忙しくもいじらしい啓翁桜(けいおうざくら)。

2015年1月20日(火曜日)

先日寄られた妻の友人が下さった啓翁桜(けいおうざくら)が開花しました。
同桜は昭和5年久留米市で生み出されたという冬でも開花させることが出来る品種。
名の由来は良永啓太郎という人が誕生させたので、啓翁の名が附されているようです。

秋に気温が下がると冬眠に入り、さらに下がると目ざめ、その後の気温上昇で開花します。
部屋に置くと急速につぼみが膨らみ、昨日慌ててもう一度寒い廊下に出しました。
すると本日咲きだし、薄紅色の小型の花びらに春の笑みが漂います。

啓翁桜2

建物に虹がかかる愛らしい大久保千秋さんの花器に挿しています。
器は2011年10月、長岡市のギャラリー沙蔵で開催された震災チャリティ「アート&アーティストの底力展」で求めました。

啓翁桜どこで育ったのでしょう、昨日廊下に出すと本日ほころんでいました。

沢山の細い枝がほうき状に株立ちする樹形で、束に切って飾ると一層雅びになるようです。
切った枝の開花を加減するのに湯につけることもあるようですが、こうなると気の毒を否めません。

さて本日大寒でしたが比較的穏やかでした、明日午快晴→曇りのようです。
反対に表日本や関東で悪天候が予想されていて、いつもと表裏逆になるのも珍しいことです。

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