白鳥の神聖なインパクト 一生懸命と歳月。
10℃へ届いたかという気温だったが、自分は少々暖かく感じた12月1日。
昼、雨模様の水田へ昨日の蜘蛛の糸を見に行ったがみな消失していた。
まことにふわふわ、弱々しい糸なので雨に負けるのだろう。
その田んぼで白鳥の群を見た。
これまで見たのは小さな群だったが、本日6,70羽はいた。
白いというだけで神聖さが感じられる白鳥。
大きくて数が多いと余計にインパクトがある。
(これは群の一部ですが、写真を大きくして見ますと主にコハクチョウのようでした)
いよいよ12月に入り、時間のスピードが上がっている。
ところで今夕、ローカルニュースは全国のお米コンテストで金賞を取った魚沼地方の人の話題を報じていた。
「春に田植えをしたのは昨日の事のようだ」という言葉を述べたのは受賞した30才の農業家だった。
スノーボーダーから実家の農業に転じたイケメン青年だった。
若くとも感じる早い時間実感にやや驚いた。
一生懸命生きれば歳月は早く過ぎてもいいんだ、、、どこかほっとさせられる一言だった。
「明日は気持ち良く晴れるでしょう」
ニュースの後半で若い女性アナウンサーがニコニコしながら言い切った。
早々と庭のクリスマスローズが蕾を膨らませている 田を覆う不思議な蜘蛛の糸。
日中は久し振りに暖かな陽が射した11月最後の日。
庭の一隅で落ち葉に覆われたクリスマスローズがもう蕾を膨らませている。
花の名から咲いても良い時期だが、当館の庭は毎年2月下旬~3月頃に開花が始まる。
このところ繰り返された暖かい日が花を急がせたのだろう。
今から咲くと厳しい季節風ですぐに大傷みする。
ああ、もう顔を出してきてしまった。
もっと落ち葉を盛ったり、風や雪をさえぎる手立てを考えなくてはならない。
さて昨秋、田んぼが一面細い蜘蛛の糸に覆われているのを見ました。
本日思い出して田を見ますと、それがあちらこちらにありました。
大抵は何も無い田ですが、何枚かに一枚の割合で糸が一面に掛かっているのです。
日射しに糸が光っています。
急いでいましたので近くで撮影出来ませんした。後日あらためて撮ってみます。
今は虫の時期でもないし、虫を捕れるほどの強さもない細い糸なのです。
昨年は、暖かな日に新天地を求めて小蜘蛛が糸を飛ばして旅立つのか、などと想像しました。
そういう例もあるようなのですが、何故ある田だけ一面に覆われるのでしょう。
何人か農家の人に尋ねてみましたがあまり見た事がない、ということでした。
いずれ晴れた日に、ご一緒などしてお尋ねしてみたい所です。
大阪のお客様 糸魚川市徳合地区でおそば。
本日日曜日、大阪から小山作之助の足跡を訪ねてある女性が樹下美術館へおより下さった。
妻がお会いし、私は所用のため帰り際でしかお目に掛かれなかったが、美しい方だった。
これから作之助の墓と生家を回ると立たれ、来年の卯の花音楽祭は是非訪ねたいと仰った。
遠くからわざわざのお訪ね、心から感謝いたしてます。
さて午後から念願の糸魚川市徳合地区の「古民家で地そばを味わう会」を訪ねた。
立派な毘沙門堂が迎えてくれる。
機会があれば像を拝観してみたい。
おそばは彦右衞門さんのお宅が会場。
黙々とお給仕される女性の赤いエプロンがお似合い。
おそばが来て、いよいよ食事、山の幸満載のご馳走です。
美味しい天ぷらも付きました。
食後は河岸を変えて景徳庵さんで一服。
いろりに畠春斎の穏やかな茶釜が掛かっている。
沢山の資料と共に樹下美術館の絵はがきコーナーがしつらえてあった(大感謝)。
見事な茅葺きの民家。
徳合が20年前から取り組むしだれ桜が見える。
海岸への道中で見られる豪快な砂岩泥岩互層と呼ばれるダイナミックな地層。
ところどころに細い滝が落ちている。
海が近づき、磯部小学校をぐるりと取り巻く石垣、下方の一部は20段近くある。
本廣寺と筒石郵便局の間の狭い坂道。
狭い坂道には詩情がある。
20年前、100年先を考えてしだれ桜の植栽から始まった糸魚川市徳合地区の地域活動。
適材適所の熱心な人材と何事も相談の年月が手応えをもって実っている。
眺めを良くするために要所の杉などのを伐採したという。
