食生活の側面。

2018年1月6日(土曜日)

昨日夜、夕食の写真を一枚載せ、ノートに食生活の事
を書いた。
それが、いざ公開の時にボタンのタッチを間違えたら
しく、一瞬にして記事が消えた。
本日は以下思い出しながら昨日のを書いてみた。

何度か記載したがこの数年、食事は夕食をメインに、
朝、昼はごく簡単にするようになった。
そもそも日中の心身活動は交感神経が、睡眠や消化吸
収は夜間に副交感神経が引き受け、二つの自律神経系
は主として昼夜分業し役割を果たしている。

普段一日2500~3000歩の歩行(一種のストレッ
チを交え)と机仕事が主なので、日中に必要な栄養は
前日夜間に蓄えたもので大方足りると考えている。

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昨夕の鍋。鶏肉団子と野菜の鍋に小一束のラーメン
が入り、およそ850Kcal。これを良く噛み、ニュース
を見ながら4,50分掛けて食べる。

 

そして本日朝食は以下の野菜と果物サラダに牛乳で済ま
せ、昼はクッキーと珈琲を摂った。日中の摂取はせいぜ
い400キロCal前後だが、眠気も無く仕事が出来る。
少々カロリーが少なめだが、クリスマス~正月の10日
間で1,7キロ肥ったのを戻すため、敢えて試みている。
(短期間の1,7キロ増は多少敏感な人が見ればすぐに
分かる)

 

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朝食のサラダと牛乳。私は以前から腎臓機能がすれす
れなのでタンパク質と塩分、カリウムに一定の配慮をし
なければならない。

 

ところで食事は消化器だけでなく、内分泌、脈管、心肺、
さらに神経、脳も参加する全臓器総動員の一大イベント
である。
精一杯交感神経を働かせて仕事をしている日中、出来れ
ば休ませたい副交感神経と消化器に何度も大イベントを
科すのは酷な気がする。

これまで食事後半で心臓発作を起こしたり、時に死亡す
る例を何度かみた。
特に老人では食欲が旺盛となり、元気になった、という
時にこれらのアクシデントに見舞われることがある。

あるいは朝や昼の食後に往々眠くなるのは副交感神経に
過剰な出動要請が掛かり、あわてた身体が「夜」のシス
テムに移行しようとするからであろう。

食事時間と生活パターンについて、かってアンダルシア
で暮らした弟の話が興味深い。
彼の地の人は十分な昼食をゆっくり食べると、店などを一
旦閉じて長々と昼寝をするという。
夕食はお茶とおやつ程度で軽く済ませ、そそくさと再開
した町へと繰り出し、夜遅くまで知人友人とおしゃべりし、
大人は酒も楽しむらしい。

これらは長年、強すぎる昼の太陽熱射を避けるため、一
日に二度の仕事と、二度の睡眠という分割された生活サ
イクルになっでいるのであろう。
自律神経のそれぞれも二つのピークを形成していると考
えられる。

斯く環境あるいは職業に合わせ、生活様式と身体リズム
が形成される。
しかしその中にあって、各自の身体特性と疾病、あるいは
年令により必要なバリエーションを採用することは極めて
重要なことである。
私は夕食メインにしているが、糖代謝の位相に影響しかね
ない爆弾的投下だけは慎むようにしている。

 

文化と名打つ限り食にもデリケートな側面があろう。

 

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午後の晴れ間の上下浜マリンホテル・ハマナス。ほどなく
アラレとともに強風に見舞われた。

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