樹下だより

上半期皆様の「お声」から。

2018年9月21日(金曜日)

館内にある皆様のご感想などを書いて頂くノートから
今年3月~7月分のお声(メッセージ)を、いつもの
ように樹下美術館のホームページに掲載させて頂きま
した。

ご来館はぶらりと来られる方が多いのですが、ボラン
ティアの帰り、娘を送って、結婚日記念に、大切な友
と、15才のバースデーに、子供の進学を機に、誕生日
に、etcメモリアルとしてお寄りになる方もいらっしゃ
いました。

以下のような感想も見られて喜んでいます。
“癒しの空間、期待以上、憩いの場、別世界、落ち着く、
のんびりゆったり、心なごむ、幸せ、また来たい、ご褒
美をいただいた、すべて素晴らしい、心豊かなひととき、
いつもと違う時間、すてきな場所、贅沢な時間、すてき
な空間、目標を持って生きたい、心平らになる。
穏やかな気持ちに、周辺の散策も、名が素敵、上越で貴
重な存在、上越の文化拠点になって、心が洗われた、次
元の違い、こたえられない、心の洗濯、すべて良かった、
今日という日をありがとう、ゆったり時が流れる、庭が
楽しみ、日頃の“うさ”がはれた。良い所を発見、どれも
素敵で可愛い、活力になる、変わらずにあることを”

ご不自由もお掛けすることもあろうと思われますが、皆
様が心ほどいて和み、リフレッシュされていることも窺
われ張り合いを感じます。

秋はとくに美術館の季節ではないでしょうか。
どうかまたお寄り頂き、宜しければ何かお書き残し下さ
い、まことに有り難うございました。

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綿帽子を被ったような本日の妙高連峰。真っ白な雲は先の
雪を思い起こさせ、一瞬はっとした。

休館日のお客様 可愛い地主。

2018年9月19日(水曜日)

本日水曜日は樹下美術館の休館日。
高気圧が列島を大きく被い、当地もまことに気持
ち良く晴れ、午後、妻は庭の雑草取りを行った。

すると若いカップルが見え、妻は構わないので入
って、と言って扉を開け二人を案内したという。

展示をご覧になり、絵はがきを求められ、ショッ
プに並べた堀川紀夫さんの小型のテンセグリティ
を買って頂いたと聞いた。

休館日は庭の手入れが出来る日でもある。
たまに訪ねて来られる人に気づけば、大抵は入館
して頂くようにしている。
本日の方たちは関東からの旅行者さんで、なおさ
ら「せっかく」ということになろう。
わざわざのお訪ね有り難うございました。

 

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当庭のネジバナ。

ネジバナはカワラナデシコとともに以前から自生してい
る植物。双方ともけなげだが立派な地主。写真の花は
まだ赤ちゃんのようであり、特に可愛い地主だ。

堀川紀夫さんの樹下美術館個展フォトブック 見応えあった雲の日。

2018年9月18日(火曜日)

歴史的な暑さの中で開催された堀川紀夫展 夏庭のテ
ンセグリティが終了して2週間が経とうとしている。
鮮やかな作品たちでいっぱいだった美術館の光景は、
あたかも夏祭のように思い出される。

本日午後その堀川氏が来館された。
この度の個展の写真をまとめた美しいフォトブックを
持参して頂いた。

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「堀川紀夫樹下美術館個展2018」 (1冊1000円)。
どうかお手に取ってご覧下さい。

3ページ目に「堀川紀夫さんのテンセグリティ」と題し
て、紹介文を書かせて頂きました。
以下に中段からを掲載してみました。
「堀川氏は現代美術家です。常設の陶芸と油彩の作品を
そのままに、立体の現代作品を館内外に展示するのに正
直一抹の不安がありました。しかしセットされたテンセ
グリティは誠に爽やか。立体とはいえ重力と面から解放
され、風を通し風景を透かす。何とも自由で美しかった
のです。庭のカラー作品は大輪の花となり、銀色のパイ
プ作品は酷暑のなか涼やかな光を放ちました。さらに常
設作品との併展では和のテイストまで発揮し、壺や人物
画に動きと楽しさを与えたではありませんか。
“幸福のテンセグリティ” 期間中、心弾ませる作品たちを
私は一人そう呼んでいました」。

さて本日日中、空高く涼しげな雲が出現していた。
日暮れると、西空に現れた帯状の雲は腰をひねったような
迫力ある形をしていた。

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東の方角へ移動。

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逆コンマあるいは逆Jの字風な雲の集合に思われた。この
形の雲をたまに朝夕に見る。本日は上層で西風が、下層では
東風(山風)が吹くこの時間に起こった現象ではないかな、
とふと思った。
雲は次第に赤味を帯び、段々と薄くなっていった。
上弦の月が現れていて、予報では数日晴れ間に恵まれるらし
い。

