空・海・気象
五輪が終わる 意味不明な言葉 本日の近隣。
どれだけ私達の幸福になったのか分からないが、オリンピックが終わった。
このような行事は15年20年後にはかなり形を変えているのではないだろうか。
このたびとても奇異に感じたのは以下の一件だった。
コロナの渦中、オリンピックの延期はOKで中止は反日というのが分からなかった。そもそも耳慣れない反日というのが分からない。
前首相ともあろう要人が意味が分からない言葉を以て、今日やってはいけない人間の分断基準めいたものとした事に、ぞっとして気持ち悪くなった。
それにしてもこれまで莫大な経費が掛かったと思うが、こと感染による犠牲者が抑えられるよう祈るばかりだ。
炎天下の大潟水と森公園 ビロードモウズイカ(天鵞絨毛蕊花)、カラスザンショウほか、そしてカナトコ雲。
暑い午後、大潟水と森公園のオオウバユリはどうなったか、花は?と思い同所を訪ねてみた。
炎天の昼下がり西の駐車場に一台の車も無く、潟の里の1時間少々でも誰とも会わなかった。
人っ子一人居ない、誰とも会わない。
昔からこのような場所が嫌いではなく、むしろ好きである。小学時代の炎天下の畑で、「とこい、とこい、女だど」などと言いながら汗をかきかき一人オニヤンマ釣りをしていた自分が、昨日のように蘇る。
ここで長い刀のような変わった植物を見た。
背丈1メートルはあろう。
ビロードモウズイカ(天鵞絨毛蕊花)というらしい。
先端に優しい黄色の花が一輪咲いていた。
今後沢山あるつぼみが次々に開いていくのだろうか、楽しみだ。
盛んに往来する大きなモンキアゲハ。
地上に影が写るので来たのが分かる。
中々止まってくれない。
一定の距離にレンズ焦点を固定し、適当にカメラを向けてシャッターを切ると
何とか一枚写っていた。
多数のいぼいぼが気になり、寄って撮ってみた。
ぼこぼこした頂点に鋭いトゲがついている。
幼木や若木なら見たことがあるが、このような成木は初めて。
クサギやアカメガシワなどとともに、荒れた伐採地で真っ先に生えてくる。
この木の葉をアゲハの仲間が非常に好むという。卵を産み付けた後、孵化した幼虫が盛んに葉を食べるらしい。園内に何本もあると思われるが、忙しく往き来していたモンキアゲハのお目当てはこの木だったかもしれない。
また蝶が好きなクサギやヒヨドリ花もあちこちにあるため、この公園は彼らに好かれそうだ。
道すがらのマムシグサ(テンナンショウの仲間)の実。
秋に向かって緑、赤と変わる。
最後は何といっても本日の雲。
強力に発達上昇する積乱雲は対流圏界面に達すると、それ以上上昇出来ず扇状に横に広がり、カナトコ雲の形を呈し霧消していく。
下から次々にもくもくと湧き出し、上昇し、広がり崩れる積乱雲。本日の関田山脈は随所でこのような生成が行われたと思われる。
これまで夏の大潟水と森公園はトンボや白蓮を見ていた。今夏、本日のビロードモウズイカ(天鵞絨毛蕊花)などという冗談のような名の植物や過日のオオウバユリ、さらに蝶など、夏に見るべき対象が色々あることが分かり、先の楽しみになった。
喉が渇いたので園内の自販機で飲み物を買った。
昨日の夕暮れ電車、本日の夏空 接種の現況 我が大切な看護師。
昨夕の空は清々しく赤味を帯び本日の好天を示唆するようだった。
今日の空は青く雲白く、まるで梅雨が明けたような眺めだった。
我が大切な看護師の膝は負傷後24,5日が経った。一昨日退院してご主人と一緒に挨拶に来てくれた。表情はさわやかだったが、右手にストックを持ち小さなリュックを背負う姿は、どこか可愛いがやはり病み上がりを否めない。
それでもリハビリにと言って、本日から午前午後の2回、ワクチンの注射詰めに来てくれることになり、私は随分楽になった。
昨日から事業所と一般の接種を始めている。数を高齢者の半分近くに減らし、午前12人午後6人のペースで6週間余。その後、出来れば個別を止めたいと考えているが、どうなるものか。
海の、田の、電車の、川の夕暮れ。
現在の日没は直江津港で午後6時45分ころのようです。
日が長くなり、仕事の後でもゆっくりと夕焼け写真を撮ることができるようになりました。
今夕は薄い帯状の雲が日没とともに次第に茜に染まり、海、田んぼ、電車、川を、空が赤いうちに回る事ができました。
四カ所の優しい夕焼けをほぼ20分で撮りました。
いつも同じような場所を夕方にウロウロしていますので、最初のうちは農家の方にジロジロ見られました。電車に向けてカメラを構えていると、運転手さんがパーンと警笛を鳴らしてくれる事があります。
それにしましても「ウロウロ」といい「ジロジロ」といい、オノマトペは便利で不思議な言葉ですね。
満月 古い歌「月光と水玉模様」。
