食・飲・茶・器
陶齋の器でお寿司を食べる秋の会その1 良い食器を作る人は。
やや寒い雨の昼、陶齋の器でお寿司を食べる秋の会が、予定通り3組7名様が参加され終了しました。
お寿司を始め碗物、和え物、吸い物、デザートなど季節感満点のお料理でした。
大変和やかな会になりました。
お客様、調理場の都寿司さん、そして陶齋の器のお陰と有り難く思っています。
陶齋作品として秋草の徳利、鉄絵の皿、染め付けの小碗が出ています。
子持ち鮎の甘露煮、栗巾着、ばい貝の旨煮、柿窯盛り、はんぺんと青ネギのお吸い物などがまず運ばれました。
陶齋の器は「威張らない」「人を和ます」「品良く鼻につかない」ことなどが決定的です。
言い換えれば「草花の魅力と同じ」と言っても過言ではないでしょう。
あるいはご自身が「花のような人」だったのかもしれません。
多くのファンや文化人たちに広く愛されたのもうなずけます。
都寿司さんの腕が一段と上がったようです。
何度も出ましたが、陶齋の染め付け扇皿に。
本日炭が入る前の手前座。右下の水指(みずさし)はやや晩年の「色絵秋草文水指」
食事のあと場所を移してお抹茶を頂きました。
ご異論はあろうかと思いますが、
樹下美術館を始めてから私は以下のことを心でつぶやくようになりました。
「良い食器を作る人は良い陶芸家」
人の時間、鉱物の時間 秋の直球。
昨日に続いて曇りの一日、但し気温は下がった。
年と共に寒さに敏感となり、春秋はどんな服装がいいのかよく迷う。
現在長袖シャツと薄めの毛糸のチョッキを着ていて、本日看護士の半袖を吃驚の目で見た。
その昔30才後半の頃、あら先生そんな格好で寒くないですか、と往診先で言われたのを覚えている。
10月だったと思うが、自分は半袖白衣を当たり前のように着ていた。
そうおっしゃったのは亡きUさんご夫婦で、当時70代半ばだった。
いつしか(ある種手品のように)今私はUさんたちと同じになった。
さて生き物の時間と変化はめまぐるしい。
それで言えば、普段の鉱物には時間などあるのかと思うほど変化を見つけ難い。
しかし一旦災害になれば、地殻は大胆に変動し砂礫や岩石を生じまた移動する。
ほんとうに色々ありますね、とある方が仰った。
災害列島に住み色々あるなか、無事を祈る間もなく一日が終わる。
明後日に迫った「陶齋の器でお寿司を食べる秋の会」に向けて集めた紅葉した柿の葉。
調理の都屋さんから柿の紅葉がありますか、と言われ、自宅のとよそ様のものから色味のよいものを選びました。
当日のお料理に添えられるはずです。
秋の会は予告より回数を減らして申し分けありませんでした。
明後日、台風が来そうですが一生懸命おもてなしするつもりです。
夏のデッキで食事 美術館で仲直り。
昨日から17日まで取ったお盆休みの二日目。
お盆中、主婦であるスタッフは忙しい。そこで四日続けて妻の出番となった。
そんな訳で本日の朝昼兼用の食事を美術館のデッキで食べた。
ホットサンドのパンは8枚切りが二枚、本日はミルクをつけました。
具にタマネギ、キャベツ、チーズと少々のベーコンを入れマーガリンを薄く塗って焼いています。
付け合わせは好評のピクルスと果物。価格はホットサンドイッチとポットコーヒーで950円です。
今回の熱量はミルクを加えましたので650Kca前後だと思いました。
本日のノートはヘッダーを入れて同じような写真が三枚も並んでしまいました。
以下のチョーカーも入加えて夏のコマーシャルという所でしょうか。
本日、次のように仰って濃いブルーのシーグラスチョーカーを買われたカップルがいらっしゃったと聞きました。
「車の中でけんかをしてきたが、ここへ来たらすぐ仲直りできた。記念にこれを買って帰ろう」
優しい雰囲気のご主人だったそうです。
樹下美術館を訪ねる方たちの帰りのお顔がとても良い、といつも思います。
ビストロ「サブリーユ」。
今夕、東京から高田に来ている義理の兄と三人で夕食。
客人は食通だが遠路を協力してもらい、大潟区はカジュアルフレンチのサブリーユで一緒した。
●サブリーユTEL:025-534-3684
上越市大潟区下小船津浜1165-4(国道8号線沿い)
ランチ 11:00-14:00L.O.
