館長の作品。

写真展向けのチラシとポスター原稿を作った。

2023年6月6日(火曜日)

6月15日(木)から始まる拙写真展が本当に(現実のものとして)近づいた。フジフォートさんと話を重ねながら準備をしていたが、過日“告知のチラシなどはどうしますか”と聞かれ、未だだったと慌てふためいた。当館ではこのような事は昔からみな自分でやらなければならない。

チラシ

本日、展示予定の写真を使ってチラシを作った。初めて挑戦する写真展、一応ポスター原稿もこしらえた。

ポスター

恥ずかしいため、いずれもグレーを地に簡単、地味なものになった。80才を越えた者が行う作業は今更ながらの一太郎頼みで、一応PDFにした。
心身能力から言って気の利いたものなどは出来ない。稚拙ゆえ人目を惹くかもしれない、と淡く期待しつつ胃痛をこらえ何時間も掛けてやっと終えた。

明日印刷屋さんに材料を渡し、仕様を相談する予定。現に来館される皆さまにはホームプリンターで刷ったものを差し上げるつもりです。

上掲の図は大きくしてご覧ください。

杉田玄写真展 期間6月15日(木)から7月11日(火)
会場:樹下美術館陶芸ホール 時間:10時~17時 入場無料 毎週水曜日はお休みです。

お暇の折にご覧頂ければ有り難い限りです。

すっきりしたpcの裏側 何とかなるか「秋の畑」。

2023年5月30日(火曜日)

PC机の裏側は何十の配線といくつものルーター類が絡むように込みいったままだったのを本日(株)信越情報から担当のお二人見え、新たな専用デスクを中心にきれいにまとめて頂いた。

見違えるほどすっきりし、
何かあれば作業が楽になりそう。

夜は「秋の畑」の絵に取り組んだ。

今月初めの頃の練習昨。

本日の絵。

全体を秋の色調にし、自転車を止めた。この先手前の畑に手を入れ、真ん中で威張っているセイタカアワダチソウを左へ移動させ。場合により左の柿の木をもっと奥に移すか、あるいは消す事もあろう。油絵は乾かして上塗りすれば、そのような事が出来るため何とか絵らしくなりそうな感じ。

老後の多忙 拙写真展作品のご紹介

2023年5月26日(金曜日)

数日前、6月15日からの拙写真展に向けた写真選びを終え、仕上げに向けジフォートさんにお渡しした。一ヶ月の展示を終えると今度は絵画展になる。風景4点はまだ途上であり、サムホールサイズや小さな5面体の25枚ほどの椿はバックが残っている。話し変わり、このところ庭の茂りが凄まじく、陽向(ひなた)を確保するため庭師さんと枝の処理について相談し来週から着手予定で、低い所は自分でやるつもり。あるいは当館のパンフレットが少なくなり、手直しも必要で印刷屋さんと相談のうえ、本日文の直しと写真選びを始めたところ。

本業に軸足を置きながらこれらをこなしすにはいくら時間があっても足りない。何とかブログも書きたいのだが思うようには行かず、三日も空けると倒れたかと心配されるため、前回に続き本日また拙写真展出品写真から一部ご紹介し、ブログとさせて頂きました。

「台風で重層するレンズ雲」

 

かって夢中になっていたほくほく線特急「はくたか号」

 

「吹雪の日」

 

直江津港「入船」

 

「夕暮れ電車」

宜しければ当日会場で大きな写真をご覧頂ければ有り難い限りです。

以下拙夕食です。

お客様から戴いた蕗の前日の下ごしらえ。

 

今夜のハンバーグカレー

 

蕗と油揚の焚き物

 

妻の友人から戴いたクレソンはサラダに。

拙写真展が近づいて。

2023年5月22日(月曜日)

6月15日から始まる拙写真展がひたひたと近づいている。昨日、展示向けのプリントやパネル制作でお世話になるフジフォートの藤野氏と二度目の相談をした。

場内23のボックスに一枚ずつワイド四つ切りの写真を、壁には90×80センチの多孔パネル6枚を用い、それぞれにA4サイズ3~4枚を組み写真の形で展示することになった。合計46~47点になる予定。

前回に続いて以下4点を掲載しました。

柿崎海岸の波浪

柿崎海岸の親子

胎内市松浜海岸の夕暮れ

ほくほく線の虹

波や鳥、電車に気象あるいは人。どこか一所懸命で心打つ何かに目を向けたつもりの写真。鑑賞価値があるのかよく分かりませんが、お暇の節にご笑覧頂けましたら有り難く思います。

