雨上がりの本日美術館で見たアマガエル、アキアカネ、ハクセキレイのヒナ鳥。

2018年6月28日(木曜日)

昨夜から朝方まで久し振りにしっかりした雨が降った。
何日も降らず乾きがちな庭が潤い、ほっとする。

潤いに促されたようにアマガエルとアキアカネが庭に現
れた。

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本日芝生を歩くとあちらこちらでアマガエルが跳ねたり動
いたりした。どういう訳かみな細い。
なぜ本日沢山出て来たのか、なぜ痩せているのか全く分か
らない。

 

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カフェから見えたハクセキレイの親子。向こう側がヒナ鳥。

 

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給餌を待っているヒナ。

 

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数羽のアキアカネを見た。今年初めてだが、アキアカネが現
れる時期と彼らが大好きなトクサが伸びる時期がおよそ同じ
なのも面白い。

 

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こちらは翅の両端が黒いのでノシトンボなのだろう。
トンボたちはまだ幼弱で黄色い色をしている。暑くなると涼しい山
へ移動し秋に赤くなって再び里へ戻るという。

秋、山から帰ったトンボがトクサに沢山止まり心なごむ眺めになる。

本日陶芸ホールに堀川紀夫氏のテンセグリティ作品を架けた。

2018年6月27日(水曜日)

日中、曇天ながらゆらゆらと南気の風が吹き暑かった日。
庭や芝生は心から雨を待っているが殆ど降らなかった。

さて7月26日から開催の「夏庭のテンセグリティ  堀川
紀夫展」が待っている。
「夏庭のテンセグリティ 堀川紀夫展」告知その1
「夏庭のテンセグリティ 堀川紀夫展」告知その2

庭の展示をメインに予定されているが、釘が仕込まれてい
る陶芸ホールにも掛けることになっている。本日作家ご本
人が調子をみるべく室内向けの小型の作品を持参された。

 

1
常設のる齋藤三郎の陶芸作品の間にテンセグリティの小品が
並ぶ。

 

2
いつもひっそりしている室内にわずかなざわめきが生まれてい
る。陶芸作品が少し毛色の変わった作品と出会って、何かそわ
そわしながら喜んでいる風に見える。

 

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面を見せる陶芸作品に対してテンセグリティは構造と内部空間
を見せる。陶齋の絵付けの妙に対して動きの対比も面白い。

 

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美術家らしい風貌の堀川さん。大きな体で小さなテンセグリ
ティを掛けている(屋外では地面に設置します)。

 

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廊下部分にもしつらえた。
白い壁面に浮かび魅力的です。

期間中ホールの作品はそのまま展示を続けるので、室内の堀
川作品は自ずとそれらとのコラボレーションになる。
その点、前回の塩﨑貞夫展と同じであるが、絵画ではなく今度
は立体。
伝統工芸と現代美術。少々風変わりな催事であるが、どう評価
されるかいささか心配しつつ、小規模な美術館ならではの冒険
を楽しみたい。
本日展示されたテンセグリティは既存展示との調和が意識され、
色彩と材質は穏やかなものが多く選ばれていた。
本番に向けて照明の工夫によってより冴えた展示が期待出来楽
そうであり楽しみだ。

 

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どうか皆様にも是非ご覧になって頂きたいと思っています。

一昨日は頸城区の玄僧を抜け、吉川区の朔日峠(ついたちとうげ)を越え、浦川原区の顕聖寺で火頭窓を見て二十三夜塔と出合った。

2018年6月25日(月曜日)

かって石垣、とくにボタモチ石を興味深く見ていた時期が
あった。
ボタモチ石は終わったが、時として私にはマイブームとい
うような事が起きる。

茶花、クリスマスローズ、芝生、ガクアジサイ、ユリ、モミ
ジなど植物、あるいは焼き物や絵画や本そして雲などもあっ
た。
それぞれは数年で終わったものから何十年と続いているもの
まで色々だ。

ところで最も新しいのは火頭窓で、始まったばかりというと
ころ。
過日上越市黒井の大慈院と寺町の久晶寺で見た事を書い
その後ネットで近隣を検索すると浦川原の顕聖寺で見られる
ことが分かった。
室町時代からの名刹だという。
一昨日土曜日の夕刻、思い立って出かけてみた。