本気でなければこんなことは出来ないし、本当の愛郷精神が伝わる。
本日のおそばは最終組に入れて貰っていたが、美味しかった。
皆様さぞお疲れだったことだろう。
このあとすぐ反省会(慰労会でもあろうが本当に反省もするらしい)を始めるという。
数多い各地の地域おこしだが、いざイベント時の主役は客が相当しよう。
(主役には、ならではの張り合いがあるにしても)
主催者が主役で、はしゃぎ過ぎたり上から目線で来られると入りづらくなる。
本日の徳合は皆様一様に自然体で心安らいだ。
この調和は長く真摯な経験のたま物だろう。
〝回り道〟の控えめな名付けも気持ちが伝わった。
筒石へ出る途中の高い「砂岩泥岩互層」の露頭も非常に見応えがあった。
日本海に迫る山々、注ぐ河川と集落群、特異な地形に地質、密かな白山信仰、海彦山彦文化、歴史の起伏、愛郷精神、自然なもてなし、楽しい発見、、、。
一帯に長い可能性を感じた。
モミジの落葉、覆される拙説 愛おしいモミジ葉は赤ちゃんのお手々。
気温はますます下がり本日季節風が吹き荒れた日。
風はこの所の中では一番強かった。
昼カフェに寄り、先日来記載していたモミジの落ち葉を見た。
切れ込み鋭いモミジの葉は一気に遠く行かず、芝生や障害物に絡みしがみついている。
結果として自らの周囲に散らそうとしているように見える。
こんなことからモミジはケヤキなどよりも自己完結的に、自分を中心に栄養するのでは、が私の拙い説だった。
それが本日、芝生の落ち葉はおよそきれいに吹き払われ、一夜にして私の説は覆された。
もとの木からみな離れて行ってしまったのである。
きれいさっぱりとなっていた芝生。
現在の落葉は主に左の株立ちのモミジによって行われている。
本日落ち葉は芝生反対側のクリスマスローズなどに厚く集まっている。
私の説とはむしろ正反対、本日のモミジ葉はことごとく自分以外の各所に配られていました。
これは自己完結型などではなく、むしろ自己犠牲の様相でした。
そもそも落ち葉の分配は最後に風が決める事になるのでしょう。
但し但し、モミジの葉の複数の切れ込みにはやはり意味があると思いたいのです。
通常の季節、モミジは非常に密集して葉が茂ります。
その分明かりを通すように分裂し、また葉がとても薄くなっているように思われます。
一枚が薄い分、散った後はギザギザで絡み合って集まり濃い肥料になる、、、。
〝モミジ葉は皆で手を繋いで眠るため赤ちゃんのお手々になっている〟
いずれにしてもモミジはどこか愛おしい。
毎月伝えられる三ヶ月予報。12,1,2月も暖冬だという。この荒れ模様もそろそろ一段落してもらいたい。
めまいから一週間 木を切ったおばあさん。
めまいのため特養ホームでダウンして一週間が経った。
今ほとんど問題ないが、まだ頭のてっぺんにレコードの回転軸のようなものがかすかに回っているような感じがする。
さて本日来院されたおばあさんは90才が近い。
おぼつかない足取りで片手に杖、片手は手すりにつかまり倅(せがれ)さんが付き添われる。
もういやになっちゃった、どっこいしょっと言ってやっと体が動くんですわ、といつも嘆かれる。
そんな話の後、今日は木を切ったと仰った。
エッ、木!びっくりして聞き返した。
倅さんによれば差し渡し25㎝くらいの太さの木を本当に切ったらしい。
しかもこんな寒い日に。
最後の難しい所と枝きりは倅さんが行ったというが、驚いた。
前から落ち葉がいっぱいで、気になって、気になって。
爺ちゃん、今日は切るでね、と亡くなったおじいさんに告げて始めたという。
のこぎりを使うのは体力が要る。
往々にして途中で押すことも引くことも出来なくなる。
こんなお年よりがのこぎりとは、何よりその執念に驚かされた。
これに較べれば私の体調も日常もどれほどのものでも無いように思われた。
話を聞いた妻は、最後までつきあった倅さんも見事だと言った。
昼食に美術館で食べた果物とピックルスが付いたサーモンのホットサンドウイッチ。
一般には4切れですが、運動不足のため2切れ、700円にしてもらっています。
ポットの紅茶また珈琲付きです。
モミジの落葉は自己完結型? もしかしたら落ち葉は遠くへ行かない?
