花鳥・庭・生き物
2月生まれ 全国トップになった新潟県のインフルエンザ 冬鳥。
仕事場の上越市大潟区は一帯でも例年雪が少ない
地域。
今年は少し降っては止み、解けてまた降るを繰り返し、
周辺より多いという話も聞く。
最高4,5℃、最低は-2℃前後でやはり2月は厳しい。
自分は満州の奉天(現瀋陽)でこの月に生まれている。
この時期、寒かったであろう満州のもうもうたる湯気の
産湯を時に想像してみている。
さて当地でインフルエンザが猛威を振るい始めた。
直近の国立感染症研究所の発表で新潟県が
全国トップの届け出率になった。
当院でも高校生~大人を中心に増えている。
インフルエンザでよく耳にするのは、かかったら
十分栄養を摂って、のフレーズ。
だが発熱中は食欲が減退するし、無理に食べると胃腸に
負担をかけ、嘔吐や下痢による体力消耗のリスクを負う。
速やかな回復の為にはむしろ湯茶を飲み軽めの食事が
推奨される。

上掲の2枚は先日樹下美術館の近くで見たアトリ(のようです)の群。
シベリア方面から渡ってくるらしいが、
みな元気そうであり、厳冬に大きな群を支える食べ物があるとは不思
議だ。
本当に美味しい食べ物は一人で食べて幸せを感じることが出来る 雪の柿崎海岸。
昨夜来降った湿った雪が一段落した今昼
隣市の孫たちと美術館のすぐ近くで昼食を一緒した。
広い店内は満席でサラダは既に出払っていた。
私はラーメンとミニカツドンのセット。
小食にしているので全部は食べきれない。
食べ物屋さんが増えて競争が激しい為どこも美味しい。
そもそも食事はだれと食べるかで美味しさが変わる。
しかし本当に美味しいものは一人で食べるといっそう分かる。
むかし新潟市の用事の後、よく一人で市内のラーメンを食べた。
簡素だが美味しい店があり、食後の幸福感は忘れがたい。
さて本日再びヘレボルス・ニゲルは雪に埋もれていた。

手で掻き出すといっそう赤々と現れた。
雪の日に「ただいま!」と言って帰ってくる元気な子供のようだ。
このパワーはどこからくるのだろう。
3月15日(火曜日)の開館に向けて準備がはじまった。
静かな実力、雪に埋もれたヘレボルス・ニゲル(クリスマスローズ)。
去る1月13日に記載した雪中のクリスマスローズ。
その後先日の寒波で雪に埋もれ、まったく見えなくなっていた。
本日40㎝ほどの雪をスコップで掘ると再び姿を現した。
花は全くしおれることなく元気で、さらに赤味を帯びていた。

雪の中から掘り出した本日のクリスマスローズ(ヘレボルス・ニゲル)。
蕾からおよそふた月、開花して一ヶ月、
ヘレボルス・ニゲルというクリスマスローズは雪の中でも頑張る。
私から見れば頑張るだが、
この花は自然にしているだけなのでは。
一段と赤くなり、ひとり見頃を続けている。
寒中、植物の静かな実力を見させてもらっている。
再び上越市三和区へ 喫茶去や風巻神社 雪中梅。
風雪の合間となった本日土曜日午後、
家内を誘って先日たまたま訪ねた上越市三和区へ行った。

山裾を望むと黒い樹林と明るい樹林に分かれている
黒い部分は杉で明るい部分は雑木であろう。
三和区の上杉地区は上物の杉が採れるため上杉と呼ばれたと、
聞いたことがある。

さて本日寄ったカフェ喫茶去の通りは昔訪ねた京都近郊の山に
かかる道にどこか似ている。
県道43号線を山麓に向かって突き当たり、
合流する13号線を左折、間もなく左側にある。
2013年8月にGACKT氏が突然訪問した伝説の店だ。

二度目の喫茶去で頂いた珈琲とアップルパイ。
お菓子に密かなシナモンが香り、珈琲ともども大変美味しかった。

喫茶去の後、近くの風巻神社へ。
社殿へ新雪の石段は150段ほどあり少々きつい。

杉木立から社殿を望む。
山間の境内は神さぶ清らかさが漂う。
強く柏手(かしわで)を打つと一瞬木々にこだまする。

社殿前で雪をかぶる狛犬。
頭を冷やしているせいか一段と強い邪気払いの様相。

前回の訪問から密かに桃源郷と呼んでいる山高津地区の池。
本日妙高山は見えなかった。

一帯は蔵が多い。
蔵本体と屋根の間に隙間(矢印)が設けられている。

帰路、三和区の塔ノ輪は銘酒「雪中梅」の丸山酒造。
ここからそのまま国道253号線へ。

県道新井ー柿崎線に出て右折、その先森本を左折。
頸城区で畑中のロウ梅に出会う。
雪の中非常に甘い香りを放っていて、「雪中梅」はここへ繋がっていた。
およそ三時間、近隣ながら良い場所が色々あって楽しめる。
長くなりました。
雪中で頑張る「ヘレボルス・ニゲル」というクリスマスローズ。
昨年11月末から蕾を膨らませ、
12月には開花した一株のクリスマスローズ。
ほかのほとんどが眠っている中で一人咲いている。
暖冬のせいもあろうが、そもそも原種に近い性質を持った株らしい。
原種とはニゲル(正式にはヘレボルス・ニゲル)と呼ばれていた花で、
ヨーロッパが原産、それも北海道、樺太級の緯度の生まれのようである。
開花期も12月前後で、寒さに強いわけだ。
さて昨日からの雪が15㎝ほど積もった。
かってこの花に雪や風を案じて袋を被せようとしたが、止めていた。
本日7、8個の花を雪面から顔を出して頑張っていた。

