空・海・気象

週末を賑やかにして頂き有り難うございました 柿崎海岸の散策 当たる気象予報。

2015年9月13日(日曜日)

本日の日曜日は予報通りにぐづついたお天気でした。
そんな中自転車で来られた若いご一行さんはじめ、樹下美術館は大勢さんで賑やかにして頂き有り難うございました。

 

自転車50㎞を走って来られた自転車の皆様。

柿崎海岸のカモメ出かけた曇りの柿崎海岸でいっとき陽が射した。
カモメのわきをそーと通り過ぎる。

 大潟スマートインター柿崎インターから雨上がりの大潟スマートインターへ。

 

丸く青いシーグラス 柿崎海岸でみつけた青く丸いシーグラス。

丸く赤いシーグラス赤いのもあった。

たった一日の崩れを当てた天気予報は、明日の晴れを知らせている。

今世紀に入って何が進歩したか、色々考えさせられるが、
気象予報は確実な進歩を遂げているように思われる。
農漁業にとっては大きな恩恵ではないだろうか。
但し長期予報はいまいちかもしれない。

台風通過の空 美しく架かった虹。

2015年9月9日(水曜日)

台風18号は能登沖を通過した一日。
当地新潟県上越地域で目立った被害は報じられなかった。

そんな日の午後、春日山の上越医師会館に出向いた。
県医師会が行っている小規模事業所の健診事後相談と産業保健についての個別相談の担当日だった。
これは一年に一回まわってくる。

事業所健診の主な問題は肥満、アルコール関連、糖尿病関連および脂質代謝異常がメインだ。
データの最初に身長体重比が記載されているが、これが標準的だとそれに続くデータもきれいな事が多い。
一方過体重が強度になるほどデータにチェックが沢山入る。
体重は生活習慣の全体を反映していて複合的に疾病と関係する。
健康は幸福のいしずえ、明日の幸福を願って心込める以外ない。

一方の過重労働の相談もかなり深刻だった。
医師の意見がどのように反映されるのか、真剣に受け止めてほしいと念願した。

さて以下は今日の空です。
青空が見えていた時間に医師会館に入り、相談が終わって出ると激しい雨。
しかも強い陽が射していて「きつねの嫁入り」状態に少々驚かされた。

1動きのある雲が沢山見られた午後の空。

2相談が終わって出た医師会館の駐車場。陽が射している中で強い雨。

3雨が上がり水田に出るときれいな虹が架かっている。
午後3時半頃、まだ陽が高いので虹の位置は低い。

4虹の右(西)端はカントリーエレベーターの付近にある。

5左(東)端は米山を背に架かっている。

6夕刻近く在宅巡回の頃の空にガラス(氷?)のような雲。

7夕刻の仕事終了後の四ツ屋浜。

本日見た虹は長い時間架かっていた。
美しく出た虹を見た人は多かったと思う。

台風が関係する奇妙で絵画的な雲。

2015年8月25日(火曜日)

現在22時半ころ、台風15号は島根県沖を北へ向かっている模様。
本日の空に台風の接近の影響と思われる雲が見られた。

およそ台風の前後あるいは通過する場合しばしば変わった雲が見られる。
くっきりした輪郭、とろりとした一様な濃さ、奇妙な形状などのことである。
それらに、全てではないが絵の具で描いたような一種絵画的、時には物語的な印象を受ける。

本日、上越市大潟区の水田から見て西は、妙高連峰の方角に以下のような雲が見られた。

12:2212時半ころのモノトーンに近い一様な雲。
様々な濃淡で何層か帯状に別れ、風向きに従って南北に連なっていた。

18:0518時過ぎ。
白と黒の一様かつ輪郭が明瞭でにょろにょろと這うような雲。
くっきりしているためか、それぞれの雲の遠近や上下の区別が判然とせず、絵画のように感じられる。

18:4718時40分頃。
上掲の40分後大きなウナギのような形の雲が横たわっていた。

台風が関係すると主に風の影響であろう、帯状、レンズ状、層状などで明瞭な輪郭の雲がみられる。
性質?もミルクのように緻密で滑らかな感じがする。
但し、同じく強風でも台風以外の場合、綿のようにふわふわした形のまま飛んで行く雲も希ではない、、、。

なぜ台風はさほど強風でない時間でも、しばしば絵画的で物語的で、奇妙な形になるのだろう。
台風の空を見ていると、次元が変化したような不思議な感覚をおぼえることがある。

明日はかなり遠ざかるようだ。
今のところ当地域に大きな被害は報じられていないが、どんな雲が見られるのだろう。

待っていた雨 お盆の出入り。

2015年8月14日(金曜日)

「異常な暑さ」を嘆く毎日だった。
「暑くていいんです、盆が来たら降ればいいんです」
ちょうど一週間前、一粒も雨が降らず猛暑を嘆くと農家の方が仰った。
それが盆に入った昨夜遅くから午前まで、ちゃんとしっかり降った。

