食・飲・茶・器
三回目の陶齋の器でお寿司の会 コートジボワール。
快晴の梅雨の晴れ間、三回目の「陶齋の器で寿司を食べる初夏の会」が無事に終了した。
本日も満席の7名のご参加があった。
職業、立場違えど陶齋の器で美味しいお寿司を食べ、お抹茶を服して思い出深い一期一会となった。
いつもの染め付け扇皿に盛られた寿司。オクラにもご飯が詰められていた。
こうして良い季節6月が過ぎて行く
本日WCで日本を破った国コートジボワールを少し調べてみた。
西アフリカの海岸線にずらりとならぶ比較的小さな国々の一つ。
ウィキペディアでは人口:20,600、000人(???位)という実に曖昧な表記だった。
経済規模は佐賀県一県の水準だという。
数年前にも内乱があったという国状でこの強さ。
国名はフランス語。意味するところは象牙海岸(アイボリー海岸)。
その昔一帯から奴隷と象牙が欧米へ売られていった。
サッカーがこれだけ強いのだから今は平和にちがいない。
本日「陶齋の器でお寿司を食べる初夏の会の二回目」。
余り降らない梅雨、そのまた晴れ間の本日。
「陶齋の器でお寿司を食べる初夏の会」が先週日曜日に引き続き二回目が無事終りました。
今週は4組7人の方が参加され、自己紹介をして和気藹々の食事会となりました。
食後は拙お手前のお抹茶をお飲み頂きました。
陶齋の確かな器によってお寿司、お料理は一層色良く映え、美味しくなりました。
ご参加の皆様誠に有り難うございました。
頂いた根曲がり竹 遠雷に起こされた早寝
上越市のように海有り山有りの地方の良いところは、旬の食べ物に恵まれることがあろう。
本日はいつものご近所さんから根曲がり竹を頂いた。
焼いて七味を加えたマヨネーズ味噌で食べた。
どこから採ってきたの?と聞いても絶対に教えてもらえない美味しいタケノコ。
その食事のあとで猛烈な眠気。
横になると眠ってしまった。
どれほど経ったのかごろごろと遠雷が聞こえてきた。
大きな音がして目覚めると10時半。
制作中の図録「樹下美術館の倉石隆」の挨拶文の最後がまだ決まらない。
起きて悶々とするうち氏のモノクロームからヒントが浮かんだ。
うまくい行けば早寝の得になるかもしれない。
おととい蓮華 今日は葱 アカシアこぼれて 寒くても初夏。
ここ二日間で合計20時間は寝ました。
疲れたら休んで(眠って)とは、いつも皆様に言っていることでした。
するとどうでしょう、二日続けて腰が痛くなり(寝腰です)、気分も滅入っている感じがしないでもありません。
明らかに寝過ぎです。
午前中に診療して、その行き帰りに階段を250段ほど昇降、自己流ストレッチもしました。
午後は保育園の健康診断、終わって午後休診の日のため美術館へ行きました。
以前にも書いた大潟区渋柿浜のアカシア香るねぎ畑。
かつてのヨット仲間が作っています。
カフェでコーヒーとロールケーキを食べ、お礼状の葉書を書いているうちに心が落ち付きました。
窓辺の若い2人の女性とテーブル席のおばさま達がカップやお抹茶茶碗を喜ぶ声が聞こえます。
でしょ、でしょ、と心で叫ばせてもらいました。
行き帰りのねぎ畑は大いに雨を喜び。
周囲のアカシアの花は(もちろんニセアカシア)はこぼれんばかりでした。
いっとき射した陽に、アカシアの花と若葉が色冴えます。
今年は雪が少なかったせいでしょうか、多くの花々は色濃く沢山咲くようです。
寒い一日でしたが、人も天然も元気でした。
6月、陶齋の器でお寿司を食べる初夏の会 都寿司で試食。
来る6月、4回の日曜日の正午から「陶齋の器で寿司を食べる初夏の会」があります。
今夕大潟区の都寿司さんを訪れ、陶齋の器に盛った予定のお料理の試食をしました。
熱心な親方の工夫の成果が十分に発揮され大変満足、6月が楽しみです。
以下撮った写真を並べてみました(ほかにも品がありました)。
陶齋の器が活かされ、食べ物がさらに美味しく感じられました。
会当日は食事のあと茶室に移り、不肖館長の点前でお抹茶をお飲み頂く予定です。
現在予約はほぼ埋まりました。次回は10月を予定しておりますので、ふるってご参加ください、お待ちしています。
お一人での申し込みもお受けします。
食事は7人前後でテーブルを囲む席で、館長がご一緒させて頂きます。
お心の山菜。
いつもの方からゴゴミ、タラの芽、アケビの蔓を頂戴した。
雪が少なかったのとこの暖かさでぐんぐん伸びていると。
ご一家はその昔山間から大潟区に出られた。皆さん揃って働き者だ。
東南の斜面を郷里の趣にされ、春秋様々なものを育てていらっしゃる。
アケビの蔓のおひたしは弟の豚肉のソテーとともに。
ほろにがくも口がさっぱりする。
ジャガイモから一斉に始まっている畑。このところの好天続きで、雨がほしくなったと皆さんが仰った。
第22回 いのちの電話チャリティー茶会が無事終わった 亡き宗好先生の眼差し。
早くからお客様が来られたため、予定の開始時刻を30分早めて9時半から「いのちの電話チャリティー茶会」が始まった。
永年協賛を続けられる(株)有澤製作所の茶室「一期庵」で、広間は野村宗幽先生、小間は恥ずかしながら小生宗玄。
満座が続き、有澤宗香先生とお社中の絶大なバックアップを頂いた。
