空・海・気象
週末二日のお茶とゴルフ、そして夕暮れの渋柿浜。
週末土曜日午後は薄茶の呈茶を行い、本日日曜日はゴルフコンペに出た。
晴れ間となった茶席は知らない方同士3組様が集って6人の和やかなお席だった。
お道具は前回そのまま、お花を一部替え、
診療所のハナミョウガ、美術館のミゾハギなどが入った。
カフェの正面に咲いている黄金オニユリ。
今年は沢山花を付けています。
茶が終わって美術館に戻ると仲良しのお二人のお客様から
お菓子を頂いた。「こんにゃくゼリー」と「妖怪きびだんご」。
どれも初めて。お腹が空いていたので沢山食べた。
そして本日のゴルフコンペ。成績は散々だったが、どういうわけか楽しかった。ちなみに成績はブービーメーカー。初めての結果かもしれない。今年初めのころは良かったのにどんどん下手くそになっていく。
主に体のことで「良い事があれば親のお陰、悪いことは年のせい」。自作の迷言を思い浮かべて納得した。
昨夜の土砂降りで比較的涼しかった本日。夕刻は大潟漁港の西隣の突堤で夕焼けを「写した」。
こうして戻り梅雨の二日が過ぎた。
「戻り梅雨」と言うらしい 4回目の接種、7波の流行。
短い梅雨が開けてカラ梅雨模様となり畑や庭が乾き、溜め池の貯水量が心配されていた。
それが4,5日前から雨が降り始めると、再び梅雨の空模様になった。「戻り梅雨」という語があるようだが、ぼんやりしていたせいか記憶が無い。
本日夕刻西の空に茜が射したので仕事の後四ツ屋浜へ夕空を「撮り」に行った。
陽が沈んでしばらくの間、雲がきれいに染まり、いっとき見応えがあった。
海沿いの道の傍らに大きな水溜まりがあり、美しい空が写っていた。
今月11日から4回目のワクチンが始まっている。通常の仕事の合間に午前12人、午後6人の接種がほぼルーチンになる。これがお盆休みを除いて8月いっぱい続く予定。
昨年は18人を残して7月24日に心筋梗塞を発症して倒れた。個別を希望される方が想像以上に多いのでやむを得ないが、今年は一人一回接種なので健康に気を付けて何とか乗り切りたい。
それにしても第7波。それも急峻な上昇カーブで流行している。新たなウイルスには免疫逃避のメカニズムが加わったため、より感染力が強まった。
ワクチンや実際の感染による免疫獲得と変異ウイルスによるすり抜けのイタチごっこが始まった。ワクチンの有効性強化と対コロナに特化した特効薬が今こそ期待される。だが果たしてインフルエンザよりも動きが軽そうな新型コロナの動向に追いついて行けるだろうか。向後長いスパンの複雑な流行を想定しなければならないかもしれない。
戦争はじめ嫌なことが止まない。本当はそのようなことをしている場合では無いのに。
雨が降り、今度は梅雨に戻るのだろうか。
半ば諦めていた雨が昨夜から降り始め、綱渡りして命を繋いだ庭が息を吹き返した。
いっとき雨が止んだのを見て庭に出た
降ったは良いが、予報は連日傘マークが並ぶ。せいぜい降ったり止んだりにとどめ、豪雨は避けて欲しい。
恵みの雨 海と畑の恵み。
曇り空が続いた日曜日、午後半ばからポツポツと当たり始めると本格的な振りになった。
夜遅くも降り続いていて、これなら畑や庭を丹精する人はホットしているのでは。
何しろ畑はすっかり乾いていて、水を遣っても吸ってくれないと嘆く声を聴いていた。何らかの湿り気があれば水は地面に染みこむ。がカラカラに乾いてしまうと水は表面に浮くだけになってしまう。こうなると、少々の雨では「上っ面だけ、中はホコリのように乾いています」ということだが、今夕からの雨は浮いた水滴を押し込み染みこませる「恵みの雨」だったと思われる。
雨が上がった僅かな時間、四谷の海に光芒が射していた。
今夕の食卓はいずれも頂き物中心だった。
キスは近隣の方が釣って開いたものを下さった。
ジャガイモは山間の方の新じゃが。
本当に良い雨だったに違いない。
減っていると思っていたコロナがじわっと増加している。せっかく決めたイベントを中止された福祉施設もある。やはり4回目のワクチンは年令や疾病を限定してでも行うべき方向が正解になった。
齋藤三郎ゆかりの人々展 その10 坂口謹一郎 すでに酷暑。
「齋藤三郎ゆかりの人々展」の紹介は農化学者、発酵微生物学の坂口謹一郎です。
坂口謹一郎:1897年(M30年) – 1994年(H6年)上越市生まれ 97才没
東京帝国大学農学部卒業、同大学で発酵を研究。後に沖縄戦で絶滅の危機に瀕した焼酎の発酵菌(黒黴)を救済、岩の原葡萄園における日本初ワイン醸造の成功ほか内外の発酵化学に尽力。多くの著作と映像を残し文化勲章を受章。歌に優れ歌集を著し陶芸の造詣も深く、後年は齋藤三郎を支援し氏の葬儀では弔辞を読んだ。上越市頸城区に杜氏技術の展示場と椿の庭を有し資料を展示する坂口記念館がある。