それにしても夕暮れの写真が多いこと。

菊を描いた日曜日 ながら音楽。

2023年4月30日(日曜日)

本日日曜日、描き始めた菊の絵を出して手を加えた。昨日のゴルフの疲れが取れない午前、学生時代に流行った懐かしい「テキーラ」を聴き目を醒ましながら始めた。

前回はここまでの「菊」。

午前中の「菊」

夕刻の「菊」。
色々手を加えなければならない。
皆さんならどこを直したいですか。

ある時期から私の音楽は何かしながら聴く「ながら音楽」が殆どで、今なら絵を描くときがその時間になります。音楽には本当に申しわけし分けないのですが、じっくり聴くだけの時間というのはまず無いのです。


「テキーラ」
昔ラジオから流れていたのは多分これ。


夜はブログを書きながら「Misty」
歌手のニキ・パロットがベースで、
ピアニストとドラマーをまじえて演奏。

そんな訳で大抵は圧倒的ではなく、楽しいか懐かしいか、あるいは癒やされるかの音楽を聴いている次第です。

忙しくも美味しかった木曜日。

2023年4月27日(木曜日)

本日全休にしている木曜日。
午前に絵筆を執って菊の絵を描いた。いずれも昨秋美術館の庭に咲いたものをスケッチし、本日初めて色づけした。思ったよりもはかどり7月の作品展に間に合いそうな感触があった。

A4キャンバスの菊と信楽(しがらき)の壺。
何とか仕上がりそうな予感。

午後から上越市は新潟トヨペットへ車の一年点検に行った。担当のI氏はお母様ともども拙ブログを観ているそうで有り難いことだった。

点検終了後美術館に戻り東京からの客人と柏崎の木村茶道美術館へ。

美術館は軒下も麗しい風情。
大勢の方が広大な庭の
手入れをされていた。

本日最後のお点前に三人で座った。見事にこなれたお道具組はさすがというほかなく、日和のよさといい幸福な席だった。当日に轢かれた茶をはじめ爛漫な春に早くも涼しいお菓子、為になったお話など名残惜しいお茶だった。

わけてもご一緒した客人が服した近藤悠三の染め付け茶碗の松が素晴らしく、最後に拝見に出された志野の菓子器の長閑さは何とも言えず良い味わいで印象に残った。

夕刻は髙田仲町「樹翠(きすい)」で食事した。次々出る旬の料理は絶品続き、ほど良いボリュームを心ゆくまで堪能した。

以下食卓写真です。

美しくも美味しい山海の恵みの先付け。
灯りは大根の桂剥き。

佐久の鯉と菜の花の吸い物。鯉がこんなに上品になるとは。汁も絶妙だった。

若鮎の焼き物はタデと胡瓜の摺りおろしで食べる、

糸魚川の猪肉のすき焼き。ゴボウのほか数種の山菜が添えられている。うっとりしながら猪をたべた。

三河うなぎの白焼きは甘酢味の風味。クレソンと芹があしらわれていた。

相模湾のサクラエビとグリンピースのご飯。

フキ味噌のアイスクリームと
越後姫のデザート。
スプーンの懐かしい形状。

豊かな旬に甘み、酸味、辛み、ほろ苦さの妙。煮物、焚き物、あい物の繊細な味加減。切れ味良い包丁の裁き加減etc。料理は自然の旬を食み楽しみ滋養とする五感芸術にほかならなかった。

年とると何かと不自由を否めないが、本日柏崎のお茶と髙田の食事に生きていることの有り難みを実感した。

「館長の絵画と写真展」のお知らせ その1写真 孫たち。

2023年2月21日(火曜日)

連日お伝えしている2023年度樹下美術館の企画展。
本日は「館長の絵画と写真展」です。

ところでいざ作品を選ぶ段になりあれもこれもとなってしまい、迷ったすえ写真と絵画を別け、全館で約一ヶ月ずつ行うことに致しました。
※かって両者一緒で約二ヶ月の開催とお伝えしました。訂正してお詫び致します。

本日はそのうち写真の部6月15日(木)~7月11日(火)のおしらせです
それまで縁が無かった写真を始めたのは美術館が開館しブログ(最初はお知らせ)を始めた2008年ころからです。主に生活の一コマ、その後雲や鳥および乗り物などへ目が向きすっかり虜になった写真。素人丸出しですが、構図を何とか意識して撮っている次第です。

