最後に素晴らしい月の影絵 終わったGW。 

2012年5月7日(月曜日)

最も遠方は18分先の石橋のカメラ屋さん。文字通りお出かけなしの連休が終わった。

 

座ってばかりの毎日で、いつもはあっという間に終わる連休を長いと感じた。我慢の机修行、これまで何度もやり直しを繰り返した図録編集を今度ばかりは終了とさせた。
図録は地獄?などと弱音も吐いたが陶齋では129点の写真とリスト(名称、年代、サイズ)、用語集、年表、アルバム、私の絵をカットに用いた扉、奥付、最後に目次を入れて68ページとなった。

倉石隆氏の分はアルバムを残しているが、ほぼ同じ仕様で124点51ページだった。

夕刻美術館に出向いた。連休は昨年より賑わった印象がある。頑張った若いスタッフをねぎらい、庭と芝生の草取りを小一時間。暮れて最も遠いお出かけとなったカメラやさんへインクを買いに行った。

帰りの車窓の月がまことに見事、昨日が最大だったらしい。樹下美術館のベンチへ寄って田んぼの月を写した。

 

最後の夜に、素晴らしい時間が待っていた。

1IMG_9394
電線で遊ぶなんて。
3IMG_9455水の田で草が祈りはじめた。5IMG_9487
たたんだパラソルの下でつる草がデート。7IMG_9508
お月見して幸せそうですね。
2IMG_9396
ケーブルを這うのですか。4IMG_9465痩せたピエロが笛を吹く。6IMG_9497
恥ずかしそうな草も出てくる。
8IMG_9513
登る月が畦にもぐって終了。

 

大きな月がゆっくり高い鉄塔のテッペンをを横切った。田の月は移動しながら次々に畦の草を影絵として見せた。およそ45分、始まったばかりのカエルの声を聞きながら、あたかも古いディズニー映画を見ている気分だった。本当に素晴らしかった。

 


昭和50年代後半、車でよく聴いていたラロ・シフリンの「MOON GLOW」
子どもたちと夏のお出かけはこの曲で出発。

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