樹下だより

来る11月25日(土)は蓄音機でレコードを聴く会。

2017年10月16日(月曜日)

来る11月25日土曜日に第4回の「蓄音機によるSPレコードを
聴く会」を催します。

晩秋の夕べのひと時を古きよき時代の音楽文化の一端に触れ
てみませんか。

告知ファイル

上掲ファイルは大きくしてご覧になれます。

今回もバラエティに富んだレコードをご用意致します。
樹下美術館の窓口、あるいは以下のお電話にてふる
ってお申し込み下さい。

電話 025-530-4155

 

新潟市でロンドンフィルと辻井伸行さんの演奏を聴いた。

2017年10月10日(火曜日)

昨日体育の日の祝日、新潟市でロンドン・フィルハーモニー管弦
楽団とピアニスト辻井伸行さんのコンサートがあり聴きに行った。

ほどよい雲と晴れ間の多かった日中はむし暑かった。
新潟市で万代橋を過ぎるころから、会場へ向かう左車線は著しく
渋滞した。
会場の駐車を諦め、反対の街中に折れて有料駐車駐車場を探
して停め、徒歩で行った。

春に高額で予約したのは前から二列目の真ん中という席で、本
当の所良いやら悪いやら。
とにかく大編成のオーケストラがほぼ180度の広角で広がり、音
との真っ向勝負の雰囲気だった。

 

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向こうに会場のりゅうとぴあが見える。
国立新美術館にどことなく雰囲気が似ている。

 

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フル編成のロンドンフィル、指揮者は07年から主席指揮者を務
めているウラディミール・ユロフスキ氏。
一曲目はニュルンベルクのマイスタージンガー、第1幕への前奏
曲だった。
目の前のオーケストラは鳴りに鳴り、歌いに歌い、圧巻だった。

 

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二度目の辻井氏。2,5㍍くらい直近距離で聞く事が出来た。
ピアノに座った辻井さんは素早く右手で最高音部を確かめ、
中音部に手を構えて演奏に臨んだ。
大音量の一曲目のせいで間近かなのに、ピアノの音が小さ
く感じられる。(ステージより低い場所のせいか?)
協奏曲のオーケストラは音を絞り目にしてソロ奏者と調和
を図るのであろう、間もなくピアノが力強く響きはじめ辻井さ
んは佳境に入っていった。
馴染みの曲を初めて聴くような気持ちにさせる演奏に深く感
銘を受けた。

最後の曲はチャイコフスキー「交響曲第5番」だった。
もの悲しくも美しいテーマが心に響く。
第四楽章ではそのテーマが長調に変り、運命の呪縛を振り
切って高らかに終わった。

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辻さんのアンコールはショパン「別れの曲」、オーケストラはチャイ
コフスキー、オペラ「エフゲニー・オネーギン」よりポロネーズだった。

 

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演奏後のホワイエにあふれる人。

 

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終了後、承諾を得て撮った会場。
赤と黒、そしてベージュの大空間は居るだけで心がインスパイア
される芸術作品。

普段一人の海を楽しい、などと言っているものぐさな自分にとって
往復3時間の運転と2000人の聴衆とフルオーケストラによる二曲
のチャイコフスキー、そして辻井さんの渾身のピアノは強力な心身
洗浄作用を有していた。

隣国の空夢とまぼろし。

2017年10月8日(日曜日)

隣国のこととはいえ、いや隣国ゆえに朝鮮半島の
事は気になる。

今年1月、トランプ氏の大統領就任の前日だったが、
当日だったか、朝起きがけに夢を見た。

それは、トランプ氏が北に向けた核のボタンを押そう
と手を振り上げた瞬間、間髪を入れずロシアと中国
の大きな矢印が北朝鮮に入って全てが終わってし
まうというものだった。

 

三分割
夢では進入した両国が王朝を抑えたように感じた。
だが三分割など最悪であろう。

さてもう一つ、これは夢ではないが、文在寅氏が大
統領になって一月ほどたったある日、真に単純な
ストーリーがふとまぼろしのように脳裡をよぎった。

 

半島統一
ある日突然南北が統一してしまう。
かっては共にした国土と同胞。統一は双方の長い
悲願ではないのだろうか。

二国だけの交渉によって実現した統一の場合、
・他国に介入の権限があるのだろうか。
・キム王朝はどう決着するのだろう。
・核はどうなるのだろう。

たまたま見た夢とまぼろしを書かせて頂きました。
ミサイルの時代とはいえ、地勢は見逃せない因子
ではないかという漠たる思いが夢になったり幻想
になったりしたと思われます。

すぶの素人が柄にも無いことを記載しまして反省
しています。

少し赤字が減ってきている カモメは波が嫌い?

