文化・美術・音楽・本・映画・スポーツ・テレビ

市村幸恵さんの演奏会、チェコフィル第一ヴァイオリン奏者マザーチェク氏との共演。

2019年8月30日(金曜日)

過日、チェコで在住のピアニスト市村幸恵さんが来館されました。
幼少から藤縄契子、佐藤良子に師事。直江津高等学校、武蔵野音楽大学を卒業、1995年新潟県音楽コンクールで県知事賞、1997年国際芸術連盟新人オーディションに合格、翌年プラハ音楽院に留学され、「プラハの春音楽祭」出演はじめチェコを中心にヨーロッパで活躍されています。

かって柿崎区は上下浜の佐藤宅で行われたプラハ留学直前の壮行演奏会で、はじめてお会いした市村さん。当日の入魂の演奏はとても懐かしい。留学後チェコに住まわれ、世界的なチェリスト、ペトル・ノウゾフスキー氏と来日を果たされるなど活躍されています。
この度の来日ではチェコフィルの第一ヴァイオリン奏者ヴィクトル・マザーチェク氏との共演が実現いたしました。
以下は上越市大潟区におけるコンサートのお知らせです。

 

あsdfsdfさf

どうか大きくしてご覧下さい。
日時:10月26日(土)14時開演
上越市大潟区コミュニティプラザ

前売り2000円、当日2500円
主催:大潟音楽協会OB会 共催:樹下美術館
チケット取り扱い:上越文化会館、樹下美術館、髙田文化協会、クッカ、大潟ショッピングセンターまえかわ、多霞子美容室、長谷川呉服店ほかです。

充実のプログラム

過日のご来館で、市村さんから楽しい話を沢山お聴きました。印象的だったこのは、“チェコ人は独奏はもちろんだが、アンサンブルが特に好きで、演奏家たちはそれを大切にしている”と話されました。
当日、市村さんの柔軟かつスケールの大きな演奏が期待されますし、マザーチェク氏との音楽を通した会話などアンサンブルは大きな楽しみではないでしょうか。

プラハ行きに際して、チェコ文学、チェコ音楽の研究家で小生の義理の兄・故関根日出男氏の知遇を得られるなどいくばくかのご縁があり、このたび樹下美術館は共催をさせていただきました。
どうかお気軽にご参加ください。

なお10月22日(火)には上越市吉川区コミュニティプラザで18時30分開演で市村さんのソロによるミニコンサートが開催されます。

雨降りのなか夏が過ぎゆく 午後のおしゃべりとレコード 素晴らしいアンドレア・モティス。

2019年8月22日(木曜日)

午後休診の木曜日。
常連さんお二人、秋のジャズ演奏会出演予定のお一人、任期を終えて帰京される方などを交え、午後1時~閉館の5時までおしゃべりをした。かつてこんなに長話をしたことがあっただろうかと思ったが、いつしか過ぎた。
途中、お一人が持参されたSPでブラームスの「ドイツレクイエム」と、エレナ・ゲルハルト(1883年~ 1961年)の「冬の旅」を蓄音機で聴いた。冬の旅は道しるべと辻音楽師の2曲、詳しくないが女性が「冬の旅」を歌うのを初めて聴き、麗しいと思った。

降り過ぎという人もいるが、7.8月中乾きに乾いた庭にとって文字通り恵みの雨になっている。
もう駄目、とあきらめかけていた何株何本もの草花が再び立ち上がり、本当に有り難い。

 

閉館して、庭の灯にモミジの落ち葉が貼り付いていた。
秋の知らせに貼られた切手?。モミジの下なので毎年このように葉が付く。

 

茎まで柔らかくなりばらりと倒れてしまったていたクリスマスローズが立ち上がっていた。
恵みの雨さまさま。

 

 

例年よりも沢山世話した芝生が茶枯れの部分を作りはじめていた。
雨のお陰で次第に青さが戻ってきた。
良い状態の時こそさらに良くしたい。
今夕雨がパラパラ残る中、秋向けに肥料を撒いた。

 

