昨夜風が止み雪が降った 昭和50年代の豪雪の夕べ。

2017年1月14日(土曜日)

昨日、静かな夜間は思わぬ雪降りがあると書いた
途端、夜は静かになり降った。

1
午前中の診療所前の県道、辺りは30㎝ほど積も
った。
今のところまだ少ないが、記録的な寒波ということ
で明日にかけてさらに降るという。

当地で忘れられない豪雪が昭和50年代後半にあっ
た。
交通はぎりぎりに追い込まれ、夜間通行止めにして
除排雪が行われた。
作業車輌の不足から、宮城ナンバーなど他県の車
も混じり、それらの多くは素人目にも一般的な土木
工事用の車だった。

沢山の車が集まり、夜通しピーピーと音を鳴らし、ピ
カピカ灯をつけて作業が行われた(2,3日続いたか
も知れない)。

そんな時の夕刻、閉院直前に5年生だったか女の
子がおじいさんに連れられて来院した。
高熱でぐったりしていて、診療を終えると大雪の駐車
場で抱えられるように車に乗せられた。
当時の診療所は窓から駐車場が見え、二人を見送っ
た。

女の子は大きくなるととてもきれいになった。
成人後何度か来院されたが、おじいさんはもういな
い。
豪雪と聞くと混乱した日の夕刻を思い出す。

上越市大潟区の寒波の日の海、通り、池、山茶花。

2017年1月13日(金曜日)

今冬最大という寒波が来ている。北日本や県内内
陸の各地では大雪となった。

幸い仕事場の大潟区など沿岸は風のせいか、気温
の関係か大雪を免れている。

午後、海岸と在宅の回り先である大潟区内雁子(うち
がんご)の往き来でコンパクトカメラを取り出して写し
た。

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荒れる日本海(夕陽の森駐車場から)。

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↑仕事場の通り。

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↑近くの国道沿いにはアパートがよくあります。

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↑先日訪れた大潟水と森公園

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↑先日雁のねぐら入りを見た朝日池に沿って行く。
正面の米山は雪雲にけぶっている。

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↑目指す内雁子集落の西側の森。

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↑集落で見た山茶花。

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↑集落を後にする。

さて今夜から明後日までさらに強い寒波が来る。
私の所は例年雪は少な目なので往来はやや恵まれ
ている。

だが今後夜半に風が止み静かになった朝など、びっ
くりするほど積もることがあろう。
時には浜雪などと呼ばれ山間部より降ることもある。

本日目立った降雪は無かった。

2017年1月11日(水曜日)

昨日の強い風はやや収まったが冷たい雨が降った。
午後からの施設と在宅回診時の外気は3℃、雪の準備が
整っていた。

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↑本日午後の樹下美術館。
今年満10周年、早く開いてと言っているようだ。

夜になってアラレの音がしていたものの、辺りはわずかに白
くなっている程度で済んでいる。
内陸は随分降ったが当地の本番はこれからの模様。

急変する天気。

2017年1月10日(火曜日)

昼過ぎまで良く晴れて気温も上がっていた。
せっかくの晴れ間、昼遅くシーグラスでもあればと思い、
柿崎海岸に向かった。

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途中で寄った上下浜で雲と風が出てきた。


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柿崎海岸に着くと車のドアが開けられないほどの強風。
時折陽が射すなか風上に向かって歩いてみたが、パチ
パチと砂塵が吹きつけ顔が痛い。余りの事に引き返した。

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↑砂嵐に耐えているのは白いひよこ?