2017年9月30日(土曜日)

本日で9月が終わる。
今年3月開館以来、樹下美術館は6ヶ月半が過ぎた
が、昨年より500人ほど来館者様が増えた。
お陰様でわずかながら赤字幅が減っているのは嬉しく
とても励みになる。

本日は絵画教室の皆様はじめ賑やかにして頂き有り
難うございました。

1
好感度のお二人さん、有り難うございました。
了解を頂いて写真を載せました。

さて本日午後も柿崎海岸へ出かけた。

渚で休息するカモメ(ウミネコ)が可笑しかった。

 

2
大好きな海のそばで日向ぼっこ。

 

大きな波が来ました。

 

3
あれれ?あわてて波を避けている。
カモメは波が嫌いなの?

 

4
波の形で日向ぼっこ。

さて今夕、海上の竜巻を見ました。
写真と記事は明日に致しますが、少々はらはらしました。

ヒョウモンチョウ トンボのねぐらは何処、あのトンボはどうなった。

2017年9月27日(水曜日)

午前中ある時間まで陽が射し汗ばむような熱気があった。
赤トンボが沢山飛んだため、自転車で来院された人がトン
ボが何羽も顔に当たった、と仰った。

田んぼが近い美術館のトンボを楽しみにしていたのに、昼
が近づくにつれ曇天となり、あっという間に姿が減った。

トンボは少なかったが、ヒョウモンチョウがノコンギクの飛
来していた。

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生き物は色、紋様美しさのほかバランスの良さに感心する。

 

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まだ賑やかに咲いているムクゲは女子高生のようだ。

夕刻来院された方が、午前のトンボは何処へ行ったの
でしょう、何処かにねぐらがあるのですかね、と仰った。

私らが子供の時、もっと沢山飛んだ、と仰る人もいた。
たしかに自分の小学生時代の晴れた日など、無数とい
うほど赤トンボが飛ぶ日があった。
学校帰りに二羽のトンボを捕まえ、反対に向けたお尻に
松の葉を刺してつなげ、そーれ飛べなどと言って放りあ
げたことがあった。

、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、

あのトンボはどうしたのだろう、と今にして問うことが出来
る。
困惑するが、仏教には答があるのだろうか。

介護の話 写真  庭を横切ったキジの親子。

2017年9月25日(月曜日)

昨日日曜日のこと、遅い昼食を美術館で摂った。
在宅か施設か、ある方と介護の話をした。
95才の骨折では事態は大きく変わる。
毎日頭がいっぱい、というのは良くわかる。

高齢者の介護では、疾患のほか、本人、家族の反応で予
想しなかった変化と展開をみることがある。
固定概念に囚われず、関係職と相談しながら柔軟な対応
を試みてはなどどお話した。

そうこうするうち、ほかのお客様から写真を撮ってもいいか
と尋ねられた。
東京の友人がこのノートを見ていて、私の写真が欲しいと
仰ったという。
はい、いいです、と言って撮ってもらったが、こんな顔で本
当に申しわけ無い気持ちで一杯だった。

ところで同じ昨日ミョウガを沢山頂いた。

3
スタッフとともに分けたミョウガ。
私は子供のころからミョウガが好きで、雨の後、庭の一角に
ある陰気な場所でミョウガを探した。

話変わって本日、キジの親子が庭を横切った。

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向こうもこちらもあわてていて、何とか撮れたのはこの1枚。

一家は一週間ほど前、裏の田んぼに7羽でいた親子であろう。
オス2羽メス6羽の若鳥とメス(親)の一家だ。

若鳥の成長に差があり、大きな子と小さな子が半々ずついる。

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裏へ回ると刈り取りが済んだ田んぼに居た。
左が親で右にやや大きなメスの若鳥。