こじつけもありますが、行く夏を惜しみ、ガーシュインはポギーとベスの子守歌「Summertime」と、ジョージ・シアリングの「バードランドの子守歌」を載せてみました。
歌とトランペットはスペイン、カタルーニャ州出身で、同国で活躍するアンドレア・モティス(1996年生まれ)。歌うのは器楽を演奏することにとても良いと述べているが、確かにである。

 


これまで聴いた「サマータイム」の中でも秀逸。
後方のベースはモティスの先生で、バンドのリーダー、チャモロ氏。
“夏、暮らしは楽で 魚たちは跳ねている 綿は高値だし お前の父さんはお金持ちで 母さんは美人 だから坊や、泣かないで”と、貧しい主人公によって歌われる。

 


ニューヨークはジャズの聖地バードランド。かって訪ねた方がとても懐かしい場所と仰ったことがある。
テナーのスコット・ハミルトンは有名な人。ピアノの人は良く知らないが、どれを聴いても上手い。

年長の一流ミュージシャンに混じって一歩もひけを取らない(それどころかフューチャーされている)モティス。
何一つおもねること無く、可愛い、珍しいなどという範疇を超えるジャズ・スピリットと実力は、今どきまことに貴重。映像から彼女が如何に愛されているか伝わる。今春来日した事を知り驚いている次第。

 


もう1曲「ソリチュード」。
安定した音程、絶妙のリズム感。完全に自分のスタイルを確立しているアンドレア・モティス。
そして今でもこんなにボサノヴァを大切にしているスペインという国は、なんて大人で良い国なんだろう。

 

夏を惜しみ?夕食に出たテンプラひやむぎ。
色どり良く揚がっていました。

建築家・大橋秀三さんの講演会のお知らせ 色々とお寄り頂いています。

2019年8月13日(火曜日)

今年9月28日(土曜日)午後3時から樹下美術館で建築家・大橋秀三さんの講演会を催します。

 

(外構工事を終える頃の樹下美術館)

狭い土地と限られた資金。
周囲の自然を大切に単純さに徹し、“快適とは、楽しさとは”を求めた樹下美術館。
空間の美的バランスに優れた大橋氏による樹下美術館は成功した建物でした。
単純を原理とした良い建物は良い作品と良い人を受け入れ、生かし、成長しました。
数々の授賞歴に輝く大橋秀三さんは上越市の宝ではないでしょうか。

先日に続き、昨日はまた富山県から中学生さんが夏休みレポート作成で来館されたそうです。
お役にたちましたか、遠くから有り難うございました。
近隣の若い女性のグループさん、熱心にご覧頂き有り難うございました。
また昨日犀潟駅から徒歩で、お洒落な東京のカップルさんに寄って頂きました。
電車と徒歩、とても爽やかでしたね。

本日帰省中のご家族とともにご来館頂いたSさんご一家、楽しいお話と作品鑑賞、有り難うございました。
お茶会楽しみです。

ロッテアライリゾートのストリングスセミナー発表会 帰路の積雲とススキ。

2019年8月10日(土曜日)

わずかに涼しかった本日午後、ロッテアライリゾートで行われていた、ストリングスセミナーの受講者による発表会があった。
講師は澤和樹東京藝術大学学長、ジェラール・プーレ元パリ国立高等音楽院教授、堀 正文NHK交響楽団名誉コンサートマスター桐朋学園大学弦楽科教授の各氏。
将来ヴァイオリニストとしてプロフェッションを目指す方達が六日間のセミナーを終了しての発表会だった。15人が研修を終え、既に6名が次のセミナーへと発ち、9名が発表会に参加した。
目の前で13才の少年から始まった演奏会は、100人の関係者と聴衆を前に、若々しい感受性と熱い魂が伝わるスリリングで楽しいひとときだった。

 

 

プログラム。

サラサーテ、サン=サーンス、パガニーニ、ベートーベン、フランク、モーツアルト、R.シュトラウス、ヴィエニャフスキーのヴァイオリン曲が演奏された。成長過程の音楽家の緊張や鼓動が伝わる演奏は、人間の音楽そのものであり私はとても好きだ。発表会が終わると修了証授与者の澤先生とプーレ先生の演奏がプレゼントされた。