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ニラ、ニンニクの臭気と酒気をおびて入山してはいけない、と書
かれている。寺は高台にあり石段を上る。

 

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親切なことに所々平らな石版が敷いてある。その左側を小さな
流れが涼しい音を立てて下っている。

 

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石段右側の一角に真っ白なユキノシタが咲いていた。

 

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現れた大きな本堂の正面にくっきり火頭窓。

 

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左にお堂がある。

 

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そこにも火頭窓。

 

 

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禅宗様式を取り入れたという 手入れの良い庭。龍神伝説が伝
わる竜神清水と呼ばれる池と流れがすがすがしい。樹齢数百年
の立派な杉も見た。
建物には興味をそそられる文字や装飾が見られ、知る人の話を
聞いてみたいと思った。

 

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帰り道、寺を下って出合った石塔。
「廿三夜(にじゅうさんや)」と読んで調べてみた。
すると塔は二十三夜月の夕から一晩、主に女性たちが集い(講
あるいは社中として)、経を読み飲食をともにして語り過ごす
「月待ち」行事を行った記念碑だとあった。

古くは室町時代から一部で行われ、江戸時代の中後期で最も盛
んだったという。
月に関係する集まりはほかに十三夜、十五夜、十九夜などがあ
った模様だが、二十三夜は全国あまねく行われ、特に1,3,5,
11月が選ばれている。

二十三夜は下弦の月であり、それは智恵を授けることで邪を払
い幸せをもたらす勢至菩薩(せいしぼさつ)の化身として人々に
親愛され、行事は教えに従い恩恵に浴する特別な晩だったらしい。

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Wikipediaより勢至菩薩(ケルン市東洋美術館蔵)。

夜半に出て明け方まで西の夜空で煌々と輝く半月は、仏として
女性を惹きつけ心酔させる力を有していたのか。
世間と月と信仰。特に江戸時代の庶民の寄る辺なさと心映えを
思わずには居られない。

盛んだった月待ちも、明治期の急な文明開化の中で迷信とされ、
また旧歴から新暦に変わったことなどから行われなくなったよう
だ。

振り返れば去る午後遅く、玄僧という頸城区の不思議な地名の
村落を抜け、新月を意味する峠である朔日(ついたち)峠を越え
て浦川原に出、火頭窓を見ながら顕聖寺境内を巡り、「二十三
夜の月待ちの塔」と出合って帰ったほんの1時間半。
そういえば寺のずーと向こう側、川を挟んだ遠い所に月影という
村落もあったなと、思った。

偶々その日は新暦ながら6月23日だった。

今夕九戸浜に消長した雲。

2018年6月24日(日曜日)

夕食御の大潟区九戸浜で、綾のように出ていたスジ雲が
赤く染まって消長した。

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東は米山方面に見えていた軽やかなすじ雲が遠ざかる。

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西の海の方角から帯状の雲がやって来る。

 

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一瞬萌えるように染まって通り過ぎて行く。

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続いてほとばしるような雲がやって来て日が暮れた。
最初の写真から10数分、ほかに一人の男性と一人の女
性がカメラを向けていた。

明日は浦川原は顕聖寺の火頭窓などを書いてみます。

幸せのための学校保健委員会 芝生の施肥 夏至の夕雲。

2018年6月21日(木曜日)

本日午後休診の木曜日、こんな書き出しで何十回、いや
それよりはるかに多く同じ書き出しをし、工夫の無さに
呆れる。
木曜は週半ばを過ぎた日で午前だけの仕事、年と共に余
計ほっと息をつくようになった。

そんな午後、大潟町小学校で学校保健委員会があった。各
学年から2名ずつのPTA学年委員、地域行政の保健師、栄
養士、学校から体育主任、栄養教諭、養護教諭、校長の21
人が参加して行われた。

何十年も参加してはいるが、毎回新鮮で有意義、そして緊
張を禁じ得ない。
このたびは睡眠がテーマだった。

近年インターネットの検索によって保健医療も幅広く調べる
ことが出来,保護者さんの意識も高い。
二学年つづに別れてグループの話し合いが行われた。
5,6年生のグループに参加したが、このグループは兄弟が
居ることが少なくなく、親兄弟で就寝時間を調整する難しさ
を語る人がいて、なるほどと考えさせられた。
私は5人兄弟だったが、およそ年令順だったと思う。ただ遊
び疲れて8時には寝ていたかもしれない、とふと思った。
疲れや週末との関係は大人も共通のなるほどだった。

