私たちの旅行、食事、行き先と切手 九州人は親切で熱いかもしれない。

2018年5月11日(金曜日)

三日に亘って記載させて頂いた4泊の旅行。ご覧になった方
たちから強行軍でしたね、疲れませんでしたか、と妻はねぎ
らわれたらしい。

だが普段の3倍は歩いたが妻は全然と言い、私も足取り軽く
過ごせた。

それが何故だか分からないが、楽しかったことと早い就寝の
せいかもしれない。
あるいは効率で、長崎市内では外観を見るだけで済ませた所
が数カ所あった。
京都も東寺は五重塔、広隆寺は霊宝殿、天龍寺は庭だけとい
う風に絞り、そこではゆっくりした。
食事は熊本の先輩のおごりの店のほかは、空いている所が最優
先という簡単ぶりだった。
昔から旅に出ただけで食物を美味しく感じるし、そもそも普段
妻が家で作るものが美味しいので、時間やお金を掛けなくても
良いというのもあった(妻はメニューにこだわるが店にこだわ
る気配は無い)。

行き先のことでは、
次回京都へ行く機会があれば、宇治平等院だけでも良い、と考
えている。
まだ行った事がなく、子供の頃切手で見て以来の長いあこがれ
の場所という理由で。
2012年母の遺骨をもって佐賀県を訪ねた際、帰路、錦帯橋
に寄ったのも、子供時代に見た切手からのあこがれだった。
さまざまな情報の中で、小さな切手がもたらした大きなインパ
クトは、子供ならばこそだったのだろうか。

最後に九州の人の、人なつこさ、熱さ、といえばいいのか、以
下に二つの場面を記してみた。

●島原鉄道に乗る際の駅で。
発車時間ぎりぎりで駅に到着。妻は走ってホームへ、私は切符
売り場へ急いだ。自販機でモタモタしていると駅長さんらしい
人が走ってきて切符を買うのを手伝ってくれた。
後で妻が言うにはその人は、
「私が車を停めますけん、大丈夫です」と言って妻を乗せ、私
の方へ走ったということだった。

●博多で列車の待ち時間、妻が買い物に列を離れた時、
回りから一斉に声があがった。
「あっ、落ちた!」
「落としましたよ!」
「落ちました、落ちました!」
見ると何人もの人がある場所を指さしている。
そこに妻の上着が落ちていた。
急いだため肩に掛けていたのを落としたらしい。
間髪入れず発せられた親切。果たして新潟県でこうなるだろう
か、一瞬外国にいるような不思議な気持ちになった。

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