医療・保健・福祉・新型コロナウイルス

野の花、棚の花、畑の花、庭の花 本日二回目のワクチン 五輪は別の道を 理想と憲法。

2021年5月2日(日曜日)

春の光を浴びたい連休中の日曜日だが、冷たい風が吹き曇り空からポツポツ当たる時間もあった。

午前11時半頃に二回目のコロナワクチン接種を受けた。
連休中、デッサンをする予定なので、注射は右腕を止め前回と同じ左に打ってもらった。痛みや発熱、だるさなどの副反応は2回目のほうが多くみられるといわれる。今の所前回より痛みは軽めに推移している。
但し、一回目に無かった寒気と頭痛がうっすらあり、風邪のひき始めのような感じをおぼえる。
一緒に受けた二人のスタッフはどうだっただろう。わけても前回接種2日目に37,8度の発熱し、カロナールで解熱したたスタッフは本日の予診で接種可能と判断された。明日は状態を尋ねたい。

前回は2Fで、今回は一階で書類チェック、問診、注射、観察が行われた。全てとどこおりなく進み、休日にも拘わらず引き受けている病院に深く敬意を覚えた。

さて一両日目にした花を掲載してみました。

 

上掲2枚は昨日往診帰りに大潟区の雑木林で見た白藤です。

 

上掲3枚は本日、頸城区の西部児童遊園で見た藤棚。
開花したての色鮮やかな藤。

 

頸城区松橋の菜の花。

 

昨日大潟区の雑木林に咲いていたウワミズザクラ。

 

本日美術館の前庭で見たアオダモの花。

 

さてコロナによる抑圧的な日常はまだ続くうえ、ワクチンは接種を受けるのもするのも双方決して楽ではない。収束が見えないどころか、すでに4波。
日本はまだ良い方だ、という気楽さと足りない学習、さらに肝心なところに政治ノイズが深く混入する。神風でも待っているのだろうか。

私見だが、ワクチン接種が進み、ウイルス自身も休息する今夏、感染鈍化が見えたら一気にロックダウンし収束させる道があるのでは。燃え盛るタイミングより遙かに効果があると考えられるが、どうだろう。

引きずっているオリンピックはそろそろ中止を決定し、予算を自前のワクチンと抗ウイルス薬開発に回しては。
選手たちにはコロナ世代の希有なアスリートとして、競技ごとの指導者や専門家、あるいはスポーツドクターやリハビリテーションの専門家として厚遇、育成される道を残し、選択してもらうのは如何だろうか。
追い込まれた状況の中で、人の心を打つのに無理矢理突破しか方法が無いというのも情け無い。

話は変わり、明日は崇高で美しい前文を有する憲法の制定記念日。
負けてもなお維持されるであろう日本人の実直さと美しい心を映す憲法。それはまた累々たる無念の死の上に書かれた。
貴い精神を振り返りこそすれ、書き換える無謀を謹んでもらいたい。

不肖私も一応その有り難みを奥底に労働し、納税し、善良を心がけて生きてきた。
しかるに改憲されれば、あるいはその論議の過程に於いて、
突然に、
「貴様、それでも日本人か!」という乱暴な言葉に出合うような予感がして気が滅入る。
人間は一人では乱暴な言葉を吐かないが、大勢集まると優越意識に駆られて、変わってしまうのである。

何事にも基本として必要なものは理想であり、高く美しいほど、貫くほど価値があることを疑わない。

始まる個別接種に向けて。

2021年4月30日(金曜日)

私の所は自分のほかスタッフ3名の零細。それがかかりつけの方に限定してコロナワクチンの個別接種に手を挙げていた。
インフルエンザワクチンとちがって、コロナは保存管理や接種方法が厳密。しっかり日時を決めて予約し実施しないと、効果やワクチンに無駄を生じかねない。

接種に関する皆様の関心は想像以上に高く、早く済ませたい、という気持が当初から伝わっていた。集団接種の会場は他区でかなり遠方のため、近くで済ませられるなら助かる、と仰り予約が殺到した。家族から会場へ連れて行ってもらう手間が省けることもあったようだ。

当院の規模を考え360人で締め切らせてもらった。一人2回計720回の注射予定になった。
実施に向けた資料が次々届き、リモートなどで説明会に参加、ワクチン配分の実際が決定され、2回のミーティングを行い、皆様個々のスケジュールが決まった。
実施期間中のある日から5人分の注射器が6人分に変わることとなり、一日5または6の倍数予定、三週間後二回目の同時刻設定もあり複雑なスケジュール負荷に悩まされた。