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カモメでした、強風を避けてうずくまっていました。
正面から見るととても可愛い顔をしています。
風に向かっじっとしていますが、時々煽られて飛び立
ちます。

5
帰りに寄った柿崎漁港も大荒れ。
上下浜からわずか一時間で天候は最悪になった。

これまで温暖だった今年の冬だが、北海道の東にあ
る低気圧が台風並みに発達していて、強い冬型の気
圧配置になっている。
これから週末にかけて大荒れが予想されている。

吹き付ける雨のなか5軒の在宅を廻った。
本日運動が足りていなかったので、車からお宅まで
看護師と走った。

ブロッコリーが出た夕食 高騰が続く野菜。

2017年1月9日(月曜日)

去る7日、上直海のブロッコリー畑を書いた所、今夕鶏の唐揚げ
ととも夕食に炒め物として出た。
美味しく頂いたが、価格は決して安くはないらしい。

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↑夕刻のニュースで東京の野菜高騰を報じていた。
秋以来続いていて白菜は昨年の3倍、キャベツは2~3倍、
大根は2倍だという。
レタスは安い鍋にはなりにくい。料理屋さんも困った顔をし
ていた。
当地でも高値らしいがいつまで続くのだろう。
果物もバナナ以外は高いという。

墨絵風の大潟水と森公園 松枯れ 朝日池の水鳥。

2017年1月8日(日曜日)

本日日曜日も暖かく、風雨なく静かな日中、県立大潟水と森公園
を歩いた。

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↑暮れていく鵜の池と妙高連山、間もなく午後4時の頃。

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↑黄昏時は墨絵時。

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↑湖沼の中を古墳まで行くのは軽やかな赤松の道だった。
それがこの一両年松枯れを起こして急変した。

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↑上掲の左側で新たに伐採された枯れ松。
松枯れは全国で何十年、延々と続いている。
環境の長いテーマであり、樹下美術館の隣接地もあっと言う間
にやられた。
私はあきらめないでここに松苗、出来れば同園に実生から生え
ている自生の苗を植えたら良いと思う。自生苗は強いし、松は育
ちが早く、来園者が成長を見るのは楽しいことでもある。
罹患は主に成木なのでそれまでの間に進んだ予防措置や対策
法が見つかる可能性もあろう”

それにしても最先端の癌医療をリードし、科学部門で多数のノー
ベル賞受賞者を輩出するわがサイエンス国家が松枯れ病のな
すがままにされているのは、どういうことだろう。

その公園内の道中、隣の朝日池方面から盛んに雁や白鳥の鳴
き声が聞こえてきた。
水鳥の朝日池は近く、ねぐら入りを見るべく急いで向かった。

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↑普段この辺りは風が当たらすカモが沢山居る場所だが、本日は白
鳥(主にコハクチョウの様子)がいる。

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空が埋まるほど、次々に飛来した雁(マガン、ヒシクイ双方かと
思われますが区別が付きません。ねぐらは林の裏側にある入り
江のような所と思われます)。下方の白い部分が白鳥。
コウコウと鳴く白鳥、キュルルという雁、寒い空に響く喜びの声に
は心癒やされる。

何年ぶりかで見たねぐら入りは壮観だった。いつかもっと素晴らし
い光景を見てみたい。

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↑本日暮れる大潟水と森公園公園の広場。
すっかり暮れているのに犬を散歩させる人達が立ち話をしていた。

暖冬の土曜日の上下浜海岸 柿崎区上直海(かみのうみ)のブロッコリー畑。

2017年1月7日(土曜日)

今のところこれほど雪の無い冬も珍しい。
本日土曜は晴れて、車に乗って上下浜から長峰、上直海
を回った。

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上下浜から西は鵜の浜方面。

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東は三ツ谷浜方面。
アングラーたちが盛んに投げ釣りをしている。

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↑上直海で見た尾神岳、手前は広いブロッコリー畑。
県指導の試験栽培を経て成功しているというブロッコリー
栽培。
ブロッコリーは雪下野菜としても期待されているようだが、
本日晴天のもとで収穫が進んでいた。
同所は通年的営農への努力で大臣表彰を受けている。

ブロッコリーはビタミンB、ビタミンC、カロテンや鉄分を豊
富に含み、茎部には繊維分も多いという。価格も手ごろ
で野菜の代表選手の一つであろう。
茹でずに塩こしょうしてオリーブオイルで炒めると、歯ごた
えが心地良く子どもたちも喜んで食べるという(妻の言)。