ディナー 18:00-20:30L.O.
年と共にもっぱら近くが良くなり、最近は何かと同店に行くようになった。
店は良心的で美味しく、今夕も3時間半はゆっくり話をしながら過ごした。
こじんまりした店内で以下順不同ですがピンぼけも交え沢山写真を撮りました。
写真に相客のメニューも入れました。
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昨日、夏場の血糖値上昇の要因について色々書かせて頂きました。その舌の根も乾かないうちに今夜は「客」と「外食」の2つファクターが入ったことになります。
それで日中は果物とコーヒーしか摂らずに調整を試み、明日はあっさり三食(二食かもしれません)でコントロールするつもりです。
それにしても赤、白を美味しく飲み、良心的な内容で食べ、コーヒー、デザートで一人4000円台は、
会食にお勧めではないかと思いました。
今月はいつしかあと二回ここで食事の予定となってしまいました。
そのうちの一回は、11月予定の「SP盤を聴く会」をサポートしてくれる友人と打ち合わせを兼ねて食べる予定です。
その間きちんとあっさり食にして、かつ一定のエクササイズは励行しなくてはなりません。
夏だからでしょうか、私が読ませて頂いているブログは食事や運動のカテゴリが多く、興味深く拝見しています。
リモコンヘリ 愛知県からご夫婦。
水曜日午後はいつもの特養ホームの出務。
本日皆さんはホールで2軍に分かれ、木のボールをスティックで叩いてホールに入れるくゲームをされていた。
スティックを握ると普段座ったままの方が突然車椅子から立ち上がるのを見て目を見張らされた。
暑くなりはじめましたが、その影響もなく受け持ちの皆様は落ち着いていました。
南に隣接する水田でリモコンヘリによる消毒作業がされていた。
とても安定した飛行。
本日の斑入り桔梗。
昨日の花はしおれて新しい蕾が開いていた。こまかな斑点だった。
美術館には、愛知県から所用で上越に来られた若いご夫婦がお見えでした。
食べログで見たということ。館内の後、デッキでゆっくりされたと聞きました。
愛知県はお茶を飲むところが沢山ありますが、上越は少ないですね、と仰いました。
この話は他県の方からよくお聞きします。
食べ物屋さんは多いと思うのですが、休まず仕事に精出す土地がらということでしょうか。
闘志溢れる関根学園 牧区のトウモロコシと枝豆。
午後1時から始まる夏の高校野球新潟県大会準決勝は新潟明訓-関根学園だった。
この試合でノーシードの私たち地元上越市の関根学園が第2シードの明訓を5-2で破った。
明訓の選手は強豪校に相応しく皆堂々としていてユニフォームもスマートだ。
一方、関根学園の選手達は身長はまちまち、ユニフォームも幾分昔風。
しかし試合は闘志溢れる関根学園が粘って清々しく勝った。
上越の高校が明訓を破るなんて本当に立派だと思った。
夕食のソーメン。
牧村の縁者から頂いた美味しい枝豆とトウモロコシも食べた。
さて明日は決勝戦。相手は横綱・日本文理。
横綱が慌てふためくようないい試合を祈りたい。
昨夜の雷 宝塚のお土産。
「現在23時を回り雨は上がっている。ずっと続いていた遠雷が少しずつ近づいて来た」
昨日のノートの最後にこう書いた。
実はそ後近づいて来た雷はピカピカ、ピカピカと盛んに光り激しい雷鳴を響かせると、ザーッと降り出した。
本日の患者さん達は
「寝ようとしたら凄い雷でびっくりした」
「雷で目が覚め、その後眠れなかった」と、口々に仰った。
柿崎区や頸城区など遠い方達まで、一様に言われるので広範囲の雷だったのだろう。