普段お年寄りの問題に多く関わるようになっているため、
参加者の真剣な話をあらてめて興味深く聴いた。
保健師、栄養士からはメラトニン、セロトニンなど睡眠覚醒
に関わる脳内ホルモンの話題が出た。
こうなれば私など出る幕もないが、成長ホルモンと二つの自
律神経を例に、睡眠はその日の心身の修復を行い、一方明日
に備えて消化吸収と栄養の調整、心身の発達などが行われる
対切な時間、と追加させて頂いた。
大切の意味として“健康のため”だけではなく“しあわせのため”
と言い換えても良いのではないか、と話した。

会議終了後美術館に向かった。
地域活動に熱心な名立区のAさんが16名の美術愛好者を引率
して来館されていた。
すでに鑑賞を終えてお茶の時間だった。しばらくご一緒したが、
参加者さんから「欲しい絵があるが、売ることはしないのです
か」と尋ねられた。
当館では出来ないが、とても嬉しい話です、と答えさせてもら
った。

その作品は以下の倉石隆のデッサン「(座る女性)」だった。

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今年のテーマ「瞑目する人」の中に架かっている。重めの作品
が多い中で軽やかに感じられる一枚。わずかに瞑目した表情、
肩や胸の魅力、黒髪の強いアクセント、掛け物の軽やかな模
様、そして横長の形式など、とても良い。
油彩で仕上げられているものがあれば是非見てみたい作品。

美術館の後ホームセンターで芝の肥料とガーデニング用土を買い、
芝生に施肥をした。
連日時間があれば行っていて、本日は30㎏を撒き撒水した。

さて先月、十分に肥料を加えて柿の苗を植えた
本日よく見ると周囲の芝が一段と色濃く成長していることが分
かり、あらためて芝に対する肥料効果を知らされた。

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調べた所、芝生の施肥回数と一回量が少ない事が分かり、張
り合いが一つ増えた。

 

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今夕の大らかな夕雲、本日は夏至だった。
庭づくり(維持?)はいくら時間があっても足りず、また飽
きることがない。

アジサイの季節 名を忘れられても品格 静かな花の交替。

2018年6月19日(火曜日)

梅雨になっているが晴れ間が多く、しとしとと降り続く空に
はなっていない。

そんな日頃の庭で我が世とばかりアジサイが咲いている。
樹下美術館のアジサイは何とはなしにガクアジサイばかり
になってしまった。
強いて言えば可憐さと枯れた時の軽い感じから自然とその
ようになった。

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紅(くれない)。小さなものも含めて5株ほど咲いている。

 

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ダルマバノリウツギ。美術館をはじめる前から頑張っているが
年取ってきたので数年前から小さな苗を3株足した。名にウツ
ギが付いているがアジサイ科アジサイ属。

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名前があったはずだが、忘れてしまった。無名も格の内と言い
訳をさせてもらっている。

 

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カシワバアジサイ。親株は20年以上前からあり、この株は
6、7年前にひこばえを抜いて移植した。よく育ち親を越えつ
つある。

 

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小型で美しい青のアジサイ。これも名前があったはずだが
忘れてしまった。名は無くとも他に替え難い可憐さと品格を
有している。

先日まで華やかに主役を務めたキョウガノコ、アスチルベ、
ミヤコワスレなどはいつしかひっそりと退きつつある。
黙ってはいるが“来年もよろしくね”と言っているかもしれな
い。

久晶寺にもあった立派な火頭窓(かとうまど)。

2018年6月18日(月曜日)

去る6月12日の当ブログ(ノート)に火頭窓のある寺院
出合ったことを書いた。
後で上越市日ノ出町の曹洞宗の寺大慈院と知った。
曲線が用いられ炎のイメージがある火頭窓は明るく爽やか
で目を引く。

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過日掲載した大慈院の火頭窓。
不思議な事に頭がもやもやしていたが火頭窓を目にしたら
すーっとしてきた。

そこで昨日妙高市への用事のあと、上越市寺町通りへ入り、
短時間であるが、火頭窓のお寺を探してみた。
曹洞宗なのであるかも知れない、と期待した寺町二丁目の
久晶寺はドキドキしながら山門をくぐった。