お年寄り達は電話の内容を正確に覚えられるとは限らない。念のため外来された方には日時を書いた予約票をお渡しし、その他の方には電話で調整し、本人またはご家族に窓口で票を手渡しすることが始まった。手間は掛かるが,小さな地域で接種が増えるならば、それにこしたことは無い。

 

積まれたスケジュール表と予約票。

 

予定日を決めて予約票を用意し、その方達に電話をして取りに来て貰う。
二台の電話を使いスタッフは連絡に忙殺されていた。

特別な日時を設定せず、日常診療の中6週間掛けて全スケジュールを終了する予定。
事故を起こさないこと、ワクチンの残を最小限に留めること、スタッフや私自身過労しないことを配慮し、無事の遂行を心から願っている。

複雑な実施に向け、熟慮しテキパキ動いてくれているスタッフに深く感謝している。

一方全国に拡大する4波は誠に切ない。
前線で日夜奮闘する医療関係者がいる一方、夜間大勢集って酒飲みをする役人さんがいる。この国は何をしたいのか、支離滅裂で分からなくなることがある。

三者三様の説明会参加。

2021年4月23日(金曜日)

今夕7:00から文化会館で個人機関におけるワクチン接種の説明会があった。
会場近くのAさんが現場へ参加、大潟区の二人は仕事場のPCで、私は自室のタブレットで参加した。このたび仕度した自院のインターネット環境や二か月前に購入した私のタブレットもいわばこの日以後のために用意したようなものだった。

ことコロナに関する情報や事務処理はせかされるようにIT化していく。この対応の準備費用と仕事量について過日不平を述べた。それでも何とか道具を追加し、(株)信越情報のお世話と、キーや頭を叩きながらフォーマットを埋め、幾つかのシステムのログインが可能になった。

 

私は自室でタブレットのリモート。
三回目目の参加で少し馴れて来た。

二人のスタッフは仕事場で参加。

ひとり説明会の現場に参加したAさん、遅くまでご苦労様でした。いち早く大切な追加資料を貰うことが出来たようで助かりましたね。月曜日には皆で再度のミーティングをしましょう。

IT環境の無い機関にはペーパーやFAXの対応が許容されるようだが、それもまた今どきの文化のあり方ではないだろうか。どこかの国ではないが、隅々一色にしてしまえば良い、と言う話でもあるまい。

さて先日、しばらく食事写真を休みます、と書いたばかりでしたが、新鮮な魚を頂いた事と、それが美味しかったことで、以下に載せてしまいました。

 

かっての芝居仲間から頂いた大きなアジ。
差し渡し30㎝は楽にあった。

 

たたき。

大きくて肉厚なフライはとても美味しかった。

 

 

僅かに肌寒かった本日。八重咲きイチリンソウが明るい陽を浴びていた。
もうじき終わる頭上のクリスマスローズと賑やかに話をしているようだ。

強風の日の買い物 高校時代の肺結核治療 駐車場で帽子を追いかける。

2021年4月18日(日曜日)

昨日の雨降りの空は本日さらに悪化し、終日強風に見舞われた。
昼に外出、ホームセンターでキキョウと用土および芝生の肥料を、帰路のドラッグストアでアリナミンを購入した。

風は午後次第に強まり、ホームセンターでは少し大きめの物が至る所風で倒されていた。起こしてもすぐに倒れるのだろう、所によって通路を塞ぐものまであった。

美術館の花は出来るだけ暇を作らず、次々に何かが印象深く咲いているようするため、色々と補強を試みている。
当初山野草や茶花などをこまごまと植栽していたが、全体の眺めを重視した方が良いと考えるようになり、最近は点に加えて面を意識している。

ホームセンターでは車から下りて歩くと何か顔に不自然な感じを覚えた。マスクを忘れている。慌てて戻りダッシュボードを空けると一枚だけ残っていて助かった。

 

これで買い物が出来た貴重なマスク。

ドラッグストアではアリナミンEXプラスというのを購入した。今の食事で何一つ不足は無いと考えられるが、足腰の疲れなどに対し、ふとしてアリナミンを飲む。
アリナミンとの付き合いは、高校二年生の春から始まった。その年の健診で肺結核が見つかったのがきっかけだった。

