暑さの盛りが涼しく推移している。

2017年8月16日(水曜日)

最高気温が30度に届かない日が続いている。
8月5日には38,1度にも達した時には猛暑が続くものと覚悟
をしたが、そうはならなかった。

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本日夕刻の上越市は大潟区の水田から見た米山。
白い雲が低くかかって如何にも涼しげだった。

しばらくこの様な日が続きく時には雨も降るらしい。
このまま秋になるとは思われず、再び暑いと嘆く日もあ
ろう。

本日終戦記念日に辛かったであろう先人を思う。

2017年8月15日(火曜日)

1
本日樹下美術館の庭

 

終戦記念日がお盆に重なるのは偶然とは思われ
ない因果を感じる。

残暑を迎えて終わった戦争、戦没者の霊魂はどん
な思いで実家に帰るのだろう。
自分の先祖のほかにその方達の胸の内を思うの
は自然な事のように感じられる。
先の大戦で200万人の軍人、兵士の死の痛ましさ
は消えない。

以前に書いたことがあったが、敗色濃くなる戦況で、
多くの兵は十分な武器もなく、立てないほど飢餓、
病にやせ衰え。援軍兵站は無く孤立した。
栄養失調で横たわれば傷にウジ虫がたかり、最
後は敵の機関銃の前によろよろと出て打たれるか、
自死あるいは玉砕によっ遠い南洋の島やジャング
ルで息絶えた。
父母兄弟、妻子、恩師に大切にされた若者や一家
の大黒柱たちの飢餓や病死を中心とした不条理な
死は想像を超える数だったという。

多くの兵に武器も食糧を与えず死なせる。
なぜもう少し兵(国民)を大切に出来なかったのだろ
う。
自分の身内にも無謀な突撃と拷問で亡くなった人が
いる。
捨てられた動物の如き死に際して、兵が母や妻子
の名を呼んだのは、薄れる意識の中でせめて人間
であったことの証を立てようとした衝動としてうなず
ける。

今夜「全記録インパール作戦」が放映された。
当時を知る証言者はおしなべて90才半ばの超高
齢になっているが、核心に触れる言葉は明確だっ
た。
作戦指揮者に付いた若き部下が詳細に記録したノー
トをねつ造と指摘する者はいまい。
記録した当人が車椅子で生存していて、思い出した
くない、といいながら涙とともに絞り出した言葉は、
悲惨な敗戦に終わった戦争の根源を一言で言い表
すものとして深く胸に刺さった。

老いた記録者のシワの中のお顔は実直さが滲み、こ
のような人こそ美しい人なのではと思った。
歴史の生きた証言がぎりぎり間に合った、渾身のド
キュメンタリーだった。

終わった戦争を肯定したり美化する人が少なくない。
昨今誰を信じ親交すればいいのかわからなくなる。
最近になって言説よりも、その人の豊かな感性や繊
細さなど、人柄の良さが大切ではないかと思うように
なった。
誰も戦争は好きではないと言うが、どこかに暴力性や
傲慢さを秘めた人に出合うとやはり不安になる。

 

2
本日ベンチでワンちゃんと一緒に過ごされた皆さん。

 

3
優雅なアマガエルがいました。

 

 

三輪となった白いカノコユリは静けさが薄らいだ。

2017年8月14日(月曜日)

涼しめの日が続いている。
過日一輪のカノコユリを神秘的なほど静か、と書いた。
本日そのユリが三輪咲いていた。

同じ花でも一輪と三輪は雰囲気が少し変わってくる。
ささやきや呟きが聞こえそうだが、さずがに静かな花の
プライドはちゃんと維持されている。

 

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ちなみに以下は先日一輪だけ咲いていた写真。

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孤独は静かで淋しく見えるが一種力を秘めているようで
もある。
人もそのように見えることがある

 

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近隣の田が色づき、かすかに香り立ってきた。

熊本からの人。

2017年8月13日(日曜日)

昨日今日の雨ゆえ、まだ梅雨?と錯覚するお天気だっ
た本日8月13日、熊本市から医師ご夫婦が訪ねて下さっ
た。

ご主人は大学時代の1年先輩、互いに軟式テニス部に所
属した。
人柄が明るくストレート、話しやすさもあって親しくして頂い
た。
当時の若く狭い了見ながら、九州、広島,高知などの人
達が有する気の置けない率直さが好きで、その方面の同
級先輩と親しくさせてもらった。
西国へのシンパシーは自分の母が佐賀の人間だった事
が多分にあるように思われる。

本日お訪ね頂いた先輩とは50年振りだった。
きっかけは、先般の熊本地震直後、こしひかり60キロを
届けた事だった。
先方は高齢者福祉施設併設の医療機関だったため、パン
ではなく米飯やかゆが必需食で、喫緊の不足物資だったと
いう。
当時病院へは一般の方達も大勢避難され、米は有り難かっ
た、と何度も仰った。