今夕は満月、ネイティブ・アメリカンの呼び名に由来してピンク・ムーンと呼ばれるらしい。この時のピンクはフロックスの花の色で、シバザクラもフロックスの仲間だという。確かにいま美術館の石垣にも小さな群を作って咲いている。
夕食中今か今かと待っていると上った。
月の曲は色々ありますが戦前からの古い曲「Polka Dots and Moonbeams」も好まれて演奏されるようです。
フォー・フレッシュメンによる「Polka Dots and Moonbeams(月光と水玉模様)」
(1960年のアルバムから)
1973年だったか、玉川高島屋のレコード売り場で親しくしていた先輩がヘッドフォーンをつけて視聴していた。近づくと聴いてみる?と言って耳に当ててくれたのが、このフォー・フレッシュメンのレコード。ヘッドフォーンで聴くステレオ音、そのコーラスの素晴らしさにとても驚いた。
ざっとですが、以下のような歌ではないでしょうか。
“ある庭でカントリー・ダンスのパーティがあった。突然誰かがぶつかってきて、あらごめんなさい、という声。月光の中に水玉模様の服とツンとした鼻の女の子が。思い切ってダンスを申し込むと踊ってくれた。月光と水玉模様にツンとした鼻の女の子、夢のようだった。いつかライラックが咲く小さな家で、おとぎ話のように暮らすのが見えていた”
トミー・ドーシー楽団とフランク・シナトラとの名コンビで同曲です。
(1940年の録音)
本日キョウガノコが何株も届きました。
倉石隆挿絵本「りす女房」 本日清々しい空に雲。
昨年は倉石隆氏の作品から挿絵や表紙絵として編纂された21冊の書物を展示しました。
過日あらたに、探していた倉石氏挿絵の「りす女房」が手に入りましたのでご紹介致します。
「りす女房」
アン・フィリッパ・ピアス原作 猪熊葉子訳 倉石隆挿絵 富山房1982年7月23日発行
アン・フィリッパ・ピアスはイギリスの女流童話作家。
猪熊葉子はイギリス文学者で聖心女子大学名誉教授。
挿絵とページの一部
かって一度地元の大潟水と森公園でリスを目にした。
樹下美術館にも現れればいいのに、と長く待っている。
物語は森外れの村で豚を飼う兄弟の弟ジャックが主人公。ふとしたことから森の奥深くに住む緑色の妖精を助け、その王から指輪を貰う。指輪は春先に生まれた子リスを探しその足に着けると、リスは将来妻となる娘として現れると告げられることから始まる。森の情景やリスの生態などには澄んだリアリティがあり、自然のエッセンスに触れながらストーリーを楽しめる。
西洋の原作が多い倉石隆の挿絵には洋画家として熱心にデッサンを磨いた氏の骨頂がよく現れている。幾つかの書評ページで挿絵の素晴らしさを指摘するものが見られた。
「リス女房」はインターネットの古書サイト「日本の古本屋」にリクエストとして登録していたところ、3年ほど経って連絡があり購入しました。日本中の古書店を網羅するこのサイトを通してこれまで何冊も求めることが出来ました。
4月15日に入ったテーブル&ベンチ。
見えている樹木はモミジ、コブシ、アオハダ、ニシキギなどです。
すっかり周囲の新緑と調和し、木漏れ日が射し良い雰囲気になりました。
本日すっきりした陽が射しましたが、日中やや寒さが感じられました。
寒かった日 ワクチン接種のミーティングをしてみた ジョウビタキは基本一羽。
午前の外来の方達が口々に外は「寒い」と仰った。午後在宅回りで出ると車の計器が7~8℃を示し確かに尋常でない寒さだった。
米山の右半分の上部に雪が降っているような雲影。
午後4時半ころ。大潟区岩野の田から。
寒い寒いと言いながら3軒を回った。いずれもコロナワクチン接種を希望された。私の所も個別接種の受け入れ(掛かりつけの方に限定して)を表明している。
本日資料を作り外部の方お一人を入れスタッフ三人で初めてミーティングを行った。案を示し色々意見を言ってもらった。
人の配置と1週間の計算上の接種数はほぼ決まったが、確定的な予約に入るには安定した(定期的な)ワクチン供給が前提となる。
実動まであと一ヶ月かかるのか、一定の目途が示されたなら再度ミーティングをして臨みたい。
接種券が配られて1週間が経つ。予想以上に個別の希望者が多く、予定の見直をしなければならないかもしれない。
ただ多く受け入れるとそれだけリスクも増えるため悩ましい。
接種を「止めます」と仰った後、数日して「やはり受けます」と言い直しに来られた方もおられた。ワクチンという形で初めてコロナと直接的にかかわることになった皆さん。いざとなると緊張し迷われるのは当然だと思う。
仕事を終えて間もなくの四ツ屋浜の西の空。
お天気は回復に向かうらしい。
