花鳥・庭・生き物

「齋藤三郎ゆかりの人々展」、70余年振りの再会? 今日の庭。

2022年6月23日(木曜日)

本日初日の15周年記念企画展「齋藤三郎ゆかりの人々展」。直前の不具合を修正して慌ただしくスタートした。

常連さんやお茶人たちに寄って頂き丁寧にご覧頂き有り難かった。樹下美術館は何事も少しずつ良くなる流れがあるので順調な出だしだと思っている。

展示ケースを三つ増やし、列を中央に寄せ壁にも展示、その間を通路とした。 照明が上手く当たるようになったせいか、広く感じられると仰った方がいらした。

小館の陶芸ホール1室を使った17組、ご家族を入れると19名という賑やかさ。予定展示品を減らし、キャプションと案内は最小限にしてゆっくり眺めて頂くことを心がけた。
考えてみれば展示の人々は、地方小都市の苦しい疎開生活などで知り合い、助け合った間柄でもあったのでは。昨夜半ひとまず作業を終えると、70余年を経て皆で再会を喜び合っているような錯覚をおぼえた。

梅雨入りとは言え本日もほぼ晴天。庭はもたもたする私を追い抜いて夏の歩みを進めている。

「くれないアジサイ」がルビー色に近づいた。

アスチルベ咲く水盤でヒヨドリが水浴び。

三年目のオカトラノオが開花を始めた。

夕陽を浴びているミゾハギ。真夏の開花が楽しみ。
※以前ミソハギとしていましたのを訂正させて下さい。

夏の庭へ 本日受診日。

2022年6月16日(木曜日)

本日は蒸し暑く、6月半ばの庭は緑濃く夏の眺めになりました。

西の奥がうっそうとしてきた。

復活したキンシバイとぐんぐん伸びるトクサ。

可憐なアジサイ「くれない」は増やして10株ほどになりました。
チビたちはまだほとんど目立ちません。

花を終えいよいよ実の形になった柿。
今年こそ一つくらい食べてみたい。
すでにしっかり付いているヘタは実を守っているのだろうか。

裏の田んぼも青々としてきた。

 

隣の空き地は一面黄色いブタナの花盛り。
名が悪い外来植物だが梅雨空の下、多くの空き地を明るくしている。

本日午前、循環器の診察を受けた。腎機能の問題でやり残しているもう1カ所の冠動脈に、今秋ステントを入れることになった。病は往々に面倒な二律背反を生じる。間もなく一年を経過するが、悩ましい懸案を主治医と相談して突破することに決めた。

次回「齋藤三郎ゆかりの人々展」その6は小杉放庵および會津八一の紹介です。小さな美術館のこじんまりした記念企画。楽しんでいただけるよう最後の準備中です。

木漏れ日を喜んで下さったお客様、有り難うございました。

初夏の庭。

2022年6月3日(金曜日)

本日は齋藤三郎ゆかりの人々展の記事をお休みして最も良い季節を迎えている庭を掲載させてもらいます。

丁度良い気温、風強からず雲も良く、晴れ間にも恵まれる初夏。木々は安心して枝を伸ばしその下で花たちが静かに発表会をしている。

以下は今夕6時過ぎの模様です。

例年になく花付きが良いヤマボウシ。

花をつけるようになったやや奥にある背の低いヤマボウシ。
植えた記憶が全く無いので鳥が種を運んだのか。

無くてはならないアスチルベ。

紅白のキョウガノコも無くてはならない。

反対側からも撮りました。
初夏、このような足元の花は特別素晴らしい。

数カ所で卯の花が真っ白に咲いている。
向こうでススキが伸び始め、田植えを終えた水田がみずみずしい。

ひっそりと咲いているシャリンバイ。

植えたばかりのラベンダーとベゴニア。
渋めだった庭が明るくなり、夏も頑張りそうなので頼りにしている。

 建物の反対側で柿が花を咲かせている。
今年は数十の花が見える。
まだ食べるところまで実った事がないが今年初めて獲れるのか。

百合の季節まで庭はいっそう生き生きとした眺めになる。梅雨を迎えるとアジサイや百合が雨に打たれるので少々可哀想だ。

当館は建物、そして家具や食器、庭も一応展示物に準じると考えています。

東京の人 北陸道の側道に白い花々そしてアザミとコミスジという蝶 「私のアルベール」。 

2022年5月31日(火曜日)

