空・海・気象
冬の空、洋梨。
“良いお年を”、患者さん達と交わす時、これまでよ
り重みを感じるようになった。
在宅回りの帰路の米山は降水雲にけぶっている。
局地的にみぞれか雪が降っているのだろうか。
日中4,5℃の気温はいつ雪になってもよい寒さ、しかし
降らないまま冬の一ヶ月が過ぎようとしている。
↑上越市大潟区はナショナルカントリーのルレクチェ(左)。
右、山形県産ラフランス。お相撲さんのようだが、この先暖
まった部屋で食べる洋梨など果物は冬の楽しみの一つ。
さらに高温で強風の日 糸魚川市の大火。
暖かかった昨日、それよりも本日は気温が上昇
し高田で21℃、午後外出の車が示した車外温
度も21℃だった。
これでも冬だろうか、と考えてしまうほど一種異
様な暖かさだった。
連日の高温のせいで庭のクリスマスローズの
蕾が膨らみ一部が咲き始めた。
↑間もなく閉館の庭で咲いているニゲル。
昨冬雪中で一株のクリスマスローズが咲き、傷
まないかと気をもみながら見守った。
今年はこの株が咲きはじめている。
花の名からして、今頃に開花するのは、本来変
わったことではないが、当庭の多くのクリスマス
ローズは毎年ほぼ2月から咲き始める。
加えて本日暖かかった上、非常に強い南寄りの
風が吹いた。
さて夕刻の美術館で庭に出ると、田んぼの向こう
に見える高速道路をサイレンを鳴らした消防車が
盛んに走って行く。
家に帰って点けたテレビで糸魚川の大火災を知
って驚いた。
↑本日の西頸城地方の山々。
この時間、峰の向こうで惨事が起きていたこと
になる。
同市は最大24,2メートル、一種台風並みに吹
き、高温とともに災いとなった。
本当にお気の毒であり、復興が早からんことを心
からお祈りしたい。
冬の水田から見た降水雲。
仕事場エリアの上越市大潟区で初雪となっている。
例年よりも遅めであろう。
午後在宅巡回の頃、車の車外温度はずっと1℃を
示していたが、雪にはならなかった。
北の方角に黒い「降水雲」が西から東へ移動している。
局所で雨、あられ、雪のどれかが激しく降っていると思
われる。
黒い雲状の部分は周囲よりも気温が下がっているため、
水滴や氷滴を降らしているようだ。
昨日は寝不足のまま上京したため本日はゆっくり午睡
した。
冬の空の色、服の色。
本日二度外出したが車の車外気温表示が5℃あるいは
6℃を示していた。
古い車だが、この温度表示は案外当たっていて信用し
ている。
本日ずっと風雨に見舞われ、三日前の好天は嘘のよう
で、空は何層もの重い雲に覆われていた。
↑午後3時半ころの米山と尾神岳上空の雲。
山は全く見えなくなったり現れたりとても忙しいようだ。
灰色の空と海、まさに冬の日本海のイメージカラ
ーだ。
不思議なもので私は服装で、灰色(グレー)はそん
なに嫌いではなく、明るいグレーや暗いグレーを喜
んで着ている。
原色的な色はセーターなどでも気後れするという
か、もっと着れば良いのにどうも馴染めない。
ところで予報によれば明日は高気圧が日本を覆い、
寒いが好天に変わるらしい(但し一日だけ?)。
19,20日は最高気温が16~17℃の予報で驚いた
が,、果たしてどうなるだろう。
まもなく今年の閉館 暖かめな師走。
先日と本日の早朝ドカーンと大音響が轟きカミナリが
鳴った。
今頃のカミナリは雪下ろしのカミナリで、初雪など多く
は雪を降らす。
しかし雷は轟いたもののまだ当地の平野部に雪は無い。
↑あるご夫婦が外のデッキで食事をされた。
風もなく暖かでおよそ一時間も楽しまれたとお聞きした。
オールドノリタケとミッドウインターのザンベジのカップを
お選び頂いていた。
↑知人がお持ち下さったクリスマスのアレンジメント。
とても心温まります、有り難うございました。
↑午後お休みの木曜日、ついつい柿崎海岸を歩くことになる。
しばしばこの場所で千鳥と出会う。
日本画のような千鳥、10羽ほど小走りに動いては止まる。
これまで何度も書かせていただいたが、千鳥は母と重なる。
この中の一羽が母の化身かもしれないと考えたら楽しくなった。
間もなく今年の展示も終わる。
いつもと反対に奥から入り口方向を写しました。
一年間同じ展示で頑張りましたが、大勢の方にご覧頂き
まことに有り難うございました。
常設の作家をどのように展示するか、毎年多少悩みます
が、齋藤三郎、倉石隆両氏を少しでも知り、かつ親しんで
頂くために工夫することは張り合いでもあります。
今年の開館は12月25日(日曜日)まで、残り少なくなりま
した。
お忙しい時候ですが、ふとしたお暇にどうぞお寄り下さい。
今冬の雪とカマキリの巣の高さ 初冬の瑞天寺道。
その年の雪(積雪)を占うのにカマキリの巣の高
さで云々することが行われる。
ある年、随分低い巣を見たのに大雪になったこと
があり、あまり当てにならないと感じたことがあっ
た。
さて本日近隣の雑木林の道を歩いた。
勝手に「瑞天寺道」と呼んでいる道。