開花して一月半が経った。
傷みが出始めているが全体は自然な感じ。
あたりの雪を少し掻くと中からいくつかが顔を出した。
同じニゲルでも当庭のものは殆どが2、3月に開花し始める。
上掲のように本来の性質通り早く咲くのはこれまで経験がない。
もしかしたら昨年求めた株の最初の花かもしれない。
袋を被せたり心配したが、雪の中でも傷まずにいる。
むしろ雪の中の方が暖かくて風も当たらず、問題ないのか。
本日の樹下美術館です。
屋根の雪がカフェの所に集中して落ちるのです。
そこだけ板囲いをしています。
花ひと株でも色々心配しなければならない。
穏やかな一日だった。
今日から診療も冬休み、1月は5日まで休ませて貰うことにした。
文字通りの休みとは思われないが、出来ればという感じだ。
本日三人の方から電話の相談があった。
今のところ上越市にインフルエンザは見られず、
休みのの安穏を祈るばかりだ。
さて空の方は予報よりも良く、雪も降らず穏やかで、夕方には眩しい陽が射した。
たびたび掲載していたクリスマスローズの袋を本日外した。
一日でも多く穏やかな日であったほしい。
ちらつく雪、クリスマスローズに袋。
雪がちらつき2~3℃まで下がったが積もるほどではなかった日曜日。
何度か掲載している一株のクリスマスローズが寒空の下、閉館の庭で満開になっている。
春ならどんなにいいことだろう、しかしこれから雪が舞う庭では辛い。
花は雪や寒風にとても弱い。
いつどかっと降り出すかもしれぬ昨今、本日袋を被せた。
さて終わって見ればいかにも奇妙な感じがする。
また余計なことをしないでほしい、と花が言っているようでもある。
一応本日はこうして、明日たいして降らなければ袋を外そう。
袋は雪が積もり出してからでも良いかもしれない。
様子を見ればいいのか手を加えるべきか、日常でしばしば出会う問題だ。
人にも花にもそれぞれ都合や訳があり、悩ましい。
ただ痛ましさはだけは何とか回避しなければならない。
クリスマスシーズンのクリスマスローズ。
暮迫る樹下美術館にぽつんぽつんと今年最後と仰るお客様が見える。
本日午後のカフェは賑やかなご家族が寄って行かれた。
一緒におしゃべりをしているとこれが本当の忘年会かな、と心温まる。
窓外の庭に先日来お書きしていた一株の白いクリスマスローズが満開に向かって咲いている。
どうしたわけか5,60株のうちたった一株。
花の名の通りクリスマスシーズンに咲いた花は、遠目にも目立ち大変貴重だ。
もう区別が付かなくなってしまったが、昨年買った株かもしれない。
どこか暖かな土地で育ち、暖冬の雪国で故郷を思い出して咲き始めたのか。
人に旅路があるように旅する花もあるのだろう。
明後日辺りから寒波に見舞われるらしい。
降り始めたらビニール袋などを掛けて保護してみよう。
悪天候の雲 昨日のバラは、、、。
本日日中は降ることも無かったが風が吹き、夕刻から一段と荒れ、強い風雨に見舞われた。
夕刻16:03頃、在宅回りの帰路で見た雲。
濃い陰影があり立ち上がっているように見える。
間もなく日が暮れたがより強く吹き雨が始まった。
2012年10月30日の同じような時刻に現れた立ち上がるような雲。
数分後、一帯は激しい雨風に襲われた。
本日の雲を見て思い出した。
明日以後さらに冬型が強まり気温もぐっと下がるらしい。
さて昨日哀れみをもって見たバラは本日昼すでに見えなかった。
強風によっていっそう哀れな姿になり見かねた妻が切った、という。
出来れば私が切りたかったが、植えたのは妻だから仕方がない。
冬バラが散っていた 花の別れ。
風もなく暖かな火曜日、上越市高田の最高気温が17度とは。
そんな日の庭で、
拙詩)
昨日見たバラの下に花びらがぱらぱらと散っていた
風も無いのに思わぬ暖かさのせいで散ったのだろう
花は突然の別れに呆然としていた
花びらは花よ、花は花びらよ、と呼び合うようだった
風よ吹くな
雨よ降るな
雪よ積もるな
別れても懐かしめ
夕刻から雨が降り出した。
午後のひととき残りの芝に土と肥料を撒いて全て済んだ。
撒いたものを雨が押したり流したり馴染ませてくれていると思う。
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