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↑冬によく見られる猛禽のノスリ。

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↑鳥インフルエンザが一段落したようで良かった。

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閉館中の樹下美術館のクリスマスローズ。
暖かくて開花してしまいそうだ。

冬休みにおける人の移動の後インフルエンザが勢いづ
いている。

施設の血圧のなるほど 老人、高齢者の定義。

2017年1月6日(金曜日)

晴れはしないが雪も降らないお天気が続く。
本日今年初めてある老人たちのホームの回診
に伺った。

たまたまテーブルを囲んでいた4人の方の血
圧がいずれも115/55前後と一致していた。
「よく揃っていますね」と思わず言うと、
「皆で同じ物を食っているからじゃないの」
男として一人だけ混じっているお爺さんが仰った。

私は二つの施設を担当しているが、ここではホー
ムの一部、わずか7人が受け持ち。
昨年問題を生じられた何人かの方も、本日静か
にテーブルを囲んでいた。
たった一人の男性としてくだんのお爺さんは、ど
のおばあさんの髪の色がどう変わったかもちゃん
と知っている。
かなりのお年だが女の中の男一人としてますま
す冴えてきた。
だが中には生活が単調すぎて自分の名を忘れて
しまった人もまじる。
しかしそれはそれ、別れ際に手を振るのを見て、
頑張って生き着いた先がここなら、同じテーブル
を囲む皆さんは、ここはここ、幸せではないのか
と思った。
一方でこのような光景が一般化したのは最近の
ことであり、まだまだ課題もあろう。

さて高齢者の年令基準を65才→75才に遅らせ
る案が示されて、大賛成。
しかしその間を「准高齢者」などと呼ぶのは如何
にもお役所の手抜き仕事風で賛成出来ない。
「成人」のままで良いと思うが、年金を貰いにくい
というのであれば、年金をそのままにして新たに
「達人」と呼ぶのはどうだろう。
私なら一度はそう呼ばれてみたい気もする。

今後「成人」→「達人」→「老人」→「長老」→「高
老」などとして、「高齢」を止めてはと思う。
「高齢」は数量的また物理的で無味乾燥である。
「老」なら畏敬や言祝ぎが込められ、「人」として
の姿、形が浮かぶ。
孫にも衣装、案外衣装としての呼び名は大事だ。

ところで近時、公人的な人から老人を忌み嫌う青
臭い駄説を聞く。
世代替わりが進行する長寿社会は日々新たで複
雑である。
取り組みがいのあるスケールの大きな仕事を前に、
早々に匙を投げるようでは政治家やジャーナリスト
として真に情けない。

長くなりました。

松林をほんの少し走った。

2017年1月5日(木曜日)

本日1月5日、木曜日は自分の仕事はじめ。雨雪は
無かったものの、風強く寒く感じられた。
30日から6日も休み、ご迷惑をお掛けした事もありな
んと案じられるが、妻が持つ診療所からの転送電話も
鳴らず、お陰様で十分な休養が出來た事に感謝を禁
じ得ない。

さて仕事始めとはいえ、木曜日は午後の休診日。午
後は書類を書いたり図録をチェックして過ごし、寒かっ
たが夕刻は歩くのに外出した。

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↑先日と反対に四ツ屋浜から鵜の浜方面へ向か
った。車の車外温度は4℃だが海かぜが強く体感
は厳しい。

往復2,5キロを30分ほど歩いたが、まさかの事
に往きの途中で突然3分ほど走った。
何故走ったのかよく分からないが、300メートルば
かりだったのか。
如何に短くまたゆっくりでも歩くと走るとでは全く違
う。
恥ずかしい事だが、300㍍も走る事など何十年来
まったく無いことだった。
息切れはなく、靴はジョギング用だったが、突然な
のでアキレス腱や膝また股関節などがショックを受
けているように感じて無理をしなかった。