以下は坂口謹一郎の展示品です。
齋藤尚明(二代陶齋)が成形した器に書き入れた染め付けの湯呑。
以下は坂口氏の色紙です。
椿と雪のふる里を愛した色紙。
齋藤三郎ゆかりの人々展の展示紹介は今後サントリーの人々および松林桂月、そしてご子息の尚明氏(二代陶齋)を予定しております。
おしるし程度の梅雨が終わるや、厳しい暑さが始まりました。すでに熱中症の方が来られます。
「強いだるさ」「急な吐き気や食欲不振」「足などの突っ張り」「頭痛時に発熱」。このうち二つがあれば該当するかもしれません。急に来ますので、あらかじめの水やミネラルウオーターの用意そして補給は本当に大切です。
恵みを恵まれる 机を見て自分を診断。
晴れたり曇ったりの本日。
私だけでは無く多くの人が本日「寒い」と言い、あるいはしばしば「特に今年は寒い」とも仰った。
「今年はおかしい」と毎年のように言われるお天気。「順調」と褒められることなどめったに無いので可哀想と言えば可哀想でもある。
今のところ「寒い」と評されているが、真夏には「暑くて変だ」とか「寒くておかしい」などと言われるような気がする。
今日も寒かったがこの程度なら作物には良いらしい。
今季最後と仰って頂いたタケノコ。
今どきこんなに大きなものが何処で獲れるのだろう。
昔一緒に演劇をした人から届いたキス。太っていて味も香も良かった。
寒い気象が続いているが山海のものは良く育っているようだ。その恵みを折々に皆さまから恵んで頂く一方で、私は何を恵み、お返し出来るのだろうかと考えてしまう。
その私と言えば、
自分の居場所。
最近机がごちゃごちゃと片づかない。
ここでpcをいじり、絵を描き時には食事をする。昔から一般論として“鬱になると片付けが上手くできなくなる”という概念を持っているので、時々俯瞰するように机を眺めて自分を診断する。このところ未処理のままの書類も多く、大丈夫かなと疑っている。
風が強かった日の夕ぐれ 不順というもの。
昨日は雨、今日は風。
いくら6月が良い季節だと言ってもやはり不順もある。不順は時には仕方がない。気象も自分も世間も、みな複雑のうちに生きているのだからどこかで不順は起きる。
ただし不健康だけは気を付けなければならない。その時は反省し、あとは不順の非日常かつ興味深いところや、ふとした美しさをあらてめて味わうのも良いかもしれない。
今夕はそんな時間があった。以下雲が良かった仕事後の近隣です。
頸城区の農道から、暮れてゆく妙高山と火打山。
まだ結構雪があるのですね。
くびき駅19時17分発下りほくほく線電車。
風が無ければもっと田に灯りが写ったことでしょう。
日が長くなりました。
本日昼、庭でお会いした方ご来場あり難うございました。ご覧になっていますか、これからもどうか宜しくお願い致します。
アザミのペンダントヘッド 柿の実の赤ちゃん 鵜の浜の夕暮れ 弟の豚肉 とても良かった義経。
去る5月7日のブログで農道のアザミを記載した。その日お着物で来られた方の写真を撮らせて頂きそれも載せさせてもらった。
すると昨日その方たちが再び来られ、実は自分が付けているペンダントヘッドは王冠が無いだけで、デザインはスコットランドの紋章によく似ていると仰った。
着けているペンダントをはずして見せて頂いたが、なるほどなるほど、確かにその通りだった。
彼女は長年それとは知らず、彼の王家の紋章であり勲章や貨幣デザインでもある花を胸に飾っていたということになる。身につけていた遠い国の誉れと旅情。拙くあってもブログには何でも書いてみるものだと思った。
上:スコットランド王家紋章、下:お客様のペンダントヘッド。
話変わって美術館東側にまだ小さな柿の木がある。昨年10数個実をつけたが夏の間に皆落ちてしまい、一個も実らなかった。昨日枝を見たところ、実の赤ちゃんとおぼしきものが数十ついていた。私は甘柿が大好きなので、今年は一個でもいい、赤く実ってくれないかなと思っている。
日中地元大潟区の同好会の皆さまとゴルフをした。後半スコアが落ち着き、この先の楽しみに繋がりそうだった。楽しいパートナーの皆さん、ご一緒有り難うございました。
そして鵜の浜の夕焼けは美しく穏やかだった。
夕食は弟が南三陸町で放し飼いしている豚肉を食べた。
言葉が出ないほど美味しかった。
今夜の大河ドラマの義経はとてもとても良かった。
あの猛りの人が今夜は切ない哀愁の人に変わった。
役者さんて凄いものだと思った。
少し肌寒むかったが、草木はおろか私達にも丁度良いお天気だったのではないだろうか。
一両日の樹下美術館 久し振りの夕焼け 美味しい手作り麺。 .
