2016年8月5日

木肌からみる樹下美術館の樹木。

2016年8月5日(金曜日)

本日は樹下美術館の樹木のうち木肌に注目して写真を並
べました。
涼しい緑陰を作る夏の木々ですが、その木肌も異なる風
合いがあり一つの見所(鑑賞点)ではないかと思います。

 

アオダモ
↑アオダモ
灰色の斑がある真っ直ぐな木です。
当館入り口左で静かにしてますが、大きくなるとバッドの材
料になります。

アオハダ
↑アオハダ
比較的大きな白斑を交える涼しげな灰色の樹です。
当館前庭の左右に数株あります。

アカシデ
↑アカシデ
ケヤキを小型にしたような木でベンチの脇にあります。
やや青みを帯びた灰色の固そうな木です。

アカマツ
↑アカマツ
カフェから見て左手、樹下美術館の王様のような高い
木です。

アメリカハナミズキ
↑アメリカハナミズキ
まだ若い木ですが灰色の木肌に白い小班をつけて成長
中で、花は白です。

イタヤカエデ
↑イタヤカエデ
緑を帯びた灰色の木で、とても成長が早く、秋に大きな
葉を真っ黄色に黄葉させます。
カフェ正面で真っ直ぐ生え、メイプルシロップが採れると
言われます。

クルミ
↑クルミ
明るい黄色がかった固そうな木です。
もっと成長すると木肌に割れ目が目立ってきます。

クロマツ
↑クロマツ
松食い虫被害に合わずアカマツの影で頑張ってくれ
てます。

ケヤキ
↑ケヤキ
明るめで固そうなわずか茶を含む灰色の木肌。
樹皮のめくれを見るようになります。

コナラ
↑コナラ
明るめの灰色の木肌に深く割れ目が入ります。
秋に沢山のどんぐりをつけます。

シデコブシ
↑シデコブシ
当館では株立ち状に生え、灰色の木肌に白斑を多く
交えています。
枝折れ跡が沢山あり、ごつごつしています。

タムラモミジ
↑タムラモミジ
やや明るい灰色の木肌に縦に浅い割れ目が入ります。
普段から赤い葉ですが、秋はさらに真っ赤になります。

ツバキ
↑ツバキ
灰色のきめ細かい固そうな木肌です。
とても成長の遅い木ですね。

ニシキギ
↑ニシキギ
枝に沿ってコルク状の翼のようなものをつけます。
秋はマユミと競うように遅くまで真っ赤に紅葉します。

ハクモクレン
↑ハクモクレン
樹齢にもよりますが、明るく緑がかったきめ細かい灰色を
しています。

ハンノキ
↑ハンノキ
黒っぽくガサガサと荒れた木肌に覆われます。
湿地が好きで当館では南側、田んぼyの近くにあります。

ヒメシャラ
↑ヒメシャラ
明るい茶色の肌、スベスベした皮が反るように剥がれます。

ヒメタイサンボク
↑ヒメタイサンボク
黒く荒め木肌、5月に白く豪華な花を咲かせます。

マユミ
↑マユミ
黒~緑がかった木肌、低木ですが数メートルになります。
遅くまで真っ赤に紅葉します。

メグスリノキ
↑メグスリノキ
比較的明るい灰色の肌に白い楕円の斑点をつけます。
明るく美しく紅葉します。

モミジ
↑モミジ
当館にモミジは沢山ありますが、この木はカフェか
ら見て一番右にあり、大きくなりカフェに木陰を作り始め
ました。
わずか青みがかった灰色の木肌、やや多様な白斑をみ
ます。

ヤマザクラ
↑ヤマザクラ
当館で最も黒い樹で、4月中旬に沢山花をつけます。
左側の赤松に向かって斜めに生え、カフェからよく見えます。
若いうちは銀色の樹皮をまとっていたと考えられます。

ヤマボウシ
↑ヤマボウシ
やや濃いめの灰色、大小の白斑が見られます。
初夏、白色のの花を上向きに沢山咲かせます。

以上いっぱい写真をつけてしまいました。
私は昔から樹木が大好きで、樹木あっての環境だと思って
います。
路傍の木立がクズの葉やツタに絡まれ、病み苦しむ様は環
境としては最悪のものです。

美しい日本、豊かな故郷であれば生き生きした樹木に囲ま
れていなければならないでしょう。

膨大な大金を要さなくとも、国、市町村で緑化とその再生を
図ることは可能に違いありません。

気持ち良い自然環境が良い子供を育てることを固く信じてい
ます。

2016年8月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

▲ このページのTOPへ