スズメの婚活と巣箱。

2018年4月4日(水曜日)

かってピタリとは行かなかった天気予報が、どんどん
精度が上がった。
そんな日頃、何日も何日も好天が続き度々気温は20
℃を越えた。
それが本日午後から、しかも3時頃からとも聞いたが
悪天候になるとテレビが予報し、正にその頃から冷た
い風雨に見舞われた。

そんな春の昨日の昼、庭にしつらえた巣箱にスズメが
やってきて、思わぬ展開を目の当たりにした。

 

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枝に3羽が止まっている。

 

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巣箱に出入りするスズメ。メスが中の状態を確かめている
のではないだろうか。

 

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急に一組の距離が縮まりぴたりと並んだ。

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すぐに交尾。

振り返れば一週間ほど前から三羽の雀が激しく鳴きながら
騒ぎを続けていた。
二羽のオスが一羽のメスを巡って争っているように見えた。
枝で絡み合うようにしたり、猛烈なスピードで庭を横切った
り、全く忙しそうだった。

それがいつ見つけたのか、去る3月31日に架けた巣箱に三
羽で本日やって来て、巣箱に出入りした。
私が見ていたのは同じスズメたちか否か分からないが、一
羽のオスがまず巣箱を見つけて気に入り、本日三羽でやって
きてメスが念入りに点検。
メスが気に入り、直ちに案内したオスと交尾し婚活が終止符
を打ったというストーリーを考えてみた。
一件落着だがあぶれたオスにめそめそしている暇はない。
彼は直ちに野性のスイッチを切り替え、再度の婚活チャレン
ジへと飛び立ったことだろう。

巣箱のカップルはすぐにも子育てのため、巣材の搬入と巣作
りに忙しくなろう。
一つ問題があるなら、観察の便利を考えるあまり、巣箱が人
の気配に近すぎることがある。
遠くへ移すにしても、良い枝は高い所が多く、はしごを架ける
のが少々怖い。

写真は300ミリ望遠ズームでカフェから撮りました。

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