頸城野点景

少なくともピークまでは全数を 報告を簡素化し保健所のさらなるテコ入れを 世界をウイルスが握っている?

2022年8月18日(木曜日)

朝からの風が一日中吹いた日。午後休診だったが妻が持つ携帯にはコロナ受診の問い合わせがいくつかあった。

今夏“社会活動の維持”を目指して国は活動と移動の制限を緩和した。しかし夏休みとお盆を機にすぐさま予想を超える(多分)感染拡大へと転じ、結果個人や企業の事業休止と部分的縮小が随所に見られ、皮肉にも“社会活動の制限”が現実化している。

状況は業種全般を覆っていると考えられるなか、特に対人に深く関係する医療とサービス業は直撃され、製造業までも深刻ではないだろうか。
凄まじい流行の前に全数把握は無理、あらためてという議論が始まっている。しかし感染報告の内容と方法の簡素化によって医療機関を助け、保健所は臨時雇い入れなど強力なテコ入れを図り、せめてピークが見えるまで全数報告を続けてはと思う。

コロナ禍は疾病の疫学、臨床はおろか政治経済にとっても初体験の厳しい試練。できるだけ正確な記録は感染克服とコロナ後に向けて施策の基礎となる重要な拠り所になるはずである。国県にはもう少し粘って実態に添ってもらいたい。

ウイルスに完全にペースを握られたまま死亡数がじわじわ増加している。以前も書いたが、本当は戦争などしている場合ではないのだろう。万一深刻な感染が当事国の疲弊を加速させ戦争の休止あるいは終止を促すことまであるならば、その時コロナを一体どう理解すればよいのだろう。

たわわに実っている近隣の水田。

真っ青だった田んぼが一挙に色づき始め香ばしい香りが漂っていた。

梅雨明け鵜の浜温泉の夕暮れ。

2022年6月30日(木曜日)

梅雨が開けて連日夕焼け空がきれいになる。本日は日没前の鵜の浜温泉海岸へ行った。

人形像の夕暮れ。影でよく分かりませんが像はこちらを向いています。
しみじみとふる里の海を見ているよう今から向きを変えれないのだろうか。

三々五々海岸を歩く人達がいる。夕食前か後か、どっちだろうと、海辺の温泉の食卓を想像する。

 


日没後も茜がのこる。
人魚像の手前に大きなバイク。東京から菅平を経て来た、とあるじが仰った。

減少しつつあるコロナ感染報告。地元日本海の小さな温泉、鵜の浜がお客様に恵まれることを願っている。
いよいよ私にも4回目のワクチン接種券が送られてきた。接種日も決まり、これで最後というわけにはいかないだろうか。

風が強かった日の夕ぐれ 不順というもの。

2022年6月7日(火曜日)

昨日は雨、今日は風。
いくら6月が良い季節だと言ってもやはり不順もある。不順は時には仕方がない。気象も自分も世間も、みな複雑のうちに生きているのだからどこかで不順は起きる。
ただし不健康だけは気を付けなければならない。その時は反省し、あとは不順の非日常かつ興味深いところや、ふとした美しさをあらてめて味わうのも良いかもしれない。

今夕はそんな時間があった。以下雲が良かった仕事後の近隣です。

 

四ツ屋浜の夕暮れ。

 

頸城区の農道から、暮れてゆく妙高山と火打山。
まだ結構雪があるのですね。

 

くびき駅19時17分発下りほくほく線電車。
風が無ければもっと田に灯りが写ったことでしょう。

日が長くなりました。
本日昼、庭でお会いした方ご来場あり難うございました。ご覧になっていますか、これからもどうか宜しくお願い致します。

白薊見つけて嬉し野道かな

2022年5月19日(木曜日)

一昨日のブログで薊(アザミ)が咲く農道へお誘いする一文を載せました。すると本日三名の方が見えられ妻も加わって出かけた。

この道の右側(南側)に沿って5~6カ所アザミが集まって咲いている。

惜し気無く咲く花。

一部残るハマダイコンと一緒。

白花。
高校で生物の教師だったA氏は牧野富太郎博士の
コンパクト版植物図鑑を持参された。
アザミの項目に「希に白花がある」と記載されていた。
あらためて白の貴重さと在野の偉人の偉大さに皆で感心した。