歩き出すとすぐセイタカアワダチソウの枯れ草の
茎にカマキリの巣を見つけた。
地面から30㎝少々と低く、当たれば小雪である。
だがすぐそばのアケビのツルにも巣があり、自分の目の
高さよりずっと高く、2メートル近くあった。
↑こちらが当たれば大雪。
しかしこれぼど高低ばらばらでは占いにならない。
斯くこのような事はあくまで降るまでの一興なのであろう。
さて淋しい初冬の道に草木の実が現れて心慰められる。
耳にしていないが、長期予報はどうなっているのだろう。
昨年は極めて小雪だっただけに、今年は少々心配。
高曇りの日、紫の夕空。
高曇りの日の夕焼けは美しくなることがあるようだ。
本日そのようなお天気で、仕事場でふと見た空は
短時間ながら澄んだ紫色に染まっていた。
すぐに暮れたが、明日は寒く雨模様、所によって
降雪もあるらしい。
スーパームーンが終わった。
今夜は68年ぶりと報じられた大きな月(満月)の日
だった。
昨夜は月を見るのに期待薄な予報ばかり。
本日夕刻のニュースも全国、県内版ともにかなり絶
望的だった。
↑午後4時過ぎ、上越市は鵜の浜温泉の空(スマホ)。
大きな波状の雲が連なり良い空は期待出来そうもな
い。
夕食時には雨音が聞こえ、月はもう諦めていた。
そして9時すき、パソコンに向かい、本日は月を見る
ことが出 来なかったと書き始めると、68年ぶりとい
うフレーズが浮かん だ。
生きている内に、これ以上大きな月は見られない、
と思うと残念で、念のため窓を開けてみた。
すると群雲に明かりが射していて、間もなく月が覗
いた。
大きな月だった。
ああ68年の感慨もそこそこ、見えては隠れる月に
カメラを向けた。
雲が掛かる掛からないで撮影条件が全然違う。
あれこれダイヤルをいじながら大きな月を数
枚撮ったが、雲の中のせわしない出入りに翻
弄された。
ところで部屋に入って暫く経つと、カメラをいじる
ばかりで、果たして月をちゃんと観ていたのか、
と疑念を生じた。
二度と見られない月だというのに、風情など何
ひとつ味わっていないじゃないか、という反省で
ある。
考え直し、再び出てみると月は相変わらず雲
間を出入りしている。
不思議な事に68年ぶりの感慨は薄まっていた。
あまつさえ再びカメラをいじり始める自分、、、。
月は天頂に達して首が痛い、 ああ、と思い出し
た。
大きな月なら、尾神岳の肩に昇る普段の満月も
実に立派なものだ。
さらに満月であろうと無かろうと、野づらや海岸
で不意に出会う四季折々の月の風情も格別で
はないか、とも。.
雨がぽつりと当たり、月は雲とかくれんぼを続け
ていた。
私のスーパームーンはざっとこんな風に終了し
ていった。
この月は大きさもさることながら、人を翻弄する点
においてもスーパーだった。
釣り人で賑わっていた晴天の柿崎海岸。
昨日に続いて晴天となり気温は20度近くまで上がった。
午後柿崎浜を歩いたが、大勢の釣り人。
広いと感じていた海が、わずかこれだけの人出で狭く感じ
られるから不思議だ。
人間の威力と言えば良いのか、瞬時に風景が変わる。
私が見ていた人に強い引きが来てフクラギを釣り上げた。
赤味に脂が乗り、味が濃くこの時期とても美味しい。
先日のアジ、本日のフクラギ(大潟区ではフクラゲ)といい、よう
やく魚が来始めたのか。
今夏~秋、皆さんの声は「水温が高いのかさっぱり駄目」ばかり
だった。
明夜は68年ぶりの大きとなるスーパームーンの満月。
夕ぐれ時まで晴れ間がある模様だが、上手く見えると良いが。
昨日の月はすでに目を奪われるほど見事な大きさになっていた。
本日強風 昨日アジを頂いた 個人主義的な新大統領。
午前はあられが降り一日中冷たい風が吹き荒れた日に
も拘わらず二人また三人とお客様に来て頂いた。
ケヤキは7、8割方落葉し、モミジは必死に木にしがみつ
いている。
午後早く施設の巡回の後、強風下の渋柿浜は大潟漁港
へ。
冬に向かって波浪は凄まじいが、荒海は心を浄化する作
用があるように感じられる。
昨日、かって一緒に芝居をした仲間から頂いたアジ。
菜は牧区の縁者から頂いた。
明日の食卓が楽しみです、誠に有り難うございました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
米国の新たな大統領にドナルド・トランプ氏が決まった。
昔からゴシップやエピソードが報じられる度に豪腕振り
と桁はずれた財力を知らされた。
それがまさかの大統領、何を置いても異色であろう。
この先どうなるのか分からないが、確定直後の演説
に「国民一人一人が忘れられないようにし、すべての
国民のための大統領になる」、」という全く真っ当な主
旨が述べられ、意外だった。
他国のことよりまず自国、個人主義の国の人らしいと
言えばその通りで、一種分かりやすい人かもしれない。
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