それにしても今さら何故走ったのだろう。
誰も人が居なかったせいもある。
普段地元で出歩くとたちまち知っている人と出会う。
私が防寒具を着て暮れる松林を走っていたなどは、
いかにも面白かろう。
あるいは新たに重ねられた年への抵抗か挑戦だっ
たかも知れない。
きっかけの一つは、一昨日の散歩で50メートルほ
どのゆるい下りを走ったことのようにも思われる。

一昨日のことにしても何だったのか。

普段家で開脚屈伸や捻転そして腹筋運動を繰り返
し、滑稽なことに階段は左右交替の横向きで昇降し、
全速歩行や後ろ向き歩行、そして横歩きも日課のよ
うにしている。
もしやそんな事をしていると、老人でもある日突然
走り出すような事が起きるのだろか。

枯芝が生える土の小道は如何にも優しく招く、帰り
は負担を避けて上り坂だけ走った。
まさか続けようとは思わないが、だれも居なかったら
また少し走ってみたい。

距離は違うが、こんなことは30年も前、時間ぎりぎ
りの上野駅に向かうタクシーが渋滞に遭い、途中で
降りてホームまで走って以来のような気がする。

本日正月三日の吉凶 塩ラーメンから若き日の外食。

2017年1月3日(火曜日)

本日正月三日目、当地の最高気温がほぼ9℃、
最低が4℃、これでは雪にならない。

夕刻に上越市は高田の本町へ出かけた。
そこで思いも掛けぬ齋藤三郎の優品と出会い、
思い切って求めた。
刊行予定の図録に間一髪で間に合い、これが
先日のおみくじにあった「吉」なのか、と思った。
但し今朝何故か車のバッテリーが上がってい
て、結局今年も吉凶交えて始まる事になった。

塩ラーメン
帰路、上越市は大潟区犀潟の大雅飯店で
塩ラーメンを食べた。モンゴルの塩、鶏ガラ
スープ、細めの麺、上手く乗っているネギ、
みな素直で美味しかった。

私は塩系の麺類が好きでタンメンも良く食べ
る。
その昔、昭和30年代半ばの浪人時代、予備
校のある代々木の店で、行けばタンメンばか
り食べ、野菜の中から時折顔を出す小さな豚
コマを喜んで摘まんだ。

当時、薬「キャベジン」からキャベツが脚光を
浴び、胃に良いからタンメンはキャベツの大盛
りを頼むと言う先輩もいた。
タンメンの上にキャベツの千切りが山と盛られ
て出てくるのを食べたことがあったが、あまり
のことに胃に良いとは思われなかった。

東京工大がある大岡山が長く、そこの「味楽」
という店によく行ったし出前も取った。
思えば出前を普通に考えていたが、手間と人
手は大変だったのではないだろうか。
わざわざそのため、修行も兼ねた若者を雇っ
ていたようにも思われる。

味楽ではとろみが付いた味楽メン(天津麺だが
やや甘い)が美味しく重量がありよく食べた。
ちなみに味楽の親方は旧東頸城郡は松之山ご
出身で、出前持ちの子は中卒後間もなかったの
か、ぎょろりとした目の坊主頭でとても若い人だ
った。
無事なら70才近くなっているのでは。
新年は自分の心配より人の心配、どうされてい
るだろう。
大岡山にはもう一軒、小上がりがある「大福」と
いう新潟県出身のご飯屋さんもあり、アジのフ
ライなどはふっくらと揚がり、白菜のお漬け物と
真っ白などんぶりご飯が美味しく、近くの先輩た
ちと良く行った。

あるいはお金が無くなると、いらっしゃいませー!
と奇妙なイントネーションの鼻声で迎える、これ
もとても若い女の子がいる食堂で「めざし定食」
を食べていた。
目刺し一皿と生卵、お新香や味噌汁が付いて
いたのか、案外これも普通だった。
弟はおぼえているだろうか、よくこの子の「いらっ
しゃいませー!」を家で真似して笑った。

ああなぜ昔のことをこんなに良く覚えているのだ
ろう。
今のことは世間に「食堂」という店がまだ有るのか
どうかも分からない。

大潟区の夕陽の森公園を歩き万年青に出会う。

2017年1月2日(月曜日)