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草むらで見え隠れしている若鳥はまだ幼く見える。

イナゴやカエル、ヘビやトカゲなどを食べるのだろうが、冬を迎
える小さな子たちの成長が心配される。
どうか春には元気な姿をみせてほしい。

雨上がりは雲の王国 軟らかに成長する樹下美術館。 

2017年9月8日(金曜日)

二日間にわたってしっかり降った後、本日爽やかに陽が射した。
青空を背景に積雲が様々な形になって地上を囲んでいた。

1
↑四ツ屋浜の雲は白くふわふわして、おびただしいオモチャのよう
だった。

2
水田の向こうの山々は吸い込んだ雨を雲に換え、次々大放出。

水田脇の小屋に赤い花が咲いていて、キアゲハが訪ねていた。

3
↑懐かしい花はホウセンカであろう。

4
ベンチで過ごしている男性たちの奥様は館内で作品の鑑賞中。
ピクニックのように3時間以も上ゆっくり過ごされたという。

5
↑陶芸ホールのテーブル&椅子席で四人の方がくつろいでいる。
設置したばかりで、来場された方に座って頂けるか心配したが、
ごく自然に過ごされ一安心。

建設当初、小なりといえども樹下美術館はさほど気軽な場所で
はないように見えていた。
それが十年経って、多くの方に思い思い自由にお過ごし頂く場所
として成長しはじめたように感じる。

お客様二題

2017年9月7日(木曜日)

春雨、梅雨、秋雨、時雨、、、同じ雨も季節で名が異なり、
風情も異なる。

昨日からの雨で急に気温が下がり、袖の長さが気になる。
暑い盛りのある日、北海道某所の最高気温が22度とあり、
この時期こんなに寒いのか、と驚いたことがあった。
それが一ヶ月後の今夜、車の車外温度が22度を示してい
る。
雨の夜も虫は鳴き、庭で花ホトトギスの茎がしゃんとして
立ち上がり、今年も秋が巡ってきた。

そんな空の下、昨日東京からお客様が訪ねてこられた。
そもそもは二年前、偶々指揮者汐澤安彦さんの記事を読
まれて以来、当ブログをご覧になっているという女性だった。

私はお会い出来なかったが、在館していた妻によれば、か
ねて尊敬していた汐澤氏の記事を縁に、ブログを通して当
館と上越市に興味を抱かれてこの度の訪問になったという
こと。
スルテンを食べ、樹下美術館を訪ね、泊まりは鵜の浜温
、翌日は髙田の朝市云々」と詳しく調べて来られた。

館内のノートに好意的なメモを残され、片田舎で小館を営
む者として心から嬉しく思った。
無事ご帰還されましたか、お疲れではなかったでしょうか。
本当に有り難うございました。

 

IMG_8502
今夜の雨の樹下美術館入り口。

そして午後は休診の本日、4時半過ぎに美術館に寄った
所、去るジャコメッティ展のショップ品である「歩く男」がプリ
ントされたTシャツを着たお客様にお会いした。

何度も来館されている方と聞いていたが、お話するのは初
めて。
Tシャツだけで十分な上、美術、音楽とも造詣深く、話は幾
つもの分野を行き交い時間を忘れた。

気がつけば4時間もご一緒していた。
これも秋なればこそ、雨降りなればこそ,樹下美術館なれば
こその良い時間だった。

雲の魚 秋は本番へ。

2017年9月4日(月曜日)

現在樹下美術館の倉石隆は「カリカチュア風な倉石隆」
タイトルで人物5点、鳥が一点、さかな一点が展示されていま
す。

いたずら描きあるいは漫画の風合いを持つ作品ですが、小
さなお子さんたちは「さかな」が気に入ったとよく仰います。

倉石隆の魚
倉石隆の「(さかな)」 1955~60年 24,2×33,3㎝。

 

ところで最近夕暮れの空で魚の形をした雲を二つ見ました。

 

8月30日雲の魚
去る8月29日、6時20分頃西の空に浮かんでいた雲。

 

