タブノキに雪

2010年2月3日(水曜日)

 上越市大潟区四ツ屋浜に大きな樹がある。古老からタブノキと聞いていた。旧国道(浜線)脇のすぐ海側にあり、前が空き地のためとてもよく見える。長年の西風を受けて東にヒラリと枝をはねている。

 

 クスに似た種類の常緑広葉樹ということ。当地ではほとんどクスを見ないと先輩に聞いたことがあるが、タブはどうなのだろう。いずれにしても松が多い一帯でこの広葉樹の風格は大変見応えがある。

 

 樹齢は分からないが、旺盛な繁りからまだ壮年期かもしれない。見ていると地域の人の「大切に」という思いが伝わる。雪の日のタブは幽玄な力感があり、あたりに緑の気を放っている。

 
昨日のタブノキ
 
  雪が降った今日のタブノキ
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