柏崎・刈羽の「越後 天神さま街道」を巡ってきた。

2020年1月5日(日曜日)

昨年11月12日、是非観てみたい庚申塔の探訪に柏崎市を訪ねた
同日、ご親切にも探しあぐねていた道を教えて下さったのは四谷1丁目の三忠呉服店の三井田さんだった。その折一月に同市で「天神さま街道」が開かれること、次回で10回目となることなどをお聞きした。

「天神様」、、、。
童謡「通りゃんせ」に出てきた名前、幼い日に床の間に父が掛けた掛け軸の人、、、怨霊となって清涼殿に雷を落とした人、、、。いわゆる昔のたいそう貴く、どこか懐かしいお方でははないか。是非とも訪ねたいと思った。
お手紙やメールで具体的な案内を頂いたのが本日いよいよ実現し、胸ときめかせて友人ご夫婦と出かけた。

良い行事だった。
教科書やテレビで折々見た歴史上の大人物が人形になって、家々で丁寧に祀られている。渋いの、可愛いの、澄ましているもの、リアルなもの、まったく自在で面白かった。

お訪ねした順は参加全37カ所のうち、蝋型鋳金・原惣右エ門工房、寺院・極楽寺、原酒造株式会社、三忠呉服店、須田邦彦氏宅、陶芸家・吉田隆介氏宅の六つで、以下その様子を順に掲載してみました。
気象が厳しいこの時期に天神様。農業、学問、武道、芸能などで親しく生活を守護する神様を祀る。この時期がいっそう清々しく感じられる質の高い行事だと思った。

 

●以下原惣右エ門工房です。

 

 

●以下極楽寺です。

 

 

 

龍の鏝絵(こてえ)の扉。

 

●以下酒彩館(原酒造)です。

 

 

 

●以下三忠呉服店です。

 

 

 

 

 

 

水仙が春の香りを届けている。

 

 

●以下須田邦彦宅です。

 

 

 

何千という達磨さんのコレクションも。

 

●以下陶芸家吉田隆介宅です。北前船が運んだであろう土佐派の三幅対と荘重な神棚。

 

 

 

二階から階段を見下ろした眺め。

午前9時半過ぎから夕刻5時ころまで、先々で温かく迎えられ、興味深く観て回った。爽やかな柏崎・刈羽の人々、長く積み重ねられた文化。行政を頼らないという本行事は柏崎市および刈羽村、さらに出雲崎の有志により地域をまたいで開催されているという。
このたびの訪問では、民間らしい軟らかな膨らみが感じられ、自然で心地良かった。

貴重な歴史・文化の地力を内包する御地。豊かな心地良さを長く私たちにも分けて下さることを願わずにはいられなかった。

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