今日は気温が下がり、空がひゅーっと、海がどーと鳴る強風の日でした。
昨日に続いてモミジの落ち葉でとても恐縮です。
さて午後に寄った美術館ではやはりカフェの前のモミジの落ち葉に目が行く。
カフェに沿った芝生に散ったモミジは北風に吹かれて昨日より南に広がっていた。
しかし強風であるにもかかわらず葉はなぜか大きく移動していない。
見ていると風に吹かれて一つまた一つ、葉が立ったものが飛ばされるが近くに落ちて止まる。
その結果、遠くで吹き溜まることなく一様に分散しているように見える。
遠くへ飛ばないことは一つに雨が、もう一つは芝生のせいもあろう。
目に付いたことに、葉が芝生に刺さるような状態で散乱しているものが多い事だった。
モミジ(楓類)の葉は5裂、7裂などに裂けて先端がとがっている。
さらに長い葉柄が付いているのでよけい芝に刺さる、あるいは引っかかりやすくなっているようだ。
刺さる、引っかかる、あるいは抱きつくように落ちているモミジの葉。
たとえばこれが芝生以外の自然であれば、葉は他の落ち葉や枯れ枝、土塊あるいは草木の幹や茎の中に落ちることだろう。
その中でモミジのように鋭い切れ込みを沢山有しているものは、他(けやきなど)よりも障害物に引っかかりやすく思われる。
その結果さほど遠くへ飛ばず、しかも絡み合って集まりやすいのではないか。
強い風にもかかわらず落ち葉は樹の下で多く重なり合っている。
明日はどうなっているだろう。
そもそも落ち葉は朽ちて自ら木の肥やしになる仕事がある。
もしかしたらモミジは葉を遠く分散させず、もとの木に対する肥料効果を高める戦略を取っているのでは、と想像してみた。
その点、人間で言えば自己完結的なタイプなのか。
居合わせたスタッフに話してみたが、ハー、という低調な反応だった。
こうなるとケヤキやブナなどは落ち葉を広く融通しあい、集団で森全体を支える仕組みをとっているようにも見えてくる。
芝が乾燥した日の強風のモミジや、来季のケヤキの様子も見てみたい。
いよいよ名実とも冬入り、明日は更に冷え込むようです。
樹下美術館のモミジ 胸打たれた「見る人 ジャコメッティと矢内原(やないはら)」。
二日連休だった日が終わる本日は、爽やかな一日だった。
美術館の紅葉は木々によってほぼ順番が決まっている。
いま十数本のモミジのうち最後に残ったカフェの右横にある2本が落葉を始めている。
強い風の日ならどこかへ吹き溜まってしまうが、それほどでなければ満遍なく散る。
昨年のある日、弱い南風で樹下の北側に楕円状に散った。
本日は弱い北風で芝生の半分少々を均等に染めていた。
山本信さん作品の「少女」は庭の四季に溶け込むが、落ち葉にもとてもよく合う。
樹下美術館に馴染み一段と表情が柔和になった。
四季折々に楽しませてくれる樹木、わけてもモミジは新緑から紅葉まで見所を維持する。
ところで木と葉のことを何かに例えてみたい衝動を時々覚えるが、いつも答えが出ない。
葉は私たちで木は人類?それらを網羅して全てを一人DNAが貫いている?