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右手に齋藤三郎(陶齋)の記念詩文碑を見ながら進む。

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ありました。玄関両脇の火頭窓は期待以上に立派。
かって訪ねたはずなのに窓は気づいていなかった。
寺を現す卍も堂々としていて窓とバランスが取れている。

久晶寺は陶芸家齋藤三郎(陶齋)が中国から復員後、身を寄
せた所。兄泰全が同寺の住職だった。
陶齋はここを根拠に活動を始め、昭和23年隣接地に登り窯を
築き本格的な活動をはじめた。
陶齋亡き後、境内に友人、ファンによって詩文碑「此の男」が
建立されている。

火頭窓は上越市内および近隣でまだまだ沢山出合えそうだ。
何処にどんな窓があるのだろう、今後楽しみにしたい。

ツバメの集団飛行 赤い足環のスズメ アザミ。

2018年6月17日(日曜日)

昨日土曜日午後、柿崎海岸を歩いた。
翌日にキス釣り大会があるというので大勢の釣り人が竿を
振るって練習?をしていた。

その帰路、海岸ぞいに松苗が植林されている場所があり、
そこで沢山のツバメが飛翔しているのを見た。

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かって多くのツバメが集まり飛翔するのを水田で見た。その
時は田んぼに発生した稲虫を補食し、ひな鳥に給餌も行って
いた。

しかるにこの度は給餌動作が見られず、何かを捕食している
様子もなく、大勢でただ飛んでいるだけに見えた。

また集団は100メートルほどの距離で二つあるように思われた。
一つは20羽ほど、他は4,50羽、接点ではその境界が重な
っているように見えた。
スズメと同じくヒナが若鳥へ成長すると次第に大きな群を作り
秋の渡りに備えるという。本日の群はその初まりの段階におけ
る集団行動と長距離飛翔のトレーニングなのか。
今のところ親鳥たちは巣で最後の産卵、子育てに専念している
ことが考えられる。
長命とは言い難い鳥たちの日常は本当に忙しい。

ツバメと別れた後その先の海岸植物にスズメがやってきた。
画像を大きくしてみると左足首に赤い足環が見えた。
残念ながら右足が良く見えなかったが、どこかで捕らえられ
標識された個体かもしれない。

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長時間の飛翔と空中生活を得意とするスマートなツバメに対し、
スズメは地上や草木で地味に?生活する。
近距離で暮らす同じ鳥でも随分と行動が異なる。

 

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海岸からの帰路、高速道路の側道のアザミ。
この花には一定の日陰と湿り気が必要なようで、一帯ではおよ
そそのような場所でひっそり群れて咲いている。

昨日の事業所訪問 麗しかったSPレコード。

2018年6月15日(金曜日)

昨日木曜日は午後の休診だったが、産業医をしている事業
所の巡回があった。

比較的小さな会社とは何十年のお付き合いだが、当初の安
全衛生管理者の時代から作業環境や心身の健康管理に熱心
で、良い社風が受け継がれている。

ロボットはさらに増え、当初大型だったものが一層コンパク
トになり俊敏な動作をしていた。

 

1
素人の私などには暴走が心配なロボットだが、メンテナンス
をしているので心配ないということ。
今や作業の主役はロボットで、スタッフは材の供給と搬出、
付着物のクリーンアップあるいはロボットの監視などサポー
トに回ってる印象を受けた。

作業の安全と効率をテーマにした取り組みにはグループ検討
や事例の紹介が重ねられている。
また禁煙は長いテーマで一貫して取り組まれ、喫煙者は10%
にまで減り、この一年でさらに3人が禁煙した。
若い人で吸う人がほとんどいない、という話は何より嬉しかっ
た。

班を組みパトロールの腕章をつけた衛生管理者が増員され、こ
れまで一人の担当が付いて巡回したが今年は4人で一緒に回
った。
終わって話し合いの時間があった。大切なメンタル面で以前あ
った目立った欠勤者もなく、いっそうコミュニケーションが楽
な雰囲気を作ってとコメントさせて頂いた。

終わって夕刻ちかくから、美術館で友人が持参したSPレコード
を蓄音機で聴いた。

 