昨夜少し雨が降ったため植えたばかりのラベンダーとベゴニアには恵みだった。そして本日は少々の風とともに折々陽が射した。

昼休み古径記念美術館館長さんが東京の大手出版社のエディターさんとお寄りになった。ある企画のために当地へ来られた旅の人は物静かな方。しかし心身には美術の感覚と知識がぎっしり詰まっている印象を一瞬にして受けた。

その方は庭で満開のヤマボウシに目を止められ、ロイヤルドルトンのカップを選ばれた。コロナが和らいで、時折都市部や遠隔からち寄られる方をお見受けするようになったが張り合いであり、嬉しい。

仕事に戻る道(北陸道の側道)で何種類か白い花と最後にアザミと出会い、初めての蝶を見た。

卯の花(ウツギ)。
この花を歌った「夏は来ぬ」の作曲者小山作之助は小生の大叔父。

7人もいた叔母達は集まる度に声を揃えて「夏は来ぬ」歌った。「夏は来ぬ」とは言わずに、「叔父さんの歌」を歌いましょうと言っていたように思う。

冠のようなのでこどもの頭に載せてやりたいガマズミだが、
白い粉のようなつぶつぶが沢山落ちそうだ。

ノイバラの白さも美しい。僅かな香がある。

道が大潟スマートインターに近づく頃アザミに出会った。

 

ここでアザミを見るとは思わなかった。
過日アザミを見た道はこの雑木林の南の反対側なので
あってもおかしくないが、ちゃんと咲いているとは。

アザミを見ているとヒラヒラと蝶がやってきてそばに降りた。
日を浴びてじっとしている。後で調べるとコミスジという蝶だった。

明日は6月1日、文字通り「夏は来ぬ」になる。
「齋藤三郎ゆかりの人々展」の作品を適時掲載したい。明日は三郎の二人の師、富本憲吉と近藤悠三作品で始めたい。

最後に昭和29年(1954年)の歌。


「私のアルベール」 歌・松島詩子

昭和29年の私は中学一年生。歌は当時のNHKラジオ「のど自慢」でとても人気だった。男性も歌ったように思う。
ロンドンやニューヨークでもない、パリが舞台のシャンソン風の曲。
ペーブ(ペーブメント:石畳)、ミモザの花、セーヌ河、シャンソン、、、。戦争で途切れた「花の都」パリへのあこがれが再び繋がった喜びが伝わる。

樹下美術館開館15周年記念「齋藤三郎ゆかりの人々展」準備状況。

2022年5月30日(月曜日)

6月23日{木)~8月9日(火)の樹下美術館15周年記念の催事「齋藤三郎ゆかりの人々展」が迫ってきた。
一大事にも拘わらず準備、特に告知関連がもたついている。
何しろ80才のジジイである自分が80点余の作品撮影、チラシ原稿作りから著作権利用申請、ブログによる作品紹介、作品キャプションや来館者向け説明文作成etcと、デリケートな仕事の山に一人で取り組まなければならない運命。

一ヶ月前には、まさか愚痴をこぼすとは考えずに呑気に構えていた自分が恨めしい。
遅まきながら作品揃えと撮影は全て終了しリストも出来た。弱小個人施設では宣伝と告知に十分手が回らないのだが、手抜きをルーチン化してきたお陰でこれまで細々ながら運営できた?と言い訳している次第。

趣を変えて作ったチラシ原稿。
取り上げる人物を一人減らし18人にした。

7月9日(土)午後3時から堀口大學のご長女、堀口すみれ子さんの講演会を開催いたします。
催事期間中の毎日曜日{7月17日は除く)午後2時から2回薄茶の呈茶を致します。
※申し分けありませんが参加料お一人様500円です。
※いずれもご予約は☎025-530-4155でお申し込みください。

展示については、
17個の従来の展示ボックスに2個足し、ほかに10個の壁釘(出し入れ可能)に90×120㎝の多孔ボードを最大10枚予定し、紙物の展示に使用する予定。

