空・海・気象
晴れ間を交えた悪天候の日 米国の谷間に三つの鐘と年代。
仕事前の朝、大きな雷が幾つか鳴り、中でドカーンと大音響を轟か
せたのがあった。
強弱を付けて降った雨は午後から上がったが、昼などは明るい日
射しの中で激しく降ったりもした。
風も強く、夜も弱まる気配が無く、海は荒れ模様だった。
混乱のお天気の中、近い区内で火災が発生した。
「地震、雷、火事、おやじ」
「皆さんの親父(夫)さんは優しいはずですから、本日あと怖いのは
地震でしょうか、気を付けなければ」
という事になった。
気温も下がり寒さを感じたが、明日はさらに下がる模様、もう一度スト
ーブが必要になった。
但し明日から当分晴れが続くという予報、しのぎやすいお天気が期待
される。
さて昨日の谷間に三つの鐘が鳴るの続きを少々。
私が中高生などで聞こえていたのはエディットピアフの歌ではなく、ブラ
ウンズというグループのものだった。
ブラウンズによる「谷間に三つの鐘が鳴る」 1960年代らしい。
自分の学生時代に流れていたのはこのグループによる曲。カントリ
ーミュージック風に歌われている。
時代も違うが昨日のエディット・ピアフのステージは素朴で、歌わ
れる内容にとても良く合っていた。
さらに時代が下ってブラウンズの1999年の映像らしい。
皆さん晩年となり歌われている三つ目の鐘を聞く年令に近づいている。
三人とも自然で、老人ならではの味わいを深めているように思われた。
強風の夕刻、ダイナミックな雲のパフォーマンスを観たが本日も無料だった。
晴れたが風がありやや寒かった土曜日午後は再び庭の手入
れめいたことを行った。
草を摘まみクリスマスローズーを中心に粒状の固形肥料をくべ
た。今年花を終えた後のクリスマスローズは、例年になく株が
ボリュームを増しつつあり、来年が楽しみとなった。
夕刻、陽が傾いた時間の東の空が黒みを帯びている。
風も強まり、こんな時の雲は見応えあることが多い。
ダイナミックな雲が撮れそうな予感で上下浜へ向かった。
強風に研がれたような雲がオレンジの世界に現れ、様々に色
や形を変えていく。
日本海沿岸の丘の上は西風で、20数㍍以上は吹き続けた事だろう。
石のオブジェと建物VS雲の造形は暮れるまでおよそ20分、互の主
張をやり合って見応えある現象を目の当たりにする事が出来た。
スケールの大きなパフォーマンスだったがやはり無料だった。
芝生は雑草に妥協したら終わり 見事な夕焼け 奇跡を気にしないで生きている。
昨日から今朝へかけて雨降りとなり、作物や草木の恵みになった。
例年草木にも増して芝生の善し悪しが気になる。
遠目は青々としているが、近くで見ると随所にムラを生じている。
昨年も同じ事を感じ、目土をしたり肥料をくれたり苦労をした。
張り替えるなどとなったら大金が掛かると考えられ、出来るだけ現行で
粘りたいところ。
昨日の雨を幸いとして、本日肥料を含むという目土を買って弱りを生じ
ている部分を中心に撒いて撒水した。
それから午後休診の時間を使ってツヅジなど花が終わった木にハイポ
ネックスをくべてこれも撒水。
その後、この雨で芝に似た浅黄色の雑草が急にはびこった場所がある
ので、一本一本抜くという方法で処理をした。
始める前はいやけがさすような眺めだったが、まだ根が浅く摘まむとよく
取れた。
500、600と引き抜いたことだろう。苦労だが芝生への雑草は妥協した
ら終わりという観念がある。芝生を維持するとなったら、大事にならない
よう早めの手入れは絶対に必要になる。
そうこうしているときれいな夕焼けが始まっていた。
ほくほく線の下りが18時50分ころ近くの頸城区の田を走るので、それを
撮ろうと向かった。
たまたま自分が生まれのが小さな星の地球で、それは奇跡的に大気と水を