結核が告げられた日のことは鮮明に思い出すことが出来る。
担任のY先生に職員室に呼ばれ、レントゲン健診の結果で肺結核の疑いがあることを告げられた。その場で薄い茶封筒に入った小さなフィルムを渡された。フイルムをポケットに入れ、一人汽車を待った駅のホームが浮かぶ。家で父にフィルムを見せると、ああ、と父は落胆した。

直ちに週2回のストレプトマイシンの筋注(1回は父が下宿を訪ね、1回は日曜日に家に帰って打つ)、およびパスとヒドラの服用が始まった。同時に補助的にアリナミンの服用と一定量の生バターを摂るように言われた。

不思議なもので、健常から一気に病者に変わったにも拘わらず、直ぐ治療を受け入れたように思う。但しある時期を過ぎると大して症状の無い病気よりも治療の鬱陶しさに嫌気を覚えるようになった。
注射は痛い、薬でお腹は空かない、引き出しのバターはまずいなど、いつ終わるとも知らされず続いたためだった。
ほかに映画館は駄目、体育ほか諸行事は見学で生活全体が晴れ晴れしない。ただ一緒に見学となった何人かの級友とは他の生徒に無い強い親しみを覚え、子の無い下宿の主夫婦はより親切に接してくれるようになった。

高校三年生の9月に手術も考慮して父の母校たる都内の大学病院を受診した。その結果注射をストレプトマイシンからカナマイシンに変更すること、残りの学期を休学して治療に専念することになり、がらりと生活が変わった。注射のため尻をだすのだが、ある日、随分肉がついてきたな、と父が嬉しそうに言ったのを覚えている。

かくして高校3年生をもう1回やり直し、翌年春に晴れて全快した。注射は内耳性難聴の副作用があり、最後の方では注射後耳がぼーんとする感じや軽いめまいを覚えるようになったが、症状が固定する前に離脱できたのは幸いだった。
但し後年血清クレアチニン値が1.0~1,2レベルと正常値を超えて推移しているのは、足かけ3年打ち続けた注射の腎毒性によるものかと考えている。

闘病というほど濃厚ではないが、貴重な青春の陽光は精々早春か晩秋の明るさでしか無かった。ただ姉に勧められてドイツの小説を読んだのと、休学中の朝な夕な近隣の自然に深く親しめたのは得がたいことだった。

さらに病癒えた大学で亡き級友Sに勧められ、テニスと音楽の部活に夢中になったのはリハビリだったかもしれない。加えるに今でも何か失ったものを何処かで取り戻そうとしているような感覚がよぎることがある。時の価値、密かではあるが青春というのはそれだけ貴重だったのかとあらためて思う。

さてアリナミンはサイアミンプロピルダイサルファイドという化学名だった。役立つわけではないが当時暇つぶしに、パスはパラアミノサリチル酸カルシウム、ヒドラはイソニコチン酸ヒドラジッド、と薬効書を読んで覚えた。大学時代そのことを話すと、何でそんなことを知っているのか、といぶかしがられた。

そんな訳で、近時足腰や目に疲れや痛みを感じると思い出したようにアリナミンを飲んでみている次第で、本当のところあまり深い訳はありません。

 

本日購入したアリナミンEXPLUS.。

本日買い物を済ませたドラッグストアの駐車場の風はひどく、帽子を飛ばされた。駐車場の端まで飛ばされ、危うく国道に出る寸前で捕まえた。青春の闘病も鬱陶しいが、老人が広い駐車場で帽子を追いかけるのも切ない。

松山選手の偉業 私達のワクチン副反応と接種の前進。

2021年4月13日(火曜日)

松山英樹が今年のマスターズゴルフでチャンピオンに輝いた。怪物のごときスーパースターが争うメジャー大会は完璧が求められ、運不運さえも克服しなければ優勝に届かない。松山選手の達成は偉業としかいいようがない。

一昨年の全英における渋野選手といい、続けてゴルフに光が当たったのでとても嬉しい。
ことゴルフだけは、どのような形であれ、名門霞ヶ関CCにおけるオリンピックをテレビで観てみたいと思う。

 

固唾を飲んで選手を迎える。

 

優勝が決まってスタンディングオベーション。
長い影が長時間の熱戦を物語っている。

米国で肩身の狭い思いをするアジア人が歓声とスタンディングオベーションに包まれる。ゴルフのジェントルマンシップとは言え、偏狭なナショナリズムが少しでも薄まればと心から願われる。

