美術・音楽・文化

SPレコード鑑賞会のお知らせ。

2018年10月10日(水曜日)

秋はいよいよ深まりいつしか夜は長くなりました。

少し先のことになりますが、今年のSPレコード鑑賞会を
以下のように行いたいと思います。
※SPレコード:手回し蓄音機による78回転レコード

page001

参加ご希望の方は樹下美術館の受付か以下のお電話を
ご利用のうえお問い合わせ下さい。

どうかお気軽においで下さい。

 025-530-4155

新潟文化物語で日本遺産の米大舟 驟雨の親子さん。

2018年9月27日(木曜日)

平成29年4月に日本遺産として「荒波を越えた男たち
の夢が紡いだ異空間 ~北前船寄港地・船主集落~」が
認定されました。
そして今年5月には上越市も追加認定され、それは北海
道から大阪まで、実に15道府県28市町に及ぶ膨大な
範囲のものとなりました。
上越市は寄港地として、また文化遺産として我が上越市
大潟区と黒井地区に伝承されている民謡と踊り「米大舟
(べいだいしゅう)」も加えられています。

以下は大潟区の祭における米大舟踊りスナップです。

13

 

 

43

 

 

61

ところで版画家棟方志功は昭和30年代、友人であった我
が美術館の常設展示作家である齋藤三郎を訪ね、齋藤の友
人達と米大舟踊りを見た折に版画を制作しています。

IMG_0211
当館が所有する米大舟。棟方氏は昭和30年代に祭を見
学、印象に残った米大舟の若い女性の踊り手を簡潔かつ
躍動的に彫っています。

●そして本日、新潟県の関連ウエブサイト「新潟文化物
」における特集「北前船とともに生きる-北前船が運ん
だ文化
」のなかで米大舟が取り上げられました。

江戸時代、当地の飢饉に際して、山形県酒田港から届け
られた米とともに伝えられた民謡と踊りが今日まで受け
継がれていることへの評価でした。
子供時代から春秋の祭で親しんだ米大舟が、大きな文化
的背景とともに日本遺産に含められる事は本当に嬉しい
ことです。
またサイトには当館が提供した米大舟踊りの写真と棟方
の版画が掲載され、これも嬉しい事でした。

しみじみとゆっくり、哀調を持って唄い踊られる米大舟
の音頭、私は大好きです。
踊り手も歌い手も太鼓打ちも誇りを持って楽しみ、長く
継がれることを願わずにはいられません。伝統文化を継
承することの大切さ、あるいは継承されたものの価値に
ついてあらためて知らされている次第です。

さて本日も猛烈な驟雨に見舞われました。

IMG_3129
その最もひどい午後、小さな坊やとすらりとしたお母さ
んが来館されました。
私が出る時でしたので、車から乳母車を降ろし、坊やを
抱っこして入り口まで進む間、傘をささせて頂きました。
たまたま大きな傘を買った直後でした。こんなに早く役
立つとは。

庭の手入れ 黄色のハーレー 堀川紀夫さんご夫婦と会食。

2018年9月23日(日曜日)

日曜日の今日、開館前の一時間半ほど庭の手入れをした。
クリスマスローズに肥料をくべ、目立たない所の雑草取り
をした。

IMG_2585
花壇用の土にトンプンを混ぜ、それをクリスマスローズ-の
周囲にすき込む。

IMG_2586
調子が出て来て大株になりつつあるクリスマスローズ。60
株ほどある全てに施肥をするつもり。庭仕事は足腰に来る
が、大好きな時間であり明朝も続きをしたい。

庭仕事を終えるとドドドドーとエンジン音が響いてハーレ
ーが駐車場に入ってきた。

IMG_2595
ピカピカのハーレー、黄色が大変に爽やか。良く知っている
人で、まさかバイクで現れるとは思わなかった。こんなのに
乗って美術館に一番乗りをしてコーヒーを飲む,,,.出来れ
ば私もやってみたい所であり、まことに羨ましい。

さて夕刻はテンセグリティで樹下美術館の夏を賑わせた堀川
紀夫さんと打ち上げの食事会をした。6人でのささやかな会
食は美味しく楽しい会だった。

氏のこの秋は9月28日~10月10日まで南麻布のMISA・
SINギャラリー個展に始まり来年のニューヨークはジャパ
ン・
ソサエティでの招聘出展まで切れ目のない多忙な日が続
きます。
大変ですが、楽しい仕事になることを心から期待をしていま
す。