これではまことに味気ない。
「大切なのは土地でもなく風景でもなく、文化や文明の質でもない。大切なのは創造に仕えること、仕事をとおして生成の鼓動をきき取り、世界と一体となることである。大切なのは人間であり、愛であり、中心を目指す方向、極限を生きつらぬくことである。胸にわきのぼるさまざまな思いを反芻しながら、私は涙に曇った眼で車窓が暮れてゆくのを見ていた。」
アルベルト・ジャコメッティの故郷であるスイスの山奥で最後に彼と会った「見る人 ジャコメッティと矢内原」の作者宇佐見英治は日本への帰路の列車で胸詰まらせる。
超人的な芸術家と親しく交流し、そのはるか遠い寒村の故郷で再会した後の別れだった。
私はその人達のことを何も知らないが、高みを生きる芸術家や文学者たちの心情や言葉が突然胸打つことがある。
先日記したみすず書房の「見る人 ジャコメッティと矢内原」をのろのろと読み進み、本日のカフェでようやく90ページ近くへ来た。
上記に抜粋したところでふと目頭が熱くなり本日の区切りにしました。
めまいは日によって波があり、昨日は不安定でしたが今日のほうが良かったです。
牧野富太郎の歌 賑やかに蕾をつけるハクモクレン。
本日新潟市の方が現在上越市で公開中の保阪邸を見学された帰路お寄り下さった。
古美術店を営まれている女性で、かって樹下美術館開業の際などで大変お世話になった。
草花の愛好家で、展示中の陶齋の絵付け陶器を熱心にご覧になった。
そのおり、牧野富太郎の詩歌がお好きだと仰り次の一首を書いて頂いた。
いつまでも生きて仕事にいそしまん また生まれこぬこの世なりせば
富太郎は自ら花の精かもしれないと述懐するほど草花を愛し、94年の生涯を植物学に捧げた。
小学校中退の最終学歴ながら博士号を取得し、ついに文化勲章受章まで受賞した民間出身学者。
1940年に大著「牧野日本植物図鑑」を著し、
〝日本の植物学の父〟と呼ばれた偉人だけあって歌には迫力がある。
もう一度生を受けても同じ道はないと言い切り、現世限りと決めて没頭した研究。
花との心中さえ思うほどの同一化ぶりだったらしい。
花は全てを教える、世の中の人等しく花を愛せば諍いも戦争も起きない。
自分が宗教家だったら花を教義に道を開いただろう、とさえのべています。
現在みられる蕾つきは大変良いのです。
今夏の気候の穏やかさが蕾を賑やかにしていると思われます。
ほかの花々も同じようであればと期待しているところです。
11月も終わらぬうちに来年の話でした。
一昨日に始まっためまい。
これまで多くの方のめまいを診てきましたが、一昨日11月18日私自身が強いめまいに襲われました。
体験を記して余計なご心配をお掛けするのは恐縮ですが、出来事として記してみました。
18日早朝、まだ暗い時刻に突然の強いめまいで目ざめました。
目を開けますと緑、赤、青、黄色、などエアコンのランプが反時計回りに激しく回転していました。
つらくて目を開けていられません。
めったにない右向き姿勢だったのをゆっくり仰向けに直すと再び眠りに落ちました。
さて起床時、頭の角度が上下左右30度ほどで途端にぐらぐらします。
特に用事の多い下向きで症状が誘発されるのです。
靴下などは出来るだけ下を見ないようにして履きました。
仕事も頭を動かさないよう、カルテなどはやや遠くに置いて書きました。
インフルエンザワクチンの方も多く忙しかったのですが、かろうじて午前の診療を終えるとベッドに横たわりました。
問題は午後からでした。
近隣の特養ホームのワクチン接種日。
なんとかなるだろうと出かけ、看護師さんたちにめまいがしていることを告げました。
立って行うベッドや車椅子の方の注射jは下向きが必要です。
始めるとまもなく辛くなりましたので、途中からひざまづくようして、前向きを心がけました。
