新潟文化物語で日本遺産の米大舟 驟雨の親子さん。

2018年9月27日(木曜日)

平成29年4月に日本遺産として「荒波を越えた男たち
の夢が紡いだ異空間 ~北前船寄港地・船主集落~」が
認定されました。
そして今年5月には上越市も追加認定され、それは北海
道から大阪まで、実に15道府県28市町に及ぶ膨大な
範囲のものとなりました。
上越市は寄港地として、また文化遺産として我が上越市
大潟区と黒井地区に伝承されている民謡と踊り「米大舟
(べいだいしゅう)」も加えられています。

以下は大潟区の祭における米大舟踊りスナップです。

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ところで版画家棟方志功は昭和30年代、友人であった我
が美術館の常設展示作家である齋藤三郎を訪ね、齋藤の友
人達と米大舟踊りを見た折に版画を制作しています。

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当館が所有する米大舟。棟方氏は昭和30年代に祭を見
学、印象に残った米大舟の若い女性の踊り手を簡潔かつ
躍動的に彫っています。

●そして本日、新潟県の関連ウエブサイト「新潟文化物
」における特集「北前船とともに生きる-北前船が運ん
だ文化
」のなかで米大舟が取り上げられました。

江戸時代、当地の飢饉に際して、山形県酒田港から届け
られた米とともに伝えられた民謡と踊りが今日まで受け
継がれていることへの評価でした。
子供時代から春秋の祭で親しんだ米大舟が、大きな文化
的背景とともに日本遺産に含められる事は本当に嬉しい
ことです。
またサイトには当館が提供した米大舟踊りの写真と棟方
の版画が掲載され、これも嬉しい事でした。

しみじみとゆっくり、哀調を持って唄い踊られる米大舟
の音頭、私は大好きです。
踊り手も歌い手も太鼓打ちも誇りを持って楽しみ、長く
継がれることを願わずにはいられません。伝統文化を継
承することの大切さ、あるいは継承されたものの価値に
ついてあらためて知らされている次第です。

さて本日も猛烈な驟雨に見舞われました。

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その最もひどい午後、小さな坊やとすらりとしたお母さ
んが来館されました。
私が出る時でしたので、車から乳母車を降ろし、坊やを
抱っこして入り口まで進む間、傘をささせて頂きました。
たまたま大きな傘を買った直後でした。こんなに早く役
立つとは。

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