生じていた。
美しい夕暮れがあるのも、それに出会う自分がいるのも出来事としては信じ
難い偶然が積み重ねられた奇跡。
だが普段そのような奇跡のことなど忘れて暮らし、年取れば何か恐れおののく
ようになるかと思えば、大してピンと来ていないとは全くもって情けない。
ああ今日の空今日の雲。
今日は雲が精一杯おしゃれをしてとても清々しい日だった。
日没は大潟キャンプ場がある四ツ屋浜の空。
入り陽を撮っていると車が来て停まってくれた。
美しいコーラスが聞こえてきそうな時間だった。
今日の空と雲はゴージャスで何と気前が良かったのだろう。
こんなに素晴らしい眺めを黙って無料で提供してくれるとは。
みどりの日は良い祝日。
緑の日の祝日は清々しく晴れ、当地でもそれぞれ戸外
を楽しむ人達の姿が見られた。
夕刻の上越市大潟区はいつもの四ツ屋浜の林間にあ
る数カ所の大潟キャンプ場のサイトは所狭しとテントが
張られていた。
普段散歩をしている海辺の林間がこんな風景になるのを
初めて見た。
住んでいると何の変哲もない海辺へこんなに人が来て
くれるとは驚きだ。
樹下美術館がある上越市頸城区城野腰ののどかな通り
も緑と花。
そして樹下美術館の昼前、中高生男子6人の仕度が出来
ていた。
生徒さんたちは庭を回った後しっかり展示を見てから食事を
したり、お茶を飲んだと言う。
水が入った田んぼ脇のベンチで若い女性がゆっくり過ご
された。
若い人達を中心に伸び伸びと休日を楽しむ様子は素晴し
かった。
強風の日 チューリップの深植え 「ディア・ハート」。
日中強風に見舞われた日、昼の水田の東方に大きな白い雲。
滑らかで弧を描いた均一な形状は大きなレンズ雲であろう。
風の日の雲は変化があって興味深い。
こちらの花はあまり揺れないのは背が低いからか。
背が低いのはチューリップらしくないが、何人かのお客様から可
愛いですね、という感想が聞かれた。
球根を深く植えると背が低くなるとも聞いたが、可愛くしかも風に
強いのであれば深植えも悪くないと思う。
昨日に続いて懐かしい青春時代の歌声「ディア・ハート」
1960年代ヘンリー・マンシーニによって作曲された映画の主題歌。
青春時代の歌が思い出されるのは春のせいかもしれない。
明日また荒天が予報されている。
咲き始めた山桜は耐えることが出来るだろうか。
午後突然のように襲った「春嵐」。
本日午前はまあまあだったお天気が午後から崩れた。
昼休み時間にぽつりとお見えになった方とお話して、用事で来館された
方にお会いした。
午後の在宅訪問の時間が過ぎていて急いで出た。
その道中急に空が暗くなり小船津浜のほくほく線跨線橋で眼前にひど
い雲が見えた。
嵐になる、、、時間が無かったが急いでカメラを手にした。
西北方面。暖気と寒気か、白黒二色の雲が激しくせめぎ合っている。
写真の右下に紫色の部分があり、後でトリミングして拡大した。
雷(落雷?)が写っていた。落雷は普段撮ろうとしても中々撮れない。
同じ場所から北東方向、黒い雲が広がっていく。J瞬く間に視界の180度
以上にわたって暗雲に覆われる。
雲はあっという間に頭上に達し、夜のように暗くなり、煽るように風が吹いた。
午後3時半を回った時刻だったが、国道8号線の車はほぼ全てライトを点け
ていた。
在宅回りの途中でアラレが降ってきた。
車中後ろの看護師が春の嵐ですね、と言ったが正にその通りだった。
雷が鳴る中、止めた車から飛び出しては走り、三件の在宅を回った。
お寄りしたお宅の方が、天気予報通り凄いですね、竜巻があるかもと
言っていましたよ、と仰った。
私は全く予報を聞いていなかったので急変にとても驚いた。
仕事場へ戻る前に海へ寄った。奇妙な雲の西方遠くに青空が広がり明
るくなってきた。