正月二日目の日中も穏やかで、夕陽の森公園を歩いた。
鵜の浜温泉の西隣りにやや高く見晴らしの良い駐車場
があり、そこを起点にして大潟キャンプ場まで往復した。

 

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駐車場から西の方面、矢印の狭い所からのぼっていく。

 

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すぐ夕陽の森展望台に出る。

 

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展望台から振り返ると私の車が見える(矢印)。
その向こうは鵜の浜温泉。

 

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展望台を降りるとハマナスの池が近い。

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池を後にして少し下る、ここだけ走ってみた。

 

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起伏を入れて様々なコース取りが出来る。ここは
広く平坦。

 

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道すがら数百メートルごとにトイレがある。
4つあるが半数は冬期のためか閉じられていた。

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しばしば夕陽を撮りに来る四ツ屋浜へ。
この裏手にあるキャンプ場を横断して引き返した。

 

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キャンプ場に隣接するアスレチック広場。

 

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一帯には往時の屋敷跡である窪地が多い。窪地は
沿岸の強風を避けるためのしつらえだった。
国道、新国道などが次々内陸方面に整備され、住
民は沿岸を離れてそちらへと移動した。
屋敷跡は手入れされ、広場として用いられている。

 

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途中で自生と思われる万年青(オモト)を見つけた。
過日ほかの雑木林から万年青を手にして出てくる人
と出会った。
私は知らなかったが、この辺りに以前から自生してい
るのか、海岸に近い林の日陰を好むとも聞く。縁起の
良い植物なので幸運を感じた。

 

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帰りのハマナスの池は行きの反対側に出た。

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度々歩いていた道であるが、出発の駐車場当たりか
らキャンプ場まで直線で約1キロの一帯を夕陽の森
公園と呼ぶらしい(詳しい区画や名称が分かりません)。
地元の人は好んで歩いたり走ったりしています。また
展望台には温泉客さんが時々来られます。
県立大潟水と森公園とひと味違う変化に富んだ、ど
こか不思議な感じがする良い場所だと思うのですが、
如何でしょう。

大変長くなりました。

夕刻に向かって晴れた2017年正月の初詣。

2017年1月1日(日曜日)

本日、正月元旦の午後遅く、予報の通りに雨が上が
り、陽が射した。

その晴れ間に柿崎区の圓田神社(えんたじんじゃ)と
楞巌寺(りょうごんじ)へ初詣に行った。
楞巌寺は文化庁の登録有形文化財。

1
↑晴れてきた上越市は大潟区の通り。

2
途中、坂田池から眺める清々しい尾神岳。

3
↑圓田神社の社殿。松飾りの葉牡丹が左右紅白に分け
て生けられていた。

4
毎年可愛い巫女さんがいる。
縁起物を買い、引いたおみくじは吉だった。

 

神社を出てそのまま東に進むと間もなく左手に楞巌寺。

 

5
↑楞巌寺山門。日章旗と仏旗が清々しい。

6'
↑境内に小さな社殿があり、猫がいた。

6
上掲の社殿の中に圓田神社の霊串(たまぐし)。
自分たちの行動もそうだが、神仏混淆を自然に
享受している。

 

7

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苔むす境内の随所に菩薩が安置されている。
寒さよけであろう、赤い掛け物が愛らしい。

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↑六角堂。

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楞巌寺を出る時さらに強く陽が射した。

 

9 - コピー
神社参りから帰る人の心あたたまる光景。

貴重な元旦は雪も無く初詣は晴れ間に恵まれた。
普段煩悩にまみれているので、こんな日に出会え
ると心洗われる。

食べ過ぎているので、明日から軽めの二食にしな
ければならない。

昨年5月に義父が逝去し年賀を欠礼させて頂きまし
た。

静かな大晦日。

2016年12月31日(土曜日)

