空・海・気象
やって来た寒波。
昨日、寒波は上越地方を避けるように雪を降らせ、中
越地方では長時間に亘る電車の立ち往生が発生した。
作夜のニュースは、今夜から当地も大雪となることを告
げたが、その通り診療所は一晩で40㎝ほど積もった。
今年購入した除雪機を使って美術館の男性スタッフが
朝早くから駐車場の除雪をしてくれて本当に助かった。
カーポートの後ろ側の庭。黒っぽい葉の陰は屋根から
下がったナニワイバラ。雪は見るだけならきれいだが。
1975年、当地に帰ってきたばかりの頃、少しの雪でも滑
って脱出出来なくなり、通行する人に押してもらった。
以来、冬期間だけ4WD車のレンタル、4WDの購入、スバ
イクタイヤ装着、スタッドレスタイヤと変わった。
最強は四駆+スパイクタイヤで、長距離も怖くなかったが、
夜間氷った道で急ブレーキを掛けるとスケートのように滑
ることがあり、恐ろしい思いをした。
ところでこの雪の中では昨日の小鳥たちは餌を探せない。
雪の無い地方へ移動したのではないだろうか。長野県
あるいは群馬県などへ、、、。
自律神経の都合に合わせた生活 直江津方面に遠征。
年末年始の食事は何かと普段より多めになるので朝、昼を
一食にしたり、年末などは両方抜く日もあった。
本日昼に服したお抹茶は朝昼兼用食。
齋藤尚明氏の一見小ぶりな茶碗だが、腰がふっくらとして
茶が多く入り、また両手に暖かい。お菓子は髙田の「京」
さんから頂戴したお手製の美味しい水羊羹。
昨日に続いて荒天の午後、雨が止んだ時間に直江津方面に
行った。普段の活動範囲は家の周囲6,7キロくらいなもの
で、如何にも狭い。それよりわずか数キロ先だが、直江津
と聞くとなかば外国に行くような気分になる。
そのかいあって見慣れた大潟、柿崎の海とはひと味違う風
景に満足した。
このような私なので外国に行ったならきっとパニックになるだ
ろう、と想像している。
低気圧の日本海と雲。
北海道から北にかけて二つ、三つ、四つと低気圧が集ま
り、当地もクリスマスイブ以来4日荒天が続いた。
いわゆる爆弾低気圧ということ、これでもかと強風に煽ら
れ続けた。
本日、夕刻にわずかな晴れ間が覗く時間があり、鵜の浜
温泉に近い夕陽の森公園駐車場で海と雲にカメラを向け
た。
海側の車のドアが開かないほどの風でドードーと鳴る海、
ビュウビュウと叫ぶ風の音の中にいると、異次元にいる錯
覚に陥る。
二番目の写真から15分余、西方面に黒い雲が出て何か
を降らせている。雨か、みぞれか、降ったものは強風のた
めであろう、途中で消えている。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
新しいパソコンが来た。長く世話をして貰っている信越情
報(株)さんに全てをセットしてもらった。Windows10は
最新バージョンだったが、借りていた妻ので馴れたせいか、
また新しいキーボードも打ちやすく、良い感じになった。
冬は厳しい。
三日も続く荒天、風は容赦なく好きなだけ吹いている。
雪はさほどではないが強風のため寒さは厳しい。
午後の美術館。屋根からの雪が集まるカフェの窓は雪除
けの板で覆ってある。
当地は沿岸であり強風によって今のとこと雪は少ない。
ところで寒冷きびしい季節を、多くの動物は地中や洞
(うろ)で冬眠し、昆虫たちは落ち葉や樹皮、あるいは
物陰に潜んで越冬したり、また卵に命を託す。
これに対して鳥たちは、冬眠などして休むことなく、生
活地に留まったりあるいは南下して餌をあさり続ける。
午後回診した特養の駐車場にいたハクセキレイ。
何を探しているのだろうl。
小鳥が冬に数を減らすのは寒さもあるが、昆虫や木の
実が極端に少ないことも大いに関係がある。
三日続きの厳しい寒波。
木の葉が散るように吹かれている小鳥の群や、羽ばた
けどほとんど進まない水鳥の群を目にすると、励ました
り祈りたくなる。
本日、ある方にセーターを送った。夏にその方を見て、
冬にはそのようにしようと決め、妻に買い物を頼んだ。
売り場で涙が出そうになった、と家に帰った妻が話した。
私はその方を知って良かったと思っている。
ふんわり降った雪、夕暮れの山々 季節のたくらみ。
一晩静かだったと思ったら、今朝そっと置いたようにふんわ
りと雪が積もっていた。だがこれが半日、一日と降り続くなら、
昔で言えば一尺二尺。大変なことになる。
今朝の仕事場の裏山。春の淡雪がこのように降るのはよくある。
しかし今頃こうして軽い感じで降るのは少し珍しいのでは。
それから本日夕刻、遠くの山々が穏やかに赤っぽく染まりきれ
いだった。
空は私たちの様子を窺いながら、どう降らそうか、どう喜ばせ、
どうiいたぶろうか、つまりどんな冬にしようか、デザインを考
えているように見える。
一生懸命なのか、気まぐれなのかわからないが、およそ前年
と同じというような事はまず無く、何かしら変え、往々にして意
表を突いてくる。
今年三度目の雪 パソコンの故障。
昨夜から寒気を伴った荒天に見舞われ、今年三度目の雪とな
った。10㎝にも満たないが、これまででは最も多く降った。
しかし例年でいえばまだ少ないほうかもしれない。
雪の樹下美術館。閑散のなかBSN新潟放送テレビの会長がお寄り
りくださった。何度かお目にかかっているが、世間が広く博識で
お話は非常に有益だった。