お陰様で一席ほぼ30分、合計12~13席(詳しく数えられませんでした)が無事に終了した。
席主として若いお社中と交替で6回は点前座に、6~7回は亭主座に座った。
終日のどかな日和、茶を愛する200人近くの暖かな皆様に囲まれた。
思えば20年ほど前、亡き師渡辺宗好先生が当茶会の席主となられた。
稽古を初めて4年目だったか、会は私のお点前デビューになった。
上がり性の自分は衆目の小間で手の震えを押さえられなかった。
そのことを言うと、師は「震えるのもご馳走のうちです」と慰めてくださった。
そして本日、何とか落ち着いて茶杓を置き湯を注いだ。
何度も樹下美術館を訪ねて下さった師は、最後の入院直前もカフェに座られた。
本日忙しかったが、宗好先生の眼差しと過ぎた年を思った。
最終席は広間から宗幽先生が加わられ、庵主の宗香先生とお社中が座られた。
お二人の先生が交わされた会話は素晴らしく、改めて茶の深さと楽しさを知らされる思いだった。
待合で点心や飲み物をお仕舞いまでふるまわれた有澤製作所会長さん、スタッフの皆様、真に有り難うございました。
お庭の桜もぴたりと満開でしたね。
床は方谷浩明(ほうこくこうめい)の扇面「雪寒北嶺 梅薫南枝」を架け、
齋藤三郎の辰砂鶴首に姫辛夷とクリスマスローズを生けた。
方谷浩明:臨済宗大徳寺派512世。昭和41年に管長
(写真・妻のスマホです)
花生けのほかに待合掛け物、水指、菓子器(三器)、お茶碗(2碗)で陶齋の作品を用いました。
茶室にて。(どなたかがお撮りになり送って下さいましたのを4月15日掲載)
後片付けをして帰りの車中は一挙に疲れが出て居眠り寸前、大潟スマートインターを通り過ぎようとした。
帰宅して見た月がにこやかに笑う風だった。
明日は「いのちの電話チャリティー茶会」
明日は「命の電話チャリティー茶会」。
本日午後およそ2時間(株)有沢製作所のお茶室へ直前の稽古に行った。
宗香先生のお社中の方達がかいがいしく仕度をされている。
終わったお掃除に続いて受け付、待合の掛け物のしつらえ、道具類、水、炭、盥、火消し壺、、、。
6,7人の方が掛かりっきりで仕度をされ、終わるとお稽古だった。
稽古用に炭が入った炉で宗香先生が点前を見てくださる。
不慣れな4畳半台目の薄茶炉点前を丁寧に指導して頂いた。
一足先に茶室を後にさせて頂いたが、お庭の桜が美しい。
昨日掲載したポスターの桜だ。
明日は朝早くから着物の着付けを助けて頂き10時スタートで茶会が始まる。
4,5回のお点前をして、残りは亭主役の予定。
200枚の茶券はすべてさばけていると聞いた。
お点前とともにお客様とのやりとりまで無事に出来るか、直前になって少々自信がない。
「第22回いのちの電話チャリティー茶会」 ポスターの女性。
明後日4月13日(日曜日)の有沢製作所茶室に於ける「第22回 命の電話チャリティー茶会」が迫りました。
関係者のご努力で長年継続された由緒のお茶会で小間の席持ちが不肖小生、宗玄。
大層なお道具はありませんが齋藤三郎(陶齋)さんのお茶碗や水指、花生けなどを用い、有澤宗香先生社中のお力をお借りして一日頑張りたいと思っています。
ところで当茶会のポスターに茶室の庭で桜を見上げる二人の女性が写っています。
かっての茶会ののどかなスナップ写真です。
ところが写真の手前の女性は、偶々(たまたま)先日行われた潟町小学校分校同級会に参加された級友でした。
彼女の亡きお母様はその昔裁縫の先生をされ、冬期は東頸城郡などからも生徒さん達が泊まり込みで勉強に来られた、
と聞きました。
そのようなことなどもあって、すらりとした彼女は着物がお似合なのです。
縁あってお茶の稽古も共に亡き渡辺宗好先生の許へ通いました。
茶会が終わったらポスター頂戴、とその人。
上げますとも、短くも貴重な人生ですから。
ラ・ペントラッチャ 落椿。
一日中荒れ模様の金曜日。春は突然の嵐が多い(最近一年中これに悩まされるようでもあります)。海辺のとても古い椿が落花していました.(落椿は見所でもありますが)。
今年退官された心理学の教授が東京からワインを持参された。それを身内4人で比較的近くの新鮮で美味しいラ・ペントラッチャの夕食で開けた。
店の白も美味しく、下戸ながら食事と話が良くて精一杯飲んでしまう。
長く親しんでいる上下浜の椿。ヤブツバキ系で色濃く、大きさ程よく、形が美しい。
樹径が30㎝を越える古い椿。もしかしたら江戸時代からあるのでしょうか。
ラ・ペントラッチャの店内の一角。イタリアワイン「カゼッタ」の金文字が雰囲気を作る。
いのちの電話茶会が今月13日に、堀口すみれ子さんの講演会が4月26日に、小生の拙個展が来月15日からと迫った。こんな時の本業はより丁寧を心がけることが大切だ。.
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う。
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- 小津安二郎監督映画「晩春」を観て。
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