空・海・気象
荒れ模様の文化の日。
夜9時を回って、強い風雨が続きカミナリも鳴った。
本日11月3日文化の日は、午後いっとき晴れ間が覗いたが、
よく荒れた。
↑午後の上下浜マリンホテルハマナス。
荒天の晴れ間は見慣れた風景もダイナミック。
時雨がいっとき上がった駐車場。
樹下美術館は好天が暇、荒天が忙しいことがある。
美術館の帰りの上越市大潟区渋柿浜の漁港の雲。
北東に弾けたような積乱雲と強風で出てくるにょろりとした
雲が横たわる。
瞬く間に暗くなり気温が下がり風雨が強まる。
寒冷前線に関係する雲であろう。
こんな日の雲は何かと見応えがある。
妙高山は既に初冠雪があった。
日替わりでお天気が変わりつつ、否応でも冬に向かってい
るのが分かる。
今冬はどんな雪になるのだろう、昨冬は少なかったが。
夕ぐれの雲。
今夕大潟夕陽の森で見た巻雲の夕焼けは真っ赤な派手さはなかっ
たが、
繊細でスピード感に溢れた高い雲が主役だった。
夕陽の森展望台と雲。
わずかな時間に現れたきらびやかな空。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
午後鳥取県で震度6弱の地震があったことを往診先のTVで
知った。
12年前のちょうど今頃、中越地震があったことも伝えていた。
12年前の当日、救急の講演会が終わった直後の館内が揺れ
た。
すぐに母がショートステイでお世話になっている板倉区へ向か
ったが、途中で寄ったお菓子屋さんで強い余震に襲われた。
良いお天気の陽がとっぷり暮れた時間だったと思う。
今世紀に起きた大震災やテロは衝撃的で、その時何をしていた
かもたいてい覚えている。
悪い事への記憶の深さは、克服を促すための生命の智恵なの
だろうか。
本日晴れて雲に眼が行った。
午後5時ころ、四ツ屋浜に陽が落ちて変わった雲
が一日の終わりの挨拶をするように浮かんでいた。
雲を形成する水滴が落下する途中蒸発したため尻尾
のようになるらしい。
流尾雲の一種といえばいいのだろうか、雲は時として
ひょうきんな表情を見せる。
秋色の植物と雲。
このところ気温が上がり日によって魅し暑さが感じらる。
秋が深まり、多摩ナンバーや静岡、新潟など遠くからの
訪れが時々見られて感謝を禁じ得ない。
濃淡色々あるノコンギクの中で今年のこの株の紫はひときわ
明るい。
カシワバアジサイの紅葉。
夏の間、長く花をつけた後、今度は早くから紅葉し、色を深め
つつ秋の終わりまで楽しませてくれる。
カシワバアジサイは自然に振る舞っているはずだが、「大人」、
「玄人」などプロフェッションの印象がある。
トクサに紛れるリンドウ。
何度か取り上げたリンドウは、もとは遠くに植えたのに、そこから
離れてここのほかもう一カ所に集まるようになった。
ジャンプする花、リンドウ、似た話を最近知人からも聞いた。
昨日の空に畳(たたみ)雲?
秋のむら雲はひつじ雲、うろこ雲、いわし雲など色々ある。
昨日の空は一時、長方形を思わせる形状のむら雲で、「畳雲」と
呼んでみたくなるような部分があった。
十三夜の夕柿崎海岸を歩く しばらく秋好日が。
午後休診の日、遅くに美術館でお客様と歓談して暮れ近く
柿崎海岸へ。
道すがら東の空に十三夜の月が昇った。
雨と寒さの日が続いたが、向こう一週間くらいは良いお天気の模様。
秋ふけて己は何をする人ぞ
せっかくの好日ならば少しでも有意義に過ごしたい。
気になる台風18号
例年より遅く発生した台風は夏以後多くやって来るようになった。
この度の18号は本日22時現在“非常に強い台風”と言われ、中心気
圧は940hPa(気象庁)で、手強い。
当地新潟県では5日夜から6日午前の悪天候が予想されている。
夕刻のローカルTVニュースは今後速度を上げて日本海へ出て、新潟
県に上陸する可能性もあると伝えた。
台風が新潟県に上陸するならば、観測史上初めてだという。
新潟県上陸を仮定した場合、台風の中心が北九州や中国地方を避けて
日本海を東に進み、かつ能登半島(石川県)も避ける必要がある。
その場合の本県上陸は佐渡ということになるのだろうか。
だが本土側の新潟県というのであれば、能登半島と佐渡の間を中心がす
り抜けなければならない。
今年の台風は変わった進路を取ることで話題になるが、果たしてどうなる
のだろう。
細かなことはともかく、大きな台風がこちらに向かっていることには違いなく、
今後の動向が気になる。
10月8日のプログラム 秋の日射しと空。
次週土曜日10月8日のコンサート「チェロとギターの夕べ」
のプログラムが演奏者さんから届きました。
チェロ:竹花加奈子さん、ギター:蓮見昭夫さんのデュオ。 虫の音聞こえる秋の宵にふさわしいロマンティックなプロ グラムです。