夕刻のローカルニュースはいずれもこの嵐を取り上げた。
特に開花寸前と言われ、花見客が出始めた高田公園の状況をリポート
する局もあった。高田もかなりアラレに降られたようだった。
春は様々な嵐が襲う。
昨年4月、同業のゴルフコンペがあり、晴れていたが余りの強風で中止に
なった。
嵐は南風の熱風の時もある。これは始まったばかりの菜園や新緑の木の
芽に最悪で、苗や芽が枯れたりする。
嵐の後海難事故が報道されることもあって油断できない。
本日風やアラレなどは正味30分程度だったかもしれない。
一旦晴れたが、夜間ふたたび雨になり雷の音が聞こえている。
しかし明日から数日は晴れて暖かくなるらしい。
東京も今夜悪天候となり落雷があったようだ。
雪が降り寒かった日 シェリーのクイーンアン。
昨日昼は暖かくスタッフと庭掃除をしたばかり。
それが本日朝から雪模様でとても寒く、在宅回り
はびしゃびしゃと雪を跳ねながら伺った。
今年の開館まで一週間を残すばかりになりました。
この数年、毎春カフェでお出しする食器を追加して
きましたが、長く使用していたミントンのシノワズリが
傷んできたため替えることにしました。
今年は樹下美術館も満十周年、使ってみたいと思っ
ていたシェリー社のクイーンアンタイプのトリオをお
出しすることになりました。
↑1930~40年はアールデコ調の形が魅力のクイーン
アンタイプのトリオ(カップ&ソーサーとケーキ皿)。
雪のように白く薄手のカップはあたかもお茶を包む形状
をしています。
皆様から長く愛されますように。
寒波は終わったようだ 先輩のお通夜。
鳥取県や兵庫県など山陰の豪雪も垰を越えたに違いない。
それにしても多い所で例年の10倍も降ったというから、現
地の混乱はひとしおだったことだろう。
本日入り陽時の四ツ屋浜。
来週は暖かい日も混じるようだが、まだ春の気配は見当たら
ない。
さて今夕ある先輩のお通夜があった(享年90才)。
長野県ご出身で読書と俳句を好まれ、常に穏やかな先生
だった。たまに書店に寄ると必ず先生の姿があった。
沈黙は金と言われるが、書店にすっと立たれるご様子は印
象深く、今は尊い仏のイメージで浮かぶ。
荒天の空と海 難しい気象用語 辛かった昔の映画。
ニュースで見る西日本の山地や日本海沿岸の降雪はモサ
モサとして激しく、まさに豪雪地帯の様相を呈していた。
雪国の人間が他所の豪雪に驚いたり心配するのは珍しい
ことだが、このたびなぜ西日本が酷いのかよく理解ができな
い。
お天気の記事に「トランスバース型降雪バンド」という名の気
象現象で解説されていたが難しい。
また本日、「ポーラーロウ」と呼ばれる寒気一色(前線を伴わ
ない)で、渦を巻く局部的な強い低気圧が秋田沖に出現して
いるという記事を見た。
サイズは小さいが冬の台風というべき低気圧という事だった。
それが当地に与える影響などは分からないが、今後何度か
耳目にするうち漠然と理解できるようになるかもしれない。
今夕刻の四ツ屋浜の空と海。雲はどんどん接近してきて一
斉にアラレが降り始めた。
ところでその昔「空と海の間に」という映画(1955年、フランス)
があった。
大荒れのノルウェーの海域で漁船に起こった食中毒を世界各
地のアマチュア無線局がつなぎ、漂流する船に治療血清を空
輸するという話だった。
繋がらない無線、困難な血清の用意と輸送。そんな事情の中、
嵐の海で次々に倒れていく乗組員。
中学時代、アマチュア無線に夢中だった友達に誘われて観た
が、彼は興奮していたものの、自分は船上で苦しむ船員のたち
の悲惨なシーンの連続に辛い気持ちだった。今ならどんな風に
観るだろう.。
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