 

澤先生のグリーク:ヴァイオリンソナタop.18第1楽章。

 

プーレ先生のクライスラー:ウィーン風小行進曲
およびベートーベン:ヴァイオリンソナタ「クロイツェル」第3楽章。

 

プーレ先生の贈る言葉。左は通訳されたピアノ伴奏者川島余里先生。
緊張や不安はトレーニングと発表場数で克服出来る、ぜひ長く続けてと仰った。

 

帰路の妙高山麓は大きな積雲が横たわり、早くもススキの穂が見えた。

 

妙高インターで。

 

 

インターまでの道すがらススキが穂を出していた。

親指が痛みゴルフグリップを変えてみる 早稲のコスモス 田の水不足が深刻。

2019年8月8日(木曜日)

暑い日が続いている。
最後の雨は一体いつだったか、さっぱり思い出せない。アジサイやクリスマスローズはぐったりするものがあり、水やりをしているが、果たして助かるか心配だ。

午後休診の本日、昼食はお客様とご一緒してから、炎天下にゴルフの練習に行った。100球くらいを考えていたのが200打った。
今年になり年のせいで大切な左手親指の付け根関節が痛む。ゴルフのグリップでこの関節はまことに重要だ。トップ、打点、フィニッシュなど要所の切り返し動作でこの部位に集中的な負担が掛かる。傷めてみて初めて良く分かった。聞けばプロでもこの症状を有する選手がいるという。
普通、左親指は真直ぐ伸ばしてグリップに置き、それを右の手のひらで包むように握るのが一般的。この場合、右手とクラブの上下左右の動きが伸ばした左親指一本に作用し、特に付け根関節に影響する。

20才ころから親しんだゴルフを指1本の事情で止めたくない。
悩んだ末、その指をクラブ上に置かず、クラブを握ってしまうように変えてみた。これだと両手の複雑な動きの影響が緩和される。
方法は、一種のベースボールグリップであり、先週のゴルフではこれで最後までラウンドした(運もあり優勝しました)。
新たなグリップは野球のバットのように握るので手の返しが自然と強くなり、ボールは以前よりむしろ飛ぶようになっていた。しかしまだなにがしかの問題が残るので、この先どうなることやら。

本日頸城区の道路沿いにコスモスが咲いていた。
随分早いと思ったが、わせ種があるそうで、今ごろから咲くらしい。

ところで夕刻の撒水をしていると、用水の管理をしている方に出合った。日照り続きのため農業用河川の水位が海面より下がり始めたという。
河口堰のポンプで海水逆流は免れているものの、水供給は稲の生育にギリギリの状態だと心配顔で話された。
頼みは台風の雨。風には目をつむってでも欲しいのが水という現状らしい。
ふっくら豊かに稲穂がつき、黄色味を帯びてきた一帯の水田。何とか危機を回避できますように。

ゴルフ、プロ一年目20才の渋野日向子選手が全英女子オープンで優勝。

2019年8月5日(月曜日)

4日間の全英オープンゴルフ選手権でプロテスト合格一年目、国内2勝、弱冠20才の渋野日向子選手が優勝した。
世界五大メジャー大会であり、厳格に選び抜かれた強豪選手に混じり、常に上位を維持した優勝は本当に素晴らしい。
昨日に続き、ワンストローク差で選手がひしめき合う中、何度も首位が入れ替わる。駄目かも知れないと思いつつ夜中中TVを観た。しかし後半でじわじわ追い上げ、2打差を逆転し劇的な結果で終わった。

 

最終ホールの第二打。臆することなく振り切ってグリーンに乗せる。

 

最後の最後、18ホール目のパットを一打で決め優勝に届いた。

 

公式スコアにサイン後、表彰式に臨む。

 

周囲への反応の良さは抜群。
笑顔が印象的だが、平静さを取り戻すためトイレに駆け込むことがあった、という。

 

 