わずか300メートル余のニセアカシア香る野道。春風に吹かれながらアザミを堪能し、スイバを噛んだり、群れ咲くコバンソウの花やベニシジミあるいは色づき始めた桑の実を眺めて歩いた。フワフワと辺りに揺れるイネ科の草はK氏が図鑑を調べて「ニワホコリ」と仰った。
ご一緒の皆さま、有り難うございました。

一雨欲しいところ。

楽しまれるお客様 いつしかアザミも混じった農道。

2022年5月7日(土曜日)

連休の最終節の土曜日も日中はお天気に恵まれた。

折々お着物で来館されるお客様。とても楽しそう。

この後一昨日も歩いた農道へ。車で1分もかからない。

 ハマダイコンが一気に満開に。

まだかな、と思っていたノアザミがダイコンに混じって開花し始めている。

 

 

来週以後見頃になりそうだ。

アザミはやや暗がりを好む咲き方も見るが、ここでは日当たりよい場所で花を南に向けている。
暗がりのは茎が細く葉が少なくて背が高い。一方陽当たりのは葉が賑やかで全体が丈夫そう。

 

アザミはスコットランドの国花だという。
花を守るトゲにより威厳や独立自尊を表象しているようだ(Wikipediaより)。

本日は名の通りに赤く撮れたベニシジミ。

忙しそうだったクマバチ。

残りたいような飛びたいような綿毛。

 

ほくほく線の電車が通った。

 

美術館に戻るとベンチにお客様。

土浦Noの車でお見えになったご夫婦と品のよいワン様。
地方地方の焼き物を見ておられ齋藤三郎をご覧になり惹かれると仰った。
シーグラスペンダントも有り難うございました。

閉館後芝生に目土をしているとポツポツ当たってきた。今夜は雨模様で明日は晴れる予報。

大池いこいの森の雪椿 齋藤三郎の雪椿。

2022年4月18日(月曜日)

一昨日午後、頸城区大池いこいの森を「であい大橋」を渡って散策しました。目的は野鳥のエナガでしたが見ることは出来ず、代わりに森の随所で盛大に咲く雪椿を目の当たりにして感激しました。

春の同園は何度も足を運んだつもりでしたが、時期が合わなかったせいか、これほど沢山の雪椿の開花を見たのは初めてでした。

以下当日の一部です。

谷あいなど一定の日陰地に群生の如き雪椿。
こんな場所が随所にありました。

以下は花のクローズアップです。

雪椿の特徴は何といっても花の形。個々の花びらは大小形状が不同で、良く開き、シベが大きい。そのうえ枝は細く柔らかです。柔軟な枝が冬期の深い雪から身を守っていると考えられます。

ちなみに以下のヤブツバキとは随分印象が違っていますね。

過日の樹下美術館のヤブツバキ。園芸店で求めたものです。

当館の常設展示作家、齋藤三郎は椿を好んで描きました。多くはヤブツバキ系ですが、中にはっきりと雪椿が描かれたものがあります。

 2017年に収蔵された「辰砂椿文壺」。

当時この変わった花と枝を見て即座に椿のイメージが浮かびませんでした。話に聞いている雪椿であろうと考えましたが、その後大池などの原木を見てあらためて納得が行った次第です。

 

岩の原ワイン「深雪花」のラベル。

上越市のワイナリー岩の原葡萄園の銘酒「深雪花」は齋藤三郎が描いたラベルです。花と枝から明らかに「雪椿」ですね。

まだ咲いていると思われますが、お暇をみて大池いこいの森公園でご覧になってみて下さい。

春を迎えた大池いこいの森公園。

2022年4月5日(火曜日)

何日も寒い日が続いた後今日は温暖に晴れた。新緑前の大池いこいの森を1時間ほど歩いた。

車を置いて「であい大橋」を渡る。

橋を渡る手前の野桜。
青い湖水に可憐。

橋を渡るとギフチョウが迎えてくれた。
初めて撮ったギフチョウ、長生きのお陰。
鮮やかな「春の女神」に心奪われた。

随所のユキツバキ。

あちらこちらのタチツボスミレ。

ジョウビタキが声を出さずにパッ、パツと移動している。
近くに影のようにメスがいた。

湖水に映える野の桜。

湖水とスミレ。

「であい大橋」へ戻ってくる。

 