今夜から明日午前中は雨降り模様の2016年の大晦日。
今年は手書きの書類やパソコンの文書などに2016年の
文字を沢山書いたような気がして、思えば懐かしい。

高田の割烹「京」さんが作ったおせちはすべて手作りで、
摘まんでみると後を引いた。
徹底して素材に忠実、野菜が多く、胃に優しく素晴らしい
お料理を正月の間楽しみたい。

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どれほど手を掛けているのだろう。

 

 


サイモンとガーファンクルの「サウンドオブサイレンス」。
1960年代後半頃、毎日どこかから聞えてきた。
すべてを吸い込む「真理としての沈黙」と「黙っているだ
けの沈黙」のどちらを歌っているのか分からなかったが、
「地下鉄の壁には予言が書いてある」の一節が印象的
だった。

今夜は静かなのでこの歌と雨の音で今年の拙ブログを
終わりたい。
「ご覧いただいた皆様本当に有り難うございました、どう
か良いお年を」

10大出来事。

2016年12月30日(金曜日)

あと二日で2017年の新年、この際敢えて子どもに
帰って、
“あと二日であさってになる”、と言ってみた
い。

樹下美術館が無事に10年目を過ぎたことが第一で
すが、
今年の10大ニュースを急いで振り返ってみま
した。

1.糸魚川市の大火災:一番最近、かつ隣市の災害。
親戚があり
尋ねた人が、むごたらしく言葉も無かった
と仰った。

2.新知事誕生:いつまでも安心な県でありますように。

3.当地の鳥インフルエンザ:無事収まったようで良か
った。

4.熊本地震:先輩も被災し無残な熊本城の姿がシン
ボリックだった。

5.トランプ氏登場:明暗不明だが、明ならば根っから
の商人魂によって
生産性の乏しい戦争や、不経済な
同盟関係を緩和させ、内需を
起こし、政治色を薄め世
界を相手に商売に熱を入れるのか。
新たな
カオスの始まり?分からないが第二次世界大
戦後の最終レジームが始まるのか。

6.気象の異常:庭の草花、野菜、果樹などおしなべて
低調で、小鳥
の数まで減ってしまったように感じた。
台風の発生地が極端に北上し、幾つかは奇妙な進路
を取った。

7.新生ミャンマー:不屈の人アウンサン・スーチーさん
がついに首相に、今後どのような国になるか興味深い。

8.日本女子ゴルフオープン選手権:高校3年生のアマ
チュア畑岡選手がプロを破って
優勝。
すぐプロに転向したがゴルフ界のためにそれで良かった。

9.ノーベル賞受賞:毎年日本人がノーベル賞を授賞出
来ますように。
翌日追加です:ボブディランの授賞も大きなインパクト
がありました。

10.オバマ大統領のキューバ訪問:今後トランプ氏がど
のように対応
するのだろう、差し迫った試金石に見える。

おまけ.英国のEU離脱:世界では何が起きるか分から
ない。

決めたが困っているように見える、どのように着陸するの
だろう。

※5番のことはたわ言ですのでお聞き流しを。

昨日洋梨、本日は熊本の柑橘。

2016年12月29日(木曜日)

今年4月、思ってもみなかった熊本地震に驚かされ
た。
たまたま学生時代の部活の先輩が市内で被災され、
わずかながらお見舞いをした。

最初の一段落のあと、スイカが送られてきて南国産
の美味しさに目を見張った。
そしてこの度みかんなど10種もの柑橘類が届いた。
こんなにして頂いて恐縮だが、当時こちらからお届け
した米や日本酒が美味しく、勇気づけられたと仰る。

 

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沢山頂いたオレンジ類の一部を皿に盛ってみた。
南国の香り一杯のみかんのほかネーブル、ハッサク、
マンダリンなど10種類近くが詰められていた。

風が渡る広大な水田の風景も良いが、当地に少ない
果樹園は一種あこがれがある。
昨日の洋梨、本日の柑橘、いずれも皮をむきながら一
息つける優しい食べ物で有り難い。

今なお復旧に忙しい熊本市内、病院の外壁のヒビ割れ
などは、手つかずのままだという。

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