さて11日午前遅く受けたコロナワクチン。接種直後我が二人のスタッフは全く痛くなかった、と言った。ところが二人とも当日夕刻になると急に注射部位が痛み出したという。
さらに翌12日の午後遅く、一人が37.8℃に発熱した。私の直後からの痛みは物理的なものであろうが、スタッフの数時間後の痛みと発熱は免疫生成に関わる反応と理解することが出来、熱には少しためらったが高熱移行を危惧してアセトアミノフェンを一錠服用してもらった。
するとその晩遅くの電話で、すっかり解熱し気分が良いという返事があり、ほっとした。

私の直後からの痛み、女性スタッフ二人の数時間後の痛み、そして女性一人の2日目の発熱。三者三様の反応を経て三日目を終える。
この先の遅延反応と3週間後の2回目の接種での課題は残るが、現在痕跡的な痛み以外そろって常態に戻った事に安堵している。
報道で知らされる通り、インフルエンザワクチンなどより多めの副反応は、抗体産生機序を明瞭に反映するものと考えられ、その点でも効果が期待される。

ささやかな日常ながら感染リスクは何処にあるか分からない。また掛かりつけの方に限定して必要なPCR検査を始めているので、ワクチン接種を何とか全うしたい。

昨日、矢継ぎ早に来る検査や接種におけるICTの使いづらさを嘆いた。すると願いが通じたのか、今朝医師会から個別で行う接種予定数をカレンダー付きのFAXで訊いて来た。
さすが医師会、現在この方法が最も明解で実用性が高い。
あとは安全、円滑を期して慎重に臨みたいと、昨日とは打って変わり前向きな気持になれた。

ここへきて経験則が通用しそうもなく、先行きは不透明だが、今夏が正念場ではないだろうか。
ワクチンが前線病院の負担を和らげ、広く住民の安全に寄与することを願って止まない。

 

本日夕食の鯛かぶら。
カブは鯛のダシが滲みて美味しかった。
先日のソーメンに続いて本日も鯛。アラは200円程度で買えるらしい。

ヤマザクラが咲いている ワクチンの痛みが軽くなった ICTの嵐。

2021年4月12日(月曜日)

本日髙田で21℃に上がり、暖かかく晴れた月曜日。
咲き誇ったソメイヨシノだが、何故か花吹雪を見ることもなく突然葉桜に変わった。いま美術館の庭は自生のヤマザクラが満開を迎えている。派手ではないが和やかに周囲と調和する姿はまことにのどかで、私は好きだ。

本日樹下美術館の山桜。

一昨日のことで恐縮ですが、夕食に鯛ソーメンを食べた。

色は桜色、だし汁がまたすばらしかった。
外側からそっと骨を外しながら食べる。
鯛はどこをどう食べても美味しくやはり魚の王様だ。

昨日接種を受けたコロナワクチン。本日接種部位の痛みは薄らぎ、夜間には触らないかぎり全く気にならなくなった。熱、だるさ、頭痛はない。

さてワクチンの個別接種に手を挙げたは良いが、これまでならワクチンの発注、使用実績、残などの手続きや報告は市町村や業者への電話やFAXで済んでいたはずである。ところがコロナになって急にICTの利用を求められるようになった。

似たようなカテゴリーごとに新たな名のシステムが勧められ、何をどのシステムで使ったら良いのか非常に混乱する。パスワードの送付から、ログインまで毎回薄氷を踏む思いで恐る恐るキーを叩き、挙げ句“ユーザー名かPWが違います”の文字が冷ややかに表示され、何かとそこで止まって終わる。

過日お会いした医師の何人かは普段パソコンに触らないので、本当に困っているとおっしゃった。私も似たようなもので,国および市町村は仕事を減らしたかったのだろうが、間に合わせお仕着せのICTからは、ボロボロのデータや実動の破綻さえ生まれかねない危惧がある。

システムが使えない人にはFAXによる情報取得、諸報告もぜひ許してもらいたい。大病院ならともかく、個人では事務も新たなシステムに追いつくのは容易ではない。
かって月々の診療報酬請求事務が手書きからCPに代わったのをきっかけに、廃業された高齢の医師たちがいたのは非常に残酷だった。

コロナ不況でせめてIT業界を盛ろうという思惑もあるのだろう。小さな私の所でもコロナを機にタブレットと事務用ノートパソコンを購入した。さらに近々接種に向け新たにタブレットがあてがわれるという。
コロナと同時に、効率、管理の名のもと別の嵐が巻き起こっている様相である。このようなことが「人間に相応しい幸福」につながるとは到底考えられない。