以下若干のつたない感想です。

●ボールを遠目に置き、前傾ぎみに構えて振り抜くスウイングは近時珍しい。
→小柄な日本人には向いているかも知れない。また如何に鍛えられているかも分かる。

●四日間上位を争った選手たちはいずれも70代を出す日があった。
→渋野選手は全て60代で回ったはず、さすがの安定感。

●競技中、常に上位を維持するメンタルコントロールは並大抵な事ではない。
→モチベーション維持とリラクゼーションをこまやかに工夫していることが窺われ、賢い人なのだろうと想像した。

●日本の国内女子ツアーは選手の服装・化粧がまことに華美。
→全英の参加選手たちは渋野を始め一様にシンプル。ドレスコードがあったのだろうか、爽やかな印象だった。
(日本国内では見た目、外見を重視しすぎ)

●優勝トロフィーは小さく地味に見える。
→しかし賞金7400万円はさすが質実の国、英国らしい。
(ついでに、EU離脱などしなければ良かったのに)

●表彰式のスピーチは紙を見ながらだったが、仕方が無い。
→彼女なら今後英語力も身につけるに違いない。

●目立ちたがり屋が総出で引っ張る吉本事情などに比べ、何と良いニュースだったことか。

館内のノート、スケッチ帳から皆様の絵。

2019年7月24日(水曜日)

本日ほぼ晴れて、昼の気温は30℃に届き梅雨開けということ、長い梅雨だった。

さて以前に館内ノートに描かれた皆様の絵を掲載させて頂きましたが、本日はその後の続きです。
どうかご覧下さい。

 

前を向いて風に吹かれるお嬢さんと、ヤマボウシの花は物語のワンシーン。

 


カラーボールペンを使って丸テーブルのマユビト(大地の芸術最のおみやげ)を描いたのですね、楽しくなりました。

 

舟と陸に別れて初めての釣り。舟ではマダイが、陸はキスが沢山釣れたと書いてありました。楽しかったことでしょう。

 

お連れ頂いたわんこちゃんでしょうか、可愛いですね。カフェのスイカは最高、と英語で書かれていました、すごいですね。

 

素早い線で、生き生きとして、今にも話しだしそうなお嬢さんが描かれていました。

 

 

みなさんすごいです。
お描きになった絵から、お過ごしいただいた楽しい時間が伝わりました。
ほかのお客様、美術館のスタッフ、館長、みんなで楽しませて頂いています。
有り難うございました、ぜひまた描いて下さい。
最近12色の色鉛筆を丸テーブルに置きました。

秋のイベントのお知らせその1:講演会「建築と私」 ー樹下美術館の設計者・大橋秀三氏が語るー

2019年7月3日(水曜日)

今年の秋は珍しく催事が三つもあり、忙しくなりそうです。
本日は樹下美術館を設計された建築家・大橋建築設計工房の大橋秀三さんの講演会をご案内致します。

 

 

【講演会】
日時:2019年9月28日(土曜日)
午後2時30分開場 午後3時から講演

場所:樹下美術館 陶芸ホール
参加費:無料
途中休憩をはさみ、後半は不肖館長と対話をさせて頂きたい、と考えています。

ひらめきと美的センスに恵まれた大橋秀三さん。
樹下美術館の建設にあたって、ただお一人氏を思い浮かべ、待ちきれずに設計を依頼しました。全体と細部にユニークで豊かななフォルムを提案され、それらを検討し磨く。完成までの日々は楽しさと驚き、そしてスリル一杯の毎日でした。

数多くの受賞をされ、一途で夢中な才人。
あれから12年、大橋さんの樹下美術館は多くの人に見てもらい、成長を続けています。
9月28日、あらためてお話を伺える日を楽しみにしています。

小島優(あつし)さんのウインザーチェアー 食写。

2019年6月25日(火曜日)

柏崎市谷根にあるgallery tanne (ギャラリータンネ)で、兵庫県は丹波で椅子を制作されている小島優さんのウインザー・チェア展が催されている。
ダム湖に沿って上がる谷根はちょっとした憧れの地であり、これまで2回出かけたものの、日暮れと降雪でいずれも引き返したいきさつがある。

現在開催中の椅子展で一脚お求めなったという方が帰りに当館に寄られた。
見せて貰ったところとても良い。
手作りの一品なので熱意、センスと丁寧さ、良心など工芸ならではの味わいが滲みかつ漂う。