忙しかった日曜日,長野から茶道裏千家の皆様、遠方から陶齋のご関係者様。

2018年9月17日(月曜日)

昨日雨上がりの午前10時から二組34人様の団体さん
が来館された。
長野市、北信の裏千家茶道の皆様と齋藤三郎(陶齋)さ
んの関係者の皆様だった。

茶道の方たちに恥ずかしながら薄茶の点前を差し上げた。

1



2

 

3
午前の混雑時、お嬢さんたちには一時陶芸ホールで待って
いただいた。

 

5
床。掛け物は伝良寛草書詩「秋夜月を弄す」。花は陶齋
の手付花器に南天萩、白花秋海棠、カラスタデ、オケラ、
カルカヤなど7種が入った。香合も陶齋で緑地金彩は秋
草の文様があしらわれている。
床の詩の後段に“果てしない碧空を月が飛ぶ もともと光
は照らさず物も照らされず 光も物も忘じた者は一体誰
ぞ”という読みがウェブサイトにあった。難解な一節だが、
無についての壮大な気宇に驚かざるを得ない。

 

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気づくと、風炉窯と棚は円と四方が順に並び、陰陽が連続
していた。二十五年前のころ、新潟三越で薬師寺展があっ
た。当時薬師寺は塔頭再建の途に就き、熱心に資金集めが
された。展示会の折、薬師三尊像台座の龍紋から取った拓
本が風炉先屏風として売られていた。運良く求め大切にし
ている。水指も陶齋の灰釉秋草文を用いた。

 

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懐かしい根本曠子さんの野ぶどう切貝蒔絵の薄器。

 

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水屋を手伝って下さったTさん。主茶碗と替は双方思い切
って鈴木秀昭さんの色絵金銀彩の器を用いた。
主茶碗は昨春、光栄にも坐忘斎裏千家お家元に服して頂い
た宇宙曼荼羅文を使わせて頂いた。

午後から長男夫婦が来て夕刻は大潟区の都寿司で食事をし
た。

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長野県のお茶の皆様は爽やかで奥ゆかしく、非常に感銘を
受けた。
当館は二度目という方もおられ、いっそう親しみを覚えた。
遠路誠に有り難うございました。無事お帰りでしたか。イ
カヤさんの食事そして水族館など上越は如何でしたか。

東京など遠方からの陶齋ご関係者の皆様、出ませんで失
礼を致しました。また沢山作品図録を買って頂き感謝に堪
えません。

明日午前は忙しくなりそう 蝶に人気のムクゲ。

2018年9月15日(土曜日)

堀川紀夫さんの作品展が終了すると、賑やかにテンセグ
リティが飾られていた齋藤三郎の展示室が、がらんとし
て淋しく感じられた。
それで本日、齋藤氏の絵画作品3点架けたら、場内にほ
っとした空気が生まれた。

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正面に姥百合(ウバユリ)の圖、

 

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右中央に冬瓜と茄子の圖。

 

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左中央に妙高山暁雲圖。

9月は半ばとなり、さすがにあの鬼夏も姿をくらまし、秋に
座を譲ったようだ。

そんな日、庭のムクゲにチョウが来て蜜を吸った。花が乏し
い季節だから、チョウは飛び立つと戻ってくることを繰り返
した。

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後翅(後ろのはね)が痛んで失われているクロアゲハ。それ
でも花から花へ身軽に移り、去ってまた戻ることを繰り返し
た。

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こちらはキアゲハ。この蝶もよそへ行くかと思うと戻った。

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蜜が少なくなっているのか、深く花に入り時間を掛けて吸
っている。ムクゲはすでに足かけ三ヶ月は咲いている。そ
れでも枝にっぱい蕾をつけている。本当に強い木だ。

明日は長野県から19人のお茶人がお見えになり、お点前を
して薄茶を差し上げる予定。
すると本日、東京や長岡市から16人さんが同じ時刻に来館し
たいという電話があった。
館内で展示を説明し、茶室でお茶を点てる。明日の午前は忙
しくなりそうだ。
お点前の稽古はまだ十分ではない。明朝、稽古を追加しなくて
はならない。

来年のこと.須川展也さんと新潟市のマヌーシュジャズグループのコンサート。

2018年9月13日(木曜日)

9月半ばですが、来年の催事予定の事でお書きしま
す。
いずれも音楽。4,5,6月のどこかの週末に須川展
さんのサキソフォンと小柳美奈子さんのピアノによ
るコンサートが一つ。

もう一つは、秋(恐らく11月)は新潟市のグループに
よるジャンゴ・ラインハルトのマヌーシュ・ジャズ(ジ
プシー風ジャズ)を中心に演奏されるコンサートです。

須川さんの会は、過日小柳美奈子さんが来館され概要を
打ち合わせました。
また本日は新潟のグループのお一人がたまたま来館され、
私からコンサートを提案してお話をしました。
まだ一年以上ありますが、是非とも実現したいと考えて
います。