肥後もっこすと称されるように熊本の人は一本気で情に厚い
県民性があるという。
この度もかねてから支援のお礼と言って遠くから訪ねて来
られた。

本日樹下美術館で熱心に展示を見、カフェと庭を喜び、灰
色の日本海に感激し、雨中の濠の蓮と三重櫓に目を留め、
長養館の料理と「吟田川(ちびたがわ)」と「かたふね」を絶
賛された。

 

1
麗しい長養館の庭。

 

2
お心入れの料理。

3
畳廊下のあんどん。

 

50年振りの出会いも、互いがそれなりに健康に気遣い、何と
か生きながらえた因果の一つと振り返られる。

普段禁じていたお酒を美味しく飲み、来年は是非熊本と、手を
握ってお別れした。

うしろ巻き風が可憐なカノコユリ。

2017年8月12日(土曜日)

8月12日土曜日、お墓と仏壇がこざっぱりとなりいよいよお盆。
じわりと暑い曇り空の庭でカノコユリが静かに咲いている。

 

1

 

2
赤は可憐で白は神秘的なほど静かだ。

カノコユリの後ろまき風の形は、子供時代天然パーマだった
娘を思わせる。

思ったよりも数が少ないので、今秋は多めに植えてみよう。
本日その場所が見つかったので楽しみにしたい。

搬入した椅子&テーブルは陶芸ホールへ まだ憑いて離れない図録。

2017年8月11日(金曜日)

去る8月6日、団体さんの入館の際カフェの小ささを補う目的で
家の8客テーブルを絵画ホールに搬入した事を書かせて頂いた。

翌日自分で座ってお茶を飲んでみたが、エントランスや受付お
よびカフェに近いことで落ち着かなかった。
そこで昨日陶芸ホールにテーブルを移してみた。

 

1
室内が広いこともあり落ち着いた印象を受けた。

 

3
本日テーブルに座って終校が近い図録の校正をした。
印刷所とのやりとりがまだ続いていて73ページの齋藤三郎が9校目、
56ページの倉石隆は6校となり、図録は一種「もののけ」の如く私に
取り憑いている。

 

4
取り憑かれたお陰と言えばいいのか英文の挨拶とあとがき
が付いた。

 

トースト
この席で食べた本日の昼食は半分サイズのトーストセット。
前日の夕食の過多を翌日の昼食で加減するようにしている。
まれに昼食を抜く日もある。

鑑賞者と休憩者の共存、、、。
陶芸ホールでお茶や読書をした場合、作品鑑賞をされる
方達の邪魔にならないか、やはり心配だ。

小規模な美術施設ゆえ課題に対して時に思い切った方法で克
服しなければならない事があるかもしれない。
このたびの試行の成果と可否はこれからだが、うまく行くことを
祈っている。

蓄音機で名手の演奏とシャンソン シーグラスペンダント 美味しiかった弟の豚肉。

2017年8月10日(木曜日)

本日午後SPレコードを持参されたお客様と一緒にカフェの蓄
音機を回して聴いた。

メニューインとエネスコによるバッハ「二つのヴァイオリンのた
めの協奏曲」の短調がテンポよく始まった。
低音が木造の蓄音機を振るわせて大変心地良かった。

ギーゼキングのピアノ「グラナダの夕べ」、そしてピアティゴル
スキーのチェロでブロッホ作曲の「祈り」が掛けられた。
チェロの鎮魂の響きは深く、終戦の日が近いことに気づかさ
れた。

レコード盤

それから夏の庭を見ながらリュシェンヌ・ボワイエのシャン
ソン「聞かせてよ愛の言葉を」と「ラ・ヴィ・アン・ローズ」を聴い
た。
「聞かせてよ、、、」は嘘でもいいから聞かせて、という歌詞だ
という。
いつしか辺りで聞かなくなったシャンソンはやはり大人の世界
だ。

SPコレクター氏の趣味の良さと造詣の深さにいつも感心し、そ
して楽しませて貰っている。

本日ご一緒にレコードを聴いたお客様が当館の数少ないオリジ
ナルグッズであるシーグラスペンダントをお土産としてお買い下
さった。

シーグラスヘッド
お求め頂いた爽やかなシーグラスのペンダントヘッド。
1500円前後の品です。

さて夕食は弟のコルティッポソーナイから送られた美味しい
豚肉のソテーを堪能した。
皆様から絶賛されているだけあって素晴らしかった。

徹の豚肉

間もなくお盆を迎えようとしている。

山かげが恋しかった上越市大潟区。

2017年8月7日(月曜日)

