花鳥・庭・生き物
飛行機雲がよく見えた日 忙しくなった花。
暖かかさが続くようになった日、飛行機雲がよく見えた。
飛行機雲は晴れば見えるものではないようだ。
本体は氷の粒であり、上空が冷えその上一定の湿度も
必要らしい。
今日はこんなに、というほど次々と飛行機雲が現れた。

↑くっきり見えるのは3本だが、帯のような雲も元は飛行機雲だった
と思われる。
庭の花はクリスマスローズを追うように忙しく個性的に開き始めた。
愛らしい芽も次々と土中から現れ、つい踏んでしまいそうだ。
ご夫婦のお客様が多かった日の庭仕事 村山陽ご夫妻。
春分の日の午後、気温は上がらなかったが陽射しに
恵まれた。
昨年から毎週火曜日の休館を止めたので、集中して
庭仕事が出来る日が無くなった。
開館している時に庭に出るのはかなり気が引ける。
とくにカフェから庭はほぼ丸見えなので、下手をすれ
ば皆様にお尻を向けることになりかねない。
現在買ったままになっている沢山のアヤメや届けら
れたシラネアオイが数株植えられるのを待っている。
大小50株のクリスマスローズに石灰も撒きたい。
意を決してやや遠目の場所で午後から閉館まで作
業をした。
終わる頃、本日最後のお客様ご夫婦と庭でお会い
した。
これまで東京にお住まいで、縁あって一昨年から
高田へ移住されたという。
上越の食べ物は美味しく花の色がみな鮮やか、東
京の花はくすんでいてこんなでなかったと仰った。
このような言葉はやはり嬉しい。
本日はご夫婦の方が多く、画家村山陽さんご夫妻
がお見えになった。
今年の当館の倉石隆作品は「倉石隆の朱色」。
「バーミリオン(朱色)は高価で、しかもほかの色とは
決してうまく混ざらない強い色です、とお聞きした。
倉石氏の「更紗」の前に長く佇まれ、当作品における
倉石氏の思わぬ製作手順を説明してくださった。
画家ならではのイマジネーションがとても新鮮だった。
若かりし日倉石隆氏とお会いした時、自分はいつ画
家に転身すべきかを尋ねたという。
「いますぐ始めなさい」
倉石氏の言葉は厳しくかつ明快だった、と貴重な思い
出を語られた。
村山先生、ご来館有り難うございました。

こざっぱりとした本日の米山と尾神岳、そして潟川(樹下美術館の近くで)。
春雨の樹下美術館。
日中降り続いた春雨の日。
雨は花のつぼみと木々の芽に優しく注ぎ、つがいとなって
里に下りた雀たちは雨の中で餌を探し巣作りを始めている。
この日、地元の方々のほか新潟市から二組のお客様が
寄ってくださった。

↑雨中カフェの芝生で餌を探す雀はつがいに見えた。
美術館の軒下に出入りする雀もいて、巣作りが始っているようだ。

↑ブログをご覧になっていると仰った新潟市のご家族さんの器。
左は裏千家茶道を稽古している小学六年生の男子生徒さん、
真ん中はお父さん、右端はお母さんがそれぞれ選ばれた器。
静かな雨の土曜日、ご来館くださった皆様有り難うございました。
3ヶ月半がんばったクリスマスローズ。
当欄で何回も書かせて頂いたクリスマスローズ、ニゲル。
最初の記載が11月30日だったので本日で約3ヶ月半
が経った。
実は花はまだ付いているが、もう咲いているとはいい難い
姿になった。

↑何度も雪をかぶって頑張った花はシミだらけになった。
切った方が良かったかもしれないが、開館の15日を一
緒に迎えたいと思うようになった。

↑11月30日、この株だけ蕾を点けて開花に向かった。
さてほかのクリスマスローズの蕾が膨らみ、一部はすでに
満開を迎えています。
樹下美術館で春一番に咲くクリスマスローズはほかの
花が無いのでとても目立ちます。
しかし庭で育てて20年経ちましたが、いまだに難しく、
まだまだ工夫が必要です。
そもそも簡単な花など無いようで、オオイヌフグリやヒメ
オドリコソウなど野の花でも、大繁殖の後数年でほかの
草花に替わられていることもありますね。
開館が近づいて花たちも忙しくなりそうです。
ようやく暖かくなった日 ツグミと美術館。
3月に入ったものの、待っていた春とはこんなに寒い
のかと不平を言いたくなるような日が続いていた。
それが本日暖かくなった。
昼休みに先日来庭で行っている苔を矧ぐ作業を行った。
手強いスギゴケが大方終わり、容易に剥げるハエゴケ
を残すだけとなった。
手を休めると傍にりツグミが来ていた。