スペインで学ばれた竹花さん、ドイツで学ばれた蓮見さん の息の合った一種エキゾチックなデュオは樹下美術館のホ ールを心地良く振るわせることでしょう。 個性にじむお二人のオリジナル曲も大変楽しみです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ さて雨降り9月でしたが、この数日は日射しが戻っています。 夕刻のいっとき、秋の芝生に木漏れ日が落ちる時間の静けさ に心休まります。
↑今夏の日照りで苦労した芝生がやや落ち着きを取り戻した。 これから肥料と土をくれる秋の作業が待っている。
それぞれの9月下旬。
雨降りの多い9月、昨日は良く晴れ本日はまあまあで、気温は30度
ほどに上がり終日蒸し暑かった。
↑仕事場の庭にあるキンカンにクロアゲハと思われる幼虫が
沢山いた。
食欲が旺盛で、見ているうちに葉っぱの半分くらいを食べてしまう。
サナギとなり冬を越すため、沢山食べるのだろう。
一昨年、アゲハ蝶を呼ぶために植えたような木なので仕方がないが、
丸坊主にされるかもしれない。
↑カフェのガラスにとり付いて中を見ているようなコカマキリ。
スタッフが、あと何回もない秋の芝刈りをしている。
↑咲き始めて二ヶ月経つが、勢い続けている木槿(ムクゲ)。
先日の西王母のブログを見たという男性が、今年の木槿は
ほかの場所でも賑やかなようです、と仰った。
あと二ヶ月も経てば雪が舞い始めるはずだが、私と違ってあたり
の自然は焦りもなく、一種悠然と移ろっている。
冬へ戻っていく雨降りの一日 美術館の雨水。
終日冷たい雨が降り、服装も布団も冬支度のようになった。
実際は冬に向かっているのだが、見方によって夏から折り
返し梅雨を経て、冬へ戻って行くようにも見える。
↑黄色のかっぱで下校する雨の日の小学生。
大人は車だが雨中を歩き、素朴な生活感が感じられいつ見ても
立派。
さて美術館には雨どいと言うものが無く、屋根から落ちた雨水
は周囲に巡らされた石を積んだ溝へ落ちていくようになっている。
中でもカフェの右端の部分は、屋根の構造上最も集中するので、
時には滝のようになる。
先日あるお客様が、
「雨どいが傷んでいるのでは」と仰った。
「いえ、ここは雨どいが無く、下の溝に落ちているのです」とスタッ
フが説明すると、別のお客様が、
「何か滝の裏側にいるみたいで、素敵です」、と仰ったそうな。
確かに本日午後のいっとき、小さな滝が現れたようだった。
九戸浜のうろこ雲。
本日当地は晴れたり曇ったりで、夕暮れ
の短い時間うろこ雲が空高く浮かんだ。
上越市大潟区は九戸浜にある夕陽の森展望台と雲。
鵜の浜温泉の近くであり、お客さんたちの訪れがある。
拙歌)
気のままに夕空高く群れる雲を 忘れ難しと思う秋かな
- 仏像、社寺、二十三夜塔、庚申塔
- 樹下だより
- 齋藤三郎(陶齋)
- 倉石隆
- 小山作之助・夏は来ぬ
- 聴老(お年寄り&昔の話)
- 医療・保健・福祉・新型コロナウイルス
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- 空・海・気象
- 頸城野点景
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- 明け暮れ 我が家 お出かけ
- 文化・美術・音楽・本・映画・スポーツ・テレビ
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- 拙(歌、句、文)
- こども
- 館長の作品。
- 言い訳出来ないお茶の点前 懐かしい風 となりのトトロ。
- 暑い昼、会場の「ゑしんの里記念館」へ下見に。
- 穂高のオアシス「岳沢(だけさわ)小屋」の姪 山が好きなS氏 宮城県を経由した「お乳盲腸」。
- 野イチゴの赤い実 「ゑしんの里茶会」。
- 本日の蝶とカエルと雲そしてピアノ。
- 「お乳盲腸」とは何だったのか。
- 夏らしくなってきました。
- 36度にも届く暑さ アゲハと庭と薄茶で落ち着く。
- 保育園時代の記憶その1、巡幸列車のお迎え。
- 私の幼少 自他の個性が気になる。
- 糸魚川のゴルフ お孫さんの宿題から始まった花。
- 小津安二郎監督映画「麦秋」を観て。
- 開館の日 世界にまだまだある欠陥。
- 小津安二郎監督映画「晩春」を観て。
- 「名探偵ポアロ」のアール・デコ。
- フカミ美術主催、須坂市のお茶会へ。
- 5月、月末の空と時 独居老人の緊急入院。
- BSNテレビ「なじラテ」さんの取材。
- 路傍の花たちの競争、今年目に付くマンテマ 6月は良い季節。
- 小林古径記念美術館での呈茶 蘇った小山作之助のひ孫、故中島幸子さんのヴァイオリン。
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