少し先ですが、お暇をみてご笑覧頂ければ嬉しく思います。
次はその2絵画の部をお知らせする予定です。

さて再び寒くなり一帯は白くなりました。

午後、今春大学のデザイン科を卒業する孫が友人たちと訪ねてきました。
コロナのあおりをまともに受けた世代です。


お互いはリモートで十分に知り合っていたが実際に対面する際、本人を目の当たりにしてとても奇妙な感覚を覚えたということでした。

卒業研究が終了し就職も決まり、志を同じくしているせいかよく気があう。箸が転ぶたびにアハハアハハと笑いその後はムサシへ行って爬虫類を見るということでした。

終日描いてちょっぴり進捗。

2023年1月2日(月曜日)

正月2日、相変わらず風雨の日。
一件のコロナの電話を受けた以外終日外出もせず絵を描いた。花などの彩色は細い筆でチマチマと描くので、6時間行い6枚進んだだけ。

水彩でやっていた時もこの程度の進捗なので特にイライラもせず、描いた絵の具をあっちへやったりこっちへ戻したり、ぼかしたり、消したり。絵を描くというより奇妙な工芸を行っている感じ。

キャンバス、筆、パレットみな小さい。

花、がく、枝、しべ、などを描き込んだ。この先葉に青みを付け陰影を強調し、枝を強化し、しべを描き込み、接点と接線など細部に筆を入れ、最後にバックに取りかかる予定です。

実は椿だけで
こんなにあるのです。

拙写真は6月15日から、絵画は7月半ばから、それぞれ一か月半の展示予定です。絵は美術館支援のため売るつもりで描いていますので丁寧にリズムよく進めなければ。

但しストレスにならないように楽しく取り組みたいところです。

検査当日と翌日の退院。

2022年10月24日(月曜日)

検査日の10月20日、15時半近く看護師が迎えに来て検査着に着替えた。スリッパを履き、今や分身となった点滴スタンドを押して看護師とともに検査室まで向かう。

検査着に着替えて記念撮影。
病後一年数ヶ月、意識して7キロは痩せた。
それが心腎の保全にも良かったと思っている。

昨年の救急では真っ暗に感じていた深夜の検査室がとても明るく思われた。施術する主治医医師と担当スタッフに挨拶して十字架に似た細いベッドに両腕を拡げて寝た。前回行った剃毛や導尿カテーテルの挿入はなかった。
検査のためのカテーテルとやワイヤを通す右手親指下の動脈周囲に局麻が打たれる。痛みはこの時だけで検査終了まで何処にも痛みはない。

検査が始まって静かな室内に心電図モニタの心音がピッ、ピッ、ピッと規則的に響く。前回のピピピッ、ピピなどの不整脈とは大きな違いだ。
最後に、検査目的の一つである、ステント設置せず経過を観た狭窄血管について、病変前後の内圧比を調べる検査(FFR)が行われた。医師達がやり取りする数字から機能の回復が想像できた。検査は40分ほどで終了。動脈射入部を止血固定し室内にほっとした空気が流れた。

すぐにモニタ室に呼ばれ検査動画を観ながら待っていた妻とともに主治医の説明を受けた。結果は去る21日のブログの通りだった。

翌日の退院が9時と決まり、妻と別れ再び病棟看護師と一緒に点滴スタンドを押して部屋に戻った。夕刻に少し本を読みぐっすり眠った。

21日退院の朝は晴れ、朝食を摂って部屋を片付けた。9時頃看護師が点滴を抜きに来た。
問題の腎臓を造影剤の悪影響から守る点滴処方をした主治医先生に感謝し、忠実に実施した看護師さんたちにも同じ気持ちだった。繋がれっぱなしの点滴はもう一人の恩人に思われた。

 

退院日、朝の窓外。
配膳に付く食事票に描いた。

 

迎えに来た妻と10時過ぎ病院を後にした。

お世話になった主治医F先生とスタッフの皆さま、そして妻にあらためて深く感謝します。

週末の種々(くさぐさ)。

2022年10月3日(月曜日)