農家の方の言う通りになってきて、こんな流れがお米にも良いのだろう。

雨のおかげで本日雲らしい雲が湧き、アブラゼミが元気を取り戻し、
畑が助かったという声を聴き、庭の水やりも当分休めるようになった。

いまお盆客の出入りは患家に、通りに、お寺に、そして樹下美術館に見られる。
・訪れた家で認知症が進んだおばあさんは、お客が出入りする居間でじっとして緊張の面持ちだった。
・軽い脱水症のおじいちゃんを心配して、東京から帰省中のお孫さんが付き添って受診された。
・皆が集まったといって9人もの地元のご一家が樹下美術館で昼食とお茶をされた。
・一昨年の主体展で倉石隆の「琢也」を見たという東京の青年が、90才の実家のおばあちゃんと来館され楽しまれた。

そして今夕、水蒸気いっぱいの雲が茜に染まった。

1上越市大潟漁港。

2大潟漁港で刻々変わる空の色。
このあとしばらくして雨が降り出した。

本日長岡市からの男性が、拙館長のブログを見て雲に興味を持つようになった、と仰ったという。
有り難うございます、今夕は久し振りに見応えがありましたね。

酷暑の在宅周りで奇妙なスピード感 メガソーラーが頑張る。

2015年8月3日(月曜日)

このところの猛烈な暑さは当分続くらしい。
暑さを嘆いて交わす言葉に「すごい」、「特別」が付いている。
最低気温が先月半ばから格段に上がっていることも、厳しさに繋がっているにちがいない。

これでクーラーが無ければ室内でも熱中症・脱水症およびそれらの二次疾病の危険があり、一方で使用中のうたた寝による風邪、気管支炎も見られる。
在宅診療で訪ねたあるお宅にピカピカのクーラーが取り付けられていた。

在宅といえば本日は旧国道沿いの東西ほぼ一直線上の10㎞に4軒の訪問があった。
車のクーラーは効いているがガラス越しの直射はきつく、一方年のせいでともすると足もとは寒い。
同乗している看護師は暑がり屋さんであろうからコントロールが微妙だ。

この日の運転で、およそ同じスピードで走ったにも拘わらず妙な感覚を味わった。
1軒目のお宅に向かう時は、いつもより時間がかかると感じたが、帰りはすーと走った。
すーと走っているうちに2軒目が近づくと、スピードが落ちる感覚になる。
2軒目のお宅を辞した車はすーと走り出し、3軒目が近づくとなかなか着かないのである。

このゆがみは、特別暑い午後の疲れが心理的に反映しているのであろう。

最後のお宅は、通いはじめて6年目の105才の方だ。
食事以外はほぼ睡眠され、驚くことにデイサービスに行かれる。
暑くなりかけのころ調子が落ちて褥瘡が始まったが、懸命な介護とクーラーと栄養剤で縮小に向かっている。
ここのご主人の熱心な介護には頭がさがる。

お宅からの帰路、車は最後まですーっと走った。

015近くの国際石油開発帝石株式会社の「INPEXメガソーラー上越」。
80、000余㎡の敷地で最大4メガワットを発電、およそ1600世帯をまかなう出力がある。
工事は過去2回に分けて行われ、1回2メガワット分をほぼ1年で終えている。

INPEXの電気は地元東北電力へ売電されている。
日照りはクーラーの電力消費を促す一方、ソーラー発電力をアップさせてうまく回っているように見える。

盛夏の光と色 年を取ったら気に入った本を繰り返し読みたい。

2015年7月25日(土曜日)

高田で最高気温が34℃、カラッとした暑さだった。
夕刻までの2時間、カフェで本を読んだり芝に散水をした。

日射しに盛夏の強さがある。
暑いなどと不平を言わず、年と共に貴重になるそれぞれの季節を精一杯味わいたい。

 1およそ45年前に読んだ「アカシアの大連」を出して再読している。
窓際のカウンターで読んでいると、置いたグラスの影が写った。

この本には「朝の悲しみ」と「アカシアの大連」の二作が収載されている。
先日通して読み、本日「朝の悲しみ」の二回目が終わった。
「アカシアの大連」:清岡卓行著 講談社昭和45年3月20日発行

年を取ったら気に入った本を繰り返して読むのがいいと気付いた。
この本もその一冊にしたい。

2庭の散水で出来た小さな虹。

 

3夕食を終えると空が赤い。
急いで行った四ツ屋浜は素晴らしかった。

カフェに居るとき、ラックに本を返す二人の若者の話し声が聞こえた。
「フェルメールは色がきれいだ」
「うん確かにきれいだけど」
というような感じで、なるほどなるほど、と思った。

全国一暑い日。

2015年7月13日(月曜日)

本日は朝から強い熱気に包まれた。
上越市高田は全国最高気温となり38,6度、診療所の大潟区は38,3度で三位という暑さだった。
最高気温ベスト10のほとんどが北陸、東北の日本海側で観測されていた。

