雪の往診

2010年1月15日(金曜日)

 降らなければ吹かれ吹かなければ降られる。数日、夜は静かでひどく降った

 ここ上越市大潟区は海沿いなので、雪は少ない方だ。それでも1メートル近くの積雪となり、道幅は極端に狭くなった。すれ違いは人も車も神経を使う。幸い今日は往診が無かったがこれから少々心配だ。

 

 冬と言えば30年ほど昔の大雪の夜、遠い里で脳卒中の発症があった。めざす集落へは車で入れず、暗い雪原を新雪に埋まりながら家を探した。当時の救急事情はまだ悪く入院は翌日となった。その後この方は25年ほど健在された。今は残されたおばあちゃんを時々訪ねるが、お家の辺りはなつかしさが漂う。 

  

     
一昨夜の車 今朝、隣で妻の車が埋まっていた

 

 4WDが普及する前の大雪はタクシーを使うことがあった。ある日タクシーが雪に嵌って動かなくなった。降りて運転手さんと共にスコップを握り、板や毛布を敷いて車を救出した。また私自身が脱輪したときは農家の耕耘機に助けらたこともあった。そして皆さんに押してもらったことも、、、。

 

昔は色々あったが、色々させていただいてためになった

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