樹下だより

初フキノトウ 夢のカリフォルニア、「武器ではなく花を」の時代。

2023年1月9日(月曜日)

予報によれば本日日中は晴れ間があり温かだということだった。その通りになったので美術館うら手の土手でフキノトウを探した。
私は少しだったが、妻は幾つも見つけ20ヶほど採れた。

過去のブログではおよそ1月末に初フキノトウが書かれている。本日はそれよりずっと早く、いえ、早すぎてまだ小さかったのでした。

 

洗ってきれになったフキノトウ。

夕方にはいつもの風雨に戻りましたが明後日からは数日晴れる模様で、また土手を見ようと考えています。


ザ・ママス&パパス
「夢のカリフォルニア」

寒空の下でかって自分が幸せだった温かなカリフォルニア{ロスアンジェルス)への思慕を歌っている。歌われた1960年代は若者を中心に「ラブ&ピース」や「フラワー・ムーブメント」など公民権運動や反戦運動の時代で、カリフォルニア州はその中心になっていった。

当時学生の私は実習グループの友人宅に勉強と言って集まり、声の良い妹さんやギターの上手な義理の妹弟たちとP・P・Mなどの歌を歌った。今や良いお爺さんやお婆さんになっていると思うが元気でいてほしい。

「武器ではなく花を」はかって若者の時代的な空気としてあり、今も心の底に染みるように残っている。

終日描いてちょっぴり進捗。

2023年1月2日(月曜日)

正月2日、相変わらず風雨の日。
一件のコロナの電話を受けた以外終日外出もせず絵を描いた。花などの彩色は細い筆でチマチマと描くので、6時間行い6枚進んだだけ。

水彩でやっていた時もこの程度の進捗なので特にイライラもせず、描いた絵の具をあっちへやったりこっちへ戻したり、ぼかしたり、消したり。絵を描くというより奇妙な工芸を行っている感じ。

キャンバス、筆、パレットみな小さい。

花、がく、枝、しべ、などを描き込んだ。この先葉に青みを付け陰影を強調し、枝を強化し、しべを描き込み、接点と接線など細部に筆を入れ、最後にバックに取りかかる予定です。

実は椿だけで
こんなにあるのです。

拙写真は6月15日から、絵画は7月半ばから、それぞれ一か月半の展示予定です。絵は美術館支援のため売るつもりで描いていますので丁寧にリズムよく進めなければ。

但しストレスにならないように楽しく取り組みたいところです。

明けましておめでとうございます。

2023年1月1日(日曜日)

明けましておめでとうございます。

 

当地大潟区の朝日池はハクガンが飛来する数少ない場所です。賀状の鳥はハクガンで、昨冬2月、水田で憩っていた群の中の一羽です。

さて今年は樹下美術館17年目の年に当たります。
2007年開館当時、全国に多くあった個人美術館で、現在閉館している施設は少なからずあるということです。今年も新鮮を心がけながら楽しく運営に勤しみたいと考えています。

○今年の開館は3月15日(水曜日)です。
○例年水曜は定期休館日ですが、今年は15日に開館致します。
○スタッフともどもどうか宜しくお願い申し上げます。

人も鳥も晴れが良い。

2022年12月28日(水曜日)

ようやく晴れ間を見た本日、気温があがり一両日の風と雨によって地域の雪は一旦ぼほ消えた。

 

晴れ間の樹下美術館。

 

ご覧のようにカフェの所だけ雪が溜まっている。窓は重ね板で遮蔽しています。

昨日の冷たい雨に遭っていた白鳥たちは穏やかな日射しのもと、くつろぐ様子だった。

 

警戒心の強いマガンは白鳥と一緒だと安心の様子。だが白鳥と違いほぼ100数十メートル以内には近づかないようにしないと、せっかくの食事や休息を中断して飛び立ってしまう。

 

日中一時春風を思わせる風が頬を撫でた。人も鳥もやはり晴れがいい。

夜半になり雷が鳴り出した。

沿岸大雪2日目 ワカサギ&牡蠣フライと「奥の松」 家で陰性でも。

2022年12月20日(火曜日)

この度の奇異としか言いようのない沿岸中心の降雪は各所で様々に不意を突かれた様相をもたらした。差しあたり大潟区ではたかだか2,30㎝の雪ながら道路幅はギリギリ、特に幹線から支線の出入りに不自由がある。

先延ばしが出来ない在宅者の5回目のワクチン接種が本日三件あり、間もなく終わる。昨日直近の交差点に出て失敗したため、本日は遠回りして余裕がありそうな道を選んで回った。

 

道路から家まで除雪して頂いている患家。せっかくだったが怖いバックが想定されたので少しだけ入って道路沿いに駐車。

 

西の空に明るみがあった。明日は気温が上がり晴れる予報。積雪は半分以下になるだろう。

白鳥たちがねぐらを目指していた。

2021年1月は鳥たちと私たちにとって残酷な大雪だった。当時はそれでもまだ平気だったのか往診している。いま道路の写真などを見ると誠に恐ろしい。

夕食はワカサギと牡蠣のフライだった。

 