話変わって昨日ジョウビタキを掲載し、そのおり婚活をしているのか、と書きました。しかし調べてみますと、日本には越冬のために飛来するもので、繁殖は北国に帰ってからということでした。したがって国内では独身で通すのでしょう。樹下美術館の庭に現れるのはまだ残る寒さを楽しんでいるのかもしれません。
間もなく帰るとは少々寂しいですが、それまでは親しくしてもらいたいと思いました。
二回目の寒波。
外れるのが普通だった昔の天気予報と違って近時の予報はピタリと当たる。それで予報の事を、当たるとか外れるなどいう言い方をしてはいけなくなった。
その当たる予報どおり今日は降った。特に昼からは本降りとなり施設行きで何度か除雪車を見た。
苺の香りのチョコレート。
毎年義理堅い施設の看護師さんたちから頂く。
有り難うございました。
さて今回の寒波も相当強そうだ。
だが空は1月の豪雪で雪を使い過ぎているので、あれほどまでにはならないのではと思っている。
明日も降るようであり、念のため手を貸して頂ける方に明日朝の除雪をお願いした。
晴天の日の柿崎海岸 田に白鳥とマガン。
ようやく訪れた晴天の本日、風景にしっかりと色が付き眺めは鮮やかだった。
昼休みに柿崎海岸を歩き、帰りに覗いた田に白鳥とマガンの姿があった。
国道8号線の東側、高速道路脇の水田で食餌する白鳥とマガン。
1月6日に撮った同じ場所の田が顔をだしている。
鳥の数は少ないが、どんどん増えてお腹いっぱい食べてもらいたい。
夕食にカマスの干物を頂き、食後に町田のお客様から届いたお濃茶を美味しく服した。
明日も晴れ、その後はぐずつくらしい。
本日は10度もあり、日は少しずつ延びていて春遠からじの趣きを感じた。
風の大潟区、夕刻の風のニュースに小学校同級生のインタビュー。
昨晩遅くから予報通りに強風が吹き出した。
海沿いの上越市大潟区は風が強く、特に冬期間は猛烈だ。雪は風に飛ばされ、また海に近いため僅に気温が高いこともあり、積雪は内陸部より少なめに推移する。
今冬の豪雪で多くの地域で積雪が2メートルを越え、所によって3メートルにも達したが、大潟区は177センチにとどまっていた。
本日夕刻のローカルニュースは冬型の嵐による風を取り上げる局があった。大潟区の国道8号線にレポーターが立ち強風を伝えた。画面がインタビューに変わると、ある男性が映った。スタンドと車輌工場を営む小学時代の同級生Y君だった。とても元気にしっかりと応えた。
参加していた小学時代の分校同級会は3年前を最後に開かれていない。
風と寒さの中、防寒服を着て話す画面いっぱいのY君の顔をみて、嬉しく励みになった。
- 仏像、社寺、二十三夜塔、庚申塔
- 樹下だより
- 齋藤三郎(陶齋)
- 倉石隆
- 小山作之助・夏は来ぬ
- 聴老(お年寄り&昔の話)
- 医療・保健・福祉・新型コロナウイルス
- 花鳥・庭・生き物
- 空・海・気象
- 頸城野点景
- ほくほく線電車&乗り物
- 社会・政治・環境
- 明け暮れ 我が家 お出かけ
- 文化・美術・音楽・本・映画・スポーツ・テレビ
- 食・飲・茶・器
- 拙(歌、句、文)
- こども
- 館長の作品。
- 「小3の凄まじい体罰」をお読みいただいて。
- 上越市八千浦中学校の皆さま。
- 小3の凄まじい体罰 その3 終章。
- 小3の凄まじい体罰 その2。
- 小3の凄まじい体罰 その1。
- 小学校に上がるまでジャンケンを知らなかったAちゃん。
- 台風直後の上野駅から大潟町へタクシーに乗る その2。
- 今朝方の雷雨 その昔、台風直後の上野駅から大潟町へタクシーに乗る。
- 厳しい残暑のなか頸城野の稲刈り。
- ほくほく線のポストカードで。
- 気に入って頂いたほくほく線電車の写真。
- 今年初めての赤倉CC 仕事上の最年長になっている。
- 今年前半の「お声」から 刈り入れ前の田んぼの雀。
- 週末の上京 小5の築地と叔母の周辺そして「横浜事件」。
- 昭和100年、太平洋戦争80年の声無き声を思って。
- お盆14日は柏崎市の木村茶道美術館へ。
- 来たる10月25日(土)は小島正芳先生の講演会「佐渡島の金山と良寛の母の愛」。
- お盆休みに入って。
- お礼のランチ会。
- 明日夕方は満月。
- 2025年9月
- 2025年8月
- 2025年7月
- 2025年6月
- 2025年5月
- 2025年4月
- 2025年3月
- 2025年2月
- 2025年1月
- 2024年12月
- 2024年11月
- 2024年10月
- 2024年9月
- 2024年8月
- 2024年7月
- 2024年6月
- 2024年5月
- 2024年4月
- 2024年3月
- 2024年2月
- 2024年1月
- 2023年12月
- 2023年11月
- 2023年10月
- 2023年9月
- 2023年8月