新型コロナウイルスのワクチン接種を受けた  K院長への畏敬、コロナ禍は災害。

2021年4月11日(日曜日)

本日大切なことが二つあると、昨日のブログに書きました。
一つは新型コロナのワクチン接種を受けること、もう一つは新潟日報のにいがた人の本棚に私の「銀の匙」が取り上げられることだった。

ドキドキして紙面を開いたが、掲載はなかった。そういえばもう少し先と、メールが入っていたかもしれない、と思い出した。申し分けありません空振りでした。第4日曜日になるのかな、するとまたワクチン接種日と重なる。

さて午前11時15分受け付け開始のワクチン接種。
“いよいよだ”
出かけるまで何かの気持に似ていると感じていたが、遠い昔入学試験で味わったような気分かと思った。
会場はいつもお世話になっている病院。待っている間、何人か顔見知りの医師達と会い、看護師ほか医療スタッフが大勢集まっている。私のスタッフ二人も到着し一緒に待った。

玄関先にまで配置された病院スタッフたちの案内や手順は完璧だった。驚いたことに問診をした医師は院長だった。随分久し振りのお顔だった。
挨拶すると
「お変わりありませんね」と笑顔を見せられた。
「色々大変ではないですか」と言うと
「いえ、これも災害ですから」と仰った。
ああ昔のままだ。コロナ禍を災害とは。何事も事態の基本概念が一ミリもブレず明解で、さすがだとあらためて畏敬を覚えた。案内などが親切なのも院長の姿勢の反映だろう。

自分の会長時代、災害や救急対応ほか平日夜間診療所開設などの課題で常に厚く協力して頂いた。大変だったが当時のことが一瞬鮮明に思い出され、胸が熱くなった。
お世話になった前の前の前の会長、と立って仰り、傍らの新副院長に紹介して下さった。前の々の々の会長、、、、。こんな場所で古いことに言及されて面はゆかった。

会場で、接種券(クーポン券)、身分証明書(免許証や保険証など)、通過した問診票の三つを確認してもらって順番を待つ。接種を受けると、並べられた椅子に座り15分の経過観察の後帰宅した。
同行したスタッフは全く痛くなかったと言ったが、私は注射時、部位のやや深くに痛みを感じ、その後現在22時を過ぎだが、依然として傷みがある。この痛みはかって何かの注射で味わったものと全く同じで、時に生じる無害な現象の一つだと考えられる。

初めて受けたmRNAワクチン。会場では何の騒ぎも起きず、私に関して現在頭痛、だるさ、発熱、消化器症状など副反応はない。
3週間後の5月2日に2回目を接種して終了する予定。その後十分な抗体が産生され、変異株にも対応してくれることを切に願っている。
(上記2週間後→3週間後に訂正しました)

 

 

本日の東の庭。大和心麗しいヤマザクラの番になっている。
今年はここに色々植えている最中。

 

夕刻に見たI氏のネギ畑。向こうは大潟水と森公園。
氏の畑はいつ眺めても気持ちが良い。
I氏は昭和50年代皆で外洋ヨットレースに参加していた時の名スキッパー。

寒かった日 ワクチン接種のミーティングをしてみた ジョウビタキは基本一羽。

2021年4月9日(金曜日)

午前の外来の方達が口々に外は「寒い」と仰った。午後在宅回りで出ると車の計器が7~8℃を示し確かに尋常でない寒さだった。

米山の右半分の上部に雪が降っているような雲影。
午後4時半ころ。大潟区岩野の田から。

寒い寒いと言いながら3軒を回った。いずれもコロナワクチン接種を希望された。私の所も個別接種の受け入れ(掛かりつけの方に限定して)を表明している。
本日資料を作り外部の方お一人を入れスタッフ三人で初めてミーティングを行った。案を示し色々意見を言ってもらった。
人の配置と1週間の計算上の接種数はほぼ決まったが、確定的な予約に入るには安定した(定期的な)ワクチン供給が前提となる。
実動まであと一ヶ月かかるのか、一定の目途が示されたなら再度ミーティングをして臨みたい。

接種券が配られて1週間が経つ。予想以上に個別の希望者が多く、予定の見直をしなければならないかもしれない。
ただ多く受け入れるとそれだけリスクも増えるため悩ましい。