以下樹下美術館の絵画室、陶芸室でそれぞれ撮ってみました。

 

 

良いもの同士はお互いを引き立て合う。

普段良いものに触れ、倹約を試み貯金をして、自分なりの宝として愛せる品を探してみる。
張り合いと自分磨きの終わりのない楽しい世界が広がるにちがいない。

同じ柏崎のギャラリーcoil4で開催中の山田洋次さんの陶芸・スリップ・ウエアも観たいと思っているが、中々時間が取れない。

 

このところ話題の足しに食べ物を良く載せている。
時に食べ物は写されるのを待っているように見えるので、撮ってみようなどと言っては、ついつい妻の料理にカメラを向ける。

 

過日のオオバイワシが昨日野菜をからめた薩摩揚げとなった。

 

本日、小ぶりなサバがスッキリした塩味の澄まし(船場汁)に。
具が少なめですが、老人向きであり、味が滲みた大根が美味しかった。

 

今年最後のタケノコです、と言ってご近所から頂いたもの。

ところで先週末の女子ゴルフツアーで新潟県出身、20才の高橋彩華選手が大活躍した。
その前の石井理緒選手といい、我が雪国の若いプレヤーがビッグネームを相手に優勝争いをするのは、本当に凄い事だ。

樹下美術館は多目的施設? 大潟町小学校の保健委員会と中庭の水田!

2019年6月20日(木曜日)

清々しい青空の日の昼、樹下美術館の駐車場は満車だった。
お一人様からグループの方まで展示鑑賞やカフェのお茶に食事、あるいは庭を楽しまれた。さらに陶芸ホールでは10人の写真愛好家のグループがテーブルを囲んで会議をされた。先日も5名の方が同窓会の打ち合わせで二度に亘ってホールのテーブルをお使いになった。

 

 

庭の水盤にヒヨドリが水浴びに来ていた。
日射しが強くなり、スズメやムクドリなども次々にやって来ては浴びる。

 

カフェから見上げると軒下にスズメ。
この左角に巣がある。つがいは今年最期のヒナを育てているようだ。

かよう来館者様から鳥たちまで、小さな樹下美術館をさまざまに使って頂き、ちょっとした多目的施設の趣きとなり、ありがたいと感謝している次第。

 

本日午後、大潟町小学校で学校保健委員会があった。
養護教員による健診や調査の報告と評価、行政保健師と栄養士による解説と質疑などが行われ、最期に不肖小生のしめくくりで進行した。
食事、特に朝食の意義がメインテーマ。近時、これには下垂体副腎系ホルモンやインスリンの動向なども加味されて話が進み、今昔の感がある。

私のまとめの番になった。
昨年も同じような事を話したように思うが、生活習慣の課題は個別の善し悪しのほか、すべて根本は幸福な人生のためのものであり、その意義を考えることは大切ではないか、と述べた。そのため目的に沿った自己コントロールが出来るよう、根気よくトライして成長してもらいたい、というようなことを話したつもりだった。

 

 

校庭に作られた池にシオカラトンボ、ムギワラトンボの雌雄数組が飛び、メスは盛んに産卵していた。

 

驚いた事に、この小学校の中庭は今春から水田に一変した。春の健診で訪れた時には重機が入り、生徒たちは手掘りで田を作っていた。、

 


水田は水の管理が主要な課題にちがいない。水はシートで確保されたようだが、新鮮さを維持しながら巡回するよう工夫されているのだろう。
時間によって日陰に入る部分はやむを得ない。しかし周囲の白壁とガラス窓の反射によって一定の緩和が期待できる。
居ながらにして四季折々の生育観察と田仕事が出来るのは大きい。又こども時代から日照、気温、風雨など自然現象に親しめ、素晴らしい取り組みだと感心した。

この学校は私の母校。6年生の担任の発案だという水田の中庭は、何とも頼もしい試みだと思った。
見たところ稲は順調に生育しているように見える。
病虫害を回避して秋には無事収穫が出来るよう心から祈っている。

2025年9月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

▲ このページのTOPへ