 


お二人による大政直人(Naoto Omasa)作曲「 Dance Musi
cfor A.Sax & Pf. Ⅱ Waltz of Tenderness(優しさのワル
ツ」。
第一線でクラシックを中心にディズニー音楽、ピアソラな
どこよなく音を楽しむ演奏をされる素晴らしいお二人です、
是非ご期待ください。

ところで新潟市のグループが好んで演奏するギタリスト&
作曲家であるジャンゴ・ラインハルトの名を知ったのは1
960年代でした。
それは、50年代から一種端整(古典音楽風)な演奏で一
世を風靡したMJQ(モダンジャズカルテット)の曲「J
ANGO」によってでした。
タキシードを着用して演奏することがあったMJQによっ
て曲目が冠されたギタリストのことは、その後テレビで度
々特集され、また生涯が映画にもなりました。しかし実際
彼が作曲し演奏した音楽に接したのは髙田世界館のコン
サート
が初めてでした。


MJQのアルバム「JANGO」。学生時代に買った懐か
しいアルバムです。残念ながらこの度探したところ見つ
かりませんでした。長い演奏ですが、最初の「JANGO」、
後半の「ニューヨークの秋」「朝日のようにさわやかに」
などは耳から離れません。
1966年の二度目の来日コンサートがサンケイホール?で
行われ、後ろの席で聴きました。全く珍しいことに女性と
一緒に聴き、そちらばかり気になりほとんど集中できませ
んでした。


ジャンゴ・ラインハルトによる「Minor Swing」。
ステファン・グラッペリのヴァイオリンソロやエンディン
グで声を出しているはジャンゴ本人ではないでしょうか。

マヌーシュあるいはロマと呼ばれるジプシー系のジャズは
一貫して打楽器のようにサイドギターとベースがリズムを
刻み、明解なメロディとともに真っ直ぐ暖かく心に届きま
す。

来年のことはわかりませんが、二つの演奏会とも無事に開
催され、皆様に喜んでいただけたらと期待しています。
今後詳しい事が決まりましたら、折々お知らせ致します。

秋雨前線の庭 近隣のセンニソウ。 

2018年9月12日(水曜日)

この二日間は日射しが戻った。今御rは上がったり下がっ
たりを繰り返す秋雨前線と、それに絡む台風で気候は安
定しにくいらしい。
テレビが天気図などを用いて詳しく気象を説明するので
面倒な気象もなるほと、と納得してしまう。
チリ沖の海水温、あるいはカリブ海で発生するハリケーン
さえ、日本のお天気に影響するというから驚く。

晴れれば芝刈りが出来るかもしれないと、思っていたが
昨日スタッフにによってきれいに刈られていた。

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堀川紀夫さんによるテンセグリティの展示が終わっ庭はひ
っそりしている。期間中ずっと頑張っていたミソハギたちが
ひと夏の思い出をささやき合っている。

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西側の奥でムクゲも長く頑張っている。数日で花が終わる草
木があれば、数ヶ月頑張るものもある。何が違うのだろう。

周囲の雑木林では道路沿いの日当たりの中でセンニソウ
が真っ白な花を付けている。

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白さが際立つセンニソウ。つた草のため木にからむことが
必要であり、あまり盛大に絡まれると支えている樹木が弱
るためお互い悩ましいところ。

ご覧のようにブログのヘッダーを変えました。どこか普段と
異なりますが、ある日の大潟漁港の夕暮れです。

パステル友の会の皆様。

2018年9月11日(火曜日)

久し振りに晴れた本日午前、上越市の絵画グループ「バ
ステル友の会」の皆様が来館され、庭でスケッチをされ
ました。
まだ仕事中でしたので妻が携帯でスナップを撮りました。

 

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このような良い日和にスケッチ行をされるとは何と幸福な
ことでしょう。

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昼休みに伺うと丁度お茶を終えられていました。楽しいひと
時の名残が伝わってきました。

降り続いた空は明日晴れるか。

2018年9月10日(月曜日)

三、四日は降り続いている冷たく鬱陶しい雨。
気温も下がり、午後の往診は20度しかなかった。
あの狂っように暑かった夏は何だったのだろう。
雨は雨で過ぎた夏など知ぬと言って愛想がない。

本日半袖を止めてシャツも白衣も長袖にした。
冷えた腕や背中が暖まった。
往診に同行した看護師は半袖。
寒くないのと聞くと少し寒いです、と言って腕を
さすった。

家庭菜園の先生というべき男性がつぶやいた。
ひどい暑さで皆さん棚をたたみ、ツルをたぐり、
早々に夏を諦めて秋の仕度に入っていた。
なのに今度は雨が降り過ぎ気温も下がり、一体
何をしたらいいのか分からないと言って、困って
います、と。