忙しかった日曜日,長野から茶道裏千家の皆様、遠方から陶齋のご関係者様。

2018年9月17日(月曜日)

昨日雨上がりの午前10時から二組34人様の団体さん
が来館された。
長野市、北信の裏千家茶道の皆様と齋藤三郎(陶齋)さ
んの関係者の皆様だった。

茶道の方たちに恥ずかしながら薄茶の点前を差し上げた。

1



2

 

3
午前の混雑時、お嬢さんたちには一時陶芸ホールで待って
いただいた。

 

5
床。掛け物は伝良寛草書詩「秋夜月を弄す」。花は陶齋
の手付花器に南天萩、白花秋海棠、カラスタデ、オケラ、
カルカヤなど7種が入った。香合も陶齋で緑地金彩は秋
草の文様があしらわれている。
床の詩の後段に“果てしない碧空を月が飛ぶ もともと光
は照らさず物も照らされず 光も物も忘じた者は一体誰
ぞ”という読みがウェブサイトにあった。難解な一節だが、
無についての壮大な気宇に驚かざるを得ない。

 

10
気づくと、風炉窯と棚は円と四方が順に並び、陰陽が連続
していた。二十五年前のころ、新潟三越で薬師寺展があっ
た。当時薬師寺は塔頭再建の途に就き、熱心に資金集めが
された。展示会の折、薬師三尊像台座の龍紋から取った拓
本が風炉先屏風として売られていた。運良く求め大切にし
ている。水指も陶齋の灰釉秋草文を用いた。

 

IMG_2679
懐かしい根本曠子さんの野ぶどう切貝蒔絵の薄器。

 

4
水屋を手伝って下さったTさん。主茶碗と替は双方思い切
って鈴木秀昭さんの色絵金銀彩の器を用いた。
主茶碗は昨春、光栄にも坐忘斎裏千家お家元に服して頂い
た宇宙曼荼羅文を使わせて頂いた。

午後から長男夫婦が来て夕刻は大潟区の都寿司で食事をし
た。

8

長野県のお茶の皆様は爽やかで奥ゆかしく、非常に感銘を
受けた。
当館は二度目という方もおられ、いっそう親しみを覚えた。
遠路誠に有り難うございました。無事お帰りでしたか。イ
カヤさんの食事そして水族館など上越は如何でしたか。

東京など遠方からの陶齋ご関係者の皆様、出ませんで失
礼を致しました。また沢山作品図録を買って頂き感謝に堪
えません。

皆様が残された楽しい絵、館内のノートなどから

2018年9月1日(土曜日)

猛烈な暑さが延々と続き最後は凄まじい雨降りで夏が終わ
った。
本日9月1日、今度はどんな秋になるのだろう。

さて館内には5冊のノートを置かせて頂き、皆様にご自由に
お書き頂いています。一応3~7月分を前期、8~12月分
を後期として、皆様のメッセージを樹下美術館のホムページ
に掲載させて頂いています。

遅くなりましたが、7月までのまとめは来週中にホームペー
ジにお載せ致します。
そのノートには絵をお描きになる方も多く、本日は当期に描
かれたものを掲載させて頂きました。

 

2

1

3

4
↑コースターは格好の画帳。ノートに挟まれて残っていま
す。

5

6

7

8

9

12

11

13


img030

 

樹下美術館での過ごし方は様々でしょうが、美術館という場
が皆様を楽しませ癒やしていることが伝わり、とても張り合
いを感じます。

ノートをお使い下さった多くの皆様、本当に有り難うございま
した。

陶芸展示室の白いテーブル ロッテアライリゾートの音楽セミナー発表会。

2018年8月16日(木曜日)

樹下美術館の陶芸展示ホールには8人掛けの真っ白なテ
ーブルがある。本日は数人のお子さんが座り、宿題をした
と聞いた。

IMG_9382 - コピー
過日そこでコースターに絵を描いていた女の子さん。
作品を観たあと、何かを描きたくなるのはよく分かる。
たまにに混雑が生じるようになった当館。思い切って
テーブルを入れて良かったな、と思っている。