2
ギーゼキングのピアノ、プリムローズのチェロ、リパッティの
ピアノでシュ-マン、モーツアルト、ドビュッシーそしてバッ
ハなどを心ゆくまで聴いた。
グリークのヴァイオリンソナタはクライスラーがヴァイオリン
を、驚いた事にピアノはラフマニノフが弾いていた。
大正、昭和初期に世界の大家が演奏に込めたこまやかさが
伝わるSP。演奏者たちの互いの気配りや息づかいなどのリア
リティ、さらに録音された時代の背景にも毎回心動かされる。

 

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6月の晴れ間は素晴らしい。樹下美術館の開館を6月10にし
たのも最も良い季節と信じていたからだった。

“祈り”が本日のレコードに込められたテーマの一つだったよう
に感じた。庭の草木も風に吹かれながらレコードを聴いている
趣きだった。

特別展「堀川紀夫展 夏庭のテンセグリティ」のちらしが出来ました、その2。

2018年6月14日(木曜日)

本日は、昨日に続いて来たる7月26日(木)開催の「堀川紀夫展」のちらし
(裏面)を掲載致しました。

 

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以下にちらし文の「個展に寄せて」、堀川紀夫さんの挨拶文と活動経歴を
拡大し掲載致しました。

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両端にヒモ(ロープ、ゴムなど)を固定した棒材が1組(ユニット)となり、
その棒材の端を相手のヒモに掛け、掛けられた側の棒材は安定を求めて
他のヒモの張りを探す。
この作業を繰り返してユニットは数を増やし空間を占め、作者が目指す構
造体へと変化成長させていく。

この度のテンセグリティは鑑賞の対象ですが、人体や社会、あるいは生物
などをも連想させ楽しめます。夏の樹下美術館に現れる作品は親しみとと
もに新鮮さをもって皆様をお迎えすることでしょう。

「堀川紀夫展 夏庭のテンセグリティ」のちらしが出来ました。

2018年6月13日(水曜日)

今夏開催の特別展
「堀川紀夫展 夏庭のテンセグリティ」
-カフェからの眺めをメインに-
のちらしがいよいよ出来、出展者ご本人から届きました。

【展覧会概要】
開催期間:7月26日(木)~8月28日(火)

時間:AM10:00~PM5:00 水曜日休館
入館料:一般300円 小中学生100円
 (障害者手帳をお持ちの方は無料)

ギャラリートーク 樹下美術館陶芸展示ホール 
8月11日(土・祝日)PM6:00~7:00
堀川紀夫さんと館長が対談を行います。
会場費500円

3

 

ブログ画面が小さいためチラシ文“新たな眺めをつくる”
(館長筆)の部分を以下のように抜き出して掲載致しま
した。

“新たな眺めをつくる”
網のように連続して張力を有む糸・ヒモ・ロープと圧縮
力を持つ不連続な棒・柱・パイプ・を統合させる原理。
張力と圧縮力が共依存し引っ張り合い支え合って組み
上がるテンセグリティ(Tensegrity)構造体。

2つの要素の組み方に現れる緊張と安定そして動感、
さらに素材や色彩のバリエーションの楽しさ。
堀川紀夫さんによって生み出されるテンセグリティは
多彩な表情・景色を見せてくれます。

緑濃い樹下美術館の夏の庭。初めての野外イベントで
すが、美術館の雰囲気が一変しそうで、今からわくわく
しています。

樹下美術館 杉田玄

立体、野外展示、現代造形、テンセグリティ、、、、。
樹下美術館で初めての要素が四つもある夏の催し。
夏の庭と堀川さんのテンセグリティがどのように会話
し、どんな景観を生み出すのか、スリリングでとても
楽しみです。

ちらし裏面は明日掲載致します。

勇壮な雲 火頭窓。

2018年6月12日(火曜日)

梅雨入りが報じられているが日中には目立った降水は無か
った。
昼すぎ所用で出かけた道すがら四方におおらかな雲が見ら
れ、夕刻からぽつぽつと始まり、しとしと静かに降り続い
た。

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IMG_2000

 

IMG_1983
途中で見た曹洞宗の寺院の火頭窓。ぼんやりしているせい
かと思うが、当地で火頭窓を見る機会はそれほど多くない。
春日山林泉寺は正面から良く見える。
先の旅行で京都の広隆寺と高台寺で目にした。何故か昔話
のお寺のイメージがあり、この窓を気に入っている。