限られた狭いスペースをどのように使うかはむしろ楽しい作業なのだが、皿立ての追加や短冊、色紙の額装が一部残っている。

過日小林古径美術館の館長さんとお会いし、作品著作権のクリア方法などをお聞きした。展示作品リストをご覧になり、楽しい良い展示になる、と仰って頂き励みになった。

また貴重な作品の貸し出しにご協力を頂いている二代陶齋・齋藤尚明氏の厚いご理解も感謝に堪えない。

今後展示品について何人かずつブログで取り上げて行きたいと考えています。
小規模ですが精一杯の15周年記念展を楽しみにして頂ければ、と期待ている次第です。

本日はスタッフが自分の庭から運んでくれた2鉢のラベンダーに1鉢7800円の大きなラベンダーをホームセンターで買い足して庭に植栽した。
列に6個の色のきれいなベゴニアを並べ、植栽は妻とスタッフが腰をさすりながら行った。
※ラベンダーというのは高いものなのですね!

年はとっても扱うものは常に新鮮にしておかなければ皆さまからお金など貰えない。

季節が濃くなる。

2022年5月24日(火曜日)

5月下旬となり庭は濃い緑へと色を変えた。
あっと言うまであり、色どころか枝も一段と伸びて美術館は緑に埋もれるようになっている。

以下本日の眺め。

 

 

 

15年前の今ごろの眺め。あっさりしていた。

ジャガイモから始まった皆さんの家庭菜園。まちまちだった苗は順調なお天気に恵まれていずれも青々と育っている。
以下は近隣のジャガイモ畑。

ある畑熱心な方が「春はジャガイモ、秋はダイコン。美味しくて用途が広く、畑の代表みたいなもの。皆さんは必ず作られ、長年研究され尽くされているため誰でも作れるように完成されてきている」と仰った。
だがジャガイモなどはこの先が勝負で、毎年ある程度出来不出来のばらつきが生まれる。大きいのが沢山採れたという笑顔に、小さなものばかりと言って不満な声が混じる。

さて過日の海の夕暮れ写真で遠くに幾つも漁り火が見えていた。

鯛漁の灯りだと聞いた。

すると同級生から鯛を頂いた。仲間から沢山もらうので取ってくれるとありがたい、と喜んでいた。

とてもきれいな色をしている。

一日目は刺身、その後にアラ煮で出てきた。
W君、美味しく頂きました。

梅雨まで良い季節が続く。

白薊見つけて嬉し野道かな

2022年5月19日(木曜日)

一昨日のブログで薊(アザミ)が咲く農道へお誘いする一文を載せました。すると本日三名の方が見えられ妻も加わって出かけた。

この道の右側(南側)に沿って5~6カ所アザミが集まって咲いている。

惜し気無く咲く花。

一部残るハマダイコンと一緒。

白花。
高校で生物の教師だったA氏は牧野富太郎博士の
コンパクト版植物図鑑を持参された。
アザミの項目に「希に白花がある」と記載されていた。
あらためて白の貴重さと在野の偉人の偉大さに皆で感心した。

わずか300メートル余のニセアカシア香る野道。春風に吹かれながらアザミを堪能し、スイバを噛んだり、群れ咲くコバンソウの花やベニシジミあるいは色づき始めた桑の実を眺めて歩いた。フワフワと辺りに揺れるイネ科の草はK氏が図鑑を調べて「ニワホコリ」と仰った。
ご一緒の皆さま、有り難うございました。

一雨欲しいところ。

花の行進 オオツユクサやアザミ(野アザミ)の白花 ニセアカシアの花 大夕焼け。  

2022年5月17日(火曜日)

次々と花が咲くので追いついて行くのが大変だ。

 

まだ先と思っているうち仕事場のカーポートの屋根で
ナニワイバラが満開になった。
その昔、新潟市の園芸店で90センチの一本苗だった花。

昨夕庭の随所のオオツユクサ。

 

そのそばで白花も憩う様子だった。

 そして本日午後、このところしばしば足を運んでいる雑木林沿いの農道へアザミを見に行った。

既にハマダイコンが終わり、アザミが目立つようになっていた。

 

あのスコットランドの紋章のように少し首をかしげている花が多い。
昨日茎が紫色の花を珍しいかもと記したが、ここにもそれらしい花が
かなりあり、珍しいというほどではなさそうだった。