予診票のサインは机上を避け、壁に紙を付けて行いました。
しかし後半に入るとゆっくり壁が回り出し、足もとが不安定になりました。
最後の方に注射をし終わると猛烈な回転が始まりました。
真っ直ぐになっていることが出来ず、しゃがみ込み必死にベッド柵につかまり目をつむりました。
体が右に飛ばされる感じがして、恐怖を伴い冷や汗がでて気が遠くなりそうでした。
看護師さんたちが集まり車椅子に乗せてくれました。
ひごろ出来れば皆さんを励ましたい自分が真っ青になり瞑目して車椅子で運ばれる。
まだこれはいつか来る日ではないだろう、と思いつつ辛さに耐えるだけでした。
運ばれて寝かされたのは霊安室。
そこは亡くなられた方を安置する部屋兼相談室で、半分ほどにご家族が休む畳が敷かれています。
そっと目を開けますと、法隆寺の夢殿観音と思われる仏像のプリントが見えました。
一瞬ですがいいなあ、と思いました。
部屋で何度も吐き気に襲われました。
一角ににシンクがあり、ペーパータオルが置かれていました。
伝わって近づきタオルを出してビニールカバーの中に吐きました。
間もなくやって来た妻は真っ青な私に驚きましたが、彼女の運転で帰宅しました。
家で我が方の看護師が点滴を刺し抗めまい薬も服用しましたが、めまいと嘔吐は続きました。
わずか5度前後しか頭の位置を変えることができません。
それをこらえて少しずつゆっくり振り幅を増やしてみました。
帰宅して7時間、ようやく左右45度ずつほど向けるようになり眠りにつきました。
昨日と本日はかなり改善され、きつい向きを避ければ仕事も往診も出来ました。
おそらく良性めまい(身体の傾き感覚を司る内耳の三半規管に、隣接する前後左右の加速度測定器官内にある細かな耳石が誤って流入しておこる平衡異常)。
本日一定の頭重感があり午後、念のため病院の脳外科を受診しました。
初めてのMRIで20分間、頭の周りでドードー、ガーガー、ポッポッという音を聞きました。
脳外科に紹介した患者さん達はみなこのような音を我慢して聞いていたのですね。
旧知の脳外科医の診察でした。
お陰様で出血や腫瘍はありませんでした。
ついでながら、目立った皮質の萎縮も無く、認知症にかかわる海馬はまあまあ充実、4年前のドック健診で動脈硬化が予想された左内頸動脈も順調な交通だということが分かりました。
おぼつかない自分の脳でしたが、形態的にひとまず維持されている様子に救いを覚えました。
ひと安心でしたが、もしかしたら伏線に前日の庭仕事があったかもしれない、と勝手に想像しています。
慣れない上向きの剪定作業のあと、強い下向き動作を繰り返し、朽ち木の根っ子をシャベルで掘ったのです。
ぐるぐる周りながらジャンプしてシャベルに飛び乗る。
もしかしたらこんな動作で耳石がずれ、明け方珍しく右向きの姿勢になった時に三半規管に流入したのかもしれません。
様々な方達が経験される激しいめまい。
今回その辛さがよくわかりました。
近時理学療法的な治療やリハビリもあり、治療の様相も変わったやにみえます。
にもかかわらず同じ人が繰り返される事も少なくありません。
最後に、多くの方にお大事に、無理をしないように、と仰って頂きました。
いたわりとして嬉しく思い深く感謝しています。
現在左右とも90度は大丈夫、上下もまあまあになっています。
生活を急に変えるわけにも行きませんが、庭仕事は当面加減し再発しないよう気を付けたいと思っています。
お世話になった皆様本当に有り難うございました。。
この暖かさはエルニーニョ現象だろうか。
暖かですねー、がこのところの挨拶がわりになっていた。
最高気温が18~19度になる日が続き、最低気温も10度を上回った。
本日昼美術館の庭で妻達はチューリップを植え、私は剪定やはびこりの手入れなどをした。
一時間ほどだったが体がほてり汗をかいた。