これからもっと注意して見てみたい。

樹下美術館のショップとグッズ。

2018年6月11日(月曜日)

大きな美術館では展示室のほかに立派なショップが設け
られ、売り場専属のスタッフが複数いることも珍しくあり
ません。。

そこには細々した生活用品や文房具、複製画から絵葉書
あるいは画集に書籍など実に多様な関連グッズが並んで
います。

それに比し樹下美術館には特別な専用スペースが無く、廊
下の一部にわずなか品を置いているだけのつましさです。

本日は精一杯のグッズですが、紹介させて頂きました。

シーグラス
近隣の海岸で見つかるものから形の良いものを選び以下の
品にして販売しています。

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ペンダント。黒また赤の革ひも、一個1000~1800円。

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黒テープのチョーカー。一個1500円。

 

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キーホルダー。一個800円。

当館のシーグラスは角が丸く厚みがあります。多くはビンや
漁具の網をつるすガラスの浮き輪が壊れ、カケラが長年海
中を漂い、削られ、こすられて出来たものと考えられます。
海の贈りものシーグラスには旅情幸運感が漂います。

夏が近づいたこともあり、シーグラスがよく出るようになり
ました。

ポストカード  一枚120円

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常設展示の齋藤三郎、倉石隆両氏の作品から。

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不肖館長のボタニかルアートから。

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樹下美術館関連の写真から。

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近隣の電車や鳥の写真から。

夏が近づいたこともあり、シーグラスがよく出るようにな
りました。

展示作家の図録。

IMG_1945
昨秋10周年記念として出版いたしました。
「樹下美術館の倉石隆」  58P 一冊2052円
「樹下美術館の齋藤三郎」 73P 一冊2592円
(A4版)

わずかなグッズですが、いずれも当館オリジナルです。
よろしければお手にとってみて下さい。

お示しした価格はいずれも税込みです。
手狭ですが、今後もう少し品を増やせれば、と考えてい
ます。

本日6月10日は11回目の開館記念日。

2018年6月10日(日曜日)

本日日曜日、6月10日は開館記念日に当たる。
うっかりしていたら夕食に妻がワインを注ぎ、おめでと
う、と言われて初めて気がついた。
今日はどうしよう、明日は、夏は、秋は、来年はと考え
るばかりの毎日、例年記念日は指摘されるまで大抵気が
つかない。

もう12年目ですか、早いですね、と皆様は仰り、私はよ
うやく12年目になった、と感じる。

当初の何年かは、一日誰も来館されない日があったり日
曜日に二人などという閑散も少なくなかった。
しかし来館者さんが次ぎに他の方を誘ってリピートされる
流れが少しずつ出来、またお一人で長くリピーして下さる
方もあり、数的に以前と変わりつつある印象を受ける。
最近の傾向として初めて、という方たちが増えているよう
に見受けられることがあげられる。
初めての方は展示をご覧になることが多く、また次回お知
り合いを誘って下さることもままあり、心強い。

そんな訳で皆様のお陰で何とかなろう、という気持ちでいら
れることをただ感謝する毎日です。
今後も心身に気を付け、張り合いをもって樹下美術館を営ん
で参りたいと思っています。

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東から見た本日の樹下美術館。

 

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今夕赤々と暮れた大潟区犀潟の海。

梅雨に入ったとは言え毎日雨が降るわけではない。
梅雨晴れや空梅雨だってあろう。但し梅雨開け前の豪雨と
日照不足や低温には警戒が必要なようだ。

“今のところ”順調な野菜。

2018年6月9日(土曜日)

昨年は駄目だったが今年のジャガイモはとても順調、と
趣味で畑を耕す方達の多くが仰る。
“今の所”と慎重な言い方ながら、上手く育っているらし
い。

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良く育ち花を点けたジャガイモ。

ジャガイモだけではないですよ、タマネギが良く出来、ナスも
キュウリも“今の所”良く育っている、と言う人もいる。

寒暖の具合が丁度良かったから、とも聞いた。
本日、ほんのいっときパラッと来たが、当地はまだ梅雨入り
していないようだ。
今後降り過ぎることのないよう、野菜が順調に育つよう祈り
たくなる。

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本日午後、近隣の蜘蛛が池の様子。空はかろうじて雨をこらえ
ていた。

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