先日の東京からのお客様から頂戴したチャンピオン・サケに輝く美酒、あだたら吟醸「奥の松」を味わった。
指がチクチクするような江戸切り子の盃でさらに美味しい。私の適量は2分の1杯。

コロナはどうなるのだろう。
朝、自宅検査で陰性、有症のためPCRをと来院された方は、念のため行ったインフル・コロナ抗原検査でコロナ陽性だった。
キットのクオリティ、検体採取方法、検査タイミングなど考えられ難しい問題だ。
低学年の子が、ぼくお医者さんになりたい、と何度も言っていた。

極端な浜雪 もらい物のセーター。

2022年12月19日(月曜日)

願い空しく昨夜からの雪は厄介となった。
今冬お願いしている方から朝方除雪をして頂いた。3カ所13台分だから大変だったことだろう。

 

スタッフ駐車場と私のカーポート。

出入りは全く問題なかったが午後の在宅訪問で、国道に出る狭い十字路を左に避けて待ったところ、道路除雪された雪塊に踏み込んでしまい、抜けられなくなった。
汗をかきかき何度も前後を試みやっと脱出できた。その間国道から専用車線で進入る車とすぐ後ろの車は根気よく待っていてくれたが、信号2回分も待たせてしまった。例年この交差点の除雪は上手く出来てないため難渋する。3件のワクチンを終えた帰路は少し遠回りしてここを避けた。

シーズンはじめは山間より浜すじに降雪することがよくある。今年の妙高、関山はゼロだとニュースが伝えた。しかし当地で25㎝ほどだが、これほど極端な浜雪は珍しい。

 

妻が友人からもらってきた手編みセータが大きいということで私が着ることになった(私に着せるためにもらってきたようでもあるが)。とても良く出来ていて温かく、有り難く着させてもらっている。

明日の雪の状況は少しでも改善されていてほしい。

髙田のホーリー・イブニング、教会の音楽会と青田川。

2022年12月18日(日曜日)

昨日からの寒波で潟町の自宅は10㎝ほどの積雪があり、強風が吹き付ける悪天の日曜日。
そんな日、午後3時から始まる髙田カトリック教会の「クリスマス バロック コンサート」を聴きに行った。足もとは悪かったが同業先生お勧めの音楽会、ヤリが降っても行こうと出かけた。

髙田に着くと雪はうっすら、風もほどほど、大潟区との異なりに少々驚いた。
初めて訪れる教会のホールは大きく、3人掛けのベンチと長テーブルは余裕があった。

薄井志都さんのフルート、腰高多恵さんのバイオリン、小松園子さんのオルガンピアノで前半のバッハや聖歌、ヘンデルなどが演奏された。初めて耳にする曲もアンサンブルは美しく響き、心洗われる演奏に惹きつけられた。

プログラム後半はゲスト出演、ニューヨークから来日中の波多野聖子さんのソプラノが加わった。波多野さんの歌は出色で、力み無く良く響く多彩な声、妙なる楽器、いやそれ以上に力強い魅力に溢れていた。
シューベルトのアヴェマリア、アダンの「ホ-リーナイト」ほかを歌われ、いずれも歌い終わると皆さんがブラボーを我慢しているのが伝わったほどだった。

T先生、とても良かったです、有り難うございました。

以下教会のクリスマス飾り。

 

 

 

良い音楽を聴いたせいか帰路の西城町、青田川の眺めもホーリーな雰囲気だった。

 

 

明日は仕事場の除雪機が初仕事をする予定。

本日今年の最終日 来年の事を少々 新たな悩みの種。

2022年12月15日(木曜日)

本日12月15日は樹下美術館の今年度の最終日。 名残を惜しむ方達にご来館いただき誠に有り難うございました。

今年は、二つの企画展のほか自身の心臓の受診が加わり、自院では第6、7、8波と消長するコロナの外来、時に在宅診療にふりまわされました。

しかし合間に訪れる美術館や野や水田あるは海岸は心身を休め英気を養ってくれました。その点で仕事場の大潟区、美術館の頸城区の風光は癒やしに絶好で有り難く思っています。また美術館や野の草花、昆虫や鳥たち、そして雲にカメラを向けるのも愉快な事でした。美術館でお客様とお話させて頂くのも何よりも楽しく貴重な時間だったと思います。

ところで樹下美術館は屋根の雪がカフェの前に集中的に落下するため、すぐに窓が雪で塞がれてしまいます。
そんなことから冬期を休館にしていますが、開館の3月15日はのんびりする暇もなく毎年あっというまにやってくるのです。

さて来年の予定ですが、開館初めの展示として倉石隆は「デッサン」を、齋藤三郎は「壷」を飾る予定です。

また6月10日から企画として私の絵と写真の展示を予定しています。おそらく一ヶ月半ずつで写真を先に、次ぎに絵を展示することになります。
写真と絵画は館内の壁に掛け、室内設置のボックスにはこれまで集めた鈴木秀昭、正木春蔵、黒岩卓実各氏の食器を同時に展示いたします。また写真の時のボックスはかってコレクションを重ねた洋食器(カップ&ソーサーを中心に)を展示したいと考えています。