宝塚歌劇を観に行った方からお菓子やメモ帳などのお土産を頂きました。
こういう華やかな物に触れると何か元気が出るような気がします、有り難うございました。
明日台風8号はいよいよ本土に接近するのでしょう。少しでも弱まることを祈りながら、雲に注目したいと思います。
一昨日のお年寄りは元気になりました。90才を越える超高齢のお年寄りの夏は毎年緊張を強いられます。
ゑしんの里茶会 懐かしい板倉。
本日第三回ゑしんの里茶会へ行った。
時間の関係で井上宗皋(そうこう)先生の立礼席だけ座らせて頂いた。
先生の席は格調があり、床は後奈良天皇御宸翰の短冊だった。
由緒高いお道具組はゑしん尼と七夕が演出され、花に時候の野道を彷彿とさせられた。
お茶お菓子とも当会に相応しいこよなく上品なお味だった。
お茶会の会記。札は席の順番で色分けされている。
お席の仕度は大変で席主さんには心から敬意とご慰労を申し上げます。
ゑしんの里はこれまで数回訪れているが、本日は懐かしくも一抹の寂寥を禁じ得なかった。
かつての数年間、1,2ヶ月に一度の割合で母に数日のショートステイを利用してもらった。
場所は板倉区のいたくら桜園で、妙高市にごく近く、少々遠隔だったが母は佐賀の故郷に似ていると言って通ってくれた。
利用中気になって、よく出かけては車椅子に乗せて周囲を散歩した。
水田の中の農道、民家の石垣、菜の花、ダリア、シュウメイギク、遠くの桜並木、緑の塔の小学校などみな懐かしい。
そして二度ほどゑしんの里を訪ねた。
爽やかな秋の日、施設の人口池を臨むデッキで車椅子の母の写真を撮った。
陽光の中、佇む母を無心な透明感が包んでいてとても良く撮れ、遺影に使った。
2005年10月撮影。
この日自分たちしか居ない食堂で食べたうどんも懐かしい。
わが母の面影いずこ板倉の ゑしんの里の池に白雲
以下本日の行き帰りで見た懐かしい風景です。
「陶齋の器でお寿司を食べる初夏の会」の最終回。
本日降りの最中に始まった4回目の「陶齋の器でお寿司を食べる初夏の会」が終わった。
定数を越えて3組8名様の参加があり、筆者は卓を別に出して加わった。
和を以て貴しとする、知らない者同士も美味しいお酒がほどほど入り終始和やかな食卓だった。
茶室でではお手伝い頂いたお茶人のお心入りのお点前で、まろやかな茶を皆して服した。
いつものように小皿、中皿、徳利、盃など陶齋づくしで始まる膳。
碗はさすがに陶齋ではありません、サザエとジュンサイのお吸い物。
ご参集の皆様楽しい食事会にして頂き誠に有り難うございました。
厨房に入って頂いた大潟区土底浜の「都寿司」の親方と奥様、毎回の美味しい食事感謝に堪えません。
お帰りの頃は陽も射し良い日和でした。
昨夜は高田の先輩宅にお呼ばれ
昨日夕食を先輩の友人ご夫婦宅にお呼ばれした。長男から届いていたロゼのシャンパンを持参して出かけた。
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部屋の音楽はモーツアルトのバイオリン協奏曲の後ピアソラのタンゴだった。作秋樹下美術館で結婚の集いをされたご夫婦はともに書物、音楽、書画、葡萄など幅広い教養人で奥様お心入れのお料理に舌の笑みは止むことはなかった。最後は自家製のお菓子とコーヒー。カップ&ソーサーは英国のエンズレーだった。
私より5年上の先輩は個人の価値を重んじられる拓かれた人。お仕着せがましい一様な価値観漂う昨今、心洗われる一夜だった。
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