ところで世界気象機関(WMO)は16日、異常気象をもたらすとされるエルニーニョ現象が年末までに強まり、過去最大規模になるとの見通しを示した、とYahoo!ニュースが知らせていた。
10月のブログで11月から3ヶ月の気象予報とエルニーニョ現象を書いてみましたが、昨今の暖かさは既にそうなってきているのでしょうか。
例年なら冷たく時雨れる荒天の時期を迎えていますが、良ければ良いでこれで大丈夫かな、と思ってしまいます。
去る11月7日に上越市牧区付近で見た桜の開花。
沢山の小型の花が細い枝に咲いていました。
狂い咲ききでなければマメザクラかシキザクラの可能性があるようです。
この時期に桜を見るのは少々頭が混乱しますが、いっとき心は暖まりました。
齋藤尚明さんの作品展。
本日夕刻、上越市本町4丁目の遊心堂さんで開催されている齋藤尚明氏(二代陶齋)の作品展へ行ってきました。
先日掲載致しました冴え冴えとした唐辛子文様の香合やポットなど、やはり目を引きます。
また落ち着いた唐津風のお茶碗や水指も深い味わいを見せていました。
17日までの開催です、お出かけ頂き幸せな出会いをなさってください。
南風の日の落葉。
日中は南気の風が強く吹いた。
この風はフワ-と浮かす感じで葉を散らす。
本日は20度に近づく高温だったため特に乾燥して散った。
診療所のケヤキは昔の国道沿いにあり、こんな日は気がもめる
毎年の落ち葉が皆さんのご迷惑になる事を考えると身が縮む思いだ。
日中の美術館でも大小の落ち葉が大量に舞った。
コナラの葉は大きくてガサガサ言うし、枯れ松葉はへばりつく。
気になっていたスタッフが一度掃いたがすぐまたバーッと降った。
雨になってようやく諦めがついた。
本日午後の妙高連峰。
降水雲に陽が射しているのだろう、明るいカーテン状の雲が下までかかっていた。
明日も暖からしい。
モミジの植栽と歳月。
本日金曜日は日中はずっと高い雲に覆われた。
今夜は少し降って明日日中も曇るらしい。
さて先日モミジの小さな苗2本を移植をしました。
昨年植えたのですが、ほかの木などに近すぎたためでした。
私にはよくあることで、接近のほか日射しが後で問題になって移植ということもありました。
ヤハズススキに飲み込まれそうになっていて別の場所へ移動。
いずれも支柱が細いのですが、とりあえずこれで頑張ってもらうことに。
2011年11月10日に植えたモミジの苗。
背は160㎝くらいでした。
2015年11月10日の上記のモミジ。
4年経って背が倍近くなり木のボリュームが現れはじめました。
年とともに歳月はどんどんスピードアップし、どうにかならないものかと日頃文句を言っています。
但し植栽した樹木(特に雑木類)の成長で言えば、あっという間に大きくなりますので、
目に見える張り合いとしてスピード化にもメリット?があるのかなと、この時ばかりは思うのです。
頸城区の小径で赤とんぼに慕われる。
本日木曜日は爽やかな陽が射した。
休診の午後の車で美術館を出て上越市頸城区上増田に向かう途中で小さな用水に沿った道を見つけた。
右手に橋が見える場所に赤とんぼが沢山居ましたので立ち止まりました。
するとびっくりするようなことが起きたのです。
かって赤とんぼが一、二羽なら肩や頭に止まることはありました。
しかし本日、どうしたことか次々にやってきてズボンに止まったのです。
上はグレーのセーターに黒いベスト、ズボンは白でした。
白は太陽光を強く反射しますので暖かさを求めて集まったのだと思いました。
どちらかというと左足が太陽の方向に向いていたので多く止まったのでしょうか。
それにしましてもあっという間の出来事。
何か自分がトンボの神にでもなったような妙な気持ちになりました。
切りがないのと、遠くで人が見ていましたので止めました。