シベリア方面から秋に来て日本で冬を越すというツグミ。
普段から人との距離が案外近く感じられる鳥だ。
冬を越えたのに姿もきれいで何事も無かったような顔をし
ていた。
残雪の庭で土いじり。
一昨日の雪が少々残っている庭。
午後から先日来苔を剥がしている場所に土を入れ、
一部にスズランを15芽ほど植えた。

黒い部分が苔を剥いで土を入れた場所。
手前の一部薄い色の所にスズランを植えた。
元々ここはアヤメとスズランの場所だが、苔の進出で
全体に勢いがそがれていた。
それで苔を剥がし肥料を混ぜた土を足している状況。
浅知恵で行っているので上手く行くかどうか分からない。
妻は敷石に進出してきている芝を切る作業を行った。
草刈り鎌で石に沿って切り、伸びた芝を剥がしていく。

手前の部分のように10㎝ほど芝が敷石に掛かって
いる。
放置しておくと一昨年のように石と石の溝に溜まる
砂を伝って反対側まで芝が延び、石を被い始める。
本日鋏の代わりに鎌を使ってみると大いにはかど
った。
明日雨さえ降らなければ続きを行ってみたい。
苔を剥ぐという庭仕事 寒風の庭のお茶、前線通過。
植えたり、撒いたり、除草したり、掘ったり、囲ったり、
庭仕事は色々。
そんな中、一昨年から苔を剥ぐことが加わった。
石や樹木だけの庭なら苔は風情として欠かせない。
だが草花の場所では栄養を奪うのでとても歓迎できない。
樹下美術館の苔はハイゴケとスギゴケの二種類ある。
ハイゴケはふわっと生えていてるので取りやすいが、
スギゴケは一筋縄には行かない。
小さくとも一本一本に細い根があり、深く入りしっかり
土を掴んでいる。
園芸用スコップではとても駄目で、今年は小型のシャベ
ルを水平に使って突っつき、土ごと剥がした。

昨日に次ぐ作業を終えて。
スズランやアヤメの場所で、昨日本日の計3時間位
で半分まできた。

たちまち変わった近くの水田の空。、
黒い雲が近づくと急に風雨が襲い、
7℃の外気温が一挙に4℃まで下がった。
さて春はそう簡単には来てくれない。
一方で、一旦来たならどんどん行ってしまう。
そんな春のために、お客さんを思いながら寒
中地味な庭仕事を続けるのは案外楽しい。
強い風と気温上昇で雪が消えた。
風は強かったが暖かく、午後の気温は10℃を越えていた。
午後3時近くに雨が上がった。
暖かさで美術館の雪は一日にして殆ど消えている。
ヘレボルスニゲルの花は全容を現していた。

そもそもクリスマスローズは花期が長い。
3月15日の開館まで何らかの姿を保つかも知れない。
庭はほかに沢山クリスマスローズがある。
蕾を膨らませていたり、完全に開花している花もあった。

卵型の蕾がじっと春を待っている。
やせ気味の場所の土を掘り肥料をくべた。
もうすぐ春、開館まであとひと月となった。
ますます赤いクリスマスローズ(ヘレボルスニゲル)。
少し解けては少し降るを繰り返す今年の雪。
何度も登場しているクリスマスローズ「ヘレボルスニゲル」は
本日一部を残して再び雪に埋もれていた。
雪をどけるとほっこりと顔を出した。

前回よりもさらに赤味を増している。

1月6日、雪を心配して袋を被せようとした日の花。
一ヶ月以上経ってもしおれず、色だけ別の花のように変わった。
傷まないのは花の強さもあるが、雪の中の冷たさと風からも守られて
いるせいもあるのか。
雪の中でひとり咲き続けるクリスマスローズ。
こうして度々皆さんに見て頂き喜んでいるかもしれません。
待っていた晴れの日 白鳥。
予報通りよく晴れた一日。
前回晴れたのがいつがったか思い出せないほど久し振り
の青い空。
昼休みに白鳥を撮ろとうと近隣の吉川区長峰へ行くと群が
いた。
いつぞや見たのと同じような場所だった。
こうしてみると鳥がいなかったらどれだけ自然は殺風景なこと
だろう。
好天は今日一日らしいが春は近づいている。
前回2月6日に「小春日」を用いましたが、秋の言葉でしたので
訂正させて頂きました。
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