防疫は重要である。
これで終わりとせず感染経路の詳細な解明
が待たれる。
そして鶏と野鳥と私たちの健康のためにも、
飼育環境が改善されることを願わずにはいられ
ない。

素人の域を超えるお蕎麦 五智三重の塔に彫られた中国二十四孝。

2016年12月4日(日曜日)

ご近所の蕎麦打ちが上手な方から毎年逸品を頂戴
する。
注文が入るほどの腕前で、私たちも毎年申し込む。
今年はいつもよりやや太めにしたというが、さすがだ
った。

IMG_9084
多少重い夕食が続いていたので体が蕎麦を歓
迎した。

さて昨日土曜日午後、五智国分寺三重の塔を
再訪した。
前週に出かけたものの時間切れ日没になったた
め、今回塔に施された干支の彫刻の残りと第2
層にある中国二十四孝の彫刻を撮った。

二十四孝は儒教で説かれる二十四の孝行物語
であるが、塔には一方3作、合計12の彫刻が施
されている。
いずれの作品も涙ぐましいほど努力をして行わ
れる親孝行の説話の場面が彫られている。
遠目にははっきりしないが、撮ってみると高田の
名工石倉正義の彫刻は表情豊かで、木目を美し
く活かした繊細な彫りは秀逸。

以下に24話の中から幾つかを掲載してみた。

6父を扇ぐ黄香
↑母に死なれた黄香(おうこう)は夏になると父の
枕を冷やし扇であおぎ、冬は布団に入って温めて
やる。

8虎と楊香ようこう
↑山中空腹の虎に出会った揚香(ようこう)は、自ら
の身を差し出して親を助けようとし、心打たれた虎は
引き返す。

15母、妻と郭巨
↑貧しい郭巨(きょかく)に子が出来ると祖母は自分
の食事あたえてまで可愛がった。
これでは祖母は死んでしまう、子はまた作ればいい、
と言って泣く妻を説得すると、子を埋めてしまおうと穴
を掘る。
すると金の釜が出てきて夫婦は子を抱いて家に帰る。

17舜の孝行と像
↑舜の一家はひねくれ者や頑固者や怠け者ばかり
だったが、一生懸命働いて親孝行をした。
ある日田を耕しに行くと象が現れて手伝い、鳥が田の
草を取って助けてくれた。
これを聴いた天使は自らの位を舜に譲る。

歌川国芳の版画
↑江戸時代末期の版画家・歌川国芳の「二十四孝童子鑑」
から舜の親孝行(ウィキペティアより)。

さて私は知らなかった二十四孝にはほかに、魚が
食べたいという母のため氷った川に裸で身を伏せ、
氷を解かして魚を捕る話、蚊に悩まされる親を救う
ため、裸の体に酒をかけて蚊を集め、自ら血を吸
わせ親を守るなど、現実離れした孝行話が集めら
れている。
説話は中国はおろか儒学が盛んだった江戸期の
日本においても絵図とともに教材的に教えられた
ようだ。

国分寺三重の塔建立の江戸末期ではまだ一般に
馴染みの寓話だったと考えられるが、明治に入る
や文明開化と学問の人福澤諭吉は、例を挙げて道
理に合わないばかげた話と批判している。

二十四孝は極端だが、育て育てられた者同士の情
の通いは、支障を越えようとする根源を有している
こともまた事実であろう。

“良いお年を”の季節 素晴らしかったオーケストラアンサンブル金沢の上越公演。

2016年12月2日(金曜日)

12月の足が進む。
本日、在宅の回診で「先生も良いお年を」と言われた。
暖かな気持ちを感じながら、あと少し、今年も大禍なく
過ぎて、とかえって気持ちが引き締まる。

IMG_9006
夕刻に訪れたグループホームの街灯。

仕事が終わって慌てて上越文化会館へ向かった。
18:30からオーケストラアンサンブル金沢の公演がある。
1988年創設当時、日本初のプロによる室内オーケストラ
としていっそう金沢市と石川県の名を全国に知らしめた。

IMG_8762
コンサート会場への階段。

創設間もない頃一度聴いたことがあったが、当時より
団員数、音ともにスケールアップされたように写った。

1.歌劇「どろぼうかささぎ」序曲/ロッシーニ。
勇壮なマーチ風の序曲は左右の小太鼓の連打が本
日の開演をも高らかに告げる。

2.ピアノ協奏曲第26番ニ長調「戴冠式」/モーツア
ルト。
今日人気実力ともに日本を代表するピアニスト・菊池
洋子さんを迎えてのコンチェルト。
繋いでは離れ、離れては出会う両手、スケールを追っ
て鍵盤を走る指が流麗に音を紡ぎ、フィナーレまで耳
を捉えて放さない。

2’アンコール  ワルツ/ブラームス
赤いドレスをまとったすらりとして美しい菊池さんは本
当に優雅で滑らか、ステージにふわりとワルツを浮遊
させる見事な演奏だった。

3.歌劇「ウイリアム・テル」序曲/ロッシーニ
チェロのソロから6人のチェロパートへ、低音部が朝を
告げて始まる序曲は、嵐、牧歌を経て勇壮なギャロッ
プへと高らかに入って行く。
各部は映画、ドラマ、アニメ、コマーシャルなどを通し
てさまざまに耳にしていたが叙事詩的序曲を全て聴く
のは初めてであり、とても幸運だった。

4.交響曲第36番ハ長調「リンツ」K425/モーツアルト
結婚の報告で故郷ザルツブルグに滞在の帰路、リンツ
の伯爵家の歓待に応え、わずか5,6日で仕上げたとい
う交響曲。
金の波銀の波、金の渦銀の渦、寄せては返す音の芳
醇さに圧倒される。

ビロードの音と称されるオーケストラアンサンブル金沢。
年の終わりにふさわしい豊かな音楽で心満たされた。

40人もの演奏家が来越して披露した素晴らしい演奏、
もう少しお客様が入っていればと、いささかの残念を禁
じ得ない。

切符を世話して下さったKご夫妻、本当に有り難うござ
いました。

今冬の雪とカマキリの巣の高さ 初冬の瑞天寺道。

2016年12月1日(木曜日)

その年の雪(積雪)を占うのにカマキリの巣の高
さで云々することが行われる。
ある年、随分低い巣を見たのに大雪になったこと
があり、あまり当てにならないと感じたことがあっ
た。

さて本日近隣の雑木林の道を歩いた。

1
勝手に「瑞天寺道」と呼んでいる道。

歩き出すとすぐセイタカアワダチソウの枯れ草の
茎にカマキリの巣を見つけた。
地面から30㎝少々と低く、当たれば小雪である。

 2
↑低い巣。

だがすぐそばのアケビのツルにも巣があり、自分の目の
高さよりずっと高く、2メートル近くあった。

3
↑こちらが当たれば大雪。
しかしこれぼど高低ばらばらでは占いにならない。
斯くこのような事はあくまで降るまでの一興なのであろう。

さて淋しい初冬の道に草木の実が現れて心慰められる。

4
↑葉を落としたガマズミの実は真に赤々としている。

5
↑アオツヅラフジの青も良い色だ。

7
↑オオマユミはどこかひっそりとして可憐。

耳にしていないが、長期予報はどうなっているのだろう。
昨年は極めて小雪だっただけに、今年は少々心配。

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