さて本日楽しみにしていた音楽セミナーの発表会がロッ
テアライリゾートであった。学生さんはじめ若い音楽家
が同所で行われた5日間のセミナー受講を終え、午後揃
って発表リサイタルをに臨まれた。

img020
「2018 Myoko String Seminarリサイタル」のプログラム。

10人の方たちによる以下2部の構成。お一人一曲のプロ
グラムに熱演が途切れることはなかった。

第1部

・J・Sバッハ:無伴奏ヴァイオリンソナタ 第1番よりフー

・パガニーニ:カプリスよりNo21
・モーツアルト:ヴァイオリンコンチェルト 第1番第1楽章
・ヴィニャエフスキー:ヴァイオリンコンチェルト第2番第
1楽章
・イザイ:無伴奏ヴァイオリンソナタ第5番
・モーツアルト:ヴァイオリンコンチェルト 第1番第1楽章

休憩の後第二部

・フランク:ヴァイオリンソナタ大四楽章
・ミルシテイン:パガニーニアーナ
・ブラームス:ヴァイオリンコンチェルト第1楽章
・ルクー:ヴァイオリンコンチェルト第1楽章
・ドビュッシー:ヴァイオリンソナタ

全ての生徒さんたちは溌剌として集中され非常に高度なリサ
イタルになった。演奏は深く心に響き胸躍らされた。思い思
いにドレスアップして臨まれる演奏から日頃の努力を想像し、
前途の幸運を祈らずにはいられなかった。

IMG_9731
立派なコンサートピアノ。川島余里さん、古川かりんさんの
伴奏は抜群。半円に並んだ椅子の会場に100余人のお客様
が集まった。

 

第三部はお二人の講師の貴重な演奏だった。
澤 和樹(東京藝術大学学長 英国王立音楽院名誉教授)
ジェラール・プーレ(元パリ国立高等音楽院教授 元東京藝
術大学招聘客員教授 昭和音楽大学教授)

img021
↑演奏プログラム。

澤先生の丁寧で心こもった演奏に深く慰められた。聴き終え
ると温かな幸福感に包まれた。

プーレ氏はベートーベンからファリアへと情熱を繋ぐ。渾身
のドビュッシーが終わると同行者達はブラボーを発し、不肖
私も起立して拍手に夢中になった。

リサイタルを終えると受講者さん一人一人に修了証が授与さ
れた。
思いも掛けぬスリルと円熟の饗宴は貴重な時間だった。
無料で会を開放されたロッテの皆様有り難うございました。
このような演奏会は、自分もまた頑張ろう、という気持ちに
させられます。

昨日の閃光はベルセウス座流星群の火球? Smileの歌二つ。

2018年8月14日(火曜日)

昨夜、高速道路で見た閃光はベルセウス座流星群に関係した
流星のようだった。
特別大きく明るいものは火球(かきゅう)と呼ばれるらしい
が、昨日のはそれではないか、と思われた。
火球は見ようとしても中々見られないらしい。

13日は新月で余計な光が少なく、また私が見た場所は比較的
暗い山中にかかる場所だったのも良かったのか。
前に一台車が走っていたが、恐らくその人達も目にしたと思わ
れる。

暑さがぶり返しているものの、十分に降った雨で花が生気を取
り戻している。

 

IMG_9478
テンセグリティを見ているらしい美術館のキキョウ。

 

IMG_9416
ご近所のムクゲ。子供時代はムクゲの花芯を折り、イネ科の草
の軸に刺して風車にして遊んだ。特に花びらが互いに離れた写
真のような花は風車に向いていた。

本日も大勢の方が来館され、3人のスタッフはまともに昼食を摂
る暇がなかったという。

さて火球を見た人には良いことがあるという。それではSmil
eが付く私の好きな曲を二ついずれもナット・キングコールで。
この歌手は曲を全く崩さず、アドリブせず、譜面通りきっちり歌
う。それで若い時には好きではなかった。だが今無理なく聴ける
のは非常に不思議なことだ。


「Smile」はチャップリンの映画「モダンタイムス」の主題歌。
チャップリン本人の作曲、この人は本当に凄い人。

 


私がよく聴いたWhen You’re Smilingはベリーコモのレコードで
あり、1960年代ビートルズ来日の頃の話。掲載した二つの歌
の内容はよく似ている。

本日お越し頂いた県内外の皆様、誠にあり難うございました。
暑かったでしたね、来年はクーラーを強化するつもりです。

21:30過ぎ北東の空の閃光は隕石? アートトリエンナーレのラッピング列車。

2018年8月13日(月曜日)

只今22;10ころ、大した事ではないかも知れないが、
とりあえず記載してみた。

今夜21:30過ぎ髙田インターからの直江津方面の帰
路、進行方向のほぼ正面(北東方向)にかなり大きな球
状の閃光が現れて消えた。
色は明るいオレンジ色でせいぜい数秒?の短時間、10度
ほどの高さで東から北へほぼ水平わずか下方へと流れた。