大橋から東の眺め。
花と見まごう枯れ木がじっと新緑を待っている。

 

美術館に戻ってアイスクリームを食べた。

 

本日美術館のコブシが開花していた。

今日のクリスマスローズ。
葉が展開してゴージャスになっている。

今年の展示が良いのか皆さまに観ていただけているようで嬉しい。

陶芸:齋藤三郎の「湯呑と盃」
絵画:倉石隆の「新旧コレクション」

 

新潟県立大潟水と森公園の春。

2022年4月2日(土曜日)

午後1時間ほど大潟水と森公園を歩いた。まだ早いかも、と思ったが、庭と足並みを揃えるようにしっかり春のスタートを切っていた。こちらも足が速い。

傾斜地の随所にスミレ。

 

ヒメオドリコソウとオオイヌフグリ。

ミズバショウは白いブラウスが似合っていた昭和美人。

ツクシ。

中々翅を開いてくれなかったヤマトシジミ。

オオイヌフグリもヒメオドリコソウもスミレも、土手で幸せを隠そうとしなかった。

約束に遅れてカフェへ。A氏とB氏夫妻がカフェに見えていてA氏のSPレコードを聴いた。かっての名手達の演奏は現代の超絶技巧とは異質の格調や精神性などが漂う。しかもすぐそこで演奏しているように感じられるから不思議。

いつものように最後にカザルスの「鳥の歌」を聴いた。いつも最後に聴いているが心に沁みる。平和はいくら願っても足りるということはない。

年末にまたSPコンサートをしましょうと話した。その時コロナは?戦争は?どうなっているのだろうか、と顔を見合わせた。

嵐の翌日。

2022年3月27日(日曜日)

昨日の嵐は当地沿岸ばかりではなく上越市一体に相当な被害をもたらした。
知り合いの畑の小屋は飛ばされ、ある営業所の壁の一部が剥がれたと聞いた。樹下美術館では庭の大きな松の枝が折れて落ちた。数メートルはあるので人が居なくてほっとした。

だが一夜明けて今日は青々とした青空が覗き清々しいお天気になった。鳥や植物に安堵の表情があった。

仕事場のキクザキイチゲ。

樹下美術館の雑木と空。

 

美術館のクリスマスローズ。

近隣の田の空。

雑木林のカシラダカ。

カフェの前に来たジョウビタキ。

ひどい嵐から一日経っただけなのに花が咲き鳥が鳴く。春というのは不思議なものだ。

下萌えの田に水鳥、ハクガンまで。

2022年2月24日(木曜日)

中旬以後、寒い寒いと言いながら過ごした。度重なる寒波に見舞われたが、幸い私の所の雪はひどくなかった。
本日午後お休みの日、少々眠かったが晴れそうな空を見て鳥を探しに行った。

出た甲斐あってタゲリ、コハクチョウ、マガン、ヒシクイ、たまたまハクガンまでもいた。
鳥たちを見たことはもちろん嬉しかったが、それ以上に彼らが下萌えを食んでいたことに少々胸が熱くなった。

 

タゲリ

主にヒシクイの大きな群の中にハクガンが混じっていた。

2月になって何度か田を回ってみたが姿が無かったハクガン。
もう居なくなったのかと淋しかった所へひょっこり出会った。
1月29日以来だった。

こちらにはコハクチョウの群。
農道の下萌えを食べている。

 

雪の下から現れたわずかな緑。ヒシクイのオレンジの足が映える。
若草というには幼いが明らかに緑色に変わりつつある。

周囲より髙い農道や端の斜面は雪消えも下萌えも早い。
鳥たちは目ざとく見つけて集まってくるにちがいない。まだちょっぴりだが新鮮で美味しかろう。

ずっと繰り返した寒さ。しかし週末から気温が上がり穏やかな空が期待出来そう。

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