晴れた月曜日。辺りの田は気持ち良く水が入り代掻きを待っている。16年目の樹下美術館は今年もまたその水面に姿を写した。
今年3月開館以来庭を彩ったクリスマスローズを切った。
その一部を水盤に集めた。
お花のみなさん本当に有り難うございました。
今夕食のラーメン。
先日のうどんと同じ方が打った麺はやはり秀逸。
春を迎えた大池いこいの森公園。
何日も寒い日が続いた後今日は温暖に晴れた。新緑前の大池いこいの森を1時間ほど歩いた。
車を置いて「であい大橋」を渡る。
橋を渡るとギフチョウが迎えてくれた。
初めて撮ったギフチョウ、長生きのお陰。
鮮やかな「春の女神」に心奪われた。
ジョウビタキが声を出さずにパッ、パツと移動している。
近くに影のようにメスがいた。
大橋から東の眺め。
花と見まごう枯れ木がじっと新緑を待っている。
美術館に戻ってアイスクリームを食べた。
今日のクリスマスローズ。
葉が展開してゴージャスになっている。
今年の展示が良いのか皆さまに観ていただけているようで嬉しい。
・陶芸:齋藤三郎の「湯呑と盃」
・絵画:倉石隆の「新旧コレクション」
- 仏像、社寺、二十三夜塔、庚申塔
- 樹下だより
- 齋藤三郎(陶齋)
- 倉石隆
- 小山作之助・夏は来ぬ
- 聴老(お年寄り&昔の話)
- 医療・保健・福祉・新型コロナウイルス
- 花鳥・庭・生き物
- 空・海・気象
- 頸城野点景
- ほくほく線電車&乗り物
- 社会・政治・環境
- 明け暮れ 我が家 お出かけ
- 文化・美術・音楽・本・映画・スポーツ・テレビ
- 食・飲・茶・器
- 拙(歌、句、文)
- こども
- 館長の作品。
- 一見世界的アスリートには見えない山下選手 昨夜半の雨。
- 山下美夢有選手の優勝 雨音がしてきた!
- 大潟区の湖沼も水不足 来週には雨が降りそう。
- 庭の渇水対策は新たに井戸を掘らなくても間に合った。
- カフェのノート、スケッチブックの絵、ブログ展その3。
- カフェのノート、スケッチブックの絵、ブログ展その2 ひと事ではない渇水。
- カフェのノート、スケッチブックの絵、ブログ展その1。
- 庭の井戸をもう一本追加 夏の食卓。
- 菓子工房caramelさんと樹下美術館のコラボレーション。
- 南の庭の花 今夕の食事。
- 逃れられない暑さ 高齢者の熱中症。
- 本日第21回卯の花音楽祭 被爆ピアノ。
- 夏祭り 政治家には何かしら趣味がある人を。
- 土用丑の日の庭 蜘蛛が池 期日前投票 ウナギ。
- 茶室開きに招かれて。
- 暑かった本日、外来でお天気の話など。
- ゑしんの里茶会が終わった。
- 言い訳出来ないお茶の点前 懐かしい風 となりのトトロ。
- 暑い昼、会場の「ゑしんの里記念館」へ下見に。
- 穂高のオアシス「岳沢(だけさわ)小屋」の姪 山が好きなS氏 宮城県を経由した「お乳盲腸」。
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