爽やかな日とはいえ冬の足音が聞こえ始めた季節。
トンボたちは少しでも暖かい場所を求めて夢中だったにちがいありません。
マイナンバー、本当はユアナンバー。
マイシューズ:私が履いている靴。
マイカー:私が乗っている車。
マイハウス:私が住んでいる家。
マイカード:私が使っているカード。
マイフレンド:私がつきあっている人。
言うまでもなくマイの付くものは自分が主体的に望み関係したり所有し用いているものです。
ところで本日私に届けられた「マイナンバー」と呼ばれるものは、国が決め管理し国自治体が用いる「あなたの番号」です。
どうみても「ユアナンバー」以外に呼びようがありません。
日常、自治体が付けた記号、番号で医療保険が浮かびました。
これは私たちが実際に使いますので、マイナンバーと言えるかもしれません。
しかし同じ番号でも本日のものの持ち主は国、しかも当面私たちに用事のないものです。
どこがマイナンバーなのでしょう。
ほとんどの先進諸外国にこのような制度があるという言われ方がされています。
但しこのたびの日本のように多くの項目が一気に網羅照合される国はそう多くはないようです。
しかも果たして外国でそれをマイナンバーなどと呼んでいるのでしょうか。
親が付けた名(マイネーム)なら誇りもありますし、どれだけ使ったことでしょう。
それを横から国がユアナンバーであるマイナンバーだなんて。
むしろちゃんと断って頂き、ありのまま「ユアナンバー」とされるほうがまだ納得出来るかもしれません。
名付けや言葉は文化そのもので、このたびのは特に国のシステムを体現する新たな法制の一般名でした。
それが文法、用法の基礎においてもおかしく、騙されているようでもありなんだか次第に恥ずかしくもなってきました。
本日午後在宅周りの帰路に見た米山と雲。
ずいぶん日が短くなりましたが暖かいので助かります。
- 仏像、社寺、二十三夜塔、庚申塔
- 樹下だより
- 齋藤三郎(陶齋)
- 倉石隆
- 小山作之助・夏は来ぬ
- 高齢者、昔話
- 医療・保健・福祉・新型コロナウイルス
- 花鳥・庭・生き物
- 空・海・気象
- 頸城野点景
- ほくほく線電車&乗り物
- 社会・政治・環境
- 明け暮れ 我が家 お出かけ
- 文化・美術・音楽・本・映画・スポーツ・テレビ
- 食・飲・茶・器
- 拙(歌、句、文)
- こども
- 館長の作品。
- 秋はちゃんと来ている 同様日のお茶会 残念なドジャース。
- 保育園の健診 ポワロのハローウイン 「チキンハンド」というプレー。
- 和やかだった今年の樹下美術館秋の茶会1回目。
- ドジャース佐々木朗希選手の復調 ポストシーズンのディヴィジョンシリーズはフィリーズ戦。
- 激しい雨、めまぐるしい空 今年はどんな晩秋か。
- 回復の途で「何が食べたいですか?」に意外な返事。
- 長野市からの団体さんと倉石隆の作品。
- 加齢で不自由になる生活を「老化ゲーム」で。
- 昨日のオーケストラアンサンブル上越公演 ピアノとティンパニーのスリリングな即興演奏。
- 柿のカラス対策、お彼岸のオハギ、今日の食事。
- 遅くなりましたが上越市長の三田発言から「三田青磁」。
- 2025年、樹下美術館秋の催し三題
- 「小3の凄まじい体罰」をお読みいただいて。
- 上越市八千浦中学校の皆さま。
- 小3の凄まじい体罰 その3 終章。
- 小3の凄まじい体罰 その2。
- 小3の凄まじい体罰 その1。
- 小学校に上がるまでジャンケンを知らなかったAちゃん。
- 台風直後の上野駅から大潟町へタクシーに乗る その2。
- 今朝方の雷雨 その昔、台風直後の上野駅から大潟町へタクシーに乗る。
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