何だったのだろう?
流星ならばかなり沢山見ているが、それらとケタ違いの
大きさと明るさだった。
中空で消えてたが隕石だったのか。
ほかに見た人がいるのではないかと思っている。

さていつものような記載になります。
本日午前から昼まで激しい雨が降りしきり、大きな雷も鳴っ
た。
当地だけでなく、上越一帯、いえ全国各地で同様の気象に
襲われたと報道された。

1
雷雨をしのいだ堀川さんのテンセグリティ。

このところ美術館の入場者が増え、時にはカフェで席待ちが
生じることも起きている(勿論ひっそりしている時間も多々
ありますが)。

そして夕刻、いつものほくほく線はラッピング電車が通過し
た。

2

4
撮った一枚を拡大すると下段に「DAICHINO GEIJUTSUSAI」
と書かれている。窓の上下の黄色は樹木であろうか、鳥やう
さぎなども描かれている。

新潟県は十日町市、津南町で開催されている「大地の芸術祭越
後妻有アートトリエンナーレ2018」をイメージした列車だった。
デザインはコスチューム・アーティストの、ひびのこづえさん
が担当し、越後湯沢~まつだい間を1往復する臨時列車だが、普
通列車にも随時使用されている模様。

9月になったら私たちもまだ見ぬアートトリエンナーレに行く予
定です。

椅子と野菜。

2018年8月10日(金曜日)

去る8月2日、椅子作家の小島優さんとスリップウェアの陶
芸家山田洋次さんが当館をお訪ね下さった。

ところで昨日、その小島さんのウインザーチェアーの現物
を見せて下さった方がいた。

1
五感に心地良い椅子。

居あわせた者みんなで座ってみた。
とても気持ちが良い。

IMG_9014 - コピー
当館で個展開催中の堀川紀夫さん。

そして本日の夕食は、前上越教育大学教授(作曲、音楽分
析)の後藤丹先生が新潟市からお送り下さった野菜を食べ
た。

3
麻婆料理にしたナス。

4
充実した枝豆。

奥様の菜園からの恵みはとても美味しかった。新潟市へ戻ら
れた後も私たちを覚えて下さっていたことが、何より嬉しかっ
た。

先生、奥様本当にご馳走さまでした。

ウインザーチェア、スリップウェア、正木春蔵さん。

2018年8月2日(木曜日)

本日から第2週に入った堀川紀夫展。久し振りに作家さんが在
館し、様々なお客様も見えて心弾んだ。
その中に正木春蔵さんが大好きというご婦人が来られて感激し
た。名を知って25年は経つが、東京の店や山代の工房を訪ね
たこともある九谷の作家さんだ。
ここに居て正木さんを愛好される方に出合うとは。

 

IMG_2026
↑東京からIターンされている方と堀川さん。お客様は音楽、文
学、美術、農業、生物など何でも造詣深い。

午後やや遅く、ある方がお二人の若い作家さんをお連れして来館
された。
ウインザーチェアーを中心に作る椅子の小島優さんとスリップウ
ェアの山田洋次さんだった。
お二人とも渡英して修行されている。
売れている作家さん独特の物静かでシャイな雰囲気が印象的だっ
た。

両人をお連れした方は趣味の良いコレクターさんで、何と18世
紀の本場英国で制作されたスリップウェアの大きな皿鉢を持参さ
れた。
IMG_8852
↑夢にまで見た40㎝はあろうかという実物が窓辺に置かれている。
褐色の地に施された黄色の紋様が何とも爽やか、かつ重厚だった。
想像以上に滑らかな表面は鉛釉の効果だという。

img019
兵庫県は伊丹で制作されている小島さんの作品展リーフの一部。
下の写真の右に飾られているのは、これもスリップウェアか。塗り
まで一貫される仕事は大変丁寧で人気がある。

また滋賀県は信楽(しがらき)で制作される山田さんの作品は都内
11店舗、全国18店舗で扱われている。
来年春、お二人の作品展が柏崎市はgallery tanneで開催予定だ
ということ、楽しみにしたい。本日は会場の下見の帰路らしかった。

“良い品をリーズナブルに”。若い方達が工芸の世界で活躍されるこ
とは本当に良いことだ。

2018年10月
« 9月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

▲ このページのTOPへ