そんな日、スタッフに刈られた芝生と草地は清々しく見え、
館内で展示されている陶齋の器のキキョウ、オカトラノオ、アジサイ、イネ科の夏草が涼しかった。

日没後の四ツ屋浜は高空の雲が次々に赤く染まり、暑い一日を美しく幕引きした。

 

1さっぱりと刈られた芝生。

2隣接地の草も刈られて松苗の足もとも涼しそう。

3館内の花に秋の風情。

 

4美しく暮れた四ツ屋浜。

明日も33~34度の予報が出ている。
本日熱心に展示を観て頂いた方々、カフェでくつろがれた皆様、誠に有り難うございました。

金星と木星の大接近 太陽のこちら側と向こう側のすれ違い。

2015年7月11日(土曜日)

去る6月29日ブログで7月1日の金星・木星の大接近に向けて近づきつつあった星の写真を載せました。

最も明るい惑星金星と最も大きな惑星土星が寄り添う様子は、日没後の西空ではっきり見えるはずでした。
楽しみにしていましたが、7月1日はおろかそれ以後も、雨や曇り日のため見ることができませんでした。

それが一昨日、美しい夕焼けのあと、すれ違ったあとの金星と木星がきれいにみえました。

6月29日大接近前の6月29日、左上方の木星と右下の金星が近づき合う。

6月29日トリミング上の写真のトリミング。左上木星、右下金星。

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7月9日去る7月11日すれちがった後の金星と木星がよく見えた。

 7月9日トリミング上掲のトリミング。左上金星、右下木星。

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7月11日さて本日、拡大しないと分かりませんが、かなり離れたように見えました。

7月11日トリミング上掲のトリミング。両者はさらに去っています。
小さな木星が見えますでしょうか。

 日によって星の大きさ、明るさがかなり異なっていますが、気象条件、撮影条件の違いでしょうか。
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この度の接近で感じたことは惑星の位置関係と距離そしてそれぞれの大きさでした。

宇宙は大空間ですが夜空、星空はどうしても平板に見えます。
その中で太陽系惑星の並びは太陽→水/金/地/火/木/土/天/海/(冥)です。
接近して見えた両惑星ですが、金星は地球と太陽との間にあり、
木星は太陽の向う側、ずっとずっと遠くにあるものが、たまたま重なって見えていたことになります。

軌道上、目の前の金星から→水星→太陽→水星→金星→地球→火星→木星の順で、
実は木星は非常に遠いところにいたのですね。

それなのに良く見えるのは、金星の11倍もの大きな星だからということのようです。
この度のことは何かと感心させられました。

(急いで書きました、間違いがありましたら誠に申し分けありません、後日訂正いたします)

ハート型かもという雲 賑やかにしていただいた日曜日。

2015年7月5日(日曜日)

長雨にはならないが梅雨空が続いている。

7月1日の金星・木星大接近も見られず、その後の接近振りも目にする事が出来ない。
新潟気象台の予報で7月7日午後に晴れマークが出ているものの、当分曇り空が続くらしい。
中旬まで両巨星の際だった接近がみられるというが、
どこかで晴れてもらって6月29日以来の神秘的な夕空をもう一度眺めてみたい。

神秘的というほどではありませんが、7月1日の大潟区四ツ屋浜でハート型かも、という雲を見ました。
形が変わるまでの数分間、心なごむひとときでした。

ハート型の雲ハート型に見えますでしょうか。
写真に写ってはいませんが雲の右下(西方)に中部電力の火力発電所があります。
そこの巨大な煙突から出る煙〔蒸気)がしばしば上昇して低い雲になるのです。
愛らしいこの雲も発電所の作品かもしれません。

本日日曜日、それぞれ常連さんたちが揃い、柏崎のお二人、3人のお子さんが混じった9名の皆様、熱心な介護をされる方達ほか皆様が樹下美術館でくつろいで頂きました。。
柏崎の方には毎日拙ブログを見てますと仰って頂き、嬉し恥ずかしい思いでした。

皆様有り難うございました。

本日午後も強風でまたしても雲。

2015年7月1日(水曜日)

本日小雨交じりの曇天だったが、午後3時過ぎ在宅を回る頃から急に強い風が吹き晴れ間が覗いた。

列島に添って九州から東日本まで長い梅雨前線があり、幾つもの低気圧を伴っている。
そんな晴れ間に様々な雲が現れた。

1

2強風なのにカーテン状に広がっていられるのは何故だろう。
すじ状になるのは分かるが、綿状を保つて移動する下層の雲も不思議。

 

3

4上掲の二枚は18:50ころの四ツ屋浜

高い雲は比較的じっとしているが、最も低い雲は忙しそうに通り過ぎ、中ぐらいの高さの雲はダイナミックに形を変える。
雲は不思議の国の住人。

本日も雲の掲載でした。
今夕の金星-木星の大接近は、見ることが出来なかったようです。
明日は見みられるのでしょうか。

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