本日は非常に暑く、私の地元上越市大潟区は38,1℃まで
上がり、三条とともに新潟県一位、全国2位の最高気温を記
録した。
全国の上位10地点のうち新潟県が7カ所、石川県が3カ所
を占めていた。

不思議な事に同じ日本海に面しながら石川と新潟県に挟ま
れた隣県の富山県はどの地点も10位の記録を免れている。
背後の北アルプス立山連峰の冷気が陸海ともに影響してい
るのでは、と羨ましさをもって想像してみた。

当地大潟区はフラットで山は遠く、こんな日は焙られっぱなし
なのだろう。
午後三件の在宅回りに出たが、雲湧く遠くの山かげを恋しく
思った。

団体さんのお陰で16席のカフェが24席に。

2017年8月6日(日曜日)

本日午後、上越市の美術愛好家の方々27名様が来館されま
した。
上越市のフカミ美術さんが主催された鑑賞イベントで、新潟県
立近代美術館で加山又造展
をご覧になり昼食の後お寄り下
さいました。

展示を説明させて頂き、ご覧のあとお茶とケーキを楽しまれま
した。

 

1

 

ところで小さな樹下美術館の小ぶりなカフェは16席しかありま
せん。
そこで自宅から8人掛けのテーブルと椅子を美術館に搬入し、
絵画ホールに設置、サービスを試みることにしました。
(他に陶芸室のベンチと小テーブルもフル出動でした)

 

2
絵画ホールのテーブル&椅子。
テーブルの色はホワイトです。

その昔、倉石隆家を初めて訪問した折、奥様が
「絵はカフェにでも掛けて下されたば」と仰ったことがありま
した。
そのようなしつらえを考えなかったわけではありませんが、実
現は無理だろうと思っていました。

しかし本日セットしてみますと真っ白な長テーブルと黒椅子
が、想像以上に倉石絵画との間で相性良く映りました。
絵を観る人のスペースを背後に確保し、椅子に座る方には
絵画に囲まれてお茶を飲むという新たなクオリティーが生ま
れるように感じました。
実際本日、お茶の時間になりましたら、皆さん用意したテーブ
ルにいとも自然に座られました。

実は今期の5ヶ月で前年よりも300名様近く来館者数が増加
しています。
いつもは展示場、カフェとも大概静かですが、時にはカフェで
相席をお願いしたり、空きをお待ち頂いたり、止む無くお帰り頂
いたことにも遭遇していました。

この先陶芸ホールの庭側に新たに泣く泣く窓を開け、そこに三
席ほど増席をする工事をしようと決めていた所でした。
しかし本日の試みからそれを止め、このまま椅子&テーブルを
置くことを皆で決めました。
(建物を傷つけない事と工事費が浮くのは有り難いことでした)

10周年は記念の会だけでなく、このたびのことで新たな機軸
として「カフェと混然一体となっている小さな個人美術館」という
方向が生まれるやに感じました。
その時、展示場内のテーブルではやや静かにお過ごし頂くこと
になるかもしれませんし、ご協力をお願い出来ればと期待致し
ています。

本日は団体様のお陰で、16席のカフェが形だけでも24席まで
可能になり、館内の雰囲気に変化を生じた記念の日となりました。

帯状の雲は飛行機雲が変化したのか ほくほく線夕暮れ電車は童謡の世界。

2017年8月5日(土曜日)

日照りが続くようになり本日の気温は34℃に達した。
土曜日の昼の空も飛行機雲がよく見られた。

 

 

2

 

 

1
上掲の二つの雲は一続きで、西から東へとく長く連なっている。
太いスジが連続している雲は時間が経った飛行機雲であろうと
考えた。
暑さの中で空を見上げるのは暑苦しいがやはり雲は見てみた
い。

昨日飛行機雲がよく見える時の夕焼けはきれいになると書いたの
で心配だったが、今夕は華やかではなかったものの、優しい夕焼
けになった。

 

 

3

 

そんな夕刻、近くのほくほく線で夕暮れの電車を撮りに行ったが、
中々上手く写せない。

 

 

4

 

午後6時55分ころに上り電車が、7時17分ころに下りが来た。
ミニチュアか影絵のように見える電車はあたかも童謡の世界
を走っているようだ。

かってここを轟音とともに去った特急「はくたか」の迫力と較べ
るべくもないが、ローカル線ならではの詩情があり、親しめる。

飛行機雲の夕刻は巨大アート。

2017年8月4日(金曜日)

飛行機雲が沢山見られる日、そんな空が夕刻まで続くと日没時
が美しくなることがある。

本日はそのような日だった。
夕刻の四ツ屋浜はいっ時うっとりするような空に変わった。

 

 

1
ブルーの濃淡を地模様に桜色の浮き雲があしらわれ、気持ち良い白が
大胆に横切る何とも爽やかなパステル調の空。
刻々と変わる空はこれ以上無い巨大アートそのものだった。