- 2023年7月
- 2023年6月
- 2023年5月
- 2023年4月
- 2023年3月
- 2023年2月
- 2023年1月
- 2022年12月
- 2022年11月
- 2022年10月
- 2022年9月
- 2022年8月
- 2022年7月
- 2022年6月
- 2022年5月
- 2022年4月
- 2022年3月
- 2022年2月
- 2022年1月
- 2021年12月
- 2021年11月
- 2021年10月
- 2021年9月
- 2021年8月
- 2021年7月
- 2021年6月
- 2021年5月
- 2021年4月
- 2021年3月
- 2021年2月
- 2021年1月
- 2020年12月
- 2020年11月
- 2020年10月
- 2020年9月
- 2020年8月
- 2020年7月
- 2020年6月
- 2020年5月
- 2020年4月
- 2020年3月
- 2020年2月
- 2020年1月
- 2019年12月
- 2019年11月
- 2019年10月
- 2019年9月
- 2019年8月
- 2019年7月
- 2019年6月
- 2019年5月
- 2019年4月
- 2019年3月
- 2019年2月
- 2019年1月
- 2018年12月
- 2018年11月
- 2018年10月
- 2018年9月
- 2018年8月
- 2018年7月
- 2018年6月
- 2018年5月
- 2018年4月
- 2018年3月
- 2018年2月
- 2018年1月
- 2017年12月
- 2017年11月
- 2017年10月
- 2017年9月
- 2017年8月
- 2017年7月
- 2017年6月
- 2017年5月
- 2017年4月
- 2017年3月
- 2017年2月
- 2017年1月
- 2016年12月
- 2016年11月
- 2016年10月
- 2016年9月
- 2016年8月
- 2016年7月
- 2016年6月
- 2016年5月
- 2016年4月
- 2016年3月
- 2016年2月
- 2016年1月
- 2015年12月
- 2015年11月
- 2015年10月
- 2015年9月
- 2015年8月
- 2015年7月
- 2015年6月
- 2015年5月
- 2015年4月
- 2015年3月
- 2015年2月
- 2015年1月
- 2014年12月
- 2014年11月
- 2014年10月
- 2014年9月
- 2014年8月
- 2014年7月
- 2014年6月
- 2014年5月
- 2014年4月
- 2014年3月
- 2014年2月
- 2014年1月
- 2013年12月
- 2013年11月
- 2013年10月
- 2013年9月
- 2013年8月
- 2013年7月
- 2013年6月
- 2013年5月
- 2013年4月
- 2013年3月
- 2013年2月
- 2013年1月
- 2012年12月
- 2012年11月
- 2012年10月
- 2012年9月
- 2012年8月
- 2012年7月
- 2012年6月
- 2012年5月
- 2012年4月
- 2012年3月
- 2012年2月
- 2012年1月
- 2011年12月
- 2011年11月
- 2011年10月
- 2011年9月
- 2011年8月
- 2011年7月
- 2011年6月
- 2011年5月
- 2011年4月
- 2011年3月
- 2011年2月
- 2011年1月
- 2010年12月
- 2010年11月
- 2010年10月
- 2010年9月
- 2010年8月
- 2010年7月
- 2010年6月
- 2010年5月
- 2010年4月
- 2010年3月
- 2010年2月
- 2010年1月
- 2009年12月
- 2009年11月
- 2009年10月
- 2009年9月
- 2009年8月
- 2009年7月
- 2009年6月
- 2009年5月
- 2009年4月
- 2009年3月
- 2009年2月
- 2009年1月
- 2008年12月
- 2008年11月
- 2008年10月
- 2008年9月
- 2008年8月
- 2008年7月
- 2008年6月
- 2008年5月
- 2008年4月
- 2008年3月
- 2008年2月
- 2008年1月
- 2007年12月
- 2007年11月
- 2007年10月
- 2007年9月
- 2007年8月
- 2007年7月
- 2007年6月
- 2007年5月
- 2007年4月