9月3日目が月の魚
昨夕6時40分ころの雲には、ちょうど月が重なり、目が光っ
ているようでした。

いつしかあたりにススキが穂を広げ、夜は月が明るくなり虫の
音が盛んに聞こえるようになりました。

昨日土曜日午後は二回目のジャコメッティを観た4時間の東京旅行。

2017年9月3日(日曜日)

一昨日9月1日、国立新美術館へジャコメッティ展を
観に行ったことを書かせていただいた。
一人で行ったがとても良かったので妻に話すと、行っ
てみたいという。
近づいた9月4日の終了と、忙しい妻の日程を考えれ
ば昨日土曜午後しかなく、急遽前回と同じ北陸新幹
線で一緒に上京した。
東京での余裕をみて帰りは一時間遅い電車にした。

開催期間最終の週末とあって、会場は混雑していた。

入場してすぐ一体の細い女性立像「レオーニ」によっ
て迎えられる。二回目ながら観るなり笑みが浮かび、
高ぶりを覚える。

古典主義と印象派の作品展示が素早く終わると、キュ
ビズムからシュルレアリズムへ、確固として時代通過
すると独自に花開いていくジャコメッティの過程が分か
りやすく示される。

苦悩から生え出たような細い大小の人物が林立する
広場シリーズ、9体の細い女性立像が三角形を作って
堂々と居並ぶ並ぶ「ヴェネツィアの女Ⅰ~Ⅸ」など、や
はり圧巻である。

そしてマッチ箱に入れて持ち歩いたという極小の作品。
愛すべき作者の人柄が偲ばれて誠に微笑ましい。
(本人は苦しんで作ったのですが、何故か観ると自然に
可笑しみが湧くのです)

 

1

2
千秋楽が近づいて来場者は一昨日よりも遙かに多い。
大勢の人を前に、ますます元気だった「歩く男」。

見終わり、晴れ晴れとして出ると台風去った爽快な大気。
正面の六本木ヒルズに行ってみよう、ということになった。

 

3
白い雲を背景に美しい初秋のビル。

 

5
途中で在宅訪問中のクリニックの車に出合った。
南青山の八木クリニックのスタッフが六本木で仕事中だった。
東京は人口稠密なうえ駐車に難渋しよう、そのため訪問専門
の運転手さんが付いていて、診療中の医師とスタッフを待って
いる。
土曜午後、都会のど真ん中で熱心に診て回られる同業の皆
様に胸熱くなり、強いシンパシーを覚えた。

 

6
ヒルズの前庭に咲いていたうリュウノヒゲヤブランの薄紫が爽や
かだった。

 

7
おのぼりさんよろしく、初めての展望台は地上52階で250㍍、
360度の眺め。
今夏東京は歴史的な降雨に見舞われたという。
初秋の午後の日射しのなか、雨に洗われた壮大な街がいっそ
う美しい陰影をもって佇んでいた。

 

8
北の方面だろうか、さきほどまで居た美術館が見える。
こんな風に全体を見るのは初めてだが、とても良い。
樹下美術館はこの何百分の一、あるいは何千分の一の大き
にちがいない。

 

9
ビルを一周する展望台の一角に少し静かな場所があった。
モダンな各部のなかで、ここは1950~60年代の映画の場
面を彷彿とさせる。

たまたま流れていた「テイクファイブ」の音色が、短い時間だ
ったが心地良く当時の気分へといざなってくれた。
1960年代前半はジャコメッティ晩年の活躍の時代に相当し
ている。


デイヴ・ブルーベックカルテットによる「テイクファイブ」。

 

 

10
タワー前にあるメトロハットは地下鉄六本木駅の入り口。
何とも大胆な派手さでタペストリー(巨大ポスター?)が囲んで
いた。中央黄色の矢印は人物。

地下鉄で日比谷駅に降り、丸の内仲通りを歩いた。
この並木道は本当に静かできれいだ。

 

11

 

12
仲通りを歩いて東京駅に着いたが時間があったのでステー
ションホテルでお茶をのんだ。
ハープを弾く女性の近くに座り、本日のケーキの中から手前
のイチジクのタルトを選んで分け、熱い珈琲を飲んだ。

土曜日午後の8時間余、往復4時間の北陸新幹線で行った
首都東京は4時間の滞在だったが、さして慌ただしくも無く、道
中を楽しめた。

長くなりました。

2017年10月
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