上掲の写真は以下をトリミングしました。

 

2
ほぼ北の空。

 

3
西の方角に車と看板。
この看板は護岸工事の標示のようだが、何のためなのなのだろ。
景観を損ねているが、お役所の仕事のようなのでどう仕様もない。
最近では神のお告げが書かれている事にして、諦めている。

自然はチケット代も取らず随所に興味深い作品を見せてくれる。
小さな虫から草木、山、空、人、、、刻々変わる様も貴重だ。

晩夏にちょっぴり秋。

2017年8月3日(木曜日)

滋賀県のお客様がデッキから田んぼをご覧になって、稲穂がもう
下を向いていると驚かれていた。

その田んぼでお腹いっぱい食べた雀が三羽庭に来て、体を掻き
ながら歩くと水盤で水浴びをした。

1

2
飛べばよさそうなものだが、お腹いっぱいなのか歩いている。

3
のどを潤し水を浴びた雀は幸福そうだった。

彼らが飛ぶべき空には秋めいた雲が待っている。

4

 

5
日陰でアゲハチョウが休み。

6
ミソハギが夏を惜しむ。

30度を少し越えたが本日風にわずか涼しさが感じられた。

田んぼには子育てをしている雀もいる。

2017年8月2日(水曜日)

連日の鳥の話題で本当に恐縮です。
本日、近隣の高齢者施設に出務の後、美術館で昼食していつものよ
うにデッキのベンチに出ますと前の田んぼに雀たちが来ていました。

1
小さな群に何気なくシャッターを切ったのですが、丸囲みをよく見ま
したら。

 

1'
親から給餌を受けるヒナ鳥が写っていました。

 

2
上掲の後の連続シャッターです。

 

2'
ヒナ鳥の口深く餌を与えています。
貰う方も必死の形相です。

今時田んぼに来るスズメは主に今年生まれて独り立ちした
若鳥に一部親鳥が混じって飛来しているものと、長年思い込
んでいました。

ところが写真のようにまだ自立していないヒナもいて、田で
給餌を受けているとは、本当に驚きでした。

多くが子育てを終了している炎天のこの時期、厳しい条件の
夏子であっても何とか田んぼまで誘導出来れば、高栄養の
お米ミルクによって、秋の自立に間に合うのかもしれません。

嬉々として田を謳歌する鳥たちの中で限界に挑み、必死の
給餌を行う親子の写真に感動を覚えました。

四ツ屋浜の夕陽 半分のつもりの桃がもう半分も キジバトも稲穂を食べていた。

2017年8月1日(火曜日)

何日ぶりかで30度を超えた日、夕空が鮮やかだった。

3
四ツ屋の夕暮れは龍がゆったりと横たわっている風だった。

夕食後しばらくして冷やしておいた桃を食べた。

4
熟していたので、ぐるりと種に当たるまで深く切り、ひねると
半分に分かれた。

5
半分のつもりが一個みな食べてしまった。
明日の昼食は減量しよう。

所で昼下がり、樹下美術館はデッキで田んぼを見ていると
キジバトのつがいが来た。
まさかと思ったが垂れ下がっている稲穂を食べた。

 

1

 

 

2
ミルク状の実をしごいて飲むように食べている感じ。
手前の稲穂は食べられた後なのか白く空っぽに見える。

スズメやカワラヒワに加えキジバトまで稲穂を食べている。
ちなみに一羽のスズメが田んぼで一日食べる米は5グラ
ムだという。
20羽で10日食べれば1キロ、100羽なら5キロだ。

スズメは減少の一途らしいが、その昔網を張ったり、光るテ
ープをしつらえたり、カカシまで用意して防いだ。

稲につく虫を食べるので益鳥という話も聞くがやはり食害の
影響の方が大きいにちがいない。
数が減ったので何とか多めに見てもらっているのが現状な
のか。

それにしてもハトまで来るとは、今頃の穂はどれだけ美味し
いのだろう。

 

田に雀が来るようになった。

2017年7月30日(日曜日)

人の周囲で生活する雀は稲穂のご馳走が究極のお目当てで
はないかと思うほど、嬉々として田んぼへやってくる。
樹下美術館裏手の水田では早くも一部で立派に育った稲穂が
こうべを垂れはじめた。

本日は小さな群のすずめが田と近くの樹木を往き来していた。

1

 

2

以下のようにカワラヒワも数羽混じっていた。

3

この時期の稲穂は甘くミルクのようになっているらしい。
雀たちはまことに幸せそうだったが、農家の方はお困りだろう。
雀にやられた稲穂は実を失って白くなるという。

雀たちは、いつか「恩返し」として農家の方に何かお礼ができれ
ばいいのにと淡い期待をしている。

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