さらに秋になりましたなら、ボックスの洋食器はそのままに、同じく収集した篠崎正喜氏の絵画を展示予定です。

詳細は後日詳しくお伝えいたしますので、どうか楽しみにお待ち下さい。

 

最終日の午後のひととき美術館で。

美術館の後S氏が待つドコモショップへスマホを買いに行きました。私の現行は老人向きのらくらくフォンですが、QRコードの読み取りなどが上手く出来ないので買い換えたわけです。

1時間半ほどあれこれ契約に関する手続きをして、機種はギャラクシーにしました。最新式は二つ折りですが、大変高価なので、これまでのバージョンから新しいのを選びました。

買い物は楽しいはずですが、このあとに必要なアプリを入れたり、それらの使いこなしに相当な厄介が想像されるため、気が重い買い物でした。

カメラやゴルフ道具や衣類、靴などの買い物は楽しく、直ぐにでも使いたくなりますが、スマホは面倒が先立ってしまい、金額の割りには全く楽しくありませんでした。それもみな年か性格のせいで、スマホは現役を続ける限りますます必要らしいので仕方がありません。

使いこなす人に訊いたり、医師会の関係者に教えてもらいながら、最小限の機能を習得出来れば、と願っている次第です。
(実は私はワイファイの何たるかも知らず、ラインもクラウド保存も使ったことがないスーパーガラパゴスです)

新たな悩みの種。

再掲「南国土佐を後にして」の“ゆうたちいかんちや”とは。

2022年12月14日(水曜日)

一昨日は今年を振り返り亡き級友Nに触れ、「南国土佐を後にして」を載せました。
あらためて歌を良いなと思い、ペギー葉山は上手いなあと思いました。
そのおり歌詞を良く見ると、これまで“夕立いかんちや”と聞こえていたのが“言うたちいかんちや”であることが分かりました。

分かったは良いが、今度はどういう意味かさっぱり見当が付きません。ググってみると「言っても無駄ですが」とか「言ってはなんですが」の意味だと出ていました。
言うたちは“言っても”で、いかんちやは“無駄ですが”を表すようです。

これまで漠然と“夕立は困るけれど”などと、いい加減に解釈していたのが恥ずかしくなり、あらためて味わいある方言だなと思った次第です。
こんなことならNが元気なうちにもっともっと土佐弁のことを訊いておけばよかったと後悔しています。

以下にもう一度「南国土佐を後にして」を掲載しました。


1959年発売後200万枚を売り上げた
ペギー葉山「南国土佐を後にして」。

この歌は本来ジャズやシャンソンの歌手だったペギー葉山が歌ったのがドンピシャで、秋になると長野県のリンゴ売りの車がスピーカーで鳴らしながら走って来たのを思い出します。

またクラシックやカラヤンばかり聴いていた父でしたが「南国土佐を後にして」だけは目を細くしてTVを観ていました。

いよいよ樹下美術館は明日で今年の終了です。今夜から大雪?の気配です。今しばらくは是非とも少な目にお願いしたい所です。

あと二日の樹下美術館 「南国土佐を後にして」と亡き友N。

2022年12月13日(火曜日)

2022年度の樹下美術館の最終営業日12月15日(木曜日)まであと二日となりました。
15周年を迎えた今年は「齋藤三郎ゆかりの人々展」と「ふる里上越 主体美術協会の人々展」の二つを特別企画させて頂き、例年に比し多くの皆様にお越し頂き、深く感謝申し上げます。

3月15日から開館後の9ヶ月間はそれなりに長いはずでした。でもこんなに早く終わってしまうとは、歳月に代わってお詫びしたい気持です。

このところ悪天候もありましたが、名残りを惜しむお客様でかなり忙しくして頂き、有り難うございます。

振り返れば今年は学友のNを亡くした年でした。大学の6年を一緒、卒後も7年間同じ医局に所属。20年前からはKとともに毎年1回夫婦3組で食事会を続けました。

Nは高知県出身で穏やかなうえに粘り強く、時折口にする冗談は自分から先に吹き出してしまうような純粋さがありました。高知の結婚式では「皿鉢(さわち)料理」が振る舞われ、桂浜を案内され、教授とともに土佐カントリーのゴルフも招待されました。

「スギちゃん、スギちゃん」と寄ってきては、耳元で話す短い話は他愛ないが何故か面白く、問題の際には核心に照らして返される反応は的確でした。

昨夜の音楽番組でコーラスグループが「南国土佐を後にして」を歌った。すぐにNを思い出し、詩情も人情もある歌にあらためて聴き入り、土佐弁のこまやかさに心温まった。名曲ではないでしょうか。

寂しくなった私達、心からの冥福を祈るばかりです。

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