しかしようやく明日は晴れ間が覗くらしい。
良い晴れ間なら皆さんの畑の目処がつくし、美術
館は芝刈りが出来るかもしれない。

大地の芸術最2018その2。

2018年9月5日(水曜日)

去る9月2日、初めて大地の芸術祭を訪ねた事を掲載さ
せて頂いた。会場エリアは広大であり作品数も会場に大
地が名づけられる通り膨大だった。

本日は当日観た(あるいは体験した)ほかの作品の一部
を載せました。

まずクリスチャン・ボルタンスキーの作品「最後の教室」。
ユダヤ系の家庭でホロコーストの体験を聞いて育った作家
は山奥の比較的大きな廃校小学校を会場としている。
最後の教室には「最後の授業」の意味が込められている、
と思った。

 

1
入館してすぐは旧体育館。多数の裸電球がつり下げられた暑
い館内に干し草の臭いが充満し、それを煽るように扇風機が
ブンブン回っている。
広大な収容所であろうか、牛舎の臭いでもある。しかし一挙
に遠い未知の、あるいはどこかで出合ったような闇へと放り
込まれた。

2
階段を上がって廊下を歩く。行く手に物凄い光が点滅し、光
に吸い込まれるように歩く。廊下には辺りを振るわすように
ドン!ドン!ドン!ドン!と低い大きな音が響き、心臓の鼓
動に聞こえる。廊下の上方に並ぶ額は中に何も無いが全て遺
影のようである。

IMG_2376
ある場所(教室跡?)に横たわる光が入った累々たるアク
リルケースは柩であろう。
白の基調は同地の深い雪であり、無くなった学校や失わ
た人々へのオマージュにちがいない。


いずれにしてもここで体験したのはホロコーストと鎮魂。
もしかしたら精一杯の再生への希望なのか?同行者はど
う思ったか分からないが、当日最もインパクトがあり心惹
かれた作品だった。

 

話変わってシンボル的な会場ともいうべき十日町キナーレを
訪ねた。今年は「方丈記私記」のタイトルのもと四畳半の空
間がテーマ。多数のインスタレーションが大きな水場を囲ん
で並んでいた。

その中から紙面の関係で2作品を載せました。

6
羊毛で小さなパオのような美容室。ハサミと羊と美容がつ
ながっている。

 

7
お小遣いを出して独楽を回してもらい、運試しをするブース
(作品?)。私は外れで小さな盃にサルナシのジュースだっ
た。鉄火場のようであり、二人いた女性は全くきれいだった。

方丈記私記は殆どが店か家、部屋また遊びや交流の場を
エッセンスとする立体作品だった。お洒落な茶室なども期待
したが見当たらず、これは仕方がないことであろう。
いつか行われるかもしれない「妻有大茶会」を楽しみにした
い。集客するのではないだろうか。

キナーレは巨大な正方形?の水場を囲む設え。それが実に不
思議だった。

 

8
下で見ると水場は浅く、多くの人が気持ちよさそうに歩い
ている。

 

9
二階に上がり歩くほどにそれは低く小さく見えてくる。
底には別に水場と、それを囲むように周囲の柱などが巧妙に
描かれている。
下で見ると単にデザインとしか見えない底の模様が、二階で
は反射もなくはっきり見え、そこには水場が一段と低く小さ
く見えるような巨大な絵が描かれているというわけである。

さて時間も押してきている。ある古い民家の二階で「裏側の
物語」をみた。

10
大きな雪舟風の水墨画風の絵。実は思いもよらぬ素材を用
い、影絵として表現されている。

当日遅く寺院を通り過ぎた。ちょっと待って、と声を掛け、
もしやマイブームの火頭窓?と、降りて見た。(当寺院は
芸術祭作品ではありませんが、、、、)

12
長泉禅寺と門標に書かれていた。矢印のように大好きな火
頭窓がありました。

 

 

13
境内の一角に大きな杉?の切り株を囲んで諸菩薩が座してい
て、穏やかな勢至(せいし)菩薩が見えた。勢至菩薩は以前
に書いた「二十三夜の月待ち行事」であがめられる仏であり、
下弦の月がその化身と言われていた。

帰宅して調べるとこの寺には二十三夜の石塔もあるらしかっ
た!

そして当日、マユビトのほかに以下のお土産を買って帰った。

14
とちの実せんべいは障害者の皆様が作ったというバッグに
入れられた。 新聞紙で作ったとは思われない丈夫なバッグ
だった。

15
日比野こずえさんデザインのハンカチ。同氏はほくほく線の
ラッピング電車のデザインを担当された。

以上遅くなりましたが、去る2日「越後妻有りアートトリエン
ナーレ大地の芸術祭」の訪問記その2でした。

 

2018年9月
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