今冬の白鳥、そしてハクガンとトキ。

2018年3月20日(火曜日)

今冬、1月上旬まで雪も少なく穏やかだった冬。
それが当地、頸北地域は1月中旬から何回かのドカ雪に
見舞われた。
長年、見なかった大雪だったが、3月2,3日の大嵐に
よって急に雪解けが進み、その後の高温も相俟って開館
の3月15日には大方消えた。

私たちの生活は家庭と行政の除雪によって何とか成立し
たが、餌場の田が深い雪で覆われてしまった水鳥たちに
は、生死を分ける問題だったことだろう。

今年垣間見た白鳥(コハクチョウ)の様子を振り返って
みた。

 

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2017年10月28日。初めて見た群は大きかった。頸城区
から三和区に向かう地域で。

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↑2018年1月7日、新井柿崎線の吉川区で。大雪が始まる
直前に、手前のヒシクイと一緒のコハクチョウ。

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↑2018年1月18日、朝日池。一回目のドカ雪が消えかか
ったころ。田んぼへ食事にお出かけ前の身繕いで賑やか。

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2018年2月10日、大潟区で、度々のドカ雪の頃。農家の
人から飼料などを撒いてもらったのか、一カ所に集まって
いた。この頃白鳥たちは深雪の中、餌に不自由し孤立し
ていたのではないだろうか。

聞くところによると、大雪の日は朝日池や鵜の池でただじ
っとしていたという。

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2018 年2月28日、頸城区で。ごく一部に湧水なのか雪が
解けている場所があった。泥にまみれて餌を探す姿は痩せ
て貧弱に見えた。田んぼでめったに見ないマガモも一緒だ
った。

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18年3月1日、頸城区の田んぼで。雪中に積まれたモミガ
ラ?に集まっていたコハクチョウ。

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2018年3月3日、大潟区で。急に雪解けが進み晴れ間が
見えた日。マガンとともに懸命に食餌している。

大型の鳥コハクチョウは当地でたらふく食べた後、幾つか
の休憩地に寄りながら、遙かツンドラ地帯まで飛ぶ。そこ
で産卵と子育が始まる。

地域の鳥に詳しい方から、今年春先、大潟区で3羽のコハ
クチョウが遺骸で見つかり、そのうち一羽は動物に襲われ
たようだ、と聞いた。
初めて聞く話だったが、全体ではもっと多くがドカ雪の犠
牲になったのではないか、と想像している。
雪が消えた当館開館の15日にはみな北へ帰ったようだっ
た。

そんな冬、幸運なこともあった。

H180120ハクガン
2018年1月20日。美しかった夕陽の中のハクガン。

トキとの遭遇は夢の中の出来事のようだった。

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彼らには当地を嫌わず、ぜひともまた来てもらいたい。

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