野性でこれは珍しいかもしれない。
一本だけアルビノ(突然変異による白花)があった。
残りの蕾が白く咲きそろったなら更に目立つことだろう。

あたりで満開のニセアカシア。
良い匂いがします。

このところ目土を施している芝生に撒水後、まっ赤な夕焼けに気づき
田んぼへ出て美術館の方向を撮った。

毎日がめまぐるしく過ぎ、昨夏倒れたことが時おり頭をよぎる。
昨夜は早めに寝たものの真夜中の電話で起こされ、お一人の看取りに出かけた。夜中の電話は切ないが車のハンドルを握ると、仕事、仕事、と頭が切り換わるのは永年の性。

過日富山県のお客様がお見えになり拙ブログを見ていると仰ったと、スタッフから聞いた。有り難いことと感謝しています。

明後日19日(木)午後2:30ころ本日の農道へ再度アザミを見に行きます。ご希望の方がいらっしゃいましたら、受付で仰ってください。宜しければその時刻に美術館からご案内致します。花だらけというわけではありませんが、白花も見られると思います。車で1分少々の場所です。

二件の在宅訪問、アザミと猫さん どくだみ茶。

2022年5月16日(月曜日)

本日の訪問診療は二件。いずれも雑木林を通るので道中はさわやか。一件目のお宅が近づくと「この辺にアザミが咲いているはず」と同乗の看護師に話した。

少し進むと道の両側に併せて数十本の花が見られた。やや日陰のせいかまだ多くが蕾だった。

 

一件目のお宅の近くのアザミ。

最初のお宅で用件を終えて庭に出るとテーブル状の庭石の上にドクダミが干してあった。

これに干したセンブリとアマチャズルを加えてどくだみ茶を作るという。
それを日常のお茶として長く飲用していると仰った。

お宅の猫ちゃんが近づいてきた。

先回から甘える仕草をするようになった。過日はスズメを獲ったらしい。
捨て猫を保護され今日に到っているとお聞きした。

次は数キロ離れたお宅へ。
開けた雑木林の水路に添って走りながら「こんな所にもアザミがあってもいいんだが」と言うと、看護師が「あそこ、あそこにあります」と言った。

やや離れた高い土手の上に沢山咲いているアザミ。
濃い紫色の茎は初めて。珍しいかもしれない。

二件目のお宅で車を降りると、看護師が今度は「あっ、猫」と言った。

近くのお宅の玄関に白黒の猫さん。遠目にとても格好良く見えた。

本日2カ所のアザミと2匹の猫に出会った。何かと利害信条が衝突しあう人間社会と違って、花や猫さんたちとは気楽な関係で良いため、心身が休まる。

お訪ねしたのは間もなく100才の方と1002才になったお年寄りだった。温かい目で大切にされているのがよく分かる。

 


倍賞千恵子の「あざみの歌」。澄んだ美しい声に癒やされる。

楽しまれるお客様 いつしかアザミも混じった農道。

2022年5月7日(土曜日)

連休の最終節の土曜日も日中はお天気に恵まれた。

折々お着物で来館されるお客様。とても楽しそう。

この後一昨日も歩いた農道へ。車で1分もかからない。

 ハマダイコンが一気に満開に。

まだかな、と思っていたノアザミがダイコンに混じって開花し始めている。

 

 

来週以後見頃になりそうだ。

アザミはやや暗がりを好む咲き方も見るが、ここでは日当たりよい場所で花を南に向けている。
暗がりのは茎が細く葉が少なくて背が高い。一方陽当たりのは葉が賑やかで全体が丈夫そう。

 

アザミはスコットランドの国花だという。
花を守るトゲにより威厳や独立自尊を表象しているようだ(Wikipediaより)。

本日は名の通りに赤く撮れたベニシジミ。

忙しそうだったクマバチ。

残りたいような飛びたいような綿毛。

 

ほくほく線の電車が通った。

 

美術館に戻るとベンチにお客様。

土浦Noの車でお見えになったご夫婦と品のよいワン様。
地方地方の焼き物を見ておられ齋藤三郎をご覧になり惹かれると仰った。
シーグラスペンダントも有り難うございました。

閉館後芝生に目土をしているとポツポツ当たってきた。今夜は雨模様で明日は晴れる予報。

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