接種を「止めます」と仰った後、数日して「やはり受けます」と言い直しに来られた方もおられた。ワクチンという形で初めてコロナと直接的にかかわることになった皆さん。いざとなると緊張し迷われるのは当然だと思う。

 

仕事を終えて間もなくの四ツ屋浜の西の空。
お天気は回復に向かうらしい。

話変わって昨日ジョウビタキを掲載し、そのおり婚活をしているのか、と書きました。しかし調べてみますと、日本には越冬のために飛来するもので、繁殖は北国に帰ってからということでした。したがって国内では独身で通すのでしょう。樹下美術館の庭に現れるのはまだ残る寒さを楽しんでいるのかもしれません。
間もなく帰るとは少々寂しいですが、それまでは親しくしてもらいたいと思いました。

“春なのに”というヴォーカル曲と演奏 東日本のコロナ拡大傾向。

2021年3月28日(日曜日)

日中空はしっかり曇り、本日いつものA氏とともに初めてのBさんC氏とゴルフをご一緒しました。
初めての方とも楽しく回れるのがゴルフ。極地を思わせる気象のもとでもやろうと思えば出来る?のもゴルフ。私は後半崩れたが納得がいくラウンドでした。

あいにくのお天気で、レンズ雲を交えいろいろな雲が出ては消え、雨もぱらつき風も吹き、何とも活発な曇り空でした。
今ごろはまだお天気が安定せず、善し悪しを繰り返します。
本日動画サイトから以下、「It Might As Well Be Spring」を三つお借りしました。
“まるで春のよう”とか“春なのに”などの邦題が付いているこのジャズ・スタンダード曲は不安定な春の気分を歌っています。

 


ブロッサム・ディアリーのピアノ弾き語りです。
フランスを行ったり来たりしたディアリーはフランス語で歌っています。
風の柳のように騒がしい心、一方誰かが待っていそうな気分、などと
英語の本歌では歌われます。

上掲のみずみずしい録音は1957年。動画メモによれば、サイド・メンのベースはオスカー・ピーターソンを支えたレイ・ブラウン、ドラムスはカウント・ベイシーを支えたジョー・ジョーンズという輝かしさでした。バック・コーラスもいにしえのディズニー映画のようで私は好きです。

 


こちらは初めて観たビッグ・バンドの演奏です。
素晴らしいテクニックとアンサンブルは大人のバンドそのものですね。

 


曲はリリカルなケニー・ドゥリューにぴったりです。
切れ味良いN.H.Ø.ペデルセンのベースも歌い、
エンディングの余韻といい、何とも言えません。

春なのに春のよう、と時期はずれ風に色々連ねて申し分けありませんでした。

ところで宮城、山形、福島、長野、群馬。新潟県など、今までになく中東部のコロナが盛りはじめ雰囲気が悪い。
反対に西南では下火に見えなくもない。すでにウイルスは夏へのシフトを始めたのだろうか。

山形の飲食関連の店主が、感染を出す前に自分で閉める、とインタビューで答えていた。
東北の実直さが効いてブレーキが掛かれば良いが、この方達こそ国に守ってもらいたい。

多くの人の苦悩をよそに、ニュースが伝える聖火リレーはひとごとのようにどこか空しい。

本日樹下美術館のホウキザクラと向こうはハクモクレンです。
双方はともに大きい木ではないのですが、写真はかなり立派に見えます。

初めてのリモート参加 近くの雑木林にユキツバキと思われる花。

2021年3月22日(月曜日)

今夕仕事上の説明会があり過日購入したタブレットでリモート参加した。
かねて機種を世話して頂いた信越情報さんとのシミュレーションによって無事参加でき、ほっとした。

社会では多くの方がこのような方法で勉強や仕事をされているご苦労が分かる。

コロナ禍に於いて様々な連絡や事務がIT化されていく。検査とワクチンなどどこまで付いて行けるか自信はない。しかし地域事情と責任を考えれば軽々に「止めます」と言えないのが正直悩ましい。溜まる一方のストレスを庭やゴルフで和らげながらもう少し粘ってみたい。

 

先日樹下美術館の近くの雑木林でよく繁ったツバキを見た。屋敷跡とは考えにくい場所であり自生のユキツバキではないか、と思った。

 

すぼまない花姿、大きさが異なる五弁の花びらからユキツバキを考えた。
枝にしなやかさも感じられた。

 

 

大潟区は比較的雪が少ないため、大きく成長したのかもしれない。

ノイバラのヤブの中で可哀想な気もするが、ここに居たので育ったとも考えられる。

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