用事を含めほぼ家で過ごした週末。ブログを書く時間が無くなり本日になりましたので以下お願い致します。

一昨日土曜日のブラタモリは下北半島だった。

下北のエンディング場面のタモリと野口さん(NHKの放送画面から)。

驚いたのはアシスタントの野口葵衣アナウンサー。
浜辺の海藻の名と、ある神社の社殿の材木の名について、なんでも知っているタモリが答に窮する場面があった。すると海藻では「布海苔(ふのり)」、木材は「ヒバ」と何気ない風に野口さんが正解したのだ。
布海苔について、私新潟出身ですから、へぎそばの繋ぎで知っていました、という。1本取られるだけでも珍しいタモリが2本とは、一瞬時間が止まったような場面だった。それにしても何故ヒバが出たのか、野口さんの天然?ぶりは今後も注目ではないだろうか。

日曜日は午前午後の4時間ほど椿の絵を描いた。
油絵に慣れていないので当初教則本やYouTubeの油絵を見て薄描きの後、これまで苦労しながら厚塗りを試みていた。不慣れな作業のため難しい葉の部分の収拾が付かない。そこで本日、水彩に準じてハイライト部分(光が当たる白っぽい部分)を残しながら彩色をかさねるべく、白を多く混ぜて葉全体を薄く均一に塗りつぶした。

まだブルーが足りないが出来れば葉はこのようにしたい。
面倒な葉が終われば花を描き込む予定。
(植物画で最も苦労するのは葉です)

そこで

例えばこの一枚。
このまま進めると、葉の荒い濃淡が最後まで影響し制御できなくなる予感。

このくらいはなんとかなると思ったが、
ほぼ全て塗りつぶすことに。

想定したハイライト色に葉を塗りつぶした11枚。
この段階から薄塗りを重ねるべく全てやり直す。

今のままでなんとかなりそうな5枚。
学習しながら沢山描き、れぞれの出来が均一になるよう心がけたい。

どの花(植物)もそれぞれの見所を備えている。何とかそれを表現したいのと、出来れば美術館支援のため売ってみたいと思っているので、精魂こめなければならない。せっかくの油彩ですからバックをどのようにするかは今後の楽しみ。

次にNHKが実況してくれた女子ゴルフ、日本オープン選手権。1年でもっとも重要なメジャータイトルの競技で野田市は紫カントリークラブ「すみれ」コースからだった。
フラットだが松林でしっかりセパレートされた美しいコースは距離が長く多数の大きなバンカーがあり、タフな名門の一つ。

ティーショットを構える優勝者の勝みなみ選手(NHKの放送画面から)。
4日間通算3アンダーというロースコアからしてコースのタフさが分かる。
勝選手は今どき珍しく特定のコーチを持たないという。

紫カントリーにはもう一つ「あやめ」コースがある。友人Sは地元で会員。学生時代の昭和40年前後、家に泊めてもらい、どちらかのコースを級友4人で回った。当然私はヘタで、スコアを数えることに忙しく、これが名門なんだ、と思い知らされた。

当日、私達の後ろを歌手の藤山一郎さんがプロと一緒に回っていた。途中のホールで「すみませーん、お願いしまーす」と大声で告げられ、私達はコースを譲ると足早に追い抜いて行った。
藤山さんは小柄な人だったが目が覚めるようなショットを打ち、とても驚いた。ちなみにスポーツ万能だった当時のSのハンディは3前後。そのSが一昨年亡くなり大きなショックを受けた。
放送で、コロナ以後ゴルフ人口が60~70万人も増えたと解説者が言った。練習場やコース、そしてショップへ行くと実感がある。

この日絵を描きながらNHKの合唱コンクールも観た。中高生のコンクールは喉を無理するので問題があるとする声楽家の言葉があったので興味深く観た。

マスク着用で歌うコンクール。
精一杯声を出し、手などを動かし表情を付ける人もいた。

くだんの声楽家は無理して均一な音質を意図するあまり、必要な情感は声で無く顔の表情に頼りがち、と危惧していた。だがマスクで肝心な表情は全く分からない。全体が不自然で何かとても可哀想な印象を受けた。

さて最近食事がブログに出ないと言う意見があり、以下お応えしてみました。

芝生を手伝ってくださる方が釣ったキスとカマス。
春、この方の山菜は上等で、そばやラーメンを打つなど多彩な人。

 これはお客さんから頂いた安塚の道の駅の卵。
出所からして美味しそうな目玉焼きは濃厚な味だった。

以上色々と長くなりました。

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