大潟工会でコロナの話をしました アジの夕食。

2021年3月19日(金曜日)

今夕18:00から大潟商工会創立60周年の行事として拙講演をしました。
50周年の時にも何かお話しし、この度は「コロナ禍の健康管理」という事でした。私は既に後期高齢期にとっぷりつかっていますので、本当は話を聞く側ですが、以下拙い話をさせてもらいました。
健康管理ということでしたが、概観も必要と考えて始めました。

●初めに
・当初の国のもたつきは突然のコロナ初体験、それに続く研究所や保健所などの公的機関に超過重の印象があった。
・当初賑やかだった風邪並み論、PCR嫌悪、ウイルス自然消滅などの評論?には明確な根拠は無かった。
・医療ならびに医師会のみ科学と経験に基づいて真剣に心配しながら提言を続けているので、今後も耳を傾けて。
など流れの印象を述べました。

●次いで新型コロナウイルスの特徴、その強さと巧妙さとして
・他の主だったウイルス感染症が激減した中、ひとり新型コロナウイルスのみ活発に生存流行を続けている強さ。
・巧妙さとして、活動的な若年層にウイルスの集配を分担させ、高齢者と高リスク者には増殖の役割を担当させるなど世代特性を巧みに利用している。
・夏に弱るのではなく、休んで(自ら温存している)いるだけかもしれない。
など、ウイルスが洗練されている印象を挙げました。

●それをどう捉え戦うか、敵を知る
・手ごわい相手との共存(ウイズ・コロナ)は到底無理、やはり敵と捉え収束への努力を傾注するほかない。
・相手は人間の肺を借りなけば生きることも増えることも出来ないのは、ひるがえって弱点でもあろう。
・相手はどこにでもいる。感染の可否は私達の行動次第で決まる。
・感染していないのは、上手く予防しているからではなく、運が良かっただけと考えてさらに予防を心がける。
・予想される長い忍耐への動機づけと褒美は必ず必要。それは国にしかできない。みな命がけでやっている。国も命がけで経済支援を徹底せせ、実態に報いるべきだ。
・緊急事態宣言と解除の繰り返しの中、唯一ワクチンが重症化予防ひいては収束への助けになる。ワクチン有害論もあるが、インフルエンザワクチンが可能な人なら、前向きに接種を受け、自らと他者を守ることは十分意義あろう。
などをお話しし、

●生活の要点として
・あらためて過労の回避。
・ハイテンション、長時間接触、三密、の回避の重要さ。特に飲みで生じやすいハイテンションによる密接、大声、大笑い、唄、長い時間共有は高リスク。
※大勢の会食はノンアルコールをトライしてみる。ノンアルでも美味しい料理を工夫、研究することは、時代の先端であり売りにつながるかもしれない。
・精神面、特に長いストレスにどう向き合うかは重要な課題。
などを挙げ、

●健康管理とその効果として
・適量の運動、戸外時間、過食回避、現在の疾病管理、清潔などにいっそう丁寧に取り組む。それらは身体のみならず精神と免疫の維持活性が期待出来る。
・ストレスや鬱への対応として、際限なくウイルス関連情報を探さず、一定の時間を決めて日々の数字、主だったニュースの確認に収めてみては。
・外出は巣ごもりによるメディア、PC、スマホの接触過剰がもたらす超近視、眼精疲労のリスクをを軽減、回復を促す。
・なにより心身に余計な負担を掛けず、日々自らの「新鮮さ」を保つイメージを持って想定される長期化に対応しよう。
など一応まとめとしました。

●最後にワクチンの接種見通しと変異株への有効性の質問がありました。
・正直、関係者の末席にいる私ですが、具体的スケジュールがどのように下りてくるのか分まだかっていない。
・現段階で現ワクチンは変異株もカバー出来ると言われている。
とお答えしました。

何時の頃からか、私の話は予定より短く終わるのが常となり、このたび予定の45分は司会の紹介や質問も入れ40数分で終わりました。
短いのが良いのか否か、正直分かりません。
ただ話したいだけ話すのではなく、一応聴く人の側で話すことのみ心がけるているつもりです。

 

夕食は知り合いが釣ったアジの南蛮漬けと、モヤシと春雨の中華風サラダでした。
緊張して話しをしましたのでお腹が空いていました。
近くで大きなアジが釣れているようです。

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