ところで昨日のこと、パソコンのスイッチが切れていて作動
しなくなっていた。本日妻のを用いているが、Windows7に
慣れていたので10は何かともたつく。診断、修理を無事終
えて早く戻ってきてほしい。
それにしても昨日撮れた積み重なったレンズ雲が気に入っ
ていたのに、パソコンとともに使えず残念。
本日,小春日和のアルバム。
本日朝からから暖かく晴れ風も感じられず良い日柄だった。
上手い具合に午後は休診、少し気になる人がいたので遠出
をせず近隣を移動した。
一つ覚えの柿崎海岸を30分歩いた。灰色の海が青に変わって
いた。
美術館近くの水田にトビとカラスが寄り添っている。普段仲が
悪そうなのに、こんなこともあるのかと驚いた。トビが飛ぶとカ
ラスがついて行った。
樹下美術館の庭の夕暮れ。冬木立とハケで掃いたような雲が
調和している。
暮れた朝日池。白鳥を追うバードウォッチャーがずらりと車を
停めている。世田谷ナンバーなどを見るといよいよ水鳥のシ
ーズン到来を感じる。
ちなみに、ハクガンはまだですか、と訪ねると「向こうが凍らな
いと来ないね」という返事だった。向こうとは「八郎潟」のことで
あろう。
冬将軍の足慣らし 図録は好調かもしれない。
昨夜の雨が今朝に雪となりわずかながら積もった。
根雪となるまで冬将軍は如何にもそっと足慣らしを
する。
今年三回目の降雪だがこれまでいずれも数センチだ
った。
そのうち朝まで音もなく、いえ、耳を澄ませばすかに
スッスなどと言いながら沢山降ってくる。
テレビが猛烈な寒波と告げるころ、将軍が勢いづき、
数日にわたって吹雪くことがある一方、予報が外れ
てヘナヘナとなり、あえなく青空に覗かれることもあ
る。
「今年の雪は?」は今のところ挨拶がわりだが、冬将
軍は一体どんな顔をしてこちらを見ているのだろう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
先月、当館の作家の図録(収蔵作品の写真集)を上
越市の関連店に置かせて頂いていた。嬉しい事に本
日売り切れた、と言って追加注文が入った。追加と言
っても5冊だが、真に有り難い。
現在まで10冊あるいは20冊を買い取って下さった
店もあって感謝に堪えない。美術館では20冊ほど
売れていると聞いた。内容や写真を褒めて頂くこと
があり、励みになる。
本には利益は無いが、作家と当館を知って頂ける
大きな作用がある。お求め下さった皆様には深く感
謝致してます。
11月が終わる日。
本日朝はやや暖かったがすぐに気温が下がり時折降られた。
午後休診の木曜は、週半ば過ぎに背の荷を少し軽く出来る貴
重な日。
どんよりと曇ってはいたが柿崎海岸を30分ほど歩いた。
薄く緑がかった灰色の日本海。飽かずうねり砕ける波はドードー
と鳴り、威厳に満ちている。
↑ハマヒヨドリ(イソヒヨドリ)は海岸の鳥だが、たまに樹下美術
館にも来る。いつも一人ぼっちで現れるのが不思議であり、殆
ど鳴くこともなく何となく可哀想だ。
忙しくしていたカワラヒワの群。つがいとしてあるいは若鳥と
して近隣に定住する留鳥のほか、冬期に北方から群として
渡ってくるグループもあるようだ。
確かに吹雪の田んぼや野原で何十羽も群れているのを目
にする。雀やアトリ、カシラダカの群と一緒のことが多かった。
本日さっそく群を見たが、まだ南下を続けるのか。冬は過酷
ゆえ集まって旅するのだろう。
午後尊敬するお茶人が来館されご一緒させて頂いた。
美と情の機微に優れた方と過ごすと、緩んだ心身がしゃんと
する。
本日館内にあるこの花の場所を移動するため器を手にした
ら良い匂いがした。花は匂い椿で、小ぶりな白花を沢山つ
けて姿も良かった。お客様からの頂き物だった。
器は30数年前に新潟三越で求めた三田窯の故谷本光生
氏の伊賀の花生(はないけ)で懐かしい。
当時お茶向きとは知らずに買い、その後まもなく故渡辺宗好
先生の許で裏千家茶道に不肖入門した。先生亡き後さぼり
続け、何かあるとに平手前(ひらでまえ)のにわか稽古で恥
をかいている。
例年カフェ右手に覗くモミジが樹下美術館の庭で最後に落葉
する。散り方は様々で、北風に飛ばされてみな向こうに行って
しまうこともあれば、満遍なく芝生に散らばることもある。今年
は穏やかな風に出合ったのか、樹の下を中心に上手く散って
いる。
現在樹の北側が散り、南側半分が残っている。散った葉と残
った葉はこれからどうなるのか、少し楽しみだ。
明日から冬、12月が始まり今年の樹下美術館は残り25日とな
りました。足もと次第ですが、お暇な折はどうか暖まりにお寄り
下さい。
本日はしっかりと晴れた。
本日珍しく一日晴天となり気温が10度を超えて暖かかった。
春の面持ちの頸城区両毛あたりの農道。
辺りの地図に頸城区潟町という地名があって驚いた。
その付近に小さな群の白鳥。今期生まれの中央の若鳥はすっかり
大人の顔をしている。
今夕、鵜の浜温泉付近の駐車場からの夕暮れ。向こうは中部電力
の火力発電所。
本日昼、かって来館された柏崎市の方が新潟市のお友達を誘って
再び来られた。新潟からは100キロ以上の道のり。真に有り難うご
ざいました。
お飲み頂いたお抹茶の和菓子が陽に映えて、とても美味しそうでし
た。
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